2017年2月8日水曜日

絵本 ミロとまほうのいし

子どもたちが幼かった頃だから、もう10年以上は前になります。
友人が遠方より送ってくれた絵本「ミロとまほうのいし」。
今日はこちらを携えて4年1組に伺います。

この絵本に用意されている結末は、二つ。
“しあわせな終わり”と“かなしい終わり”。
お話の後半から、絵本が真ん中半分にカットされていてどちらの結末を選ぼうか・・と読む側に選択させるという凝った作りになっています。

作者のマーカス・フィスターは、夢のある絵を描く方だなと思います。
「にじいろのさかな」シリーズも、今回の絵本も、魚のうろこや光る不思議な石に、美しくきらりと光る細工をするから、それが特別なものだって・・我が家の娘たちはわくわくしながら絵本に釘付けでした。

谷川俊太郎さんの訳で広がるこの絵本には、自然の法則やいわゆる自然崇拝の価値観が分かりやすく描かれていると思うのです。

みんなの心にどんな思いがこだまするでしょう。
楽しみ(笑)。



2017年2月7日火曜日

南高梅

母の梅よりも先に花を付けた、夫の「南高梅」。
早くきてごらん!と嬉しそうに声をかける姿に、本当にこの人は「梅」が好きなのだなぁとつくづく思うのです。
結婚したての頃、ぷっくりとした南高梅を買ってきては、一つひとつ丁寧に拭き取って自家製梅酒を作り始めました。
それから、ゆとりのある年は時期になると楽しそうに仕込み出すので、いつの間にか私までも彼の梅エキスや梅酒を心待ちにしてしまいます。

二年前にいよいよ南高梅の苗木を購入しましたが、果たして実を結ぶかしら。

今年はたくさん花を持ったので、記念に一枚!


まだ背丈は1mぐらい。
とにかく素敵な樹形にするには、徒長枝をいずれは剪定しなくはならないし、そうしなければ彼の望む実もつくことはないだろうな・・。
たくさん出始めた若枝をぼんやり眺めた先の思いは、その手間のこと(笑)。

梅の隣にはさくらんぼの低木があって、やはりそれも彼が勝手に植えたものなのです。
まぁ、果実系は実をつける姿も楽しみだし、それを小鳥が啄みにやってきて、こっそり逃げていく姿を見るのも心が和みますけれど、ね。
そんな風に、彼が“何か”を買ってきて植えては、いつも心の中で一人呟くのです(笑)。

桜よりも、長く楽しめる梅。

寒さの中、百花に先駆けてぽっと花を付け、香り立ち、しばらくは美しく咲き続けるのだから、私はこの花に欠点など思い浮かびもせず・・。
あの神童と称された菅原道真公が梅をこよなく愛していたことは有名ですが、彼が時の左大臣 藤原時平の政略に人生を狂わされ、左遷されてもなお皇室と国の平穏無事を祈り、身の潔白を証明するのに真心で向き合った晩年を思うと、ぎゅっと胸が切なくなります。
美しい梅の花は、彼の心の拠り所だったのかな。

南高梅の足もとには、すでに開いた花がありました。

白梅を見て、思う人の心は様々です。



2017年2月6日月曜日

はじめまして~くらし随筆(1) いわき民報~

ご縁があって、本日の夕刊(いわき民報)より三か月間、毎週月曜日の「くらし随筆」を担当することになりました。
たっちコラムよりも原稿を仕上げる期間が短い。。。
一週間はあっという間に過ぎるので、気が付けは週末の〆切日。。。
これも、人生・・己の修行でしょうか(笑)

お目に留まりました時は、主婦の呟きにお付き合い頂ければ幸いです。


2017年1月31日火曜日

「いわき WOMAN FESTA」参加者募集について

いわき市男女共同参画センターからのお知らせです。
今年の「いわき WOMAN FESTA」は、2月25日(土)開催します。

第一部は、キャスター 国谷 裕子氏をお招きし、“女性が輝ける社会を目指して~今、伝えたいこと~”と題してご講演頂きます。
23年間キャスターとしてご出演されていたNHK報道番組「クローズアップ現代」では、時代の変化と社会問題について、ひとつのテーマを深く掘り下げて視聴者に分かりやすく伝えて下さる国谷氏の姿がとても魅力的でした。
今回どのようなお話を伺うことが出来るのか、とても楽しみです。

第二部のワークショップでは、テーマに基づき、4~5人単位のグールプ毎に成果発表を行います。
昨年の女性限定フェスタとは異なり、今年は人材育成講座(夫婦編や男性編)に参加された男性も参加できるフェスタであること。
女性も男性も、このいわき市で自分らしく輝ける日々を送るには・・。
参加者同士の交流と意見交換を楽しみに、私も当日は参加したいと思います。

※申込み受付は、2月3日(金)9時から。
 申込み方法、その他当日の内容について、詳しくは、こちら↓
 いわき市ホームページ「いわき WOMAN FESTA」参加者募集についてをご覧ください。 







