2017年7月17日月曜日

心に響く音色 ~Saxophone Ensemble~


先日の"night out"は、1959年オープンの・・地元の老舗ライブハウス「THE QWEEN」へ。
お世話になっている方の、サックスアンサンブル演奏会へと伺いました。
生バンドの演奏がずっと聴きたかったので、お声を掛けて頂いてから、ずっとこの日を心待ちにしていました。



かれこれ2時間ほど、心に響く音色を堪能。
"Moon River"や"Moonlight Serenade"、"君の瞳に恋してる"や"煙が目にしみる"・・。

大好きな曲がもっと他にもたくさん続いて、胸がきゅんと鳴り通し(笑)。

ソプラノ、アルト、テナーサックス。
一枚リードの歌口から奏でられるメロディーは、まるで人が歌を口ずさんでいるような抑揚と温かさがありました。



お贈りしたマイセレクトの花たち。
メインのバラには、ロマンティック・エンジェルと呼ばれる・・名前を聞いただけでも振り返りたくなるような、優雅で美しい大輪を入れてみました。

本格的なジャズの生演奏、スウィング、モダン、スローバラード、フュージョン。
ピアノにベース、トランペットの・・本物の音色を無性に聴きたくなってしまった(笑)。
ブログもBGMは、こちらを聴いてみたり、あちらを聴いてみたりのJazzクルーズしながら。

・・。
あら・・もうこんな時間(笑)。
おやすみなさい。
素敵な夢を・・。


2017年7月15日土曜日

My Style Gift ~ポンポンタッセルの贈り物~

夏場は生花のプチアレンジは、贈る方も贈られる方も萎れることが気がかりで・・ちょっと心配です。
そこで手土産には、人生初の手作りタッセルにしてみました。
春に帰省していた姉より、Filamyの体験レッスンをいくつか受けさせてもらっていたので、いよいよ実践の場がやって来たというわけ(笑)。

ラッピングには、大好きなティファニーブルーのリボンを。
中を開けると、これまた大好きなラデュレカラーのポンポンタッセルがお目見えします。
3色混和した刺繍糸は、どんどん形を丸く整えていくと、ベロアの手触りに変わっていくので不思議です。
刺繍糸を選んで、色の組み合わせを考えるのも楽しいです。
大好きな薄ピンクのパールビーズで、アクセントを付けました。
私もペンケースに同じものを付けています。



木玉に丁寧に糸を巻いて、ストラップ部分もメインの2色で組んでいく・・素人の私にとっては、手のかかるタッセルではあります。
でもね、これが楽しい。
何度か失敗もしましたが、嬉しい。
仕上がりを手にして、受け取ってくださる方を想い、箱にそっと入れること。
小さいけれど、温もりがたくさん詰まっています。
とても繊細で、愛らしくて・・自分スタイルの贈り物が完成です。
無作為に箱を選んで頂きましたが、不思議なもので・・その方のイメージ通りの色が手に渡りました。
こういったプチギフトって、いいな。
でもまだ慣れていないので、きっと粗だらけかも(笑)。
フラワーアレンジ同様に、手に馴染むまで糸と戯れることが大切?・・とぼんやり思います。
自分の嗜好が反映されるハンドメイドだからこそ、色んなものを見て触れて、感性を磨きたいものです。







2017年7月14日金曜日

Ladies Day Out ~甘く香る時間~

今日もこの暑さ。
汗をかくたびに体中の水分が抜けていきそうです。

昨日のオフはまた、濃厚な一日でした。
day out に、night out・・。
室内での大人座談会(day in)も、一歩外に出かけようと思うと私にとってはday outになってしまう(笑)。

彼の仕事がお休みなので、趣味のテニスから帰宅した彼にお願いするのも、何となく私は気が引けましたが、特に夜は末っ子を見てもらえたことがとてもありがたいです。

さてと。
素敵な写真がたくさん撮れて見返すのに時間は取られますが、またそれが楽しみ。
手に触れたもの、心で感じたこと・・残したい記憶を少しずつ、スキマ時間を利用して整理しているところです。

