線や面で表現したり、装飾しても何も飾らない部分の「空気感」を楽しんだり。
作品のテーマや物語が、花そのものだけでなく器やちょっとした小道具を用いて表現されていて、見ていて楽しくなります。
でも、やっぱり最終的には、私は花を見る(笑)
その世界観を作る花材の色は?質感は?季節感は?
きりがないほど奥深い世界です。
習い始めたときに初めて知った「グルーピング」という言葉。
花の種類で分けたり、色で分けたり。
色を散らす方法もあるけれど、まとめて色を置くと心持ち洗練されることを知りました。
テーマが先か、使う花色が先か、ちょっと頭を使います。
想像力を膨らますって、とても大切なことだと気付きました。
花に触れるから、花のことだけを知ればいい。
そんな風に思っていたことが恥ずかしい。
絵画や詩や、それこそ特別なことでなくても、日々の至る所にヒントが隠されていそうな気がします。
生きているのだから五感を使って吸収したい。
心の変化は、こんなところにも表れました。
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