2016年6月8日水曜日

Dreamy Angel ~ORNE~

可愛らしいモチーフの完成!
スケルトンリーフ、四つ葉のクローバー、それから天使ちゃん。
合わせるビーズの色で、色々なイメージに仕上がるオルネフラワー。
幸せモチーフはどこまでも甘く、その雰囲気を壊さぬようピンクを挿し色にしました。

女子ばかりの我が家では、小さくて可愛いものが好き。
ペンケースやポーチのチャームを、よく雑貨屋さんで見つけてきます。
今日の天使、勝手に名付けた“Dreamy Angel”は、壊れてしまったら悲しいからしばらくは鑑賞用(笑)。
いずれ一人ひとりに作ってあげようかな。

オルゴールの中からは、二つのリーフの顔をのぞかせて、上には“Dreamy Angel”を座らせました。
天使が夢見るのは、欲しいもの?なりたい未来?理想の王子さま?
想像は、娘たちや見る人の心にお任せします(笑)。


カリキュラム作品を完成させるまでの時間は、毎回穏やかで幸せな時間です。
反対にいつもの日常は、私が子どもの頃よりも、待ったなしに時間が流れるように感じます。
大人になったから?それとも、夢見ることを忘れかけているから?

大人になっても始められることがある限り、好奇心と一歩踏み出す勇気を、いくつになっても忘れたくないな・・と思います。

2016年6月7日火曜日

NaNa ~Spray Carnation~

完成したアレンジも好きだけれど、実は“ちょこっと飾り”も大好き。
昨日使えなかった短めステムを寄せ集めたら、形になりました(笑)。

オレンジ色のスプレーカーネーションの名は、“ナナ”。
昨日の主役“ダーリン”不在でも、存在感があります。
きっと、花器に用いたフルートグラスの水色部分が、反対色のナナを淡く受け止めているから(・・と自分なりに解釈。)

窓際にぴったり。
フレッシュフラワーの“ちょこっと飾り”は、何てことはない空間を生かすために必要な飾りです。


カーネーションやトルコキキョウ。
店先で花処理をしていると、寒い間潜っていた虫が花弁の間から顔を出すとのこと。
昨日先生からそんな余談を伺って、ぎょっとしました(笑)。
でも、どちらの花も見るからに柔らかそうな花弁だから、虫が好むのも分かるような気がします。

“ちょこっと飾り”に目を止める時間は、数秒間。
それまでのイライラや寂しさ、喜びや楽しさ等々、花を見てフッと自分の内側を知る“和みのひととき”です。

2016年6月6日月曜日

Darling ~Strauss~ 

記念日に、ささやかなお祝いに、花束を頂いたときはとても嬉しいもの。
小さな子どもが手にしたら、大人が持つより愛らしさも倍増するけれど、その分いたわりながら持つことはしなそうな気がします(笑)。

シュトラウス(花束)レッスン時には、貰う側がどんな状況下であっても解れずきれいな状態であるように、子どもが手にしたことも想像しながらラッピングまで練習します。
赤ちゃんをおくるみで包むように、仕上がった花束を優しくホールド。


このままの姿も絵になるけれど、可哀想なのですぐ水に浸けてあげました。
水を吸い上げて嬉しそうなおすまし顔も、記念に一枚。
本日のメインカラーは、シャンパンを思わせる大人上品なサーモンピンクの色味。
眺めていると日常を忘れてしまいます(笑)。



花材は、カスミソウのような可憐な小花ミスティーブルー(スターチス系)。
グリーンは、ブプレリウムで。
コットンカップと呼ばれるスプレーバラに、スプレーカーネーション。
そして主役のバラは、その名も“ダーリン(=最愛の人)”。
周りはほんのり頬を染めたようなピンク色。
遠目には、クリーム色に見えるのに、中を覗くとメインのシャンパンカラーがお目見えします。
透明感に溢れていて、ふんわり甘い香りです。
鼻を近付け過ぎて、花弁にキスをしてしまいました(笑)。

時間とともに、“ダーリン”が開いてきました。
優しくも華やかな雰囲気です。

愛しい人へ。もしくは愛しい人から。
柔らかでロマンチックなこんなバラを一輪でも贈ったり頂いたら、もうそれだけで胸がキュンとなる美しさです。
ダーリン”恐るべし、花の力(笑)。





2016年6月3日金曜日

学ぶ意味

(今日は、ちょっぴり長め・・笑。)

世の女性たちは、スケジュール管理をどうしてるのかな?
フューチャーフォンを愛用する私は、今のところすべての予定は手帳に書き込む派。
情報を一元化すると頭がすっきり、更に予定通り一日を終えられるともっとすっきりします(笑)。
でも、手帳の使い勝手を良くするためには、まだまだ改善する必要性はありそうです。

今週は飽和状態の毎日に近かった気がします。
さすがに今日は予定を一つキャンセルして、その分空いた時間を共同参画の原稿書き(宿題)、来月の読み聞かせ絵本選び、それから本業のミーティング資料作りに充てました。

