2017年12月31日日曜日

今年最後の夕陽に思う

所変われば、感慨深いものです。
今年最後の夕陽が美しかった・・。

色々ありました、2017年。
考えてみたら、2011年以降がらりと生活が変わったように思います。
生活が変わった・・のではなく、正確には私が自分らしく生きられている・・とでもいうのかな(笑)。

実姉にもそんな風に言われました。
私自身は何も変わらないけれど、今がすごくあなたらしいよと。

3.11以降、命とはやはり限りがあるのだと切実に思ったことが一つ。
毎日を精一杯生きたいという想いが、いつもいつも繋がっていて、今日に至る・・それだけなのです。
ただそれだけのことが、とても大きい。
うまく言葉で表現できないけれど、事実そうなのです。

生きていると色々なことが起きます。
ターニングポイントが巡ってきます。
大切な人を亡くす、健康を害する、生活の糧を失う、信じ続けられるかどうか、右か左かの選択・・。
もっともっと、ほかにも色々なこと。

渦中の自分は、ただそのことばかりに心を向けているので、時折記憶も飛んだりしますが。
振り返れば、ひょっとしたらあの時のあの出来事があって、今の自分があるのではないかと後から知る。
だから、嬉しいことや思い通りになることはもちろん、自分の思い描くようにならないことも、無駄はないような気持になるのです。

この8年近くは、そう思い起こせる歳月でした。

今日と明日は違います。
同じなのに、違います。
また日が昇り・・始まります。
意識的に生きること。
それをこれからも大切にしたいと思います。

2017年、関わって下さった全ての皆さま方へ心からのお礼を申し上げます。
いつもありがとうございます。
たくさんの助言と支えを頂き、本当にありがとうございます。

来たる2018年もどうぞよろしくご指導くださいませ。



2017年12月30日土曜日

朝の花〜心を探る時間~

仕事納めの本日。
毎年恒例の午後の大掃除も、スタッフさんのおかげで仕事場がきれいになりました。
年明けも気持ちよく一年をスタート出来そうです。

私はというと、やはり一年間の締めくくり。
いつもの事務仕事、家事、子育て、社会の仕事・・。
書類に目が通すことが多くて、眼鏡と目薬が手放せません(笑)。

一昨日から次女も課外がお休みになったので、早朝のお弁当作りも冬休みに入りました。
だから朝もちょっぴりゆったりと目覚められます。

この数週間は、短くなった花たちから元気をもらって乗り切れた感じです。
朝、キッチンの花を眺めたときに、大体心の調子がわかります。
すうっと心に花が溶け込んで、迷いなく美しいと思える時は私自身も朗らかで。
逆に、どんなに花が好きでもしっくりこないときもあって、そんなとき自分を見つめればやはり余裕を感じられないで過ごしているわけです。

だから敢えて、朝の花を見る。
余裕がないものだから・・花を見る。
すると深呼吸するように、心が落ち着きます。



空き瓶ごとに、テーマをつけて仕分け。
一年を振り返り・・、この先も忘れないようにしようと思うキーワードです。

どんな時も、「敬う」こと。




「前向きに考える」こと。
全てが変わるから。





そして、「自己肯定感を持つ」こと。
だって幸福感が全然違うから。



私の場合はキッチンですが・・。
いつも居る場所に、ぜひ花を。
誰のためでもなく、先ずは自分のために。
マインドケアができて、心が安定します。
よって・・家族も笑顔。

良いこと尽くしの、朝の花です。

2017年12月25日月曜日

17年後のフルムーン

今夜のうちに、クリスマスツリーを片付けて、仕事場のニッチはお正月の飾りに変えました。
この数日間もバタバタバタ~っと。
ひと言では言い表せない慌ただしさだったので、一つひとつ順追ってこなしております(笑)。

飾りを付け替えて、いざ自宅へ帰るとき・・ほんの数十メートルなのですが、夜空を見上げて空気をいっぱい吸い込むのが好きです。
夏には夏の、冬には冬の香りと美味しさがあって、気持ちがスカッとします。
午後10時前。
今夜も目が合ったのは、宵月でした。

2年前のこの日は満月。
クリスマスに満月になるのは、17年後の2034年です。

おばあちゃん”とまで行かないまでも・・その頃には、私も結構年を重ねたあたり(笑)。

2年後には、日本女性の50%以上が50歳以上のシニア世代になり、2025年には団塊の世代が後期高齢者になって、医療・介護で深刻な人手不足。
2032年には18歳人口が100万人を割って(1992年には200万人越えだったのに現在120万人に減少・・)、2040年には道路を走行する自動車の75%が自動運転車になる・・。
その間、人工知能(AI)ロボットの実用化も進んで、人口減少の社会に対応すべく、人はひょっとしたら生涯現役なんてあり得るかも。
そんな未来予測のニュース記事を目の当たりにして、色々なことを考えています。

17年後のフルムーンのクリスマス。
夜空だけ眺めればロマン溢れるけど、徐々に変わる現実社会に私はついていけるかな。
お月さまから見たら、世の中はどんな風に見えるのでしょう。

人口激減なら、それぞれの生産力を上げていかないと・・未来の日本は苦しいだろうなと思います。
どのような分野でも、自分が出来ることの中身勝負。
生きていくためのスキルを子どもたちが上げるために、大人は何をしましょう。
私が感じ得る話を、事あるごとに
子どもたちにも話してあげたい。