そんな昨日の・・今日はお茶会の話。
前回伺ったcocolarimarl(ココラリマール)さんの元へ、再びお誘いを受けて遊びに行ってきました。
彼女より、素敵な女性お二人をご紹介いただきました。
私は花好きですからとても憧れてしまう・・夢のような庭づくりをされている nami*さん。
とても素敵なインテリア雑貨や、アクセサリーを製作される作家 LilyChicのakko.さん。

楽しい時間は、いつも瞬く間に過ぎてしまいます。
女性って、凄い。
初対面なのに、たくさんの話と笑いと・・。
それから美味しいものも、いつの間にかぺろりと頂いてしまう(笑)。

私が持参したスイーツは、地元の美味しいタルト屋さん"CONNEXION"の生タルトにチョコレート♡。
大好きな"ゼリーの家"や"Cream house アトリエnobuya"のスイーツも並んで・・目が♡。

あまりにも写真の撮り甲斐がありましたので、コラージュで!

今、思い返してもお腹がいっぱいです(笑)。



帰宅後、封を開けてみてその心地よい甘い香りのよさに驚きました。
akko.さんお手製の、ボタニカルアロマワックスバー!
大好きなライスフラワーも、可愛らしくちょこんと入っておりました。
ありがとう!大切にします^^♡


シャビーシックな雰囲気が本当に素敵。
そのまま彼女の素敵な物腰とマッチしてることに、お会いしてみて納得しました。

そういえば・・今から12~3年前。
いわきではクラフトの作品展示や販売が始まったばかりのころ、仲の良い友人の作品を求めに出かけたことがありました。
その友人は引っ越してしまってもういないけれど・・。
既製品に引けを取らない本格的なハンドメイドの作品販売がとても新鮮で、斬新で、ワクワクする気持ちを抑えられなかったのを思い出します。
このところ様々なところでクラフト展が開催されているのを知って、嬉しくまた懐かしく思っているところです。
自分スタイル、他者のスタイル・・。
どの方の素敵さも共有し合えるそういった場は、私はとても大好きです。

色々な価値観の女性と幸運にも会えることで、私は学べます。
そして自分自身をもう一度確認することが出来ます。
cocolarimarlさんのお声かけにも感謝しています。

夜のこと、私が贈ったティファニーブルーのリボンギフトのこと。
さて、明日はどちらから綴りましょう(笑)。
そうでした・・先日の研修会で出会えた先生からの、言葉の贈り物もありました。

感性を刺激する日々は、本当にかけがえのない時間です。




2017年7月13日木曜日

Filamy Tassel & Home Dacoration ~Craft & Flower Ⅲ( 草土出版 ) への掲載~

今月は二冊目の本のご紹介。
"FilamyTassel & Home Decoration "として、ハンドメイドタッセルやランプシェードなど、インテリア装飾を手掛ける姉たち(Filamyは二人で活動を行っています・・Blogはこちら→、姉のBlogはこちら→)。

この度、Filamyの作品が表紙となった『Craft & Flower Ⅲ』が草土出版より発売されました。

お洋服やアクセサリーで
おしゃれを楽しむように。
毎日を過ごすお部屋の中も、
季節やシーンに合わせて
タッセルをあしらったり、
インテリアアイテムをプラスするだけで
お部屋は驚くほど素敵に生まれ変わります。
ハンドメイドで作り上げる作品は
満足感と幸せを与えてくれるでしょう。
製作過程も楽しみながら
装飾的で実用的な
タッセル・インテリアアイテムを通して
生活に彩りを添える
お手伝いができればと思っております。
~Flamy Tassel & Home Dacoration のホームページより~


FilamyStyleの素敵なタッセルと、ホームデコレーションアイテムが多数掲載されております。
私自身、この『Craft & Flower』第1集・2集の愛読者でした(笑)。
花やクラフトを愛する人だけでなく、誰が読んでも心豊かになる一冊です。


全国の書店、ネットでもご購入いただけます。
ぜひ、お手に取ってご覧くださいませ。



この秋、大阪と東京にて出版記念作品展を、また、掲載作品の1dayレッスンを各所で開催する予定です。(Blogで随時Upされます。)


