2017年7月6日木曜日

ソルボンヌ☆夏のあしらい

春とはまた一味違う、夏の花。
それを言葉で表現するのは難しいのですが、この暑さに負けじと咲く姿は、色もそう、形もそう・・美しくて本当に逞しいです。

今週はこんなアレンジにしています。
月曜のレッスンは行けなかったため、"Flower Bar"で調達を。
この頃、花時間マルシェとかデリフラワー、花デリとか‥花き業界からそんな言葉を聞くことが多くなり、とても嬉しい気持ちになります。
一本でも花を飾ると笑顔になる、癒される、また頑張ってみようかな・・なんて勇気付けられる。
メンタル的な効果がとても大きいので、ほんの少しでも花を買って、家や職場に飾る人が増えればいいなぁ・・と思っています。


近頃はやはり、季節的にユリの花
ピンクのソルボンヌが主役です。
ユリは独特な芳香なので、苦手な人もいるのかな。

個性的な花の形なので、どう使おうか・・ちょっぴり緊張します。
仕上げたアレンジを、鏡の前でおすましさせて、枯れない花写真撮り(笑)。




このソルボンヌ、ひらひらとした花弁の中はそばかす模様が愛らしいです。
見応えのあるものといったら、大輪のカザブランカの右に出るものはないでしょうけれど、十分過ぎるほどの華やかさです。
ユリってやはり素敵な花、深く納得(笑)。



花にとっては、これからが厳しい季節です。
早く傷むのが分かるので、花材を選ぶ時は暑さに少しでも強そうなものに・・自然と手が伸びます。
そんなわけで、デンファレもいけるかな?
同じ洋蘭の仲間でも、種類によっては華やかさや個性がだいぶ異なるよう。
女王カトレアとは対照的な可愛らしさです。
馴染みの濃い紫と、運よく淡い紫も見つけました。
花弁のしっかりした手触りが、ソルボンヌに似ている気がします。




そして安定感のある、スプレーマム。
いろんな咲き方、色がある上、持ちも良いので本当に重宝するし、とっても気軽。
マムには失礼な気もしますが・・肩肘張らない身近な花です。

いつもは可憐なもの、優しさの溢れる色や花弁に目が留まりますが・・。
気候から選んでアレンジすると、冒険やちょっとした気づきもあるものです。
花って何を挿しても素敵です。

購入する花の組み合わせに、外してはいないだろうか・・なんて不安も頭をよぎりますが、アレンジするとどうにかうまい具合に花同士が調和してくれるから、結果、喜びと安堵感だけが残ります(笑)。
それは、自然の花だけが持つ力で、また自然色の不思議さだと思うのです。

残りのマムは、もちろんプチアレンジで。


さて・・今朝のニュース、九州の雨被害がとても深刻です。
どうか、これ以上酷くなりませんように・・。
お祈りしています。
これ以上、被害が拡大しませんように・・。






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