今夜はこの辺で・・。

おやすみなさい。

2017年12月24日日曜日

Merry Christmas 2017

今年は仕事場に飾っているツリー写真を一枚。

こちらと自宅と共に出すのは、毎年ちょっぴりひと仕事ですが、これまでのたくさんの想い出がよみがえるひと時でもあって、良いものです。
いつかは子どもたちが巣立っても、ずっと飾り続けたいな・・と思います。

一つひとつツリーに飾りをつける時、心はとても静かです。



私の今年は、漢字一文字でいうのなら・・「任」かな。
任し任され、たくさんの人々とめぐり逢えた一年だったから。

2017年もあと一週間で終わりです。
今年を振り返り、先のことも見つつ・・今を生きる。

今を生きる。
誰もがそれぞれの場所で、懸命に生きているなと感じたイブの夜です。

冬休みも始まりました。
母親業って、年中無休のような感じです。
でも必要としてくれる存在があるから、いつも稼働しています(笑)。
この冬もできる限りのことをして、子どもたちと過ごしたい。

私にとっての今を生きるとは、そういうことかな。



2017年12月23日土曜日

レモンの収穫〜冬至の朝に〜

車のフロントガラスも凍る、冬至の朝。
半年間、ただひたすらじーっと待って。
まだほんのりと緑色が残るレモンの実を、いつもの如く彼がもいでキッチンに持ってきてくれました。

切り落とした部分からなのか、爽やかな香りが微かにします。
一つひとつ丁寧に洗って、水分をよく拭き取って、袋に入れて・・かなり低い室温か冷蔵庫で追熟させます。
まだ味わえないのがもどかしい(笑)。

ぎっと絞って、レモン果汁だけを。
次は、生ハチミツを適度に加えたレモネードを。
熟後の愉しみを想像しただけで、口の中がレモンの香りと酸味を思い出して幸せな気持ちになれます。





そういえばこの頃、赤ワインのブラッドオレンジジュース割り(+炭酸少し)に夢中になっています。
そこに果物でも適度に加えれば“サングリア”なのでしょうけれど、あえて入れずにジュースだけで。

市内の酒屋さんで冷凍販売しているこのジュースを(ネットでも見つけました→)、出かけたときに大人買いして自宅にストックしています。
ワインの風味を消さないように、ジュースも控えめに・・炭酸の量も調節できるので、炭酸苦手な私でも、ゴクゴク頂ける美味しさです。
ここに、レモン果汁を入れたいな・・と(笑)。


体調を整えるのに、睡眠も栄養も、そして冬場の柑橘類も。
蜜柑も柚子もそうですが・・香りと味わいと効能で、元気に冬場を乗り切りたいものです。
そうそう、先日の朝散歩・・。
地元ではありませんが、こんなに立派な木を発見!
私にはとても珍しい光景でした。

早く寝ないと。
・・・睡眠大事(笑)。

おやすみなさい。









2017年12月19日火曜日

転入女性交流のつどい ~Wing取材参加~

昨日は、Wingの取材でラトブ6階で開かれた、“転入女性交流のつどい”へ。
私自身は2度目になる取材参加でした。

いわき転入女性の会」主催のこちらのつどいは、全国各地から縁があっていわき市へ転入された様々な世代の女性たちが、年に2回の交流会を行っているとのことです。

今年の10月は、“フラ女将とフラダンス体験&ランチ”。
そしてこの12月は、“クリスマス交流会”。

会場内には託児サービスもり、また各テーブルに置かれたミニフラワーアレンジメントやクリスマスの飾りを眺めながら、温かなお茶とケーキを美味しくいただいて、ご参加の皆さま方はとても有意義な時間を過ごせているようでした。

会の半ばでは、ゲーム“フルーツバスケット”が行われました。

そして、そのまま各自持参してこられたプレゼント交換の時間も。

楽しそうだな~・・なんて、思いながら、私は写真撮影(笑)。
途中、あるテーブルに混ざって、色々と話も聴かせていただきました。


「いわきは風の強さには驚いたけれど、夏は過ごしやすく気候に恵まれ、市内面積は広いのに人の繋がりも強く、素敵なところ。」

「車でアクティブに動くようになった、美味しいお店を探しています・・。」
「子育て情報や病院受診の方法や案内など、もっと情報を得る手段はないものか・・」。

色々とお話を伺う中で、いわき市の現状や課題も、私自身が再確認することが出来ました。


さて・・私はというと、学生時代過ごした仙台から、結婚を機に故郷へUターン。
逆に私の姉は、関西への転出組。
両方の環境を考えると、どちらも一長一短ありますが、能動的に動けるフットワークがあるのなら、どの地でも女性同士のネットワークは築けるのかもしれないなと感じます。

与えられた地で、暮らしを楽しめるかどうかは自分次第。
ご縁があっていわき市へお越しくださった皆さまへ。
この先ここに留まられても、また再び転出されても、それからまた戻られても・・。
どうかいわきを満喫できますように。
姉の顔も暮らしも浮かび、そう願わずにはいられない和やかなひと時でした。

今回も参加させてくださり、ありがとうございました!



