自分のパート、お友達のパート・・共に重ねると音の世界が広がって聴いているこちら側は、十分過ぎるほどの満足感でした。
ピアノを習っている下の子の、本日はミュージックコンサートの日。
年上のお姉さんたちと、エレクトーンでビゼーの"カルメン"より前奏曲を合奏しました。
エレクトーンの装飾音は、ピアノとは異なる愉しさがあります。
あの一台から様々な音色が出せるのだから、夢のような楽器だな・・と思います。
合奏って先ずはパート練習が、一人ひとりのスキル向上が、とにかく大事なのかな(笑)。
遠い昔、私自身が所属していた吹奏楽部での厳しい練習を思い出しました。
担当の楽器は、二枚リードで奏でる木管楽器"オーボエ"。
哀愁漂うあの音色を出すことがとても難しく感じられて、人一倍練習を重ねていましたっけ・・(笑)。
それでも、部員皆で曲を合わせ、舞台の上で奏でられる爽快感といったら・・なかなか言葉では言い表すことの出来ないほど、やり切った幸せな気持ちで満たされます。
さて、末っ子ちゃん、幼いなりに、感じてくれたかな?その合奏の悦びを(笑)。
頑張ったね、お疲れさま。
緊張から解放されて、今夜は早々にすやすや・・安堵感に包まれて彼女は夢の世界です・・・。
子どもたちへは、保護者から深紅のバラを一輪プレゼントしました。
娘の毎日のピアノ練習曲は、実は私自身の楽しみだったりします。
彼女が一曲弾けるようになるころには、私も一緒に弾きこなせるようになりたいと思ってしまうのです。
どれだけ練習を重ねたら、曲を仕上げることが出来るのか。
ほんの数十分でも、毎日練習をしていたら、次の日は、またその次の日は・・ちょっぴり弾けるようになっているのがピアノの面白いところ。
小さな積み重ねで生まれる喜びを、彼女と味わいたいと思うのです。
いつか、レッスンをやめる日が来ても、その先にはやはり音楽がある。
上の子たちの今をみても、毎日を彩るのに様々なジャンルの曲が暮らしの中にはあります。
音楽の素晴らしさを堪能できたそんな一日・・春の始まりでした。
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