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2016年3月24日木曜日

見上げる桜

今日は、上の子たちの修了式でした。
大きな病気もせずに一年間通えたことが、とても嬉しいです。
女の子も思春期を抜け始めると、少しずつ大人的な会話が出来て楽しくなります。
クラスメイトの話や、今一番気になること、そして将来のこと。
その子のもつ個性がもっと伸びて、納得できる未来が開かれれば良いなと思います。

個性と言えば、真ん中の子は昔から生き物と絵を描くのが大好き。
言葉ではなく、心を形で表現するのは嫌いではないようです。

彼女が描いた絵を白黒コピーしたら、増しました“趣”が(笑)。
いつも色々なものを見上げていた子どもだったのに、背も伸びて目線も近くなったこの頃です。
自分が楽しめること・・大人になっても忘れて欲しくない。
きっとその時々の状況で目に映る景色は変わって見えるから、客観的なものの見方も養って欲しいなと思います。
大人の階段を上っている今、彼女が“見上げる桜”はこんな感じです。


ご近所にとても立派な桜の大木があります。
毎年楽しみにしているのですが、昨年枝を剪定された様子。

仮に親の木が倒れても、命をつないでいくのは“ひこばえ”だとか。
根元や切り株から小さな枝とともに、勢いよく伸びる若芽のことです。
長い歳月を経て、“ひこばえ”が見上げるほどの桜になれば凄いだろうな・・と思いました。

土手の桜も、ご近所の大木もいつも頭上の美しさに目を奪われるけれど、今年は足元も見てみようかと思います。


2016年3月21日月曜日

気遣い

宿題の終わっていない、夏休み中の子どもの心境・・(笑)。
入学用品の準備に追われています。

下の子へ行くほど、何事もゆるくなる現実。
上の子で使い勝手は心得たので、手作り品にも改良を重ねているけれど、何分私の取り掛かりが遅いのです(笑)。
先日、末娘と一緒に手芸屋さんを覗いて、材料を一揃い購入しました。
これだけは準備してくださいね・・と、学校から伝えられている物の他に、つい作りたくなるのが小物類です。
入学式までの限られた時間の中で、出来るかな?と思っていたら、長女よりポケットティッシュのカバーを貰いました。
学校の家庭科の授業の延長で、妹たちの分まで作ってくれたみたい。
私の手持ち端切れが生かされてとても嬉しいです。

ありがとう。



もう、他界して20年以上経つ祖母は、その昔女学校の家庭科教師をしていました。
家の北側・・寒い廊下の突き当りに、足踏みミシンが置かれていて、母も使っていた記憶が思い起こされます。
電動ミシンに代替わりしてからは、蟹さん刺繍の椅子カバーを作ってくれたり、私自身も夏用ワンピースを縫ってみたり。
裁縫箱と布を広げると、あれもこれも作りたくなる欲が出てしまうので、今は目先のものだけに集中しなくちゃ・・です(笑)。


2016年3月18日金曜日

Happy Graduation !

いよいよ、お別れです。
10年間の園生活が終わり、親子で共にさようなら。

この先続く小学校、中学校、高校もまた感慨深いものがあるけれど、幼児期ほど親子揃って自分の感情に素直に生活したことはなかったような気がします。

震災のとき、よちよちと歩き始めたばかり娘が、今日卒園。
大変な時もあったのに、泣かずにいつも付いてきてくれました。
小さな心と体で、今、何を思うのかな。




上二人とは年が離れたので、生まれたときから家族皆で子育てしている感じです。
今さらながら、子どもの可愛さを噛みしめ、励まされ、希望を捨てずにいられます。

人口の4人に1人が65歳以上の高齢者(超高齢化社会)の日本。
支えるだけじゃない、色んな英知を出し合って未来を創る子どもたちは、やはり「宝」に思えます。

卒園式にのぞんだお友達35人の胸には、透け感がきれいな生皮(きがわ)の手作りのブローチが付けられました。
今年でご退職される事務の先生に教えてもらい、時間と手間をかけた力作です。
娘のは、うずまきキャンディー。
べっ甲飴のように艶やかで美味しそうです。

まず自分を愛し、人の痛みが分かるこれからであって欲しい。
みんないつも応援しています。
(ご卒園おめでとう!)




