豊潤でこっくりとしたマジェンタカラーのローズ。
この色に触れると、とても満たされた気持ちになれるし、もう何もしたくなくなります(笑)。
バラ一輪に似合いそうな大人の週末には、赤ワインにジャズかな。
季節は秋の実りを経て、晩秋の薫りがしてきそう。
花びら(petal)の間に、オルネペタルを忍ばせる・・。
今日は、主役のバラを引き立てる脇役のオルネフラワーです。
小粋でちょっと贅沢な“Jewelry Petal”の出来上がり。
作りはシンプルなのに、仕上がりはラグジュアリー(笑)。
迷いなくゴールドのワイヤーを合わせて正解でした。
マシュマロやシュガークラフトのようなパステルカラーのバラも愛らしいけれど、深みのあるこういったカラーは、とても落ち着きがあって女性的に思えます。
自分の気持ちに合わせて花色を選ぶ、反対にたまたま手にした色から、その日の自分の気持ちを後から知ることが出来る・・。
毎朝手に取る洋服の色で、自分の心の状態が分かるような色彩心理が、どうやら花時間にも当てはまるような気がしています。
2016年7月16日土曜日
2016年7月15日金曜日
Columbine ~ORNE~
今年も見ずに終わってしまった、オダマキ(苧環:Columbine)。
花びらに見える部分は、紫陽花と同じように萼(がく)だそうで、くいっと持ち上がった内側部分がとても特徴的な花。
“苧(お)”は“麻”のことを言うらしく、紡いだ繊維はくるくる・・くるくる・・芯を空洞にしながら環状に巻き上げて、その巻き上げたものを“巻子(へそ)”または、“おだまき”というらしい。
花の中心の立ち上がりは、その“おだまき”に似ているからこの名前がついたのかな。
オルネでは、波状のワイヤーをうまく持ち上げてその形状を再現しています。
来年こそは、拝みたい“オダマキ”です(笑)。
オダマキはキンポウゲ科の花だけれど、それにしてもこの科の花は、馴染み深いし本当に素敵。
クレマチス、アネモネ、クリスマスローズ、デルフィニュウム、ニゲラ、ラナンキュラス、等々。
トリカブト・・なんて言うのもありました。
ざっと名前を並べただけでも、特徴的で美しい花が思い出されるので、それだけ人を惹きつける不思議な魅力に溢れているのだと思います。
学生の頃、キャンパス内には生薬研究をするための薬用植物園がありました。
今すぐにでも観察しに行きたいほど、花時間を愉しめる今なら植物園の良さが理解できる気がします。
過ぎてから気がつく物事の大切さ。
それが人であり、行動であり、植物園であり(笑)。
人生後半は、出来ればそれを極力減らしたいな・・と思うこの頃です。
花びらに見える部分は、紫陽花と同じように萼(がく)だそうで、くいっと持ち上がった内側部分がとても特徴的な花。
“苧(お)”は“麻”のことを言うらしく、紡いだ繊維はくるくる・・くるくる・・芯を空洞にしながら環状に巻き上げて、その巻き上げたものを“巻子(へそ)”または、“おだまき”というらしい。
花の中心の立ち上がりは、その“おだまき”に似ているからこの名前がついたのかな。
オルネでは、波状のワイヤーをうまく持ち上げてその形状を再現しています。
来年こそは、拝みたい“オダマキ”です(笑)。
オダマキはキンポウゲ科の花だけれど、それにしてもこの科の花は、馴染み深いし本当に素敵。
クレマチス、アネモネ、クリスマスローズ、デルフィニュウム、ニゲラ、ラナンキュラス、等々。
トリカブト・・なんて言うのもありました。
ざっと名前を並べただけでも、特徴的で美しい花が思い出されるので、それだけ人を惹きつける不思議な魅力に溢れているのだと思います。
学生の頃、キャンパス内には生薬研究をするための薬用植物園がありました。
今すぐにでも観察しに行きたいほど、花時間を愉しめる今なら植物園の良さが理解できる気がします。
過ぎてから気がつく物事の大切さ。
それが人であり、行動であり、植物園であり(笑)。
人生後半は、出来ればそれを極力減らしたいな・・と思うこの頃です。
2016年7月13日水曜日
Lily ~ORNE~
ユリって、夏の花。
私の思い出のユリは、祖父が庭先に植えた“オニユリ(鬼百合)”のその姿。
オレンジ色の花弁に無数の褐色斑点が広がって、裏向きに反り返り咲いて立っているので、子どもながらにその花を見てドキドキするというか、異様に思うというか・・・。
夏休みの図画の宿題として、蝉しぐれをBGMに写生をした思い出も蘇りました。
正月のおせちでお目見えする“ユリ根”は、こちらのオニユリ系統だとか。
ほくほく美味しいユリ根を口にしたら、自然の貴重な恵みをいただいている感じがして、オニユリの見方が変わりました(笑)。