2017年1月24日火曜日

アナスタシアの節分プレート ~たっちコラムvol.12~

2017.1月号(No.92)のこどもたっちコラムです。


来月は「立春」を迎えます。
旧暦では一年の始まりと考えられていた日です。
季節の節目を表す暦の言葉を知れば、花あしらいの楽しみも深まります。
太陽の動きに合わせた現在の“新暦”になる明治5年まで、人は月の満ち欠けを基準とした“旧暦”を使っていました。
これは季節と月日のずれが生じる暦なので、農作業をするのに支障を感じた昔の人々は、正確に季節を知る手段として一年を24等分する中国伝来の「二十四節気」を取り入れるようになったのです。
季節の変化を読み取る二十四節気・・さらにはこれを3つに細分化した七十二候に映し出される暮らしのことばには、季節の風物を喜ぶ人の心の豊かさも感じられます。



暦の春スタート前日の「節分」には、乾燥や冷気に強い生花を和皿にあしらって、生活空間の邪気も払いのけ。
ヒイラギの代わりは、自宅花壇から摘んできた“ナンテンヒイラギ”です。
スパイダー咲きの大輪糸菊“アナスタシア”や、トゲのある葉先と瑠璃色が目を引く“エリンジウム”に、鬼も退散してしまいそうな意志の強さと美しさを感じます。

参考)国立天文台ホームページ→ 

2017年1月16日月曜日

First Class (Tulip) ~植生的~

本当の春は来ないかなぁ・・。
寒波襲来で、ますますそんな気持ちが強まります。

昨日、出先でまたまた見かけた消防イベント。
体感してみたいという末っ子の願いで皆で参加してきましたが、とにかく寒くて・・屋外には長い間はいられず、十数分で退散してきました。
消防・救急隊員の方々には、本当に頭の下がる思いです。
いつどこで起こるとも知れない事故や災害に、常に備えて待機しているのですから、たとえ使命があるとは言え、体も心もなかなか休まらないだろうな。
火事も事故も自然災害も・・気を付けなければ!と強く思いました。

そんな外の寒さとは正反対の花たち。
本日主役は、“ファーストクラス”という名の、ほんのり桃色のチューリップでした。
花言葉が、“理想の恋人”って・・、素敵過ぎます(笑)。


今日の学びは、以前に練習したことのある「植生的」。
一つの生長点から、アンシンメトリーにぐんぐん放射状に伸び放つ姿を形作ることが目標です。可愛らしい実ものは、“ビバーナムティナス(黒)”と“ウィローベリー(緑)”。
後者の葉先が長いウィローベリーが、ユーカリの仲間だと知ってちょっと驚きました。
実が重いと、支点定まらずゆらゆら頭を揺らすのですけれど、それがまた可愛い。
少し実を落としたり、他の花材にもたれ掛けさせたり・・と、ほんの少し手間がかかります(笑)。

それにしても、チューリップって感度の高い花です。
挿している間から花開いて、スイートピーの香り同様に心を和ませてくれました。

今日も花にときめいて(笑)。
少しでも長く生きて欲しいな・・と思います。



2017年1月13日金曜日

Aroma Soap

自分で考えて生きるようにしていますが、人に導かれ生かされているな~と思うこの数日です(笑)。
生きていると選択の連続で、その判断に迷うことが多々あります。
何となく行けるかも・・気持ちが良いかも・・という直感的な判断で、わくわくする方を選ぶのですけれど、失敗することも。
それもまた生きる糧にしたいものです。

呟きはさておき。
先日お会いしたaromaまさんより頂いた、すてきな香りのハンドメイドソープ。
虹色のメルヘンな色合いをしばらく眺めていたくて飾っていましたら、これちょうだい♪と末っ子に奪われました(笑)
何か袋に入れてちょうだい♪と。
彼女の意思を尊重すべく、オーガンジーの袋に入れてあげ、渡しました。
何をするのかと思っていたら、まあ、なんと。
学校用のハンカチを入れる容れ物の隙間にしっかりと入れてありました(笑)。
ハンカチに香りが移るのを期待している模様です。

私が子どもの頃、紙せっけん(今もあるのかな?)を持っていたお友だちがいて、おすそ分けしてもらって似たようなことをしていました。
すてきな香りって、大人も子どもも大好き。


もうしばらく彼女が楽しんだ後は、早速使ってみます。
夢のある色合いの、まるでケーキのようなアロマソープ。
グレープフルーツ、ローズゼラニウム、パチュリ、ゼラニウム・・の、すきっとした香りです。
精油、エッセンシャルオイルの類って大好きです。
メンタルヘルスケアに役立ちそう。

学生時代、お気に入りのアウトドアショップで焚かれていた香りに惹かれて、生まれて初めて買ったのは柑橘系のメリッサでした。
エキゾチック系やらグリーン系やら、フローラル系やら・・店内には沢山の精油が並んでいましたっけ。
手軽に出来るセルフケアとして、いま一度見直そうか。
そんな気持ちを蘇らせてくれたaromaまさんに、感謝^^!