2016年5月19日木曜日

Pretty Angel ~Baby Gift ~

自分自身がどうだったかと言えば、妊娠中も産後も大変だった気がします。
体のしんどさも去ることながら、母親になっていくこと。
今年3月の“いわき WOMAN FESTA”での、吉岡さんのお話”が心に染み込んでいったのは、そんな理由からです。
子どもと一緒に泣いたり喜んだり・・自分の成長は我が子といつも一緒です。

身近な人が、昨年の暮れに可愛い赤ちゃんを無事出産されました。
里帰りもされていたし、会えるタイミングがなかなかなかったけれどようやく贈れます(笑)。

淡い3色プリザを入れて、優しい雰囲気の鳥かごギフトを作りました。
羽ばたくまでそばで大切に見守られて、すくすく育っていくのでしょう。
我が家にはいない男の子。
優しく逞しく生きていってね!


母親になってきっと戸惑うこともたくさんあるだろうけれど、会える時間は彼女の話したいことはいろいろ聞いてあげたいなと思います。
答えが出なくても、気持ちを抑えず吐き出すことは、母親となった自分を癒せる時間につなげられると思うから。

ともあれ、今日も可愛い赤ちゃんと彼女に会えて嬉しかったです。
抱っこした柔らかさとぬくもりと、優しい匂いがまだ残っています。
時々成長を見届けられることに感謝して・・。
これからもよろしくお願いします(笑)。

2016年5月18日水曜日

Feminine Crown ~lavender color~

午前中は、学校図書ボランティアの本年度初の打ち合わせがありました。
立ち上げた頃から細々と続けて、7年目。
新しいメンバーも加わって、今年も楽しく活動できそうな予感がします(笑)。

さて、お花の方は・・・。
クラウン型のロートアイアンに、フェミニンカラーを入れてのプチアレンジが完成しました。
メインはラベンダーカラーのプリザと紫陽花。
ストライプリボンで甘さを中和したつもりだけれど、仕上がりはとても女性的になりました。

爽やかなアレンジも好きですが、ガーリー以上フェミニンに限りなく近いこちらも大好き。
後日、お世話になっている方にお贈りします。



仕事や子育て以外に、自分のやりたいことをちょっぴり日常にプラスする毎日・・。

読み聞かせを続けていられるのは、花時間同様にそこに静かな悦びがあるからです。
波動が同じなのか、どちらの時間も集まる人たちの空気感がとても心地よいです。

家族と過ごす時間ではない、自分の居場所作り。
いつか巣立つ子どもたちに心は離さずとも・・巣立ち後の私自身の生き方をも考えるこの頃です。



2016年5月15日日曜日

5月の風~Nostalgic Bicycle~

昨日は、少し風吹く運動会でした。
かけっこ遅めの末っ子は、チャンス走でまさに“チャンス”を掴み、まさかの一等賞。
これからの一年でどれだけ成長できることやら。
来年の運動会も楽しみです。

花飾りを作り始めて、初めての5月。
この季節には、爽やかなグリーンのアレンジを作りたいとずっと思っていました。
自分なりに考えたキーワードは、“懐かしさ”と“空気感”。

昔から実家のどこかには飾ってあるロートアイアンの置物を花器に用いました。
こちらは母におねだりしての譲り受け(笑)。
グリーンネックレス、アジアンタム、オリヅルラン等々、花だけでなく観葉植物も大好きな彼女の影響を、無意識に私も受けているのかも・・と時々思います。

今回は全てアーティフィシャルの自然的アレンジです。
ミラカンサスももちろんフェイクなので、ワイヤー入りで“ため”が効いて流れは自由自在です(笑)。
“ため”とは、ちょっと堅い枝とか茎を手でしならせて形作ること。
人工的な葉・・ミラカンサスの直線を自然的に見せるのが、ちょっぴり難しいのです(笑)。





それから“空気感”のヒントは、よく読む花雑誌に掲載されていたこんな言葉から。
「ものを作るということは、見えないものを表現すること。真の姿を映すこと。」
なるほど!

届けたいのは、部屋に流れてきた5月のそよ風や、草花いっぱいの花かご自転車の清々しさです。
1枚のフォトから伝わればいいな。

2016年5月13日金曜日

Little Star ~ORNE~

今も昔も、夜の星空を観察するのが大好き。
小学生の頃祖父から貰った望遠鏡で、生まれて初めて土星の円盤を確認した時の驚きと喜びは、大人になった今でも忘れられません。
でも、私よりも姉の方がもっと天体好き(のはず・・笑)。
深夜の真冬の空は、まさにダイヤモンドが零れ落ちそうに星が瞬くので、受験勉強の合間・・瞼が重くなると決まって星空を仰ぎに外へ出ました。

明日の上弦の月を過ぎると、翌15日は月が木星に接近する日です。
夜空を見たら、きっと月に寄り添うジュピター(木星)が見られるはず。
☆自然科学研究機構 国立天文台HPより→

ジュピターは、太陽系で最も巨大な惑星です。
ホルストの組曲『木星』もまた、平原綾香さんの歌で更に広まったからきっと知らない人はいないと思います(笑)。
壮大な宇宙に、ちっぽけな自分。
寝る前のリラックス法は、星に包まれて宇宙に漂う自分をイメージすること。