オルネの課題制作は、白い布を張り付けた小ぶりのユリです。
カサブランカを思わせる高貴な姿に、背筋が伸びます(笑)。
そういえば私の姉は、バラよりカサブランカが好きだそうで、彼女のいつもシャンとした後ろ姿を思い出しました。
(元気にしてるかな・・。)
ノウゼンカズラ、ユリ、ヒルガオ、ニチニチソウ、ガザニア等々。
夏の花は、春の花と違って強さを感じるものが多い気がします。
太陽の照り返しが強くても、夕立が起きて雨や風に叩かれても。
翌日には凜として咲いているので、美しいのに逞しいと思います。
現代を生き抜く女性の姿をも照らし合わせて、本当にそう思うのです。
私の思い出のユリは、祖父が庭先に植えた“オニユリ(鬼百合)”のその姿。
オレンジ色の花弁に無数の褐色斑点が広がって、裏向きに反り返り咲いて立っているので、子どもながらにその花を見てドキドキするというか、異様に思うというか・・・。
夏休みの図画の宿題として、蝉しぐれをBGMに写生をした思い出も蘇りました。
正月のおせちでお目見えする“ユリ根”は、こちらのオニユリ系統だとか。
ほくほく美味しいユリ根を口にしたら、自然の貴重な恵みをいただいている感じがして、オニユリの見方が変わりました(笑)。
オルネの課題制作は、白い布を張り付けた小ぶりのユリです。
カサブランカを思わせる高貴な姿に、背筋が伸びます(笑)。
そういえば私の姉は、バラよりカサブランカが好きだそうで、彼女のいつもシャンとした後ろ姿を思い出しました。
(元気にしてるかな・・。)
ノウゼンカズラ、ユリ、ヒルガオ、ニチニチソウ、ガザニア等々。
夏の花は、春の花と違って強さを感じるものが多い気がします。
太陽の照り返しが強くても、夕立が起きて雨や風に叩かれても。
翌日には凜として咲いているので、美しいのに逞しいと思います。
現代を生き抜く女性の姿をも照らし合わせて、本当にそう思うのです。
2016年7月12日火曜日
大型絵本 せんたくかあちゃん
今月の読み聞かせ、明日は1年2組の担当です。
我が子のクラスではないので、彼女はちょっぴり残念顔ですが今夜は寝る前に大きな絵本を広げました。
練習も兼ねた家での読み聞かせは、子どもの表情をつぶさに伺いとれるので、毎回欠かせません(笑)。
母親のルーティンワークは、毎日とても多いわけで・・この本の中の“かあちゃん”のように洗濯も楽しくこなせたら良いだろうな(笑)と思います。
何でも洗ってしまう“せんたくかあちゃん”、空から落ちてきたかみさりさんまでも洗ってしまって・・。
一年生の子どもたちには、夢や想像力をた~くさん働かせて色んなことに取り組んで欲しいな!との願いを込めて。
明日の天気は、くもりのち雨の予報。
梅雨時期の蒸し暑さも、せんたくかあちゃんで吹き飛ばしてしまおう(笑)。
それにしても、洗濯物って本当に多くて大変。
我が家の女子は、なにゆえあれだけタオル類を使うのか!?
きっとね、母親になったら家事の大変さが分かると思うので、今はまだ黙っていようかと思います(笑)
2016年7月11日月曜日
Floret Party ~ORNE~
切り花たちにとってもまた、夏の暑さはこたえます。
来月の生花レッスンは1か月間お休みなので、今日は貴重な花時間でした。
ですが急用によりあいにくの不参加。
ちょっぴり残念な気もしますが、趣味の時間は無理なく続けられることが大切なのかな・・という気もします。
花が放つエネルギーという視点では、ワイルドフラワー(自然環境で自生する野生の花たち)がNo.1!
次いで、庭や花壇で戯れる草花(植栽・プランターなど)、切り花、特殊加工花、人工花・・と、私の中では位置づけていますが、メンタルヘルスを考えると、装飾を施さなくてもただそこにあるだけで人を癒してくれる花が大好きです。
今回オルネの小花は、BOXアレンジに忍ばせました。
特殊加工を施したプリザーブドフラワーは水を必要としないので、生花のように朽ちる姿を目の当たりにすることもなく何だか安心(笑)。
そういえば、ファインダーを覗いていたら、ニコライ・バーグマンの“フラワー・ボックス”が脳裏をかすめました。
以前知り合いの方に見せて頂いた生花を敷き詰めたその箱は、ふたを開けるとまさに花の宝石箱。
フラワー・ヒーリングともいうべき、幸せなひとときでした(笑)。
夏休み突入まで、あと10日。
まだ少し手のかかる末っ子との日常が待ち構えているので、私自身の生活リズムが崩れることは必至です(笑)。
だから今のうちに消化したいことを箇条書き。
予定通りに進むかな?
