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2016年7月8日金曜日

Cort of Arms ~ORNE~

今までのオルネフラワーとは、ちょっと趣の異なる今回のオルネ。
課題は、“紋章”。
カーヴィーラインが優しさをも感じさせますが、シンメトリーの姿は威風堂々としています。
“Arms”とは武器を意味するので、元々はお互いの利益をめぐって戦い合うために用いた“盾”が紋章だったらしいのです。
日本と世界の歴史を振り返ってみても、戦いの絶えなかった時期と平和だった時期を繰り返して今日に至りますが・・。
もっと宇宙規模で考えたなら、どの時代も生きている人の一生は、刹那にすぎないのに。
無慈悲で凄惨な新聞記事を読むたびに思うこと。
愛ある日常であれ・・と、懇願せずにはいられません。
課題制作を振り返り備忘録としてこちらに記すと、たった一つの作品から色々なことを考えます。

さて。
日本なら、その家系を意味する家紋があるけれど、我が家の家紋が意味するところは・・?
上の子が幼かった頃、お盆に墓参りへ行くと、決まって家紋の話になるのが今では良い思い出(笑)。


淡いピンクと濃紺のビーズの組み合わせも、思った以上に素敵に感じます。
優しさと凜々しさの両方が見え隠れする今回の紋章は、紺色のジャケットに添えたい気分(笑)。
ブローチ仕立てにしてみましょうか。

2016年7月5日火曜日

Ribbon ~ORNE~

リボンモチーフは、ハートモチーフに並ぶガーリーなアイテム。
こういった可愛らしいオルネには、どんなフラワーアレンジが似合うだろうかと頭を悩ませます(笑)。

合わせたビーズは、8月の誕生石を思わせる美しい黄緑色の“ペリドットカラー”。
春に制作した蝶々と同じビーズを用いています。
爽やかな甘いリボンが完成しました(笑)


“夜のエメラルド”の異名を持つ「Peridot」って、鉱物(有色)で言うところの「カンラン石」。
高校理科の地学辺りで、さらりと学ぶのかな・・。
大人になってから、改めて長女の教科書を見せてもらうと楽しい(笑)。
尚且つ日本は火山列島なので、経験を積んで視野が広がった今なら、教科書の中身や参考書を見せてもらうと、日常の更に奥深くが分かってためになります。

オルネフラワー→ペリドットカラー→高校地学・・・。
趣味から広がる境界なき好奇心に、娘たちがほくそ笑むのが分かります。
いつものお母さんが始まったねって。
私の行動は、子どもたちにとっては想定内ってことかな(笑)?
私にとっては、その作り方も好奇心だらけのオルネフラワー。
随時、更新していきます(笑)。

2016年7月2日土曜日

Ring ~ORNE~

このところ連続投稿の中級オルネフラワーも、終盤に差し掛かってきました。
今回課題の“Ring”を作るための、私の頭の中の閃きは“モロッカンスタイル”。
以前プリザーブドフラワーのコサージュでも、強くイメージした海外ドラマ“SEX AND THE CITY”がやはり脳内をうろうろ(笑)。
6年前の夏封切りされた劇場版は、バカンス先がアブダビ設定のオール“モロッコ”ロケだったそうで、当時は異国情緒溢れるビビットな色彩とデザインは、何をとっても新鮮でした。

今回のオルネフラワーは、ちょっぴりそのエッセンスを取り入れて。
コールド・パープル・イエローで、オリエンタルなリングの完成です。


自分の惹かれるテイストって何だろうか?と思います。
プリザーブドやアーティフィシャルで作るときも、オルネフラワーで課題作品を仕上げるときも。
用いる色と同じくらいに、やはりテーマが大切に思えてきます。
そこから、マインドマップの如く、自分の心地よいが広がって、最初に輪郭がぼんやり見えてくる感じです(笑)。
色や素材が最初で、テーマが後についてくるときもありますが、どちらにしてもまとまりの良さがあれば、たとえ自分のおきまりの好みから外れていても素敵だな・・と思うのです。

映画、本、音楽、ファッション、インテリア、歴史、香り、出会う人、普段の風景、その他諸々。
インスピレーションを形にするは、難しくて・・でも嬉しくて、くせになる愉しさです。


2016年6月30日木曜日

Princess ~ORNE~

昨日登場したバッグブーケ
プリザーブドフラワーを平面的に挿すのも、初心者にとっては一苦労でしたが、周りや裏側の装飾にもちょっとだけ時間をかけています。
花時間一般に言えることは、見えない部分も美しく仕上げること。
淑女のたしなみのような心意気で、ブーケのバック処理も抜かりなくします。

バッグブーケの裏側に挿したのは、課題“パール梅”。
一度目の梅のオルネ(正面)は、周りに巻く波のワイヤーを緩めすぎて桜のようになってしまいました(笑)。
そこで自宅でもう一度丁寧に作り直し。
写真左上が、梅の花です。
昨日の端正なオルネが海外のPrinceなら、こちらの小梅は和の香りもするPrincess?(笑)。
小ぶりながらしっかりしたアピール力が魅力かな。
レディライクなオルネ&フォトの完成!


