多分、私は嫌いではないです。
仕事で使うミーティング資料を作ったり、遠く離れた友人に手紙をしたためたり。
パソコンを使って打ち込むのではなく、本当は、万年筆を手にとり書くのが大好きです。
ひと文字、ひと文字、言葉を文章にするとすっきりします。
想いや考えを、言葉で表現することが好きなのだと思います。
でも、初めからそうなのではなかったのだと、この頃気が付きました。
昔から国語の授業が大嫌い。作文が課題に出た日には、鉛筆を持つ手が動かなくて原稿用紙の前で泣いていたもの・・。
中学時代の三年間、担任を受け持って下さった先生は、母も叔母もお世話になった「国語科」の女性教諭でした。
一昨年、その恩師を囲んでクラス会をしましたが、元気はつらつとした御姿はあの頃のまま。
当時国語が嫌いだったことを今さらながらお伝えしましたが、先生は終始にっこり話を聴いてくれました。
加えてお伝えしたのは、作文は嫌いでも紙の上に「文字」を書くことは大好きだったこと。
なぜって、先生の板書はとても美しくて、いつもそう書けるようになりたいと心の底から思っていたから。
理由なんて、本当に単純なものです。
今、社会勉強のために編集をしていますよ!と先生に伝えたなら、なんて仰るだろう。
赤点ギリギリの過去の私を、思い出してくれるかな。
Wing44号の編集会議は、今日が最終日でした。
来月は皆で梱包して、各機関に発送します。
フォーラムに参加したり直接取材したりして、その時のことを文章化する。
とても大変な作業だし、中学時代の私なら寝込むほどに嫌いなことかもしれないです。
でもそれが仕事場のスタッフさんはじめ、知りたいことを待っている誰かに伝えられるのなら、産みの苦しみも忘れてしまいます。
知り得た情報を文章としてアウトプットする作業が、今の私にとっては必要で大切なことだと思えるのです。
書くときは頭の中はフルスロットル状態 (笑)。
どう表現しようかと考えているときの顔は「私の知るお母さんではない!」と、先ほど娘に言われました(笑)。
花時間同様・・書くこともまだまだ修行中。
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