日常に疲れたら、花を眺めて頑張ります(笑)。
2016年7月8日金曜日
Cort of Arms ~ORNE~
今までのオルネフラワーとは、ちょっと趣の異なる今回のオルネ。
課題は、“紋章”。
カーヴィーラインが優しさをも感じさせますが、シンメトリーの姿は威風堂々としています。
“Arms”とは武器を意味するので、元々はお互いの利益をめぐって戦い合うために用いた“盾”が紋章だったらしいのです。
日本と世界の歴史を振り返ってみても、戦いの絶えなかった時期と平和だった時期を繰り返して今日に至りますが・・。
もっと宇宙規模で考えたなら、どの時代も生きている人の一生は、刹那にすぎないのに。
無慈悲で凄惨な新聞記事を読むたびに思うこと。
愛ある日常であれ・・と、懇願せずにはいられません。
課題制作を振り返り備忘録としてこちらに記すと、たった一つの作品から色々なことを考えます。
さて。
日本なら、その家系を意味する家紋があるけれど、我が家の家紋が意味するところは・・?
上の子が幼かった頃、お盆に墓参りへ行くと、決まって家紋の話になるのが今では良い思い出(笑)。
淡いピンクと濃紺のビーズの組み合わせも、思った以上に素敵に感じます。
優しさと凜々しさの両方が見え隠れする今回の紋章は、紺色のジャケットに添えたい気分(笑)。
ブローチ仕立てにしてみましょうか。
課題は、“紋章”。
カーヴィーラインが優しさをも感じさせますが、シンメトリーの姿は威風堂々としています。
“Arms”とは武器を意味するので、元々はお互いの利益をめぐって戦い合うために用いた“盾”が紋章だったらしいのです。
日本と世界の歴史を振り返ってみても、戦いの絶えなかった時期と平和だった時期を繰り返して今日に至りますが・・。
もっと宇宙規模で考えたなら、どの時代も生きている人の一生は、刹那にすぎないのに。
無慈悲で凄惨な新聞記事を読むたびに思うこと。
愛ある日常であれ・・と、懇願せずにはいられません。
課題制作を振り返り備忘録としてこちらに記すと、たった一つの作品から色々なことを考えます。
さて。
日本なら、その家系を意味する家紋があるけれど、我が家の家紋が意味するところは・・?
上の子が幼かった頃、お盆に墓参りへ行くと、決まって家紋の話になるのが今では良い思い出(笑)。
淡いピンクと濃紺のビーズの組み合わせも、思った以上に素敵に感じます。
優しさと凜々しさの両方が見え隠れする今回の紋章は、紺色のジャケットに添えたい気分(笑)。
ブローチ仕立てにしてみましょうか。
2016年7月6日水曜日
初雪草&初雪カズラ
草花の発育が旺盛。
よって、家周りの雑草も伸び放題(笑)。
地中に水分が程よくあると、するりと抜けやすいのでやっぱり雨上がりが最適?
重い腰を上げて、早く雑草処理をしなくては・・と気持ちばかりが急いています。
雑草だろうと何だろうと、外に出て私が気にかけていると決まって母に声を掛けられます。
草花を介しての親子コミュニケーションです。
今時期の彼女のおすすめは、ポインセチアと同じ仲間のユーフォルビア属“初雪草”。
葉の縁はまるで雪が積もったように白くなって、二色カラーが爽やかです。
同じ初雪つながりでも、こちらは白い斑入り“初雪カズラ”。
新芽はピンク色なので、初雪草とは違い三色カラーで賑やかです。
しばらくすると緑色が濃くなってしまうので、時期を見ながら年に数回は刈り込んでいる模様。
暑さにも寒さにも強い、タフな子です(笑)。
彼女は、初雪カズラの蔓状の特性を生かして、アイアンスタンドに鉢を入れて垂らして楽しんでいます。
でも強い植物ならば、地面にそのまま這わせてもイケるはず(笑)。
私はグランドカバーにしたくて、密かにこの子を狙っています。
そのためにも、雑草むしり・・頑張らないと(泣)。
よって、家周りの雑草も伸び放題(笑)。
地中に水分が程よくあると、するりと抜けやすいのでやっぱり雨上がりが最適?
重い腰を上げて、早く雑草処理をしなくては・・と気持ちばかりが急いています。
雑草だろうと何だろうと、外に出て私が気にかけていると決まって母に声を掛けられます。
草花を介しての親子コミュニケーションです。
今時期の彼女のおすすめは、ポインセチアと同じ仲間のユーフォルビア属“初雪草”。
葉の縁はまるで雪が積もったように白くなって、二色カラーが爽やかです。
同じ初雪つながりでも、こちらは白い斑入り“初雪カズラ”。
新芽はピンク色なので、初雪草とは違い三色カラーで賑やかです。
しばらくすると緑色が濃くなってしまうので、時期を見ながら年に数回は刈り込んでいる模様。
暑さにも寒さにも強い、タフな子です(笑)。
彼女は、初雪カズラの蔓状の特性を生かして、アイアンスタンドに鉢を入れて垂らして楽しんでいます。
でも強い植物ならば、地面にそのまま這わせてもイケるはず(笑)。
私はグランドカバーにしたくて、密かにこの子を狙っています。
そのためにも、雑草むしり・・頑張らないと(泣)。
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