オルネの課題でも、小さな流れ星と流れリーフを作りました。
昨日の星の王子さまをイメージさせるような、可愛らしいメルヘンオルネ(笑)。
お星さまを作ったり見たりすると、童心に返って楽しさだけを追求できます。

さて、明日は小学校の運動会。
我が家から見える今夜の空は、ちょっぴり雲が広がっています。
天候に恵まれますように、オルネスターにお祈りです(笑)

2016年5月12日木曜日

Le Petit Prince~星の王子さま~

本日、快晴。
共同参画の担当原稿も仕上がり、気持ちもすっきり。
二日振りに顔を出した太陽が眩しくて、街路樹もキラキラしています。
晴れの日はとてもありがたいです。
家の中の掃除も捗るし、買い出しに外に出るのも億劫にならないし、心の中もカラッとします。
きれいに片付いた部屋は、花が映えます。
いや、花空間を愉しみたくて部屋を片付けるのか・・。
どちらにしても、モノ(色)が溢れる部屋には何となく花が合わない気がするし、もし飾れたとしてもそれはまだ、私にとってはハイセンスな話。
調和よりも、きっと心のざわつきが勝ってしまいそうです。

掃除の後、今日は母の日の真っ赤なカーネーションを一本抜いて空き瓶に挿しました。

トゲのある花ではないけれど、真っ先に思い浮かんだのが「星の王子さま」の一場面。
我儘な彼女(トゲのある花)の言うことをいちいち聞いてやるのが辛くなって、しばらく自分の星を離れて旅する王子さま・・。
☆星の王子さまWEBサイト→

サン=テグジュペリの名言は、インクが一滴広がるように、心に静かに染み渡ります。

例えば、有名過ぎるこちら。
☆「愛は、お互いを見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見つめることである。」

他には、
☆「計画のない目標は、ただの願い事にすぎない。」
☆「人生には解決法なんかないんだ。あるのは、前に進む力だけだ。解決法は、後からついてくるものさ。」

☆「ぼくがこれほどあなたに執着しているのは、たぶんあなたを、自分で勝手につくりあげているからだ。」

本当に、そうだと思う(笑)。

でも、やっぱり一番好きなのは、こちら。

「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。
かんじんなことは、目に見えないんだよ。」
It is only with the heart that one can see rightly ;
what is essential is invisible to the eye


何度読んでも、読んだ分だけ染み込む本。
『星の王子さま』、今夜の一冊になりそうです。


2016年5月9日月曜日

サントワマミー~Spring Pink Strauss~

今日は久しぶりのシュトラウス(小さな花束)レッスンでした。
幾分、螺旋組みも前回より出来るようになった反面、ふんわり丸くしたいのにアウトラインがおざなりに。
きれいに仕上げるのは大変です(笑)。




春のピンク色が引き立つように、花材はホワイトとグリーンでまとめてあります。
ビバーナム、手毬草、ユーカリ、ブルースター(白色)、マトリカリア。
挿し色ピンクは、スプレーカーネーションのチェリースター。
ナデシコ仲間の可愛い星咲きです。

そして、今日の主役は、淡いピンク色が愛らしいスプレーバラ“サントワマミー”。
シャンソン“Sans toi ma mie”と同じ名前で、そんなバラもあるのね~!と皆に笑みがこぼれました。
“Without you my love (きみなしでは)”という意味らしいですが、微かな芳香も容姿も名前も、三拍子そろって素敵すぎ(笑)。

シュトラウス。
課題は沢山あるけれど、レッスン後の満足度はとても高い花時間でした。




2016年5月8日日曜日

Mother's Day Wreath

ここ数年、“母と娘の確執を乗り越えるための本”を、店先でよく見かけます。
娘を持つ母の思い、実母と向き合う娘の思い。
どちらもよく分かる自分がいます。
(あー!私だけではなかったのね)って、驚きと安心と(笑)。

いつだったか、夫がこんなことを言ってくれました。
「自分たちの世代で出来ないことは無理してやらなくても、次の世代の課題になるだろうから。信じてやれることだけをやろう。」と。
当たり前のことをその時彼は言っていたのだと思いますが、それを聞いたら肩の力がスッと抜けて、何が何でも頑張らなくて良いのだと思うようになりました。
結果、子育ても母娘の関係も楽に(笑)。

どの子も母体は同じなのに、性格や感性はバラバラです。
私も母も娘たちも、「個」の集まりなので分かり合えないことがあって当たり前。
もちろん共感し合えることも沢山ありますが。

色んなことを感じられる今があるのは、母から生まれてきたから。
この世に生を与えてくれて、ありがとう。


プリザーブドとアーティフィシャルでバラのリースを作りました。
花の大好きな母へ、日頃の感謝の気持ちを込めて。

母親になったら、実母の気持ちが少しずつ分かるようになりました。
母親歴は、27年間の差があって私はまだまだ未熟だけれど、彼女を見てもっと改めたいと思う部分は、いつもの生活で実践あるのみ。
真似したいところは、娘の世代まで引き継ぎたいことです。
私の良いところも悪いところも、娘たちにはよく見て心で感じて欲しいな・・と思う“母の日”です(笑)。