ラベル オルネフラワー の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル オルネフラワー の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2017年10月18日水曜日

Brilliant Autumn ~素敵なギャラリー~

許されるのなら・・一日中、身を置いていたい、先生のアトリエ

少し前に、しばらくぶりに初のポーセラーツを習いに伺いました。
これが・・私は不器用かも、と思えるほど、専用のシートが旨く貼れない(笑)。
向き、不向きとはあるのだな・・と、ジレンマを感じながら作りました。
時間も押していて、最後は先生にお願いする始末。
これは慣れなのよ・・と優しくなだめてくださったことに、感謝です(泣)。

作品がまだ手元にはないので、当日私自身の土産に・・(というか、今後の励みに)、ギャラリー内を一部撮影させて頂きました。


まさに、きらめく秋を感じさせる作品の数々。
手工芸を素敵に仕上げる方は、指先に神が宿るのではないかと思えるほど、細部まで丁寧に仕上げていきます。

はぁ~、いつ見ても素敵。

コラージュフォトを見返しても、ため息が出ます。



今日は日差しが戻りましたが・・外はすっかり秋めいて。
朝夕は、冬の始まりを思わせるような肌寒さです。
体調管理に気を付けなければ。


今週は久しぶりにフレッシュフラワーのレッスンもありました。
心の休息に欠かせない、花時間。
そちらの作品は、また後日。

2017年7月3日月曜日

Lady Noire ~「オルネコレクション」掲載作品~

憧れ尽くしのこの頃。
教室に通い始めた時に、先生と写真の話になって・・真っ先に私は話題に出したフォトグラファー山本正樹氏Lily Chicのこと。
私にとっては、もう、それは憧れの域を超えていて、山本先生のブログを読むだけでいつもドキドキしてしまいます(笑)。

今回、オルネフラワーの撮影が山本先生だと伺い、二つ返事で作品制作に挑みました。
オルネフラワー協会が10周年を記念して出版した『Orne Collection(オルネコレクション)』。
掲載されている作品は、どれも本当に素晴らしくてため息ものです。

さて、私の作品名は"Lady Noire(レディ ノワール)"。
ベロアのフロッキーがとても大好きで、一目惚れして購入したドイツ製のワイヤーリボンからヒントを得ました。
リース台にもベロアのリボンを巻いて。
それぞれ異なるオルネモチーフ(Lady)の美しさを引き出す最高の黒(Noire)は、オーガンジーやベロアの異なる質感で表現しています。
山本先生のスタジオに送り出す前に、私も愛しいリースの記念フォトを一枚(笑)。

言葉に出来ないくらい、思い出に残るオルネリースとなりました。



華やかさや、慎ましやかさ、いろんな要素を考えると、この作品も憧れのグレース・ケリーにたどり着きます。
彼女の美しさに垣間見れる父親へのコンプレックスや、夫や子どもたち・・そしてモナコという国へ愛を貫き通したこと・・。
ひたむきな努力を続けた王妃の、強さや優しさ、光と影がこの"Lady Noire"の真髄です。

大学生の頃、彼女のポストカードをアパートの洗面台に飾っていました。
20年以上も経ったので、元々のセピア色がさらにセピア色(笑)。
イーゼルのとなりにフォトカードを置いてみたら、グレース・ケリーに捧ぐ哀悼のリースのよう。
いつまでも色褪せない彼女の美しさ。
こちらもまた・・永遠の憧れです。



書籍『オルネコレクション』(誠文堂新光社)は、一般書店よりお求めになれます。
とても美しく素敵なオルネフラワー。
人の手が創り出す、金属装飾の世界を一度ご覧になってみてはいかがでしょう。
花同様に・・美しいものを見ていると、心がとても解れて笑みがこぼれます。



2017年5月18日木曜日

Walnut Ornament 

木の実って可愛い。
チップとデールも胡桃に埋もれていたっけ(笑)
先日のオルネ作品と共に、胡桃のオーナメントを作りました。
(先生のブログでもご紹介いただきました。)

胡桃と言えば、祖母を思い出します。
リハビリの一環として、麻痺した左の手と動く右手・・両方の手のひらに2個ずつの胡桃を握らせて、カリカリ・クルクル交互に指先を動かす練習をしていました。
子どもというのは、大人とはまた違った視野と視点を持ちますから・・その時分、私はその胡桃をよく観察していました。
手の中に馴染む温もりとあの堅さ。
そんな思い出のある胡桃を使ったオーナメントを2つほど・。
大好きな色味のリボンを持ち手にして、完成です!