2017年12月16日土曜日

はじまりの Bouquet 〜いわき市PTA連絡協議会“母親委員会”との別れ〜

一昨日の夜は、県連Pいわき大会の慰労会も兼ねて、いわき市連P母親委員会の執行部の方々に送別会を開いて頂きました。
振り返ればあっという間の8年間でした。
たくさんの方々と出会えてとても学びの多い場に身を投じれたことは、私にとってはかけがえのない歳月となりました。
モチベーションの高いお母さん方との繋がりで、必然的にスキルアップの機会にも恵まれ、自己表現の場を数多く与えてもらえたことも、人との出会いが宝であるのと同じくらいに、貴重な経験であり私自身の中に蓄積されていった部分です。
・・同じいわき市にいるので、またどこかで心の交流が持てたならありがたいです。

そして、会も終盤・・サプライズで大きな花束を頂きました。
私が花好きなことを知ってくれていたので、ステムを長く残して包んでくれたお心遣いにも感謝です。
帰宅後、鏡の前に花を取り敢えず置きました。
ぽっかりと心に穴が空いたような、一つの節目を迎えたような、不思議な気持ちに包まれて眠りにつきました。



水に漬けたまま、翌朝解くと・・素晴らしい花がいっぱいお目見え。
こんなにたっぷりとした紫陽花は見たことがありません。
オレンジ色とピンク色の、バラも素敵。
早速ブーケ作りに没頭しました。








これだけの花材を普段揃えられることはまずないので、束ねられること自体私はとても嬉しい。
ありがとうの気持ちをたくさん頂きましたが、それ以上にこれまでのことを思い起こすと、私も本当に、本当に・・ありがとうなのです。
この花たち一輪一輪は、みんな一人ひとりが輝いている象徴に思えます。




何かを手放すとき、得も言われない喪失感に苛まれるときもあります。
執着心が己の成長を遮ることだけは、なるべく避けたい。
それから、何かを手にしたとき。

仮に気持ちがついて行かず、行動が先になったとしても、頭ではなく体を動かすことで気持ちが後からついてくることも、実際多いものです。
そうやって物事を一つひとつ乗り越えることも、素晴らしいことだと思います。

次に進むかどうかは、当たり前のことですが自分が納得して決断することがやはり大切だと感じます。
主体的に生きること・・自分の生き方に責任を持てば、より人生が楽しくなると思うのです。

いつも人生は選択の連続ですから(笑)。
そして、今回、私も選択して・・これからが始まります。
母親委員会の終わりが、始まりです。




これまでの歳月・・大変お世話になりました。
先生はじめ、皆さんのご活躍をいつも心からお祈りしています。

長い間、本当にありがとうございました。



大型紙芝居 じごくのそうべえ 〜みまや土曜たいけん隊〜

いつもの読み聞かせも、今日は少し趣きを変えて、大型紙芝居となりました。
久しぶりに全学年集った本日の土曜学習は、レクリエーションがメインでしたが、特別に図書ボランティアのお母さん方も、参加する機会を頂きました。

既にこんなに素敵な演題目を作ってくださっていて、驚きました。
とてもありがたく、嬉しいことです。



さて、私たちは10日ほど前に有志で集まり練習開始。
その後2回ほど練習するチャンスもありましたが、体調不良と、家の仕事も忙しかっために、実は私個人は今日が2度目の通しとなりました。
でも皆で力を合わせて、無事にそれぞれの役をこなせたので一安心です。
いつもお世話になっている読み聞かせのお母さん方と一緒に活動させてもらえて、年内最後の素敵な思い出となりました。

そして、何より嬉しかったのは、我が子も含め子どもたちがとても楽しんでくれたこと。
読み手の私たちも役になり切り楽しんでいましたから、何かしらハートが伝わったのかな‥と思います。
最後まで聴いてくれて本当にありがとう!


さて、最後の校長先生のお話は心に響きました。
日本一の賞を頂いて、私たちがしなくてはいけないことは・・つなげる努力。
大人は大人の、子どもは子どもの、今とこれからを、更に次世代に繋げていく努力をしていかなくてはならないというものです。
私たちが地域をより良いものにしていくための、ミッションとも言うべきか‥それはそれはとても大切な役目を、一人ひとりが担っているのだということだと思います。

今月クリスマスには、私自身は土曜学習活動の運営委員会へ。
そして、年明け一月末には、文化センターにて行われる本年度の“学校・家庭・地域パートナーシップ推進事業事例研究発表会”へと行ってきます。
読み聞かせのお母さん方にも、後程声をかけてみましょう。

来年も読み聞かせ活動は続きます。
真剣に聴いてくれる子どもたちもとても可愛いですが、どのような場面でも、いきいきと活動する大人の姿もまた、とても魅力的。
誰もが輝ける未来へ・・。

今日は貴重な経験をさせて頂きまして、本当にありがとうございました。





2017年12月14日木曜日

Birthday Red Flowers 〜クリスマスブッシュでお祝い〜

無事にひとつ歳を重ねました。
昨日の午後は、花たちが自宅に・・。
真っ赤な花材だけを考えてくれた彼に感謝しています。
いつも公私ともにお世話になっている、花カフェ“ア・ヌー”さんが届けてくださいました。
12月は特別に、赤を欲します
後はバレンタイン時期に(笑)。
さぁて、どうあしらいましょう。
・・嬉しい悩みに、わくわくします。