2016年3月12日土曜日

Mini Chocolate Pie

夕食後に、上の子たちが作っていました。
先日私が友だちから聞いてきた“簡単チョコパイ”です。
冷凍パイシートにカットしたチョコを入れるだけの手軽さなので、すぐさま娘たちは飛びつきました(笑)。
写真手前は、長女作のミニクロワッサン擬き(笑)。3cmの超ミニサイズ。
今夜は試作だそうで、皆で出来たばかりの熱々をパクリ☆


市販の、あのお菓子にそっくりな食感・・。
むしろサクサク感は倍増!
と~っても美味しかったです。

子どもたちとキッチンに立つと色々思います。
直近の問題は長女のこと。
我が家では最初に巣立つ予定だけれど、何かと大丈夫かしらって(笑)。
どうにかするよ(笑)との彼女の言葉を信じつつ、今日も遠巻きに眺めるのでした。

それはともあれ、教えてくれた友だちに感謝。ありがとう!


2016年3月6日日曜日

雛納め

“春分”や“秋分”以外で始めて知った二十四節気が「啓蟄(けいちつ)」。
庭いじりの好きだった祖父が、中学生だった私に教えてくれました。
外にいる時間が長いと自然の僅かな変化もわかりやすいのでしょう。
寒さがやわらいで虫も草木の芽も顔を出す時期なのだ知りました。
季節の変化を知る手立てを暦の中に言葉で取り入れるなんて、江戸時代の人の暮らしの知恵はすごいな~と驚いた記憶があります。
今日は自宅から見える遠くの山が霞がかって見えて、少し春らしくなってきたかな・・。

先ほど、一か月間飾っていた雛飾りを片付けました。
置いていた場所が元の空間に戻り、特に下の子は嬉しそうです。
土の中から目覚めた動物のように、きゃっきゃと飛び跳ね遊んでいます。

両雛さま、また一年後に会いましょう。




幼稚園最後の工作を持ち帰って見せてくれたとき、チャーミングすぎる両雛さまに思わず吹き出しました。
年度末だし、進級も間近だし、毎度ながらやることに追われて公私ともに慌ただしくなるこの時期。
笑うことを時々忘れてしまうので、“いかんいかん”と口角をあげるようにしています(笑)。
この両雛さまのように・・。


2016年2月7日日曜日

可愛い鬼面

大事を取ってお休みしたので、先週の園での豆まきは出来なかった三女。
数日前、一生懸命作り上げた鬼の面を嬉しそうに持ち帰ってきました。
進級するにつれて、工作も少しずつ手のかかるものになっている様子が分かります。

黄色のお面は、年少組の時のもの。
切り込んだ窓から顔を出してかぶるので、当時はまん丸ぽっぺがこぼれ落ちそうでした。

紫色のお面は、年中組の時。
小さな手で折り紙をちぎって貼った様子が伺われて、とても微笑ましいです。
紙片一枚貼り付けるのも、大変だったことでしょう。

そして年長の今年、2本角の立派な鬼さん。
張り子で仕立てたみたい。毛糸をグルグル頭に巻き付けてあり、とても勢いがあります。
彼女の感想を聞くと、作品の制作過程をじっくり楽しみながら、思い出に残る時間が過ごせたようです。



一人ひとり同じ作品が仕上がるように、教えて下さった先生に感謝!
娘なりにきっと難しくも感じただろうけど、完成した時の喜びは私と一緒。

子どもが描いた文字や絵、それから時間をかけて作ったものを鑑賞するのが大好きです。



2016年1月26日火曜日

小さな癒し

我が家はみな帰宅時間がバラバラです。
三女は5時過ぎにはお夕飯。
次女が6時頃帰ってきたかと思うと、夫が7時あたりに玄関を開け、高校生の長女は7時半過ぎ帰宅。
下手するとずっとキッチンにいなくてはなりません。

加えてその日の出来事をそれぞれが思い思いに話すものだから、
終始「音声多重放送」状態・・。

私も要領を得て、だいぶ賢く夕方の時間を過ごせるようになりました(笑)。


作ってきたアレンジは、家族にお披露目も兼ねて食を囲む場所にしばらく置くことにしています。
先生の手を借り頑張って仕上げた三女の作品。
一番上の娘のお気に入りとなりました。





「何か、やさしい気持ちになれるんだよね。」

精いっぱい外で過ごしてきて、落ち込む日もあれば笑いの絶えない日もあります。

小さな馬車が、しばらく我が家の癒しとなりました。