このナチュラル感が、先生セレクトらしくて素敵。
今日もレッスンへ行ってきましたが、楽しかった~!の一言です。
充電完了したのでオフ日の午後でも、ある意味頑張れそう(笑)。

教えて頂きながら作りたいものが山ほどあるので・・その気持ちを鎮めるのがいつも大変です。
ちょっとずつ心が満たされていくから幸せなのかな。

本日の作品は、またまた私の感性を刺激しました(笑)。
そのお話は、また後日・・。


2017年4月20日木曜日

ボトルドーム~ORNE~

やった~!久しぶりのNATURA
先生と話をすると、なぜか気が休まります。
これもやりたい、あれも興味がある・・と、遠慮なく先生に相談できることが自分でも不思議。
教室内の新しい作品を見せて頂き、生花とは異なるときめきが再燃しました。

公認校履修単位を仕上げるのに、私は何か月かかっていることやら(笑)。
色々とやりたいことはありますから、カメの歩みで良いのだと自分解釈で腑に落ちる・・。
さて、本日は2つの作品を作りました。
そのうちの1つ目を記録します(笑)。
ガラスのドームに大事に収めた、布のオルネ(ハルオルネ)です。


主役の花は、2種類のリボンを重ね合わせた"オールドローズ"。
優雅な花びらと香り豊かな薔薇は、永遠の憧れです。
今年も、もうじき薔薇の季節がやってきます。
花ごよみに合わせて、纏う香りも変えてみようか(笑)。

花、クラフト、お菓子作り・・。
その道ごとに、先を歩く素敵な女性に導かれて、ストレスを溜めない日常を意識してみようかと思います。

ガラスドームって透け感が大好き♡
割らないようにそっとね・・気を付けないと。






2016年12月24日土曜日

木の実のツリー~ORNE~

オルネフラワーの宿題・・“木の実のツリー”が仕上がりました。
クリスマスにぎりぎりで間に合った感じです(笑)。

木の実とスパイス、それにワイヤーで作ったベルルドラードを入れての壁掛けツリーは、スリムな形なので僅かなスペースに飾れそう。
プランター部分に白樺の樹皮を用いているので、ナチュラルな雰囲気が強まって素敵です。


今日はクリスマスイブです。
サンタさんが誰であるのか分かっている上の子たちは、今年は物欲がないのか、お願いすることは目に見えないこと。
まだ何も知らない末っ子は、数週間前に手紙を書いてからずっと今夜を待ち望んで、朝からソワソワしています。
そんな姿を見ていたら、子どもの時に姉がサンタさんへ手紙を書いて送り、届いた返事のことを思い出しました。
(あの当時・・サンタクロース中央郵便局は存在していたのだろうか。)


今年もあと一週間で幕を閉じます。
一年間を振り返って・・思うことはいろいろです(笑)。
家族といつも通り過ごせる時間に感謝しつつ、自分の体を労わったり、来年の抱負を書き出してみたり。
先ずは、風邪をひいて声枯れしてしまったので、喉を大切にしなくては(笑)。
2016年のやり残しはあるかな・・。
キッチンに立ちながら、頭の中を整理しているところです(笑)。


2016年12月9日金曜日

ディプロマ取得 ~オルネフラワー協会~

今日は久しぶりに先生の元へ・・。
前回訪れたときの、ボタニカルフレームから、季節は秋を通り越して冬になってしまいました(笑)。
2か月半ぶりの教室は、また何やら素敵な作品だらけ。
作ってみたいなぁ~と心を鷲掴みされたまま、公認校履修単位(5作品)のうち、二つ目を手掛けてきました。
私の日常は、末っ子が帰宅するまでの時間が勝負なので、今日も途中まで作ってあとは宿題です。
出来上がった時に、アップするとして。
本日はオルネフラワー協会のディプロマを頂いて帰宅しました。


卒業課題のリボンカフスの花束が戻ってきました。
時間をかけて作ることは、自分の限られた時間(命)をそこに注ぎ込むことなので、作品が戻ってきたことは、自分の分身が帰ってきた・・そんな感覚になり、とても嬉しいです。