先ず最初に目を引いたのが、ボルドー色の大人シックな花・・カラー。
見ているだけでうっとりします。




そして、可愛らしい実ものもつぼみも欠かせなくて、アレンジする私の気持ちを上げてくれます。




どの写真も好きですが、今回一番気に入ったのが、真っ赤な花たちを集めたこの一枚。
少し暗めに写したので、ハッとする赤の魅力をいつもよりも強く感じます。
意外だったのが、ガーベラの妖艶さ。
少女的な愛らしさでは、チューリップに並ぶ花かと思っていましたが、赤だけを集めるとこの花にはドキリとさせられました。
まるで、大人になりかけた少女が、真っ赤なルージュをひいたような、新鮮な美しさなのです。



花瓶は・・黒が似合うかな?
仕上がりはこんな感じです。

時間が経ては、花は枯れてなくなります。
2017年の誕生日も、一生に一度のこと。
きっと花写真を後から眺めれば、今日の想い出も懐かしく蘇る日がくるのでしょうから、忘れずに一枚。





この師走の最中に、母は私を産んでくれました。
そして私も、末っ子を同じように、年の瀬に出産。
外気温は下がっていく一方なのに、新しい命を授かった退院後の日々は、とても心が温かく、家族が増えた喜びと皆の成長が楽しみでなりませんでした。

母親になって分かる、これまでの母の気持ち。
妹が出来た姉の気持ちも、娘たちを見ていたらよくわかります。

朝はその姉からも心に留めておきたい言葉を贈ってもらって、とても勇気づけられました。

私は、冬が大好きです。
誕生日をきっかけに、色々と心の整理が出来るこの時期が大好きです。



少しだけ残ったクリスマスブッシュも、天使に抱かせてこちらも記念写真(笑)。

来年の誕生日も、花のとなりで年を重ねられますように。



2017年12月12日火曜日

小さな冬世界〜15年前の贈り物〜

昨日はあんなに暖かな日差しだったのに、今日は一気に冬将軍が到来してきたような寒さです。
日中は水石山の山頂に雪雲が流れてきて、薄っすら粉砂糖を散らしたような景色となりました。
一年の疲れもこの時期あらわになるのか、先週は体調を崩して、私は数日間ダウン。
もちろん予定も全てキャンセルせざるを得ませんでした。
でも、ある程度高い熱を出すと、諦めもつくというものです。
結局は私一人では生きられなくて、誰かに助けを求めたり、その逆もあったりと・・素直に甘えられる大人になってきたかなと思います(笑)。
予定が駄目になっても、温かい言葉をかけて下さった周りの方々にも感謝です。

調子が少しずつ戻った昨日、キュリオケースを覗き込んで、これまでの想い出に浸っていました。
一つ二つと飾り始めた頃はテーマを決めていたのに、子どもたちも自分の宝物をここに飾っておこうというので、いつの間にか棚の中は雑多な感じです。
家族の写真や、頂いた置物、子どもの工作品、プリザーブドフラワーの飾りなど。
それはそれで、家庭の温もりを感じる場所ですが、私の嗜好とは異なるので何となくすっきりしません。
今はまだ病み上がりなので、まぁ、焦らず片付けするとします(笑)。


さて、その飾り物の中でも、とても懐かしく胸の熱くなった想い出が蘇ってきたものがあります。
15年ほど前に、私よりも一回り以上年の離れた女性に頂いた、たまごの飾りです。
エッグアートという、素敵な装飾品がありますが、彼女はその趣味にこれから没頭してみるの!と言って、試行錯誤しながら作り始めた可愛らしい冬飾りを、当時、私の誕生日間際に贈ってくれました。



よく見ると、女の子の隣には愛犬が、紳士と男の子は手を繋いでいます。
おそらくシリコンをほどよく盛って雪にして、もみの木や人物の小さなフィギュアをそっとのせたのでしょうか。
決して煌びやかなものではないのに、冬のこの季節、このたまごの中の小さな世界に私は癒され、何とも言えない温かな気持ちになるのです。




当時私は、20代の最後を迎えた辺り。
子育てをしながら、自分の時間を楽しめる彼女の心情が何となくは分かるものの、私自身は外で働いている女性たちがキラキラと見えて仕方なく、憧れを抱いていました。
でも今思うと、無い物ねだりな感じです。
彼女は、「今、この時」を楽しむこと教えてくれていたと思います。
子育て時期ならその時期なりの、また、子どもが少しずつ手が離れていったならその時期ならではの、時間の使い方があったのではないかと思うのです。

とても素敵な女性でした。
彼女に会いたい。
元気かな?