梅雨のこの時期はレカンフラワーはお休みして、しばらくオルネフラワーに没頭します。
コンスタントに教室通いをしたいところだけれど、他にもやることいっぱい。
趣味の時間(インプット)を充実させて、仕事や社会活動(アウトプット)に精を出す。
そして、またインプット・・アウトプット・・の繰り返し。

好循環を自分で作り出して、心地よく生きていきたいなと思うこの頃です。


2016年6月29日水曜日

Prince ~ORNE~

一本のワイヤーと数個のビーズから、素敵な作品が出来るものだな・・とレッスンを受けるたびに思います。
二つ目のオルネは、“Prince”という名の課題です。
以前プリザーブドのカリキュラムで作ったバックブーケに、試しに挿してみました。
グレイッシュトーンのお姫様たちに囲まれた、凜々しい王子様のように見えなくもない。
規則性が小気味良いこんなシンプルなモチーフは、そこにあるだけで美しいな・・と思います。
中心のパステルグリーンのパールと、同系色のカットビーズがアクセント。


先日、Wing編集委員の皆さんとお話しした中で、何色が好きか?との話題になりました。
イエローとブルーが出たところで、私の番。
とっさに浮かぶ色は、本能的に好きな色なのかも・・と思います。
私が答えた好きな色は、パープル、グリーン、ピンク。
どれもパステル調の優しい色味が好みです。
この三色が揃っていると心が安定するのが自分でもよく分かります。

・・と言うことで、明日はピンクビーズを用いたオルネフォト(笑)。
控えめで優しいオルネです。

2016年6月28日火曜日

Balloon Flower ~ORNE~

日曜の夜に突如高熱が出た末っ子。
急な発熱にも戸惑いましたが、翌日(昨日)には平熱に戻っていることにも驚愕。
酷くなる気配もなく、今朝は元気に登校しました。
先週末のプール授業がこたえたかな?
こうも気温が定まらないと、体調不良になりがちです。
家族皆で体調管理に気を付けないと・・。

さて、先日はオルネフラワーを3つ作りました。
どれも主張があるので、ひとつずつ記します。
今日は、Balloon Flower (キキョウ)のワンショット。
花芯を藍色ビーズにしてみたら、とても涼しげです。

魔法がかけられているようなサクサクとした先生の指の動きに憧れますが、まだまだ私は時間がかかります。
だからどんな作品でも、完成するとことさら嬉しいのです。

秋の七草でもある“キキョウ”。
ここだけ季節が早目に廻ってきたよう・・。


キキョウのぷっくりとした蕾は互いの花弁同士が繋がっていて、開花すると綺麗な星型を形作る素敵な花です。
オルネでも花弁を隣同士繋げて、リアルなキキョウを再現しています。

まだ盛夏も迎えていないのに、秋が恋しい(笑)。



2016年6月8日水曜日

Dreamy Angel ~ORNE~

可愛らしいモチーフの完成!
スケルトンリーフ、四つ葉のクローバー、それから天使ちゃん。
合わせるビーズの色で、色々なイメージに仕上がるオルネフラワー。
幸せモチーフはどこまでも甘く、その雰囲気を壊さぬようピンクを挿し色にしました。

女子ばかりの我が家では、小さくて可愛いものが好き。
ペンケースやポーチのチャームを、よく雑貨屋さんで見つけてきます。
今日の天使、勝手に名付けた“Dreamy Angel”は、壊れてしまったら悲しいからしばらくは鑑賞用(笑)。
いずれ一人ひとりに作ってあげようかな。

オルゴールの中からは、二つのリーフの顔をのぞかせて、上には“Dreamy Angel”を座らせました。
天使が夢見るのは、欲しいもの?なりたい未来?理想の王子さま?
想像は、娘たちや見る人の心にお任せします(笑)。


カリキュラム作品を完成させるまでの時間は、毎回穏やかで幸せな時間です。
反対にいつもの日常は、私が子どもの頃よりも、待ったなしに時間が流れるように感じます。
大人になったから?それとも、夢見ることを忘れかけているから?