私が、花やこういった装飾を始めるようになったのは、仕事場のニッチに飾れるものを自分の手で作ってみたいという小さな夢があったからでした。
同時に、男女共同参画の情報紙編集をしようと思ったのも、女性ばかりの我が家の仕事場の環境を良くしたい、働く側の彼女たちの置かれている社会状況をよく理解したい・・と思う気持ちからです。
したいことは、どちらも生計を立てている家業が原点だったのだと、ディプロマを頂いて再確認しています。
そして、そこから広がるこれからは、どんな感じになっていくのだろうか・・と。

今手掛けていることを、いずれは繋げていきたいです。
色んな人に出会って、これからももっと人に出会って、今はまだ見えない何かが繋がっていくこと。
自分の夢の輪郭を、ぼんやり描いています。

2016年11月16日水曜日

Dammann Fréres~Caddy Arrangement~

紅茶缶ってとても好き。
そこに佇んでいるだけなのに、どうしてこんなに素敵なのでしょう。
頂いた紅茶、自分で購入した紅茶・・茶葉もすっかりなくなると、ちょっとお洒落な菓子缶同様に大切に戸棚にしまってしまいます。

先日誕生日を迎えた一番上の子のお祝いの際に、茶葉も残り僅かな紅茶を淹れました。
銘柄はダマン・フレール(No17)の“7PARFUMS”。
ベルガモット、レモン、ハスの花、ピタンガ、イチジク、バラの花びら、オレンジピール・・7つの香りを閉じ込めた美味しい紅茶でした。

空っぽの缶の残り香も甘酸っぱく、“サヨナラ17歳”の想いを込めて紅茶缶アレンジを贈りました。
真ん中にはオルネフラワーを添えて。
早速、部屋の片隅に置いてくれたようです(笑)。


中に入れたオルネフラワーは四つ葉模様(Quatrefoil・・クアトレフォイル)。
この4っていう数字。
あまり好まれていないようですけれど。
3、5、8(これは偶数)の黄金比をもつ花弁数とは別に、例えばハナミズキのようなあのフォルム・・私は安定感があって好きです(笑)。


きちんと製造された花器も好きですが、身近な何かに入れるのも好き。
ジャムやワインの空き瓶、ガラスピッチャー、ティーポット。
紅茶缶なら、ペン立てにもしています(笑)。
よく母が割れてしまった陶器やガラスの容れ物に、観葉植物やハーブを飾っていました。

使い終えた後のお気に入りの行く末を、日常に見届けられれば私も幸せ(笑)。
素敵な紅茶缶に出会い、そこにアレンジを入れてみる・・そんな楽しみをひとつ見つけました。

2016年10月28日金曜日

初めての学習発表会

「必ず今夜作るからね。」
・・そう言って、彼女を眠らせてから作りはじめて、先ほど完成(笑)。

明日は末っ子の初めての学習発表会です。
姫さま役を頂いた娘の頭に飾るリボンは、シュシュでいいと思っていたのは私だけ。
突如作ってと言い出したのが昨夜だったので、とりあえずのリボン作りをしてみました。
先日作ったジュエリーリーフを真ん中に入れたら、女子好みの仕上がりに(笑)。

登校時から髪に結んでいくので・・帽子が被れないことは必至ですけど。
目覚めたら、喜んでくれるかな。


今日は久しぶりの雨降りで、肌寒い一日でした。
寒かろうが、明日が初めての発表会だろうが、彼女はあまり動揺はしていない様子です。
一番のドキドキは、母である私(笑)。
ビデオの充電は?寒さ対策は?(体育館はとても冷えるのです)
上の娘たちに一つひとつ確認されて、今度はタジタジ・・。
年の離れた妹の演技を楽しみにしている姉たちのためにも、録画のミスは許されません(笑)。
末っ子の“初めて”と“成長”を明日は見届けに行ってきます。

2016年10月14日金曜日

Botanical Frame ~ORNE~

携帯電話を破損してしまったあの日・・。
心落ちつかないまま、教室ではオルネフラワー入りのアレンジを作りました。
自宅へ持ち帰り後は、簡単なパールフラワーも入れてみて完成です。

