今日は、雨・・。
雨が似合う季節。
こんな爽やかな色のブーケから、6月をスタートさせるのはどうでしょう。
前回Wing編集にご協力頂いた友人へ・・ありがとうの気持ちを個人的にお渡ししたくて、昨日はサンクスブーケを届けがてら、遊びに伺いました。
私の中の彼女のイメージは、そのまま色と形で表しています。
メインのバラは、"ライラック・クラシック"。
薄紫色の花弁には、すうっと一筋トリミングされていて印象的。
ポリシーを持つ彼女のイメージに相応しい姿です。
それから"オールドローズ・ファンタジー"の愛らしさも添えて。
清々しさや個性は、ブルースターやアストランティアで。
そうそう、自前のブドウや母からダスティミラーも分けて貰って、ブーケに投入。
ほんの少しですけどね(笑)。
アルケミラやスモークグラスを入れれば、シャンペトルらしくなるかな。
車を走らせる中で、途中沿道にはたくさんの草花が咲いていました。
タンポポやノアザミ、ふわふわの猫じゃらしのような・・・なんだろう、チガヤかな?名前は知らない(笑)。
そんな野花を眺めながら、とても幸せな気持ちに。
花を選ぶ時の気持ちや不安、そして束ね始める時、それから大切な人に渡す時。
全てがドキドキで刺激的。
私・・花屋さんではないのだけれど。
花のお届け・・ちょっぴり癖になりそうです(笑)。
パリ、リヨン、モン・サン=ミッシェル・・。
う~ん、あと一つは忘れました(笑)。
今朝は姉が一路フランスへ。
昨日は、我が子も交えて・・渡航前の最後の電話。
彼女は大阪や京都のカルチャースクールで、フランス額装やカルトナージュ、それからタッセルやランプシェードにスツールの張替えなども教えています。
カリグラフィーも作品展に出していたり・・ホームデコレーションに関する事なら、ある程度作ってしまう人なのです。
そんな姉が、今回は先生方と学びの旅へ。
先日イギリスではテロがあったばかり。
渡航歴のない私がいうもの何なのですけれど・・やはりとても心配です、無事に帰ってくるまでは。
いってらっしゃい。
たくさんのお土産話を待っています。
昔から手仕事が好きな彼女。
ライフワークまでとはいきませんが、作品を作る姿を見るとそれに近いものもあるかも。
女学校で家庭科を教えていた亡き祖母の影響を受けているとしか思えないほど、とても器用な人なのだなと思うのです。
(ホームデコレーションに関する話は、また別の機会に・・)
それにしても、姉妹って(笑)。
話し出すとどうしてこうも止まらないのか。
年を重ねるごとに、お互いを尊重し助け合い、よいとこ取りの関係でおります(笑)。
娘たちにも、そうなって欲しい。
私はいずれ先に逝くので・・三人助け合って知恵を出し合って、そう、まさに戦国時代に生きた"淀・初・江"のように。
スーツケース片手に、軽く海外へ飛び立てるような・・そんな身軽さと逞しさを。
あの震災の日から、私はいつもそう思っています。
Bon Voyage !
待ってるよ!
妹より
車を運転していると、日差しが強くて眩しくて・・車内の温度も上昇するので、仕上がりのアレンジを運ぶのに今時期からとても気を遣います。
それでも昨日はそよ風があって、窓を少し開けたら助手席に乗せた花たちも、気持ちよさそうに揺れていました。
大好きなパニカムとトルコキキョウ、スカビオサにバラ。
フレッシュなオレガノ入りの、香るアレンジが今回のレッスンです。
フォルムはトライアンギュラーを・・ちょっと崩した感じ。
シックな花色だったので、更に私の心はときめきました。
人間もそうですけど、名前ってとても大事。
響きと、色と、ある程度すべてのニュアンスが‥固有の名前から伝わるのだから。
それは、花にも当てはまるので、私は先生に伺うのをいつも楽しみにしています。
先ずは、"カルメンカシス"。
トルコキキョウの花弁の優雅さと色味が、ぴったり合っている素敵な名前です。
見ているとカシス系のドリンクを口にしたくなる・・美しさにほろ酔い気分になります(笑)。
それから、大好きなスカビオサは、"ラオウ ワインアドレ"。
何だかすごい名前です。
スカビオサと言う花は、どうしてこんなにも私はいつも惹かれてしまうのか・・。
一つひとつの花弁の繊細な作りが、ぎゅっと心を鷲掴みにするのです。
一番の貴婦人は、ライラックを思わせる薄紫のバラ・・"オーシャンソング"。
熱のない色が貴婦人の佇まいを感じさせます。
柔らかなオレガノとの組み合わせが、素敵。
立派な実ものは、つやつや桃色のヒペリカムで。
"ココカジノ"と呼ばれるこちらは、発色の良さに驚きです。
この子があるのとないのとでは・・・アレンジの面白みも感じないかな。
一番落ち着く場所で、今朝はアレンジと目配せ(笑)。
