2017年9月3日日曜日

魔法の美術館

本日までいわき市立美術館で催されている、“魔法の美術館~光と遊ぶ超体感型ミュージアム~”。
最終日の前日・・昨日はようやく行くことができました。

美術館エントランスを見ただけで、わくわく(笑)。


人の動きに合わせて、光や影、映像や音が変化する作品や空間は、不思議なアートの世界。
子どもも大人も楽しめる15作品はどれも魅力的で、昨年の春、スパリゾートで体験したチームラボ アイランドを思い出しました。

こうやって写真をコラージュすると、幻想的。
二次元なので立体感や音が届けられないのが残念です。


私自身が特に気に入ったのは、風と光と影が織りなす音のない世界。
ガチョウの羽根で出来たシャンデリアやモビールが、展示室の風を受けて、それぞれのスピードで回転し、木漏れ日のように揺れる陰影を作り出すというもの。
目には見えない風の動きは、私の中で想像する・・。
もちろん会場の雑踏はありますが、この動きを見ているとここだけ静寂が漂っている感じがして、ひと通り見終えた後も、この場に戻ってきてしまいました(笑)。



こちらのコーナーには、純白の種らしき羽根がくるりくるりと回転し続ける、“Secret Garden”と呼ばれる作品が・・。
こういうものが、私はとても好き。



光に包まれた白い鳥の羽の花が舞い続けます。
「鳥が植物になったら
どんな進化をするのだろうか?」
というテーマのもと、
羽根や卵の殻を使い
「秘密の庭」として
不思議な世界を表現しています。
作家:小松宏誠
~「Secret Garden」の説明より~

この方のホームページを覗いてみたら、やはり私好みの作品ばかり。
ふわりくるりと舞う羽根が、心を軽くしてくれます。

たくさんの想像と夢を運んでくれた、魔法の美術館でした。




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