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2017年11月28日火曜日

みまや土曜たいけん隊 ~文科大臣受賞~

昨夕と今朝は、嬉しくて気になるニュースが二つほど。
心に留めておきたい新聞記事は、いつもスクラップしておきますが、こちらも仲間入りです。
モデル事業から始まり、いつかの“くらし随筆”にも記した母校の土曜学習が、文科大臣賞に輝きました!

企画運営をしてくださる公民館さま、いつも子どもたちだけでなく大人の私たちにも喜びと新たな発見を下さる講師の皆さま、そして同じ志のボランティアの方々、送り迎えしてくれる保護者の皆さま、いつも優しい眼差しで見守ってくれる母校の先生方。
たくさんの人の手(手間)があって評価された賞だと思います。


平成29年11月27日 いわき民報の記事より

今年は、より学習効果を上げるために講座によって対象学年を制限しています。
低学年にいる我が家は、全10回の講座のうち、年に4回の参加です。
年間の開催内容一覧を親子で読んで、あれもこれも体験してみたいね‥と年度始まりには、我が子と話していました。

少子高齢社会の今とこれからを考えると、先人の生き知恵と技術ばかりでなく、関わる大人たちとの触れ合いから、多様な仕事(生き方)や郷土愛、学校だけでは交われない世代間の交流でコミュニケーションスキルも身につけて欲しいな・・と願ってしまう(笑)。

さて、いち母親から感じる世の中の出来事・・という意味合いを込めて、新しく“教育”のカテゴリーを加えてみました。
ほぼこれまでの子育てと通じる、Bloggerでいう“ラベル”にはなりますが、母親目線の声を少しでも届けることができれば幸いです。


さてと、もう一つの気になる記事とは・・。
後程書いてみます。


2017年9月26日火曜日

シャビーシックな花トレイ~たっちコラムvol.20 (最終回) ~

2017.9月号(No.100)のこどもたっちコラムです。
今月で私担当のコラム掲載が終わります。


飾り続けて色が飛び始めたプリザーブドフラワーは、使い込んだようなシャビ―テイストのトレイにぴったり馴染みます。
頂いたスモークツリーの穂も予め乾燥させ、ハーフムーン状にして記念に写真を一枚。

花写真は今なお、私の支えです。

知り合いのいない土地で、初めての子育て。
泣きじゃくる幼な子のベビーカーを押しながら、毎月発行される花雑誌を眺める至福のとき・・手帳に挟んだお気に入りのアレンジ写真を見ると、母親になりたての私は自然と笑みがこぼれ、怪獣のような我が子にも笑顔で向き合える昔でした。




さて、20回にわたる花時間も、今月が最終回。

恋する気持ちを活字にしてくださったこどもたっち様、これまでささやかなアレンジに目をとめてくださった読者の皆様、本当にありがとうございました。
伝えきれなかった花への恋心は引き続き、BlogやInstagramで発信し続けたいと思います。

あなたは、何に恋をしてママ業がんばりますか?
花はどれをとっても美しいです。

その個性はまるで人の個性に重なって、子も親も世界にたった一つの花を・・咲かせたいなと思います。

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短期間ではありましたが、私自身とてもたくさんのことを学べました。
先日は、初回の心温まる思い出に引き続き、友人が二回目の“たっち会”を企画し、開いてくれました。

彼女とPTAの研修で出会わなければ、きっとコラムの世界を覗かせてもらうこともありませんでした。

人との出会いは、時としてその後の人生に大きく影響を与えるようです。
きっかけをくれた彼女に、心からの感謝を言いたい。
心の声を活字に・・とくらし随筆を私に勧め、決して書くことはやめるなよと言ってくれた、父以上に年の離れた大師匠にも。
すべての出会いが宝物です。


すべての経験はこれからに活かします。
そして、ママたちの、子どもたちの笑顔がもっと増えるように。
我が子も含め、これからを生きる子どもたちの幸せを心底願って。
また違った形で、エールを送り続けたいと思います。




2017年4月24日月曜日

いまを生きる~くらし随筆(最終回) いわき民報~

毎週月曜日に担当していた"くらし随筆"が本日で終わります。

週に一度の460字は、これまで生きてきた道を振り返る"自分史"となりましたが、こうやって時折立ち止まり、考える時間を文字で表現してみるということは、とても新鮮でしたし大切なことのように思いました。