※いわきでの出張レッスンも可能です。

お問い合わせは、こちらBlogのメールフォーム(ウェブバージョン)よりお願い致します。



2017年7月11日火曜日

Cross & Parallel の美しさ ~大好きな瑠璃玉薊~

後部座席に乗せた昨日のアレンジ。
熱射地獄の車に乗せるのが、可哀想なくらいです(笑)。

涼やか・大好き・美しいの三拍子そろった交差アレンジが、今回のレッスン内容。
先ずは、パウンドケーキを連想させる花器から・・手作りしました。
我が家はアイランドキッチンですが、こんなに横長のアレンジは食卓との境目に。
どちらかと言うと背が低めで、幅のあるアレンジを置くのにはちょうど良い場所です。

学校から帰ってきた末っ子が、すぐさま反応してくれました。
彼女は私と"大好き"が同じです。

とげとげのルリタマアザミが好みですって(笑)。


このルリタマアザミ。
昨年は、和モダンなアレンジで登場しましたが、本当に素敵なのです。
このままドライにして秋のアレンジに用いようかな・・と考えてみたり。
ずっと手元に置いておきたくなるような愛らしさで、横を通るたびにツンツン触れて構いたくなります(笑)。




そしてカーネーションは、"ミルクティー"。
グリーンがちょっぴり混ざり込んで、絶妙な色味を楽しませてくれます。
このミルクティーだけを用いた丸い花束・・作りたいな♡


それから、爽やかなペールグリーンのバラも入れてみて。
その名も"ライム"。
香りはどうだろうと思って鼻を近づかせてみたら・・当たり前ですけど、ライムの香りは全くせずに、淡くさわやかな心地よいバラの香りが微かにしました。

バラは、やはり華を添えてくれる花。
理由なしに・・美しい(笑)。


土を弄る、花に触れる、森林浴をする、果物野菜を育てる、花装飾に凝る、彩りやアロマを楽しむ・・。
人が自然や植物から得られる、たくさんの癒し効果。
自分に合った方法で取り入れたいなと思います。


いつもそうですが、大好きな花時間は・・花と私の大切ないのちの時間。
最期まで大事に愛でていきます。



2017年7月7日金曜日

大きくなったら ~星に願う七夕~

大きくなったら・・。
こんなことをしたい、あんな風になりたい。
漠然とでも子どもが自分の将来を考えて、夢を一生懸命に話す姿が大好きです。

大きくなったら、結婚するでしょう~、子どもが生まれるでしょう~、お家も建てるでしょう~、猫も飼うでしょう~、それからね、旅行もするでしょう~・・・と。
まぁ、それはそれはとてもたくさんの夢を語ってくれて、聞いている私も幸せな気持ちになります。

大きくなったら・・。
私はもう大人になってしまい、色んな現実を知り出しているので、悠長なことばかりも言ってられず、膨らみかけた彼女の夢をつい窄ませるような話題も振ってしまうのです。
いつもその度に反省をしているのですけれど。

大きくなったら・・。
今は、パティシエールに私はなりたい。
だって、自分でお料理できるんだもん。

素敵だよね、人の心を満たす仕事には大きな夢や喜びがあります。
そのためにはたくさんの努力をしなくてはいけないの。
砂糖や牛乳の分量、温度を間違えたら大変だから、今勉強するの。
感性を磨くの。
そしてそのお菓子はどんな風に工夫を凝らし、どんな思いで愛をこめて作り上げたのか、食べてくれる人に理解してもらえるように、言葉で分かりやすく説明し、ときには文章で表現したりもするの。
だから本を読んで言葉を知るし、作文もするの。

大きくなったら・・。
どんな大人になっているのかな。
午後は雲一つない夏空でした。
今日は七夕。
陽が沈んだら、夜空でも観察しますか。
みんなの夢が叶うといいな。


年の離れた上の子たちとのはっきりとした違いは、私の心の中に"あそび"があること。
ゆとり・・と表現するには少し異なるのですけれど、心の糸がピンと張り詰めてはいないのです。
いつだったか、上の姉様たちに、こんなことを言われました。
「選択の幅を、妹にはもっと持たせてあげた方がよい。私たちはこれで良いけれど、彼女にはもっと夢を、もっと自由を、もっと厳しさを。」