ずうっと、ずっと、大切に飾らせて頂きます。





2017年12月5日火曜日

ブプレリウムの自然香 ~ただいまの癒し~

ただいま。
今日は一日中走っていました。

場所も人も変わり、朝からずっと先ほどまで、話し続けていました。
こうなるともう、心身共にフロー状態(笑)。
寝る前は、アロマオイルでマッサージでもしようかな・・の気分です。

ただいま・・と言ったのは、可愛らしい花がちょこんと待っていたからです。
先日の花束での、使えなかった枝をいつも通り容器に挿して。
元々はちみつが入っていたこちらの角ガラスが、とても新鮮でグリーンとオレンジの二人にお似合い。

ブプレリウムとアトリアが、今日も私に元気を授けてくれました。
因みに、このブプレリウム・・このままで香りは全く感じませんが、葉を落とす時、微かにすっきりとした匂いを楽しめます。
いつかどこかで出会った香り・・。
セリ科の植物なのに、ミツバほど強くなく、おしゃれなカフェで焚かれているような自然香・・とでも言うべきか。

優しい。
大好き。




そして花言葉は・・「はじめてのKiss」。
ブプレの愛らしさが伝わるかしら。


さて、これから会議の資料チェックです。
8年在籍していたいわき市連P母親委員会を退くことになり、明日持参する引継ぎ資料をまとめています。
最後の会議・・。
たくさんの想いと感謝とで、今はまだこの気持ちが言葉になりません。
また別な日記で、心の内は綴ろうか。
もしも泣いてしまったら、どうしよう。
気持ちはもちろん・・整理することは山積みです。


今の足元を見て・・自分の真心を一つひとつにのせていきたいと思います。
小さな花のそばで考える、明日のこと、この先のこと。

香りの癒しが欲しくて、ブプレの葉を一枚いただきました。

2017年12月3日日曜日

それぞれの時間

今日も朝一番の電車に乗って、長女の元へ。
学び続ける彼女に会うのが、とても楽しみ。
この先も母親として・・それ以上に、女性同士としての付き合いもまた、続いていきます。

(どんな話が展開されるかな。)
(どんな笑顔がみられるだろう。)
(子どもたちはそれぞれに年が違っても、やはりシグナルを察知できる母親でありたい。)
(いつも心に寄り添える自分でありたい。)


電車の中は、ひとりの時間です。
『ためない時間』をざっと読んで、今日出来ることを全うしようと誓いながら向かいました。


私が彼女の年頃にも、やはり色々なことを考えていました。
生涯の友にも出逢い、恩師、異性、自分の未来・・。
躊躇うことはその都度あって、たくさん笑い、たくさん涙を流しました。
頭で考える以上に、行動が先走っていたかも。

日々の経験は、その後の財産になるだろうと思います。
でも・・終わりがない(笑)。
大人になったらなったで、形の異なる「今」が待っています。
私も、やはり彼女と同じように毎日手探りで、わからないことだらけ。
それまでの経験と、知りたい、歩みたいと思う心の声を頼りに、昔と変わらずに過ごしています。
だから、似たもの同士の私たちは、今日も対談です。
でもね・・如何せん、時間が足りなかった・・。

これ、いつものことなのですが、もうちょっと話したかったな。


さて、帰り道。
東京駅構内の本屋さんで、真っ先に視界に飛び込んできたのが、ゆかりさんの本でした。
彼女の語り、表現が、なかなか好きです。
またひとり・・家路につく下りの車中も、自分の内面に向き合う時間となりました。




そして・・辺りは真っ暗。
もうすぐ冬至ですが、17時の外の様子は早朝と同じぐらいです。
勿来の海に、美しいお月さまが浮かんでいました。
でも動く電車の中から、スマホでとるのは至難の業(笑)。

今夜は、満月になるみたいです。
今日、この時を忘れないように、写真に収めて・・。

人生は、一度きり。
自分の納得する日々を送りたいものです。



2017年11月30日木曜日

To My Dearest ~3種バラの花束~

大切な記念日が重なるこの季節。
両親も含め、我が家では11月に誕生日が4人もいます(笑)。

そして今日はこんな花束を飾っています。
三種類のバラを混ぜた、特別な日の花束。





いつも作りたいと思う花束の色調の一つが、ライラック系の紫色とオレンジ色の組み合わせ。
これ!という理想があるけれど、その色になかなか出会えないのが悲しいところ・・。
繋げる色や、葉もの・実ものの種類、もっといろいろ勉強しなくちゃなといつも思います。
大きな花市場へ行ってみたい。
海外の花屋さんも覗いてみたい。
ぼってりとした花のふくよかさを、両手いっぱいに抱えてみたい(笑)。




久しぶりの花の感触は最高でした。
葉を落とすときの、水を含んだ音すら感激。
天然のバラの香りが素敵です。

紫色は、オーシャンソング。
熱を持たない色が、とても気高い(笑)。
三種類の中では、一番に好みの・・甘く美しい香りがします。





花弁の縁がほんのりペリドットカラーのパウダーピンク色は、ロマンティックエンジェル。
名前の通りの愛らしさです。



そしてオレンジ色のスプレー先は、アトリア。
とてもジューシーな色です。
きれいに最後まで開いてくれるかな。




もしも花が色を失くしたら・・。
それはとても悲しいことです。

視覚を失った方がいたなら、私は花の美しさをどう伝えましょう。
香り、手触り、この色の持つイメージからなる言葉の数々。
私は花を見えるから当たり前に感じているけれど。
臭覚、聴覚を失くした人がいたなら・・。
私に出来ることはなんだろう。
花を手に取ると、当たり前が当たり前ではなくなります。
それに、花は、姿・色・香り・・どれも異なるから美しい。
私たちと同じだなって、今また改めて思います。



