2016年5月29日日曜日

琥珀の工作教室 in ほるる

家族が揃う日曜は、平日よりも穏やかさに欠ける我が家です。
正確に言えば、きっと私だけがそう思うのかも(笑)。
オフ中の皆を横目に、圧倒的に家事に追われる時間の多い今日一日が無事終わろうとしています。
上の子たちは定期テスト前なので、私とは意味の異なるやること多さに、ある意味幸せそう(苦笑)。
こんな時、年の離れた末っ子はちょっぴり可哀想だな・・と思います。
今朝も彼女のルーティンワークがひと通り終わると、手持ち無沙汰な様子で寝転んでいました。

末っ子には物心着いたころから、時々父親と二人で外デートを愉しむようさせています。
理由は3つ。
①単純に、彼との絆を深めて欲しいから。
②普段末っ子のことで手が塞がる母親の私と、上の子たちとの“半大人女子的時間”を大切にしたいから。
③家事をサクサクこなして、日曜ならではのフリータイムを満喫したいから。

そんなわけで、本日はランチタイムから始まりバスに乗っての、“いわき市石炭・化石館「ほるる」”デートになった模様。




大事そうに抱えてきたお土産は、体験教室で制作したコーパルとアンモナイトの標本、それに首長恐竜“エラスモサウルス”のフィギュアです。
※コーパルとは、化石になっていないか半化石状態の若い天然樹脂。

彼女が磨いてきたのは、若いコーパル・・と言っても数万年前~数百万年前のマダガスカル産 虫入りコハク。
彼が標本したアンモナイトは、中世代ジュラ紀(1億5000万年前)のフランス産 ペリスフィンクテス。
大昔から長い年月をかけて地中に留まっていたものを、手に取れることに感動を覚えます。

いわき市の約8500万年前の地層から1968年に高校生の鈴木直さんによって発見されたクビナガリュウ。
その化石が新属新種のクビナガリュウだと38年目にわかり、正式に「フタバサウルス・スズキイ」という学名になったとのこと。
琥珀の産地としても知られるようになった地元いわきの歴史を、父娘デートで満喫したようでした。


今夜、“エラスモサウルス”を抱いて床に就いた彼女が見る夢は、どんな夢かな・・・。
 

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