それは、母親目線の助言にも思えて、私はすぐさま全てを吸収してこの頃に至ります。
初めて、二回目、そして最後の子育て・・。
その時々で悔いる気持ちも喜びもあって、たくさんの思いを経験させてもらえる娘たちとの出会いには、本当に感謝しています。


大きくなったら。
私が今感じている思いを、彼女たちにも是非味わって欲しい。
絵に描いたようには生きられない人生。
山あり谷ありの毎日。
理想を求めつつも、現実は満更でもないと思えること。

誰かのために、精一杯生きてみようと感じられること。
足るを知りつつ、たくさんの価値観が世の中には存在すること。
後悔したら、次に活かして欲しいこと。
失敗もたくさんして欲しいこと。
人の心の痛みを、自分のことのように分かること。


でもね、最後は自分がどうしたいのか、胸に手を当ててよく考えて生きてみること。
私や彼の人生でもなく、自分の人生を歩んでいるわけだから。


5年後、10年後、20年後のあなたたちに私は会いたいです。

この手作りペンダントは、末っ子が幼稚園時代に制作してきたもの。
キッチンの吊戸棚取っ手に引っ掛けて、水場の守り神にしています。

どんな時も、子どもたちの夢を応援してあげたい。
七夕に‥そんなことを思い、幸せを願っています。



2017年7月6日木曜日

ソルボンヌ☆夏のあしらい

春とはまた一味違う、夏の花。
それを言葉で表現するのは難しいのですが、この暑さに負けじと咲く姿は、色もそう、形もそう・・美しくて本当に逞しいです。

今週はこんなアレンジにしています。
月曜のレッスンは行けなかったため、"Flower Bar"で調達を。
この頃、花時間マルシェとかデリフラワー、花デリとか‥花き業界からそんな言葉を聞くことが多くなり、とても嬉しい気持ちになります。
一本でも花を飾ると笑顔になる、癒される、また頑張ってみようかな・・なんて勇気付けられる。
メンタル的な効果がとても大きいので、ほんの少しでも花を買って、家や職場に飾る人が増えればいいなぁ・・と思っています。


近頃はやはり、季節的にユリの花
ピンクのソルボンヌが主役です。
ユリは独特な芳香なので、苦手な人もいるのかな。

個性的な花の形なので、どう使おうか・・ちょっぴり緊張します。
仕上げたアレンジを、鏡の前でおすましさせて、枯れない花写真撮り(笑)。




このソルボンヌ、ひらひらとした花弁の中はそばかす模様が愛らしいです。
見応えのあるものといったら、大輪のカザブランカの右に出るものはないでしょうけれど、十分過ぎるほどの華やかさです。
ユリってやはり素敵な花、深く納得(笑)。



花にとっては、これからが厳しい季節です。
早く傷むのが分かるので、花材を選ぶ時は暑さに少しでも強そうなものに・・自然と手が伸びます。
そんなわけで、デンファレもいけるかな?
同じ洋蘭の仲間でも、種類によっては華やかさや個性がだいぶ異なるよう。
女王カトレアとは対照的な可愛らしさです。
馴染みの濃い紫と、運よく淡い紫も見つけました。
花弁のしっかりした手触りが、ソルボンヌに似ている気がします。




そして安定感のある、スプレーマム。
いろんな咲き方、色がある上、持ちも良いので本当に重宝するし、とっても気軽。
マムには失礼な気もしますが・・肩肘張らない身近な花です。

いつもは可憐なもの、優しさの溢れる色や花弁に目が留まりますが・・。
気候から選んでアレンジすると、冒険やちょっとした気づきもあるものです。
花って何を挿しても素敵です。

購入する花の組み合わせに、外してはいないだろうか・・なんて不安も頭をよぎりますが、アレンジするとどうにかうまい具合に花同士が調和してくれるから、結果、喜びと安堵感だけが残ります(笑)。
それは、自然の花だけが持つ力で、また自然色の不思議さだと思うのです。

残りのマムは、もちろんプチアレンジで。


さて・・今朝のニュース、九州の雨被害がとても深刻です。
どうか、これ以上酷くなりませんように・・。
お祈りしています。
これ以上、被害が拡大しませんように・・。