ピンク色とクリーム色。
そこにワックスフラワーが入って、愛らしさ抜群のブーケ。
週初めの花時間は、流れるような憧れのキャスケード作りでした。
いつもレッスン当日まで何を作るかは知らされていないので、ドキドキします。
ブーケ作りは、繊細な作りこみが必要とされる気がして、私自身も少々緊張美味。
日常生活では意識しないと、この緊張場面にはなかなか出会わないので、とても良い刺激です(笑)。
全体のフォルムは最後にお披露目するとして・・。
私が苦戦したリボンワークから(泣)。
これね‥どうしても苦手です。
ループと後ろ交差を続けていくのですけれど、やっぱりなかなか上達できず。
今後の課題かな(笑)。
花嫁にとっては常に目に触れるブーケの持ち手は、表からは見えないけれどこんなにチャーミング。
バック処理って大事です。
扱いにくかったサテンリボンも・・仕上がりはとても可愛い(笑)。
トルコキキョウとバラのピンク具合がブルー系で同じ色合い。
クリーム色のスプレーローズがまた合います。
グニユーカリやワックススフラワーで表情をつけて。
そして・・大好きな利休草。
やはりブーケのあしらいは、何度やっても神聖な時間です。
全体の立ち姿は、2つの表情をつけて記録に残しました。
昼と夜。
光と影。
どちらの美しさに惹かれますか?
実はどちらも同じ時間に撮ったもの。
階段にちょうど差し込んだ午後の光が眩しくて、照らされた花弁からヒントを得ました。
先入観って・・驚くほどに不思議です。
写真のレタリングに、おやすみなさい・・素敵な夢を、そんな言葉を添えたらすっかり夜モードの1枚に見えなくもない。
きっとブラケットに照らされて・・花も眠りにつくのだろうと想像できます。
昔ちょっぴり習った英会話で、担当の先生にこんなことを言われました。
“micico, イマジネーションがとっても大事です!”と。
想像力。
子どもたちのそれにはついていけないことがありますが、感性を高めたり豊かな言語を自然に身につけるには、素人ながら本当に大切なのだな・・と感じています。
もう寝ましょう。
花も・・いつもの場所で朝を待ってます。
おやすみなさい。
一つのことに20年もの歳月を費やすなんて、生まれて初めてのことです。
いつもならオフの昨日も、祝日のある週は我が家は仕事です。
いつもの朝、いつもの食卓、いつもの会話、いつもの笑顔。
変わらない時間を過ごせることが、何よりも嬉しく感じていました。
ところがお昼休みに、思いがけず彼からのサプライズギフト。
何も準備はしないと言っていたのに・・。
涙腺崩壊の終日でした(笑)。
いつもは自分で家族のために(自分のためでもあります・・)花を買うのに、こう贈られる立場になると、嬉し過ぎて言葉を失います。
動揺して写真がうまく取れないのは・・ご愛嬌。
きっと彼にとっては、私が通う花教室はこれまでも駆け込み寺的な立ち位置なので、今回どんな風に希望を伝えたのかは聞かずにいようかと思います(笑)。
嬉しかったのは花の美しさもさることながら、お店の方がステムをそのまま残してくださったこと。
もちろん早速のブーケづくり。
特別な日はなおさら胸がドキドキしました。
花材を並べていざ始めましょう!・・この瞬間が、やはり一番好きです。
一本、一本が、これまでの思い出。
昨年私は、“来年は自分好みの花材を準備してあしらいたい”と思っていました。
今年は、思いがけないバラの花。
ずっしりとしたステムが組みやすく、感無量の花時間です。
花が空間に溶け込むように、そこにいるだけでいいなと思う。
全くの他人だったのに、不思議なものです。
240月、1043週、7305日、175,320時間・・。
恋人、親友、夫婦、戦友として・・ともに過ごしてきた時間です。
これからも生きている間に、互いの心のうちにどれだけの想い出が作れるのでしょう。
今日からまた一年目。
明らかに20年前とは異なる朝です。
諦めないで生きてみる・・。
これからもそうしてみます。
レッスンで何をやるかは、当日までのお楽しみ。
だから、とてもドキドキします。
花に触れられること自体、私にとっては悦びなのですが・・生花で憧れのラインを形作っている最中というのは、いわゆるフロー状態になるわけです(笑)。
それは、自分の想いを写真に収めるまで続きます。
仕上げなくちゃ・・という負荷がかかるのですけれど、私自身はかなりリラックスした状態で過ごすこと数時間。
陶酔というか、超集中状態の後は、私に残るのは心地良い疲れと満足感だけ。
さて、今回のキャスケードブーケを作って、それを改めて感じました。
流れ落ちるラインがとてもエレガント。
花好きの人ならこの気持ちを分かっていただけるかと思いますが、花時間は私の心の琴線に触れるのです。
花は生きているから、そっと触れないと壊れてしまう。
丸くてつやつやしたグリーン"スマイラックス"の、細い糸に絡ませながら成長させる作り手の想いを知ると・・無駄なく丁寧にあしらっていきたいと思います。
白とピンクの組み合わせって、王道のフェミニンカラー。
ブルーレースフラワーやリューココリーネの紫色で、優しい雰囲気のまま全体的に締まりました。
甘いカラーのスプレーローズは、"バンビーナ"。
名前の通り小さくて可愛らしい花です。
キャスケードの最大の魅力は、ブーケ先端まで花の美しさが零れ落ちそうになるところ。
揺れるもの、垂れるもの、ほぐれるもの、それぞれの魅力を味わえるブーケは、どんな花材を使いどんな仕上がりになるのかなぁ。
夢や憧れ、希望をのせた想像が、どんどん膨らみます(笑)。
こちらのブーケ、今朝は仕事場に搬入しました(笑)。
花器は、20年前結婚祝いとして友人から頂いたコンランショップのデカンタ。
これがまた、キャスケードを入れるのに程よい大きさで助かりました。
花から心が離れない毎日。
私の心はずっと・・あなたのものです。
肌寒い雨の月曜日となりました。
今日のフレッシュは、先週覚えたブライダルブーケの復習稽古です。
先ずは、作りたいイメージを決めて花材をセレクト。
どうしても、外したくないものが2つありました。
それは、大好きなスカビオサとブルースターです。
これらの柔らかな雰囲気を崩さないように、メイン花材の色選びをするのがちょっぴり難しかったかな(笑)。
青系ピンクや真っ白なバラならすっきりいくのでしょうけれど、アプリコットピンクが諦められず・・。
結果、淡い補色入りの優しいブーケになりました。
スプレーバラの名前は、“ミスティックサラ”。
見た目通り期待を裏切らない、淡くて甘い素敵な香りがします。
「田舎風ブーケ、ちょこっと脱出(笑)!」
もうすぐ新学期を迎える上の子たちの感想は、辛口だけれどいつも的を射ています。
彼女たちは私には絶対媚びない、最愛のコメンテーターです。
この写真・・実はテストでは減点対象のある箇所発見!