この数日私の片割れ・・姉が帰省していましたが、「あなたの歴史は私の歴史」といって、これまでの原稿の写しを持ち帰りました。
娘たちに読ませたいとのことで・・命が繋がれていく限り、先に生きている者の思いを次の世代に伝えることもまた、気恥ずかしいような気持ちにはなりますが、大切だと感じています。

過ぎた時間やこれからに、自分の思いというのは持って行かれがちですけれど、ね。
いま、この瞬間、瞬間を生きてこそ、明日に繋がる。
私が一番苦手とする、"マインドフルネス"を意識して生きていけたら・・。

三ヶ月間、毎週お付き合い下さり、またたくさんの方々に支えて頂きまして、本当にありがとうございました。



2017年4月17日月曜日

はちみつの魅力~くらし随筆(10) いわき民報~

先日、都内で悲しい出来事がありました。
はちみつの摂取が原因と推定される、乳児ボツリヌス症による死亡事例。
こういうニュースを知ると、はちみつがとても危険な食品のように感じるけれど・・,
はちみつ自体はリスクの高い食品ではないのです。
問題なのは、1歳未満乳児の腸内細菌叢が成人とは異なるために、芽胞を持つボツリヌス菌が腸管内で発芽・増殖して、毒素を出してしまうこと。
※ 資料:厚生労働省ホームページより→

・・とまずは、そういった知識を確認してから、堪能したい"はちみつ"。
命をかけて花から花へ飛び渡り、ハチたちの羽ばたきで濃縮されて出来たはちみつは、ハチたち自身の保存食でもあるわけだし、産物を横取りしてしまうことは本当に心苦しいのですけれど。
我が家は皆大好きだから、仕方ない(笑)。
レンゲ、アカシア、百花蜜、クローバー、ヒマワリ。
ミカン、クリ、ソバ、菩提樹、リンゴ、ラベンダー、ローズマリー・・もっとあるのかな。
こんな花まで!?と思えるはちみつを見かけた時は、子どものようにはしゃぎたくなります(笑)。
"はちみつ絵本"(我が家ではそう呼んでいます)は、時折無性に読みたくなって、寝る前に親子で楽しんでいる一冊です。








2017年4月10日月曜日

母の支え~くらし随筆(9) いわき民報~

ある程度期間の決まっている子育てというのは、先も見えるし、精神的な疲れもひょっとしたら子の成長を感じられることで、癒されていくのかもしれないです。
それに比べて先の見えない介護は、心と体の疲れが子育てとは比べ物にならないくらい大きいのだと思います。
それが日常となると、自分の置かれている状況を客観的に思う気持ちすら麻痺して、鬱積していく・・。
介護される側の尊厳と同じくらいに、介護する側の心身のケアは大切です。
当たり前のことだけれど、これがなかなか難しい。
いわき市社会福祉協議会の皆さまには、当時、本当にお世話になりました。
母が17年間介護をし尽くせたのは、そう言った第三の手があったから。
今でも私は鮮明に覚えています。
入浴サービス後祖母を囲んで、介助員の皆さまと過ごした和やかなお茶のひとときは、母だけではなく家族にとって心の休息時間でした。
植物を育てる楽しみを教えて頂いてからこれまで、そして今なお、花は母だけでなくそれを教えてもらった、孫である私の支えにもなっています。
子育てが十人十色であるように、きっと介護の現状も様々です。
私自身もっと世の中を知って、機会があれば可能な限り社会参画していきたいと思っています。



2017年4月3日月曜日

ダブルケア~くらし随筆(8) いわき民報~

育児と介護を同時に行う「ダブルケア」。
内閣府の資料を参考にすれば、ダブルケアを行う者の推計人口は25万3千人。
全体の8割を30~40歳代が占めていると言います。
そのうち男女別にみれば、女性は男性の約2倍で16万8千人(男性は8万5千人)。
働く女性が増える中での晩婚化・晩産化がその背景にはあるというけれど・・。
参照資料)内閣府男女共同参画局:育児と介護のダブルケアの実態に関する調査報告書

障がいをもつお子さんをケアしながらその兄弟・姉妹を育てることも。
育児をしながら配偶者が何かの理由で倒れ、それに加えて自分の親をもケアする三重苦に陥れば、それはまた、トリプルケアとも言えるのでしょうか。
40年近く前、母が身を置いた「ダブルケア」の現実を思い起こせば、それこそ社会的支援の充実という意味では、当時は基盤づくりの時期だったかもしれません。

