昨日の生花レッスンは、フリースタイルでした。
テーマは、"イースター"。
春分の日の後の、最初の満月から数えて最初の日曜日・・なので、今年は4月16日。
イエス・キリストの復活を祝う祭りだそうですが、どちらかというとこの"復活祭"の宗教的な深い意味合いよりも、私は先に思う浮かぶ二つのモチーフ(卵とうさぎ)が可愛らしくて、とても和やかな気持ちになります。
昔、私自身うさぎを飼って世話をしていました(笑)。
真っ白でふわふわの体に、真っ赤なお目々。
"ぴょん"と名付けたそのうさぎさん・・赤ちゃんうさぎこそ生みませんでしたが、子だくさんのうさぎは繁栄や多産、豊穣・・命芽生える春のシンボルなのだとか。
幸せを意味するモチーフって、探せば沢山あって本当に興味深いです。
さてさて、前置きが長くなりました(笑)。
可愛らしい卵の飾りを先生より受け取って、選ぶ花材は何色にしましょう。
一番楽しくて、一番頭を悩ます時間です。
仕上がりはこんな感じ。
かっちりとは埋め込まず、ラフなラウンドスタイル(のつもり)になりました(笑)。
じっくり店内を見回って、選んだ主役は、チューリップ"モンテオレンジ"。
こちら黄色の八重チューリップ"モンテカルロ"の枝変わりだそうで、そのジューシーで美味しそうなオレンジ色にうっとり(笑)
紫色の雄蕊とのコントラストも素敵で、迷わず同じ補色のスイートピーを入れました。
いつもと変わらず、この甘い香りにもうっとり。
それから、好みの花といったらスカビオサ。
こんなに繊細な作りをしているのに、花言葉は悲しいものばかり。
けれど名前には、そんな意味合いなど全く感じさせないユニークさがあります。
ちょうどお行儀よく、形の異なる二人が頬を寄せ合っていたのでご紹介。
向かって左側のピンク色の名は"イチゴミルク"!
右下の真んまるボルドー色は、その名も"変な奴"(笑)!
そんな嘘っぽい名前無いでしょう~(笑)と先生に聞き返しましたら、本当にそう言うのだそうです。
悲しさなんて微塵も感じない愛くるしい名前です。
・・そう言えば、今回はイースターアレンジでした(笑)。
春が訪れた悦び・・、完成したアレンジを眺めながらいつも以上に感じています。
0 件のコメント:
コメントを投稿