2017年3月5日日曜日

SprayRose"Sara"

アレンジを作る上で、どうしても隙間を埋めたくなる私の心理。
折角の空間が息苦しく感じられて勿体ない‥と先生は仰います。
おそらく小説なら、何も書かれてはいない"行間を読む"に値するのか、はたまた恋人同士の会話なら無言の"間"を愉しむことにあるのか・・。
それはアレンジも言えるようで、何も花のない"空間"はとても大切なのだそうです。

先日のアレンジに使用したもので、その空間を作るのに余計だなと思う花材は無駄に入れずに持ち帰りました。
仲間に入ることのなかった一輪。
花瓶にいれてあげて、ひとり佇んでいるスプレーローズ"サラ"です(笑)。


このスプレーローズ。
色を写真で忠実に再現するのが、若干難しく思われる絶妙な色を持っています。
アプリコット色を混ぜ込んだようなカスタードクリーム色・・とでもいうのかしら(笑)。
この曖昧カラーがとても素敵で、暖色として取り入れやすく感じるのです。

幾重にもなる花びらが繊細でまたいい。
ころんとしたカップ咲きの可愛らしさに見惚れ、癒されています。

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