バック処理のレザーファン(グリーン)が見えている~(泣)。
一つとして同じ枝ぶりのない花を、見た目が美しくなるように生かして活ける。
ブーケばかりではない、アレンジ全般の基本ですが、奥が深いなと思います。
これぞ、フレッシュフラワーの醍醐味だと感じました。
それにしても、「〇」のシルエットって平和。
今日の花時間でも、心が真ん丸になりました。
今日の生花は、ブライダルブーケの基本レッスンでした。
スタイルはふんわり丸いラウンド。
ブーケホルダーは、傾きのあるタイプを用いました。
高さ、直径、ラインの取り方などブーケの基礎を習いましたが、教えていただいたことはシンプルなのに実際に挿していくと難しく感じます。
先生が作られたブーケは、小粋な大人女子ブーケ。
一方、私が完成させたものは、田舎風でこぼこブーケ(笑)。
本当の挙式で使うものは、もっと花材を入れるとのことでした。
ポイントは、やはりライン取りと花の顔向きかな。
オアシスが透けちゃう仕上がり具合に、反省点はいっぱいです。
花材の小花は、“マトリカリア”。
カモミールにそっくりな、と~っても可愛らしい花です。
美しい花嫁が携えるのなら、マトリカリアのキャラクターをもっと前面に出すべく、顔をどれも放射状に真っ直ぐに向けないといけないのだと・・先生のアレンジを拝見して気が付きました(笑)。
私が仕上げたでこぼこアレンジ。
これはこれで、透け感があって好きなのですけどね(笑)。
今日もまた何かと学びの多かった花時間です。
パリの老舗洋菓子店「LADURÉE」の歴史を紐解くと、一世紀半以上も前にさかのぼるのだとか。
美味しいガナッシュをサンドしたマカロンは、サクサクで甘い食感もさることながら、女性の心を魅了する色彩センスが素敵。
店先でインテリアや小物を見るときは、無意識にラデュレカラーを求めてしまいます。
教室で初めてラウンドブーケを作るとき、花材にはこの甘めの色を迷わずリクエストしました。
シルエットはマカロンのように丸くぷっくり。
レースを間に入れたので、仕上がりもとてもスウィートになりました(笑)。
生花、造花関係なく、花全体を見ていると、「自分の好き」がだんだん分かってきます。
ボルドーのような深い色も素敵だし、ハッとするマジェンタ(フューシャ)もいい。
エメラルドグリーンや淡いパープルも心惹かれます。
でもきっと変わらずに好きなのは、こんな夢のある甘い色。
疲れたときに、女子力をあげたいときに、無言で迎え入れてくれるラデュレカラーのブーケが大好きです。
昨夜からとても冷え込んで、今朝はなかなかベッドから出られませんでした。
普段よりゆっくり目覚めて外を見たら、車の上にもほんのり雪が。
家事をする手も悴みます。
でも「積もる・・」には程遠くて、改めていわきの気候の穏やかさを感じています。
暮れのレッスンから間が空くこと三週間。
金曜日には久しぶりに教室へ行くことが出来ました。
前回は冬休み中の末娘と一緒のレッスンだったので、
バラのワイヤリングとテーピングまで仕上げて終了・・。
先生のもとに花たちは留守番させていました。
パンナコッタ色のバラと葉を少し、それに葡萄の葉と紫陽花も。
憧れのキャスケードブーケが仕上がりました。
制作している間は無心だけれど、
家に持ち帰り記録を残そうかとファインダーを覗くとき、
静かにこみ上げるのは、完成した喜びと甘い切なさ。
いつの日か嫁ぐかもしれない三人の娘たちを想いました。
ブライダルブーケ。
私にとっては、どことなく崇高で永遠の憧れを秘めた作品です。
カリキュラムも終盤になります。
ディプロマ取得までもう少しです。
村上祐子先生に師事
◆いわき市 プリザーブドフラワー教室 アトリエ「NATURA」(ナトゥーラ)
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