花たちが、大好きです。

年を一緒に重ねて。
花を感じて暮らして。

大切なあなたへ・・誕生日おめでとう。

いよいよ来月は、私も年をまた一つ重ねます。


2017年11月29日水曜日

オリジナルメディカルハーブティー作り~素敵なoluoluさん~

やっとお会いできました!
メディカルハーブのお店 oluolu さん。
ichiのカフェメニューで、温かなハーブティーを撮影させて頂いてからというもの、いつかご本人に会えないものかと、この日をひそかに待ち望んでいました(笑)。
旦那さまとは、先日のGOOD TIMEではごあいさつはしたものの、当のご本人に会うのは初めて。
ichiで開催されたオリジナルハーブティーを作るワークショップへ、先日参加して・・のことです。(ichiの情報は、こちらからもどうぞ→
私の好きな、フィトテラピー要素もちょっぴりあって、とても興味深くワクワクなひとときでした。

紫蘇・レモンマートル・ハイビスカス・リコリス・・。
そして、これからの季節インフルエンザを予防したいので、先生の助言を頂いてエルダーフラワーも入れてみて。
薬の調合のようで、なんだか楽しい(笑)。






リコリスですけれど、この単体を試飲してみたらこれまで感じたことのない甘さでした。
自然の恵みでこれだけの甘味。
今度作るときはもう少し足そうかな。
紫蘇だけでは色味が寂しいので、ハイビスカスも入れて目にも楽しく仕上げました。
私が初めてハイビスカスティーに出会ったのは、小学生の頃。

当時習っていた絵画教室の先生が丁寧にお茶を淹れてくれて、その酸味と鮮やかなルビー色に衝撃を受けたのです(笑)。

自分で調合したハーブティーを頂きながらのお茶の時間は、ichiのふわふわの“フレンチトースト”付き。
隣で末っ子は、新メニューの“フォンダンショコラ”を美味しそうに食べておりました(笑)。



ご自分の実体験から、メディカルハーブティーの素晴らしさに気付かれたoluoluさん。
先日のウーマンサロンでも感じたことですが、身をもって経験されたことをそのままにはせず、可能な限り次のアクションへ取り敢えず一歩踏み出してみる‥というのが、社会参画されている女性の共通点であり、原動力になっているのだと私は感じます。

自分の信じている道を邁進。
もちろん躊躇うこともあるけれど、それ以上にその過程での喜びもあって・・体感すればこそ学びとなり、更にステップアップ出来るのかな‥とも思います。
ハーブティー作りに集われた皆さんもまた素敵な方ばかりで、楽しいひとときでした。
私も自分に向き合える、癒しの時間となりました。
身体だけではなくて、心も温まるワークショップを開いてくださりありがとうございました。
いつかまた・・またお会い出来たら嬉しいです。



2017年11月28日火曜日

ふくしま高校生スマホサミット

もう一つの気になる記事とは、こちら。
県内全高校の生徒代表が集まって、27日郡山市で開催されたという「ふくしま高校生スマホサミット」。
スマートフォンの安全利用を誓った集いでした。
ゲストアドバイザーとしてご参加の教育評論家・尾木直樹さん(尾木ママ)のブログでも発信なさった文面を拝読しました。(オフィシャルブログより→


昨年の夏までフューチャーフォンを愛用して、その後スマホに変えた私自身がその便利さを体感している一方で、得も言われぬ拘束感もある現実・・。
大人の私でもそうなのですから、思春期へ向かう子どもたち、そして真っ只中の子どもたちは、たくさんの葛藤を持ちながら使用しているのはないかな・・と思います。

なぜこの記事が目に止まったか。


ちょうど数日前、次女が私に帰宅後のスマホの管理を自ら頼んできたから。
邪魔なのだそうです。
でも、管理できるだけの能力がまだ自分にはなく、不安なのだそうです。

まさに、今回の宣言③「My スマホ 親にあずけて No!スマホ 」な出来事だったわけです。


平成29年11月28日 福島民報の記事より


デジタル日記、心の内をこうやって記すのが好きな私が言うのもおかしな話ですが、活字って一人歩きをするみたいです。
書き手の想いとは裏腹に、読み手の解釈によって温度が常に変わる言葉の数々。
信頼できる家族とすら、たまに・・“彼、もしかして機嫌が悪いの???”なんて、あらぬ不安も相手に抱かせてしまうのが、メール内活字の本当に怖いところ。

大切なこと、悩み、喜び、悲しみ、それらはすべて話をしたい相手と直接向き合って共有することが本当に大事なのだと思います。

科学が進歩していけば尚のこと。
人間が本来持ち合わせている、人対人の対話能力が退化しないようにしなくてはいけないな・・と思うのです。

そういえば銀河鉄道999の最終回をご存知ですか?
どうしても観たくなり、だいぶ前に夫婦で鑑賞しました。
主人公 星野鉄郎が最終的に見た、機械化世界と限りある命の尊さが描かれています。

科学の発達の中で見失ってはいけないものを、事あるごとに子どもたちには伝えていきたいものです。

みまや土曜たいけん隊 ~文科大臣受賞~

昨夕と今朝は、嬉しくて気になるニュースが二つほど。
心に留めておきたい新聞記事は、いつもスクラップしておきますが、こちらも仲間入りです。
モデル事業から始まり、いつかの“くらし随筆”にも記した母校の土曜学習が、文科大臣賞に輝きました!