大人になっても始められることがある限り、好奇心と一歩踏み出す勇気を、いくつになっても忘れたくないな・・と思います。

2016年5月13日金曜日

Little Star ~ORNE~

今も昔も、夜の星空を観察するのが大好き。
小学生の頃祖父から貰った望遠鏡で、生まれて初めて土星の円盤を確認した時の驚きと喜びは、大人になった今でも忘れられません。
でも、私よりも姉の方がもっと天体好き(のはず・・笑)。
深夜の真冬の空は、まさにダイヤモンドが零れ落ちそうに星が瞬くので、受験勉強の合間・・瞼が重くなると決まって星空を仰ぎに外へ出ました。

明日の上弦の月を過ぎると、翌15日は月が木星に接近する日です。
夜空を見たら、きっと月に寄り添うジュピター(木星)が見られるはず。
☆自然科学研究機構 国立天文台HPより→

ジュピターは、太陽系で最も巨大な惑星です。
ホルストの組曲『木星』もまた、平原綾香さんの歌で更に広まったからきっと知らない人はいないと思います(笑)。
壮大な宇宙に、ちっぽけな自分。
寝る前のリラックス法は、星に包まれて宇宙に漂う自分をイメージすること。



オルネの課題でも、小さな流れ星と流れリーフを作りました。
昨日の星の王子さまをイメージさせるような、可愛らしいメルヘンオルネ(笑)。
お星さまを作ったり見たりすると、童心に返って楽しさだけを追求できます。

さて、明日は小学校の運動会。
我が家から見える今夜の空は、ちょっぴり雲が広がっています。
天候に恵まれますように、オルネスターにお祈りです(笑)

2016年4月27日水曜日

Tulip&Butterfly~ORNE~

リボンコサージュ“Odette”に入れた“桜”に続いて、オルネフラワーは春モチーフ作り。
金色のワイヤーを用いた“チューリップ”と“蝶”です。

そう言えば春なのに、今年はまだひらひら舞う蝶を目にしていない事に気がつきました。
きっとこれから?私が気がつかないだけ?かな(笑)。

同じ蝶の仲間でもアゲハチョウは柑橘系を好むから、鉢植えのものは毎年アゲハの幼虫に葉を食べられてしまいます。
母に言わせると「憎きアゲハ(笑)」らしいですが、去年は羽化の瞬間を見ることが出来て感動しました。
飛び立つ瞬間を見たのは、私自身生まれて初めて!
羽がほのかに濡れていて、傍の植物にひらりと飛んで、その羽をゆっくり乾かしているようでした。


オルネも花だけではなくて、こんな可愛らしいモチーフも作れるので凄く新鮮です。
花は花でそれ自身美しいし、生き物は生き物でやはり神秘的。

植物と生き物がうまく調和すると、芸術的にも素敵なボタニカルの世界が広がりを見せるな・・と感じました。

レカンもオルネも、次回レッスンまで間が空くので、早くもプチ禁断(笑)。
オリジナル制作のために知恵を絞りましょう・・か(笑)。

2016年4月25日月曜日

黒×銀×白~ORNE~

黒色と銀色と白色。
これら、どれを掛け合わせても好きな組み合わせ。

例えば、ドキドキするものはこんなもの。
黒のタートルネック×パールネックレス。
黒または白の文字盤にステンレスベルトの時計。
クロムパーツと黒ボディーのオートバイや車。
モノクロ写真。
柄がパールホワイトのシルバーカトラリーやカフェトレー。
あ、黒縁メガネも大好きでした(笑)

どれもすっきり潔い感じがするので、この3色の掛け合わせは大好きなのです。


花は花でも、オルネフラワーを被写体に撮るのは、またひと苦労(笑)。
作ったものを記録に残したくて写真を撮りはじめると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
それでも、好きなことをしているときは気にならない(笑)。

レッスンも中級に入りました。
アップしきれていない初級作品は、また後日。



2016年4月3日日曜日

Odette~Ribbon Corsage~

裁縫箱を開いたら、やはり作りたくなりました(笑)。

頭の中は、目先の仕事+行事と趣味領域を行ったり来たり。
「入学準備⇔レカン⇔オルネ⇔フレッシュ⇔プリザーブド⇔コラム」な具合です(笑)。
ここへ、リボン、ビーズ、クロモスにカードやら・・資材をプラス。
習ったことに私的エッセンスを加えて、何か形にしたいな・・といつも思います。