大好きな5月が、今年一度きりの5月が・・明日で終わりです。
いつにも増して・・たくさんの出来事が今月はありました。
時には心が追いついていかないことも、これで良いのだと思うことも。
後悔のない毎日を送れますように。
花のいのちを眺めて、今日も誓いを立てています(笑)。
オルネフラワーが一先ず終わったところで、さてさて次はどうしましょう。
そんなためらいも、私の中では無縁でした(笑)。
先日は早速、"シェーネアルバイテン"の世界を覗いてみました。
初めての作品は、とても素敵なブローチです。
ジャケットの胸元に添えたい、知的さと控えめな華やかさがとても素敵。
先生の小道具(ベルベットトレイ)をお借りして、記念に一枚。
個人的にはアンダーで写すと、この手工芸の良さや雰囲気が出るように感じます。
記念すべき一つ目・・"ターコイズアクセサリー"の出来上がりです。
ターコイズは、創造性と表現力を強化する効果があるのだそう。
真ん中にはその色のマルガリータ(雛菊)を入れて、金銀の組紐デザインを合わせてあります。
本当はクスノキの実をひと粒入れるのですけど、手元にないのでクリスタルストーンのみの輝きで・・。
次回もとても楽しみです。
花同様に、手工芸でも私は精神統一。
・・それと共に、おしゃべりにも花が咲いてしまいますが(笑)。
シェーネアルバイテンの魅力を、徐々に綴ることができたら嬉しいです。
2017.5月号(No.96)のこどもたっちコラムです。
壊れた食器の使い道・・私は専ら花器として利用しています。
購入値段に関わらず、長年使うと愛着が湧くから、破棄してしまうのは忍びない。
鉢底みたいに穴が空いていれば水はけも良いので、土を入れてミニトマトやハーブを育てるのも楽しいのでしょうが、都合よく壊れないこちらのティーポットは、蓋が割れ、背面に大きなひびが入ってしまいました。
こんな時は水のいらないアーティフィシャルフラワーに助けられます。
レッスンや他のアレンジで用いたものを、一度ほぐして埃を取り除いてから再利用。
爽やかなこの季節にキッチンに飾るのには、"ホワイト&グリーン"がぴったりします。
私が子どもの頃は、母も同じように縁が欠けたガラス容器に、アジアンタムを涼し気に飾ったり、スプラウトを育てながらキッチン窓辺に置いていました。
今、私は花を飾り、娘は果物(レモンやブンタン)の種を、欠けたガラス皿にコットンを敷いて発芽させ、鉢に移し、だいぶ大きな木に成長させています。
草花のある暮らし・・向き合い方は様々ですが、物も思いも再循環しています。
数日前の、雨に濡れたバラの花が美しかった・・。
今年も咲いてくれて、ほっとする気持ち。
喜ばせてくれて、感謝する気持ち。
心が疲れていたり、仮にとげとげしていたとしても、草花を見ると優しい気持ちになれるから不思議です。
雨のしずくが・・零れ落ちそう。
以前バラの開花の様子を、動画で見たことがあります。
中心から次々と開く様子は、万華鏡を覗いているよう。
生きているんだな・・と思う。
朝起きてまたひとつ蕾が開いていると、そう感じます。
明日は、今年度最初の土曜学習。
和太鼓の魅力を、娘と堪能してきます。
この数日・・朝活が心地よい(笑)。
今朝も、娘のお弁当と朝食準備前に、2つの仕事を片付けました。
その勢いで、日中の用事も3つ済ませ・・ようやくほっと一息つける時間です(笑)。
今日ははじめての場所と人尽くし。
手土産を持って、先ずはとても素敵な空間にお邪魔してきました。
花繋がりでお誘いを受けた、今日のお茶会。
プリザーブドフラワーのレッスンをされている"CoCo La'Rimarl(ココラリマール)"さんのアトリエへ・・。
とても素敵な空間でした。
友人と、更にご縁をいただいた"L'atelier am"さんともたくさんお話をし
て、あっという間に私は帰宅の時間。
お願いしていた爽やか色のピアスを受け取って、とても嬉しくなりました。
これから着るブルー系のワンピースに合わせたかったから・・。
早く夏が来ないかな・・待ち遠しいです(笑)。
朝一番で、手土産のフラワーアレンジを作り・・その後は読み聞かせの顔合わせ。
夜に会った友人の分もこしらえて(Wing編集で2年間一緒だった彼女のプロジェクト、私は応援しています)、とにかく今日は一日中、バタバタとしていました。
フラワープチギフトの詳しい話は・・来月のコラムかな。
編集と発行は、一か月のタイムラグがあります。
アレンジは枯れない花写真に収めましたので、あとは想いが熱いうちに文章を・・。
今日動ける体だったのは、全ては花パワーから(笑)。
・・あ、目が閉じそう・・。
思考回路も誤作動起こす前に、もう寝ましょう。
おやすみなさい。
・・明日も早起きできるかな・・