公認校へ進むための課題5作品のうち、こちら最初のアレンジは花材(アーティフィシャル)を配置して、ボタニカルな雰囲気を大切にしたシャビーシックなフレームです。


中に入れる絵柄で、フレームの印象はだいぶ変わるものなのだな・・と思います。

今まで変わらずに好きなテイストは、こちらの作品とは異なるフランスはバロック末期のロココ調。
不規則な曲線と、角を落とした丸みある室内装飾に心惹かれていました。

でも、この頃素敵だな・・と思うのは、少し抜け感のあるインテリアやエレガントな空間。
爽やかでユルさを加味した、小粋な雰囲気も大好きです(笑)。

暖色や実もの、木のものが恋しくなる今時期・・。
配置したグリーンがとても植物的で、生きる力満載のこちらのフレームは、来年の春先になったら仕事場に飾ろうかと思います。

それにしても、今日は気持ちの良い秋晴れです。
屋外でお弁当を食べたくなる陽だまりの暖かさに、ほっこり。
週末へ向けて・・心が躍ります(笑)。


2016年9月20日火曜日

Byzantine ~ORNE~

雨の月曜日・・・。
台風の被害と進路、グレー一色の空を仰ぐだけでも憂いさは募るのに、今朝は携帯電話をアスファルトの上に落としてしまい、更にショックでした。
それでも日記をひろげられるのは、ショップの店員さん、サポートセンターの方の親切な対応に元気をいただいたから。
お仕事とは言え、ユーザー(私)への細やかな言葉かけや心配りには頭の下がる思いでした。
どんなに科学が進歩しても、人の心は人でしか癒すことはできないのだと思います。
顔が見えても見えなくても、その人の言葉かけから心の温度と言うのは伝わるのだな・・と感じました。
それから、今朝はほんの数十分でもレクチャーして下さった先生にも感謝。
とても短いオルネタイムでしたが、今日の作品はもう少しフラワーモチーフを追加したらアップしようかと思います(笑)。

こちらは、前回の教室で制作した額入りのオルネフラワーです。
宿題に自宅へ持ち帰り、スキマ時間を見つけて貼り合わせて・・ようやく完成。
まだカリキュラムが終了する前から、私が一目惚れしてしまい先生に材料をお取り寄せしていただきました(笑)。

作品テーマは、世界の芸術文化の流れを遡ること約1700年~560年ほど前の、中世の芸術“Byzantine(ビザンティン)美術”。
当時は1000年間に渡り、その美術が発展したことにまず驚きです。

その後は、ゴシック・ルネサンス・バロック・ロココ・新古典・ロマン主義・印象派・モダニズム・コンテンポラリーアートと続きますが、時代ごとに、宗教的要素や当時の生活・社会背景を垣間見ることが出来て、図書館や書店で美術書を開くのは楽しいものです。

オルネフラワーでは、幾何学的構成とモザイク的な雰囲気を再現しています。
見えない部分には細かな螺鈿(らでん)風素材を張り付けて、表情を出しました(笑)。


子どもたちも気に入ってくれたので、こちらのフレームアレンジはピアノの上へ立てかけて(笑)。
仕上がった“OrneByzantine”に祈りを込めて、今日も眺めています。
壁画や石彫、素描、油絵、様々なアートの数々。
人の手で創り上げた作品に、世の人はいつも心の拠り所を求めていたのではないかな・・と想像します(笑)。

憂いな出来事を拭いさらって、明日はまた心地よく過ごしたいものです。


2016年9月8日木曜日

Bouquet of Ribbon cufflinks ~ORNE卒業課題~

前回の平窪でのレッスン(アトリエNATURA)から、1か月以上が経ちました。
久しぶりに先生に会えて、とても嬉しかった(笑)。

車のちょっとしたトラブルがあって、今日は慣れない代車で伺いました。
いつもより排気量の少ない車でしたけど・・帰宅時には少し愛着がわいて、天候優れなくても何故かほっこりとした気持ちでした。

本日のレッスン作品は制作途中なので、後日記録するとして・・。
オルネフラワーもひと通り基礎的なモチーフ作りは終わりました。
只今協会へ提出中なのは、ディプロマコースの卒業課題です。
ジュエリーローズ、重ね花、リボンワークも取り入れて、花を一切用いないオルネフラワーのみのブーケを作りました。
どんな評価になるでしょう。。。
ドキドキして返却を待っています(笑)


 シルバー色のワイヤーであれば、迷いなく純白のリボンを選ぶのですが、先生が用意して下さった生成り色のリボンを合わせてみたら、予想外にしっくり馴染みました(笑)。
色って実に不思議。
リボンのわずかな黄味が加わると、シャープな印象のシルバー色が柔らかく感じます。
加えてストライプのオーガンジーも、私の心を鷲掴みに(笑)。