企画運営をしてくださる公民館さま、いつも子どもたちだけでなく大人の私たちにも喜びと新たな発見を下さる講師の皆さま、そして同じ志のボランティアの方々、送り迎えしてくれる保護者の皆さま、いつも優しい眼差しで見守ってくれる母校の先生方。
たくさんの人の手(手間)があって評価された賞だと思います。


平成29年11月27日 いわき民報の記事より

今年は、より学習効果を上げるために講座によって対象学年を制限しています。
低学年にいる我が家は、全10回の講座のうち、年に4回の参加です。
年間の開催内容一覧を親子で読んで、あれもこれも体験してみたいね‥と年度始まりには、我が子と話していました。

少子高齢社会の今とこれからを考えると、先人の生き知恵と技術ばかりでなく、関わる大人たちとの触れ合いから、多様な仕事(生き方)や郷土愛、学校だけでは交われない世代間の交流でコミュニケーションスキルも身につけて欲しいな・・と願ってしまう(笑)。

さて、いち母親から感じる世の中の出来事・・という意味合いを込めて、新しく“教育”のカテゴリーを加えてみました。
ほぼこれまでの子育てと通じる、Bloggerでいう“ラベル”にはなりますが、母親目線の声を少しでも届けることができれば幸いです。


さてと、もう一つの気になる記事とは・・。
後程書いてみます。


2017年11月24日金曜日

いわきウーマンサロン ~Salon Wreathを携えて~

女性ばかりではなく、“人それぞれの活躍”とは?
そんな風に問われたら、あなたはどう言葉にしますか。

「自分らしく社会参画できること。」
私はいつもそんな風に思っています。
この、“自分らしく”というのがなかなか難しい。
自分の置かれている環境や相手とのやり取りで、また自分すら気が付かない能力が開花できず、“
その人らしさを見失しなうこともあるような気がします。
だから、自分をよく知ることがとても大事なのだと、この頃改めて思っています。

さて、本日の祝日は、かねてより予定していた、いろどり初のイベント「いわきウーマンサロン」を開催しました。
初めて・・ということで、極々小さく(笑)。
先ずは、身近な社会参画している方へ、お声をかけさせていただきました。

ご自身の活動の資料を持ち寄って、報告をし合いました。
決められた時間で、伝えたいことをぎゅっと凝縮して話すので、とても濃密なひとときです。
やはりここでも、その人ならではの活動への熱い想いや、他者への愛を感じました。

昨夜は寝る前の2時間・・私は、サロンリース作りに没頭していました。
この11月は、私にとっては登らなくてはならない山尽くしだったので、久しぶりに触れる花時間がとても新鮮に感じます。
自分らしさ・・という点では、私が出来ることはこのリース作り。
貴重な時間をいろどり主催のイベントへ、足を運んでくださったことへの感謝の気持ちを、私は表したかったから・・。
大人の女性をイメージしての、シャンパンカラーリース。
本日のサロン会場のテーブルに、並べることが出来てほっと一安心です。





行政の発信をフォローするばかりではなく、自分らしく活動をする方の情報発信を後押しすること、そして今回のようなご縁を大切にして、いろどりと参加者、また参加者同士のネットワークを築いていくのが、いろどり設立の目的でもあります。
そしてやはり、これからの未来を担う子どもたちへ残していくもの・・。
多様な価値観と多文化共生の考えを、人の生き方を伝え残していくことで次世代につないでいきたいと思うのです。


サロンには、ずっとお世話になっている、地元グランブルーさんの洋菓子をお一人三個まで・・ということで参加された皆さんに、選んで食べて頂きました。
とても美味しかったな。
甘いもの、こぼれる笑顔。
ふるさといわきが、女性たちのつながりでもっと魅力あふれる街になることを心から願っています。
本日参加してくださった皆さま、またいろどり事務局の皆さま、これからもどうぞよろしお願い致します。


2017年11月15日水曜日

トークショーを終えて~平成29年度「男女共同参画の日」事業(照英流 イクメン・カジメンへのエール)~

先日の日曜は、私もいろどり代表として参加した、「男女共同参画の日」の事業が、無事終了しました。

照英さんからは、ご家族への想いや、仕事や家事、子育てを楽しむ秘訣を伺いました。
(オフィシャルブログより→いわきへ、いわき市の皆様!
また、横田先生からは専門的なお立場から、働く女性が多い現代では、男性の意識改革がとても大切なこともお話し頂きました。

FMいわき あいなさんの、円滑な進行であっという間に過ぎた時間です。
会場へ足をお運び下さった皆さま、関係者の皆さまへは感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました!

