2016年6月14日火曜日

構造的

昨日のレッスンお題は、「構造的」。
“植物の材質感によって表面構造を表現する構成”を学ぶものでした。
花、葉、茎の表面の材質感の特徴と違いを理解する。
それらを意図的に組み合わせて、効果的な配置・配列を理解する。

共同形態が自然的なら、こちらは人工的(非自然的)。
長方形の器に、オアシスをデザインカットするところから、繊細な作り込みが始まりました。


優しいピンク色スプレーローズの名は、サクラザカ。
繊細なグリーンは、アルケミラモリスとブプレリウム。
同じ色味は、スプレーマム。
木いちご“ベビーハンズ”の葉は器底に、微かに見える程度です。
紫系統の花材は、野趣あふれるアストランティア(名はローマという)、固い蕾はビバーナムティナス、そしてふわふわのスモークツリー。
特徴のある材質感をもった植物素材が勢揃いです(笑)。

器の形体と材質感も生かしながら、柔らかな茎が痛まないように優しく挿していきます。
出来上がった作品は、和と洋がほのかに調和した感じです。
どれか一つでも欠けてしまったら、きっと器の中が寂しくて完成しないアレンジかな・・と思います。

花材と質感のマッチングがとても新鮮な花時間でした。



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