セルフフォトレッスンも兼ねたこちら“リボンカフスの花束”の記録は、これからの励みにしようかと思います。





2016年9月4日日曜日

Jewelry Leaf ~ORNE~

夏休み明けの一週間。
彼女たちの学校が始まると、拍子抜けするのか決まって私自身の疲れが出てしまうのがこの時期。
必要最低限の用事は済ませて、先週はいつもよりゆっくりと過ごしました。
それにしても、生きていると色々なことが起きるものです。
心が落ち着きを取り戻したのも束の間。
既に、仕事&家庭は次のミッションへと動き始めています。

これまで生きてきて、それぞれのターニングポイントで出会った方々には“バランスが大事”だと告げられてきました(笑)。
恋と勉強、仕事と恋愛、家庭と仕事、仕事と子育て。
どれも大切で天秤にかかられるものではありませんが、私はこのバランスがうまくとれない(笑)。
夢中になり過ぎたり、手を抜き過ぎたり。
上記↑のバランスを持つためにも、自分の好きなことに手をかける時間は、心の栄養になるので相変わらず大切かな・・と感じます。
プリザーブドフラワーのアレンジから始まって、オルネフラワーに夢中になった数か月間。
こちらの“Jewelry Leaf ”の後は、卒業課題の制作でオルネコースはひと通り終了です。



折角覚えたので、オルネアクセサリーも作ってみたいし、以前ユリの花を作ったように布やリボン・皮を用いた“ハルオルネ”にもトライしてみたいものです。

そんなに夢中にならなくても、趣味の時間は逃げないよ・・と家族が言います(笑)。
(確かに。バランスが大事だものね。)
私が手をかけたいモノたちよ。
ずっとそこにいて待っていて欲しい。
時間をかけて、一つずつそのモノたちに出会って行きたいと思います。




2016年8月16日火曜日

Leucocoryne ~ORNE~

今日は盆明けで、我が家は仕事。
束の間の盆休みが終わると、いよいよ二学期に向けて末っ子も私もソワソワし出します。
この夏はオリンピックでの日本人選手の活躍を拝見して、子どもたちも私も色々と勇気を頂いています(笑)。
勝負って最後まで分からないものだな・・と。
それから、フィジカルとメンタル双方の鍛え方やバランスのとり方も、実に難しいものだな・・と思いました。
練習量と質と継続と。
勝負の世界ではないけれど、何かを作る趣味の時間も作品をより良いものにするという意味では同じなのかな。

今日のオルネ課題は、以前花のいのちが尽きるまでお猪口に入れていた“リューココリーネ”の再現です。
ビーズのベリーカラーとグレーの配色は、とても大好きな組み合わせ。
クレッセントアレンジ“Berry's Bow”にマッチしました(笑)。


黒ほど明度の低くないグレーは、どんな色を合わせても知的に収まるのでその意外性が大好きです。
最期まで健気に咲き誇る“リューココリーネ”は、ワイヤーで形作っても花の主張は変わらない気がします。
自分をしっかりと持っている花・・オリンピック大会のしなやかで強くタフな選手たちにも重なって、心密かに憧れを抱きます。

2016年8月10日水曜日

ChainOrne ~ORNE~

鎖状に編んでいく“チェーンオルネ”。
勿論フラワーアレンジに入れても素敵だと思うし、ストラップや栞、くるっと半分に丸めて、ポーチのチャームに仕立てても素敵かな(笑)。

単純な構造なのに、ちょっぴり時間がかかりました(笑)。
深めのブルービーズを選んだので涼し気な雰囲気です。

鎖を並べて補強して・・バレッタにしても素敵?
想像が色々と広がります(笑)。


それにしても、すっきりとしたブルーはやはり夏の色に思えます。
寒色のプリザやビーズは、シルバー色と好相性だな・・とひとり納得です。

ブルーは、内面へエネルギーを向かわせてくれる色だそうで、脈拍や血圧を下げたり興奮した心を鎮めたりする作用があると以前知人から聞いたことがありました。
そうなれば、リラックスも出来るでしょうし冷静に物事を見つめられそうです。

