春先の花屋さんは、まさに百花繚乱。色とりどりの花びらと甘い香りで、心がときめきます。
チューリップやラナンキュラス、ミモザにスカビオサ、パンジー、アネモネ、フリージア、ヒヤシンス・・。
目移りするほどたくさんある花の中で、私が一番惹かれるのは、“スイートピー(sweet pea)”です。
“pea”とはエンドウ豆のことで、“sweet pea”はその親戚。
英名の通り、甘い香りとマメ科の特有のひらひら蝶形花びらが特徴的です。
どちらも先の方に巻きひげつけて絡む相手を見つけながら上へ伸びようとします
でも、エンドウ豆と異なるのは、スイートピーからできた豆には毒があること。
あくまでも、見て香りを楽しむ花です。
ビバーナムの鮮やかな緑色と、まだ開かない蕾や可憐な小花も取り入れました。
仕上がった花クッションは、淡い春の香りを放っています。
空き瓶に2~3輪、スイートピーを飾るだけでも空間が華やぎます。
スイートピーの花言葉:門出、思い出、別離