どうして、自分で自分を動かすのか?
学校教育から社会教育、さらに生涯教育へ、子どもから大人になっても学ぶことの本質はあまり変わらない気がします。
子どもも大人も“学ぶ意味”は何なのか?
以前出会った言葉に、私なりの答えがあります。


人は自分でなければ果たせない使命をもって生まれてくる。
今、学び、身につけていく能力を、
自分のためだけに使うのではなく、
周りの人たちのために使うこと。
大きくなって人の役に立つ仕事をすること。
そのために、今、勉強をする。
(将来、人のために尽くすには、自分は何をしたいか、
早いうちから故や志を持たせる子育てを。)

何となく受け身で生きてきて、勉強し、結婚し、子どもを産み育て・・。
そして、見つけられずに大人になった今、少しずつ分かる色々があり、動くわけです。
子どもの頃にこんな文章に出会って、ビビッとくる自分でありたかった(笑)。

気に入った言葉は、メモして手帳に入れたり、マグネットボードに貼ってみたり。
行き詰っているとき、自分が信じるものを確かめるとき、原点に戻るような感覚で心読みします。


やりたいことは、学ぶこと。
学ぶことは、使命を見つける自分探し。
よって、やりたいことは“あるべき自分探し”。
心理学者マズローの欲求5段階説(自己実現理論)の第5段階・・自己実現の欲求が、これなのかなと思います。
でもね。 やりたいことは多くても、手帳を眺めながら“遊び=時間的ゆとり”の大切さも感じているこの頃です。
自分自身のことと並行して、まずは子どもたちが人の役に立つ仕事を出来るような能力を身につけるために。
母として人として、やっぱり私も学ぶ意味があるのかな・・と感じています。

2016年6月2日木曜日

レモンの花

何年振りでしょう!
前回花が付いた時には、見損ねていました。

自家栽培の、しかも子どもたちが種から発芽させたレモンの花を見たのは初めてです。
鉢替えしたのか良かったか?(笑)
感動の余り、ファインダーを何度覗いてもブレる、ブレる(笑)。

蕾はうす紫色なのに、開くと白色。
ちょっとピントぼけですが、記念にパチリ。



レモンの花について色々調べてみたら・・。
新芽や花の素敵な香り・・とありました。
・・・。
レモンの果実はあんなに心地良い香りがするのに。
時折、形や色に気を取られて、匂いを嗅ぐのを忘れます(笑)。

実を結ぶかな?
アゲハに食されないよう、これからは気を引き締めて見守ります(笑)。




2016年6月1日水曜日

バラの祝福 ~Birthday roses~

6月初日。
私の住む町は、真っ青な空と爽やかな風でスタートしました。

今日は叔母の誕生日です。
母のように慕っています。
大人になった私を今もなお育ててくれる、仕事面の良きアドバイザーです。

彼女の手をかけたバラが、いつもこの時期花開くので、本人にしてみればこれ以上の祝福はないと思います(笑)。
でも困ったことに、名前が全く分からない(笑)。
きれいね、素晴らしいわね・・って、声を掛けるのがごあいさつ代わりです。

先ずは、花弁たっぷりのふくよかなイエローローズ。
黄味が強すぎない色合いが、素敵です。
ディズニーの物語“美女と野獣”の主人公“ベル”を連想させる華々しさ。



お次は、花弁の縁取りがアクセント。
すっきり上品なピンク系ローズ。
イエロー同様にこちらも花弁が豊富で、開けばロゼッタ咲きのようなクラシカルな花形になります。



そして、最後はおまけです(笑)。
先日のコラムでもお話しした、大先輩の鋏入れを頂いた二重平咲きローズ。
華やかさ・・というより、控えめな美しさ。
おかげで様で、たくさん蕾を持ちました。



尊敬する叔母へ、今年もバラの祝福です。

グラマラス、エレガント、そしてノーブル。
いつまでも素敵な女性でいてくださいね。


2016年5月31日火曜日

絵本 たったひとりの戦い

明日からはもう6月です。
読み聞かせから始まる月になります。

一度にすべての学年を巡りたくて、皆で相談し、分担しました。
今回私の担当は、新6年生。
初の1組と2組合同の読み聞かせになります。

セレクトしたのは、絵本「たったひとりの戦い」。
作者は、パリ生まれ“アナイス・ヴォージュラード”。
私と同い年(笑)!
現在フランスで活躍する女性の絵本作家です。



戦国の時代、
となりあった赤の国と青の国の戦争も長いあいだ続いていた。
青の国の王子ファビアンは戦争の決着をつけるため、
王子同士の一騎打ちに出かけたが、
相手を倒せず、父王の怒りをかい、追放の身となった。
国を追われたファビアンが、
戦争を終わらせるためにひとりでおこした戦いとは・・・。
~あらすじより抜粋~

軍隊を持たず、
知恵を武器に戦った王子の物語。



中を開くと・・。
どことなく繊細で美しく、力強さも感じさせる絵本です。

今まで以上に体も心もフル回転で活躍する最高学年の子どもたちへ。
なぜ学ぶのか、なぜ生きるのか・・。
知恵を武器にしたファビアンの行く末を見届けて欲しいなと思います。


さて、もう寝ましょ。
おやすみなさい。