オルネフラワーのカリキュラム作品の中にも、春らしく桜の花がありました。
手持ちのリボンと組み合わせて、コサージュ作りにトライ。
クラシカルなロゼシャンパンカラーのリボンイメージは、『白鳥の湖』の“オデット”です。
悪魔“ロットバルト”に呪いをかけられて白鳥の姿になったオデットは、
夜の間だけ人間の姿に戻ることが出来ます。
白鳥を射ようと湖畔へ足を運んだ王子“ジークフリート”が、
美しいオデットに魅せられて・・
チャイコフスキーの名曲で知られる、かの有名なバレエ作品です。



桜のモチーフが、コサージュとして生きているのを見ると嬉しくなります。
一つ作り終えても、更にもっと何か作りたくて、気持ちは不完全燃焼のまま。

他にやらなくてはいけないことは沢山あるのだけれど。
脳が心地好いと思う方へ、私をいざないます(笑)
白鳥の湖のストーリーが頭の中をグルグル。
テーマを決めて作ればこそ、出来上がりの喜びもひとしおです。


2016年3月19日土曜日

Brass Color~ORNE~

どちらの系統が好き?
金色or銀色。

二度目のオルネフラワーは、銀色以外に真鍮色に輝くモチーフも作りました。
リーフ、アイビー、重ね花。
ワイヤーの色が変わるだけで、雰囲気も異なりクラシカルで素敵です。
静かな悦びとは、きっとこんなこと。
手順を踏むときちんと形になるので、嬉しくなります。

金色系統の中では真鍮(銅と亜鉛の合金)の重い色味が好みです。
銀色系統なら、プラチナ(白金)の純白の輝きが好き。

それぞれの色と輝きに合う雰囲気を知りたくて、インテリアの本を読み漁りました(笑)。
装飾品って、花同様になくても人は生きられるし、暮らしの主役になるわけではないけれど、あれば心が豊かになる名脇役です。




卑金属(簡単に酸化される金属)から、希少価値のある貴金属(金・銀・白金・・含む全8元素)を作り出そうとする“錬金術”・・。
色んな資料を読んでいたら、頭の中は中世ヨーロッパへタイムスリップして、最後の錬金術師“アイザック・ニュートン”経由で、現代の科学へ戻ってきました(笑)。
”って、世界共通で価値を認められている大事なもの。凄いです(笑)。

そういった価値ではく、個人的趣味で私自身の中に価値があるのは、“真鍮”。
黄銅色の真鍮小物は、私も含め好きな人にはたまらなく魅力的に感じるだろうと思います。
オルネでもその材質感を表現できると知って、ますます作るのが楽しみになりました。


2016年3月7日月曜日

煌めく工芸~ORNE Flower~

先月からレッスンを始めました。煌めく工芸“オルネフラワー”。
金属のワイヤーから、どうしたらあの素敵な作品が出来るのかを、ずっと不思議に思っていました。
作り方の手順を確認して、納得!
ドキドキの初工芸です。
春らしく、“アネモネ”と“チューリップ”2つのモチーフを作りました。



初級からスタートして、中級・上級とステップアップしていきます。
プリザーブドフラワーの時もそうでしたが、手に資材が馴染んでくるようになるまでが先ずは一つ目の山のように感じます。
子どもたちがテーブルで何かをしているその横で、ササッと材料を出して自分の好きなことをする・・この頃少しずつですが、そんな時間を持てるようになりました。
オルネフラワーも作ることに慣れてきたら、教室だけではなく自宅でも作れるようになりたいです。


2016年3月5日土曜日

Bag Bouquet~grayish tone~

今日はずっと曇り空・・。
午前中は時間があったので、今までの作品を何点か写真撮りしました。
日中の自然な明るさが、私は撮りやすいです。
いつも使っている相棒のカメラは、上の子が幼稚園の時に購入した一眼レフ。
メンテナンスと言えるようなことは何もしていなくて、たまにレンズを拭く程度です。
扱い方もあまり丁寧とは言えないから、少しずつ調子が悪くなり始めています。
先日はズームリングの動きがいま一つでした。
手をかけてあげない自分の腑甲斐なさを反省しつつ・・今日も健気に動いてくれた相棒に、感謝。


少し暗めに写したのは、昨年作った“Bag Bouquet”。カリキュラム作品です。
どのような雰囲気に仕上げるか思い悩んだ末、グレイッシュトーンでまとめました。
バラの顔が平らではなく、でこぼこ挿してあるのはご愛嬌(笑)。



可愛らしい小さなオルネフラワーを先生に挿していただきました。
煌めきのある金属のワイヤーで花を形作る、素敵な工芸です。
教室に飾ってある美しい作品に魅了されて、先月より習い始めています。

手元の作業だけに集中して仕上げる時間が、毎回楽しみです。