それからブルーは、空と海の色。
そこにあるずっと変わらない色は、安定感や相手を信じる気持ちも芽生えさせてくれそうな色のように感じます。


2016年8月2日火曜日

Snow Crystal ~ORNE~

先日の冬物語に引き続き、こちらのオルネも冬モチーフ作り。
合わせたビーズは、もちろん同じ色合いです(笑)。
雪の結晶って本当に綺麗です。
水がぎゅっと固まるから、規則的な分子配列が出来て、結果あの形。
もう、空から降りてきた氷のダイヤモンド・・という感じですが、儚くもすぐに溶けてしまうのが残念です。

子どもの頃は、体温が伝わらないように手袋を広げてその時を待っていました。
温度も湿度も、ふわふわの雪にぴったりの条件が揃えば、運よく肉眼で見られます。
窓ガラスに凍り付いた雪も、縁の方なら結晶が見られるかな。
どちらも小さくても絵に描いたようなお馴染みの形で、とても神秘的。

今日も暑かったです・・それでやっぱり、冬が好き(笑)。


オルネの課題結晶は、五角形です。
雪は、六花(りっか)というくらいなので、出来ればもう一つ氷の花弁が欲しいところ(笑)。
何角形でも良いから、色んな模様の結晶を見てみたいものです。

私の住むいわき市は、東北の南国と呼ばれるほど温暖な気候に恵まれた土地です。
雪が降っても淡雪か、積もっても年に数回あるかないか。
冬が好きなのは、ひょっとしたら積雪が非日常であるからかもしれないな・・と思います。

同じ氷でも、夏休み真っ只中のちびっ子は家庭用かき氷機で午後はシャリシャリ楽しんでいます。
食べ過ぎ&冷え過ぎないように、ね(笑)

2016年7月19日火曜日

Winter's Tale ~ORNE~

可愛らしいオルネフラワーを作って持ち帰ると、特に末っ子は大喜び。
興味本位で覗いてきた後は、いつの間にか自分の空間へ持ち込み、私の手元から消えています。
お星さまエンジェルに続いて、気がつけばこちらもその流れです(笑)。

ティファニーブルーのバック幕に登場するのは、ペープサートのようなオルネ三種。
“ヒイラギ”・“雪だるま”・“星のしずく”を並べたら、「冬物語」が仕上がりました。



ホワイト×シルバー×ミントグリーンの組み合わせは、私がイメージするところ冬の色。
肺の奥まで届きそうなキーンと冷たい外気と、真冬の静かさを象徴するクリアな色相が好みです。

真夏に冬モチーフを見ると、冬生まれの彼女は大騒ぎ。
クリスマス&誕生日プレゼントに、今年は何をリクエストしようかと考え込む様子が可笑しいです。
じっくりじっくり考えて、今年もお手紙くださいな(笑)

それにしても、暑いです。
どちらかというと夏より冬が好き!
・・・梅雨明けも、間近かな。

2016年7月16日土曜日

魅惑のJewelry Petal ~ORNE~

豊潤でこっくりとしたマジェンタカラーのローズ。
この色に触れると、とても満たされた気持ちになれるし、もう何もしたくなくなります(笑)。
バラ一輪に似合いそうな大人の週末には、赤ワインにジャズかな。
季節は秋の実りを経て、晩秋の薫りがしてきそう。

花びら(petal)の間に、オルネペタルを忍ばせる・・。
今日は、主役のバラを引き立てる脇役のオルネフラワーです。
小粋でちょっと贅沢な“Jewelry Petal”の出来上がり。


作りはシンプルなのに、仕上がりはラグジュアリー(笑)。
迷いなくゴールドのワイヤーを合わせて正解でした。
マシュマロやシュガークラフトのようなパステルカラーのバラも愛らしいけれど、深みのあるこういったカラーは、とても落ち着きがあって女性的に思えます。

自分の気持ちに合わせて花色を選ぶ、反対にたまたま手にした色から、その日の自分の気持ちを後から知ることが出来る・・。
毎朝手に取る洋服の色で、自分の心の状態が分かるような色彩心理が、どうやら花時間にも当てはまるような気がしています。