数か月前、年老いた男性がご自身の息子さんの車椅子を押す姿を目の当たりにして、言葉では言い尽くせない想いが胸の中に広がりました。
母だけでなく私の家族は・・身に起きた試練を乗り越えるのに、17年間、ただひたすら走り続けていたような気がします。
介護し始めた昔の母の年を、優に超えた私。
昨年、亡き祖母の23回忌法要を無事終えた今、大人になって知る現実や考えることが沢山あります。



2017年3月27日月曜日

一筆箋と季語帳~くらし随筆(7) いわき民報~

手書きの文字には、その人の心の温度まで伝わるような気がします。
それは文字の多さに比例するわけではなさそうだから、不思議です。
カードでも、もちろん思いの丈を綴る手紙でも、充分に伝わってしまう書き手の想い。
とにかく、言葉を贈るということは頭の中はものすごいエネルギーを使うわけで、就寝前に書こうものなら・・なかなか寝付けない(笑)。

長々としたためなくても、想いを手軽に伝えられる一筆箋の魅力が、今夜のテーマです。
短いからこそ気を遣うのですけれど、気持ちがぎゅっと凝縮される数行に、言葉の力を借りて、自分らしさをちりばめられたらいいな。
私が思う"季語帳"とは、いつでも引き出しを開けてセレクトできるような"言葉のネタ帳"です。
五感があるのだから、深呼吸して毎日を味わう。
それが生きていることの楽しみでもあるから・・。
ペンと季語帳をバッグに忍ばせて、今年は麗らかな春を満喫したいと思います。







2017年3月13日月曜日

花コラム~くらし随筆(6) いわき民報~

ようやく"くらし随筆"も、折り返し地点。
三か月というスパンを走り続けることに、当初は緊張もありましたが、何だかこの頃は力が抜けてきました。
自分の経験からでしか生まれない言葉なので、もうそこは・・本当にありのまま、心赴くまま(笑)。
今夜はここ一年掲載し続けている、たっちコラム「恋する花時間」について。
花への憧れは・・子育ての忙しさの中では、私は胸にその想いを秘めていました。
再び花に触れ始めると、忘れていたときめきを思い出させてくれ、娘たちの声援も受けながら、結果・・ブログまで書くことに至っております(笑)。

アパート暮らしの日々は、とても孤独でした。
でもそこで過ごした時間は、今に至る全ての原点で、心地よい懐かしさすら感じています。
・・あれから二十年かぁ。
寂しさも、花雑誌を眺めて笑顔になれた時間も、花屋さんとの出会いも、母親になったばかりの私には全てが必要なことでしたし、支えでもありました。

人生八十年ちょっとと考えるのなら、私自身の一生も折り返し地点。
随筆も人生も後半を走る上で、今、脳裏に浮かんでくることは・・。

幼少期からこれまでの生きてきた道を思い返しています。




2017年3月6日月曜日

思いのまま~くらし随筆(5) いわき民報~

今月11日で、震災から丸6年。
自分の意思とは無関係に失われたたくさんの命を思うと、今生きている私は、私たちは、一瞬たりとも無駄に時間を過ごすことは出来ないと思います。
この6年間、我が家も本当に色々なことがありました。
それでも生きてればこそ、思える感情や出来事なわけで・・過ぎた時間を振り返れば、そこにあるのは感謝だけです。

それからずっと私が思っていることは、人はどうして生きているのかということ。
そもそもそこに命あるだけで、価値のある存在。
これはもう、人生最大のテーマですが・・こちらも私が思うことは・・。
人に必要とされないことほど、辛く悲しいことはないということ。
人は誰かのために生きていて、ひいてはそれが自分のために生きるということ。
これからこの気持ちが変わるとしたら、その時はまた自分の気持ちに素直でありたいと思っています。