私が嬉しかったのは、赤ちゃんの泣き声がトークショーの合間に聞こえていたこと。
それからある女性からは、「みんな想いや悩みは同じなのですね!もっとこんなトークショーの開催をしてほしい!」とのお声を掛けて頂けたことも、大変感激しました。
貴重なお時間を、この場で共有させていただいたことに、心から感謝しております。

初めてママになった頃の私自身は、ベビーカーを押して一人で出歩くことも怖ければ、もっともっと自分の想いを、夫に伝えても良かったのだと思っています。
家事、育児、そしてそこに仕事。
どれもこれも、夫や妻はひとりで背負う必要などなく、十人十色、夫婦それぞれのスタイルで、喜びも苦しみもシェアすればするほど、人生はいろどり豊かになるのだと思います。
そのためのみんなの意識改革・社会制度・働き方改革・・。
もちろん、照英さんのアドバイス「妻や夫が、たまには女優や俳優になること」も忘れずに。


早速帰宅後は、昨年同様にトークショー音声のテープ起こしに取り掛かりました。
話せば瞬く間であるトーク中身も、活字にすると結構な分量なのです。
Wing編集委員で手分けしてまとめていく作業は、大変な気持ちもありますが楽しみでもあります。
なぜならそれは、刷り上がった時の喜びを、皆が知っているから・・。
今回の内容(ダイジェスト)は、次回Wing48号(3月発行)での特集予定です。
どうぞお楽しみに!

数日前の地元夕刊に、早速取り上げて頂きました。




さて、昨年のつるの剛士さん、また国谷裕子さんのときも、素敵なボードをご準備してくださったスタッフさん。
何気に今年はどうかな‥?なんて楽しみにしていたら、見つけてしまいました!
よく見ると、右下のシルエットアートには、照英さんご家族と、愛犬“テン”まで、美しく形作られています。

この無数のハートのように、愛に溢れた照英さん。
ますますのご活躍とご家族のご多幸を、心からお祈りしています。
今度はご家族皆さまで、ぜひいわきにお越しくださいね。
本当にありがとうございました。



2017年11月6日月曜日

森を見れたなら・・~Merry Go Round Life~

食後のBGMは、“Merry Go Round Life”。
次女がピアノで勝手に奏でる、久石譲さんの “人生のメリーゴーランド”・・ハウルの動く城と言えば、この曲です。
ドラマティックで、素敵、大好き。
胸の奥底が疼く旋律バックに、今夜はひとり生物基礎の学習をしていました(笑)。

大人になるに連れて、森の景色を遠くから見ることが出来る。
広々とした全体像を知って、その中に入り、木々の美しさ、小川せせらぎ、小鳥のさえずり、草花の名前まで知りたくなって、細かく学び知る。
そこには丁寧さと私流の美学が、惜しげもなく自分に向けて披露されます。

そんなゆとりある視野で勉強の楽しさを知ったのは、大学生になってからです。
・・もっと早くに森を見れたなら。
人生唯一の後悔は、理科教諭の選択をしなかったこと。
当時の薬学部仲間の数名だけが教職課程をも取っていたけれど、私は普通の道と呼ばれる方を歩んでいました。

子どもへの愛おしさも、母親になってから増すという・・。
今の私なら・・というジレンマ。
子どもたちと学び合いたいという想い。
・・あなたの年で森を見れたなら、選択肢はもっと広がるよ、人生豊かになるよ・・という、親としての、一人の人間としての子どもたちへの願い。

副腎の構造から始まった・・今夜の私の心の内です。
子どもも大人も、それぞれに質の異なる思いを胸に抱いています。
いつの日か、経験を積んで彼女も森を見れるのなら、私は嬉しい・・。

いつの間にか、BGMは、あの夏へ・・に変わっていました。




 

2017年11月2日木曜日

フェスティバルへ ~ふくしま教育週間~

燃ゆる夕空を眺めた昨日は、“ふくしま教育の日”。
そして7日までの“ふくしま教育週間”は、「地域全体で子どもたちを見守り、健全な学校運営や教育改革を進めていきましょう」と、学校教育や社会教育および文化の充実と発展を図ることをめざして、私の母校も含め学校公開がなされています。

三女の学年は、昨日の授業の一つに、生活科のお店やさんを開く学習がありました。
一つ下の一学年を招いて、彼女たちは手作りのおもちゃや遊びを考えて、もてなすというもの。
まちがい探しクイズ・ヨットレース・ボーリング・くじひき・・もっともっと他にもありましたっけ(笑)。
私もお客さんになって楽しんできました。


授業の一環とはいえ、子どもたちが一生懸命手作りした景品や小道具はとても可愛らしく、小さな感動の連続。
昨日は、紅茶の日でもあったので、先日友人に頂いたアップルティーを飲みながら、帰宅後の子どもと、その日の出来事を話し合いました。




今日も公開日。
朝行ってきた美化活動終了後は、クラスのお母さんと学校参観を・・。

小学校の6年間は、30㎝近く子どもたちは背も伸びて、肉体的にも精神的にも大きくなるかけがえのない時間です。

中学校や高等学校へ進学しても、その時々で親としての悩みは尽きませんが、幼児教育から繋がるこの時期は、人間形成の時期という視点でも大切な歳月だと思うのです。


当たり前だといわれること、分かりきっているつもりでも見落としていることなど・・他者との交わりで育まれるたくさんの感性や社会性を、親も子も一つひとつ確認していかなくてはいけないな・・と感じた二日間でした。

2017年11月1日水曜日

燃ゆる夕空

とにかく、驚きました。
瞬く間に変わっていく、今日の夕空。

霜月初日に相応しく、真っ赤な空。
まるで我が家から見える山が、噴火するのかと思えるほどに空が熱を帯びています。
朱から茜に変わる、自然界のグラデーション。
思わず伝統色パレットを広げました。

末っ子と見上げた、夕方でした。

今日の出来事は、また明日・・。