2016年6月19日日曜日

Father's Day Strauss

実は、身内にモノを贈る時が、実益も兼ねた一番の練習だったりします。
義父は数年前に他界したので、実父がたった一人の父となりました。
老いてくると、欲しいものはなくなってくると言います。
きっと私にもこれから言えることなのでしょうけれど、必要なのは時間と健康。
生き方も暮らしも、どんどんシンプルになる父へ、今日は自作の花束を贈りました。


店先では、茄子紺のトルコキキョウとパステルグリーンのカーネーションが、私の目を惹きました。
小さなどんぐりのような可愛らしいライトグリーンの実は、ヒペリカム。
どんどん熟していけば、真っ赤になるのかな?
触るとツルツル固くて、暑い夏でも耐えられそうな強さを感じる実です。

お部屋に飾ってね・・と言うと、
「まだ、仏さまにはなりませんよ(笑)」との返事が。

小さな花束は、祖父母の眠る仏壇へそのまま飾られました。
そういうところが、とても父らしいと思うのです。

ヒペリカムの花言葉:悲しみは続かない

人一倍私を心配する父へ。
幼いころからの素の私は変わらないけれど、今はどうにか母になりました。
子を思う親の気持ちが分かるこの頃です。
だから、娘を思う父の気持ちはそのまま受け止めようかと思います(笑)
いつまでも生きてください、出来れば元気で。
穏やかにこれからも過ごせますように。




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