娘に贈る言葉は、便箋に書き写しずっと冷蔵庫に貼っていた言葉でした(笑)。
私もくじけそうな時は、いつも思う。
大切な人のために生きる、自分を必要としている人がいるから生きてみる・・自分が出来ることは何でもしよう・・と。
花梅「思いのまま」の香りが、私の記憶からなかなか消えません。
東日本大震災は、「生きること」を、立ち止まり考えさせてくれました。
子どもたちが夢を追い、人のために生きる未来に幸あれ。
だれもが、「思いのまま」それぞれの能力を活かせる世の中であれ。
一緒に学び舎を巣立ったお友達に、沢山の熱意を注いで下さった先生方に、心からの感謝を申し上げます。




2017年2月27日月曜日

母と娘~くらし随筆(4) いわき民報~

私も時折抱く、このモヤモヤ感(笑)。
母と娘の確執本・・。
この類の本を読んでみて、多かれ少なかれ何かしらの思いを母娘関係に抱く人が多いと知りました。
私には息子がいないので、その関係性を身をもって知ることはできませんが、仮に息子でも娘を持つのと同じように、母と子の問題は時代の変化に関係なく、これまでもこれからも続くものなのではないかな・・思います。
虐待やネグレクト、逆に子が親を敬遠したり、精神崩壊による悲惨な事件など・・胸を引きちぎられるような出来事を知るたびに、母子関係や父子関係で生まれるモヤモヤはとても根が深く、難しい問題だと思うのです。
既定の460字という文字数では到底収まるものではなく、それぞれが抱える心の闇は本当のところは、当人しか分かり得ないものかもしれないです。

一つの母体から生まれた子の命。
私と母の関係から良いも悪いも学ぶことは全て、娘たちとの関係に活かしたいと思います。
自戒の念を込めて、世の中の母娘も、命すり減らすことなく人生を全う出来ますように。

・・そうは言っても、やはりそこは母と娘(笑)。
自立したもの同士、お互いに「自分を律する力」を鍛え、適度な母娘関係を保ちながら、女性同士の気持ちを一番に分かり合える間柄でありたいと思うのです。


2017年2月20日月曜日

土曜学習活動~くらし随筆(3) いわき民報~

子どもの興味・・というのは、一体どこにあるの?
私たち大人の中には、子どもの頃の些細な出来事がきっかけで、探求心が芽を出し、更に根を張りぐんぐん伸び・・後に花開かせた人が数の中にはいるかもしれない。
子どもたちにはもっと刺激を与えたいと思うし、学校や家庭以外の、地域やそれ以外の人とのふれあいの中で、世界が広がれば良いな・・とも思います。
親と子だけの暮らしの中では、我が家もどうしても視野が狭まってしまう・・。

そんなこんなで、今夜は土曜学習活動について。
子どもにいろいろな選択肢を持たせたいと思う親心があれば、やはり母親である私自身も彼女の目線で物事を見れるように、見聞を広めたいと思うのです。





2017年2月13日月曜日

曲げわっぱ物語~くらし随筆(2) いわき民報~

本日は、我が家の昼食事情。
お弁当を作り出してもう何年になったでしょう。
冷やごはんなど食えるか!などとは決して言わない彼に感謝なのですが(笑)。
毎回入れる玄米や雑穀米も、天然材の調湿効果でふっくり香ばしく頂けます。
秋田杉のほのかな香りも魅力的。
使用後の汚れもさらりと落ちるのです。
日本の伝統技術・・曲げわっぱを使うようになってからは、今まで以上にランチタイムが楽しみになりました。
趣のある箱には私も五味五色を心がけて、目と舌で楽しめるようにおかずを詰めるように努力しています(笑)。
一つの箱に、和・洋・中・・なんて、テーマを決めて詰めるのもまた楽しい。
日本の「Bento」は、海外から見たらとても繊細で素敵な食文化。
今日は何が入っているのかな・・と聞いてくれる夫や子どもたちに、少しでも応えたいと思う気持ちが、早起きして頑張れる私の原動力なのです。
お値段こそ張りますが、お財布事情が許すのであれば心惹かれる方はぜひ‥お薦めです!



2017年2月6日月曜日

はじめまして~くらし随筆(1) いわき民報~

ご縁があって、本日の夕刊(いわき民報)より三か月間、毎週月曜日の「くらし随筆」を担当することになりました。
たっちコラムよりも原稿を仕上げる期間が短い。。。
一週間はあっという間に過ぎるので、気が付けは週末の〆切日。。。
これも、人生・・己の修行でしょうか(笑)

お目に留まりました時は、主婦の呟きにお付き合い頂ければ幸いです。