2016年7月15日金曜日

Columbine ~ORNE~

今年も見ずに終わってしまった、オダマキ(苧環:Columbine)。
花びらに見える部分は、紫陽花と同じように萼(がく)だそうで、くいっと持ち上がった内側部分がとても特徴的な花。
“苧(お)”は“麻”のことを言うらしく、紡いだ繊維はくるくる・・くるくる・・芯を空洞にしながら環状に巻き上げて、その巻き上げたものを“巻子(へそ)”または、“おだまき”というらしい。
花の中心の立ち上がりは、その“おだまき”に似ているからこの名前がついたのかな。

オルネでは、波状のワイヤーをうまく持ち上げてその形状を再現しています。
来年こそは、拝みたい“オダマキ”です(笑)。


オダマキはキンポウゲ科の花だけれど、それにしてもこの科の花は、馴染み深いし本当に素敵。
クレマチス、アネモネ、クリスマスローズ、デルフィニュウム、ニゲラ、ラナンキュラス、等々。
トリカブト・・なんて言うのもありました。
ざっと名前を並べただけでも、特徴的で美しい花が思い出されるので、それだけ人を惹きつける不思議な魅力に溢れているのだと思います。

学生の頃、キャンパス内には生薬研究をするための薬用植物園がありました。
今すぐにでも観察しに行きたいほど、花時間を愉しめる今なら植物園の良さが理解できる気がします。
過ぎてから気がつく物事の大切さ。
それが人であり、行動であり、植物園であり(笑)。
人生後半は、出来ればそれを極力減らしたいな・・と思うこの頃です。

2016年7月13日水曜日

Lily ~ORNE~

ユリって、夏の花。
私の思い出のユリは、祖父が庭先に植えた“オニユリ(鬼百合)”のその姿。
オレンジ色の花弁に無数の褐色斑点が広がって、裏向きに反り返り咲いて立っているので、子どもながらにその花を見てドキドキするというか、異様に思うというか・・・。
夏休みの図画の宿題として、蝉しぐれをBGMに写生をした思い出も蘇りました。
正月のおせちでお目見えする“ユリ根”は、こちらのオニユリ系統だとか。
ほくほく美味しいユリ根を口にしたら、自然の貴重な恵みをいただいている感じがして、オニユリの見方が変わりました(笑)。

オルネの課題制作は、白い布を張り付けた小ぶりのユリです。
カサブランカを思わせる高貴な姿に、背筋が伸びます(笑)。
そういえば私の姉は、バラよりカサブランカが好きだそうで、彼女のいつもシャンとした後ろ姿を思い出しました。
(元気にしてるかな・・。)


ノウゼンカズラ、ユリ、ヒルガオ、ニチニチソウ、ガザニア等々。
夏の花は、春の花と違って強さを感じるものが多い気がします。
太陽の照り返しが強くても、夕立が起きて雨や風に叩かれても。
翌日には凜として咲いているので、美しいのに逞しいと思います。
現代を生き抜く女性の姿をも照らし合わせて、本当にそう思うのです。



2016年7月11日月曜日

Floret Party ~ORNE~

切り花たちにとってもまた、夏の暑さはこたえます。
来月の生花レッスンは1か月間お休みなので、今日は貴重な花時間でした。
ですが急用によりあいにくの不参加。
ちょっぴり残念な気もしますが、趣味の時間は無理なく続けられることが大切なのかな・・という気もします。

花が放つエネルギーという視点では、ワイルドフラワー(自然環境で自生する野生の花たち)がNo.1!
次いで、庭や花壇で戯れる草花(植栽・プランターなど)、切り花、特殊加工花、人工花・・と、私の中では位置づけていますが、メンタルヘルスを考えると、装飾を施さなくてもただそこにあるだけで人を癒してくれる花が大好きです。

今回オルネの小花は、BOXアレンジに忍ばせました。
特殊加工を施したプリザーブドフラワーは水を必要としないので、生花のように朽ちる姿を目の当たりにすることもなく何だか安心(笑)。

そういえば、ファインダーを覗いていたら、ニコライ・バーグマンの“フラワー・ボックス”が脳裏をかすめました。
以前知り合いの方に見せて頂いた生花を敷き詰めたその箱は、ふたを開けるとまさに花の宝石箱。
フラワー・ヒーリングともいうべき、幸せなひとときでした(笑)。


夏休み突入まで、あと10日。
まだ少し手のかかる末っ子との日常が待ち構えているので、私自身の生活リズムが崩れることは必至です(笑)。
だから今のうちに消化したいことを箇条書き。
予定通りに進むかな?
日常に疲れたら、花を眺めて頑張ります(笑)。