レッスンで何をやるかは、当日までのお楽しみ。
だから、とてもドキドキします。
花に触れられること自体、私にとっては悦びなのですが・・生花で憧れのラインを形作っている最中というのは、いわゆるフロー状態になるわけです(笑)。
それは、自分の想いを写真に収めるまで続きます。
仕上げなくちゃ・・という負荷がかかるのですけれど、私自身はかなりリラックスした状態で過ごすこと数時間。
陶酔というか、超集中状態の後は、私に残るのは心地良い疲れと満足感だけ。
さて、今回のキャスケードブーケを作って、それを改めて感じました。
流れ落ちるラインがとてもエレガント。
花好きの人ならこの気持ちを分かっていただけるかと思いますが、花時間は私の心の琴線に触れるのです。
花は生きているから、そっと触れないと壊れてしまう。
丸くてつやつやしたグリーン"スマイラックス"の、細い糸に絡ませながら成長させる作り手の想いを知ると・・無駄なく丁寧にあしらっていきたいと思います。
白とピンクの組み合わせって、王道のフェミニンカラー。
ブルーレースフラワーやリューココリーネの紫色で、優しい雰囲気のまま全体的に締まりました。
甘いカラーのスプレーローズは、"バンビーナ"。
名前の通り小さくて可愛らしい花です。
キャスケードの最大の魅力は、ブーケ先端まで花の美しさが零れ落ちそうになるところ。
揺れるもの、垂れるもの、ほぐれるもの、それぞれの魅力を味わえるブーケは、どんな花材を使いどんな仕上がりになるのかなぁ。
夢や憧れ、希望をのせた想像が、どんどん膨らみます(笑)。
こちらのブーケ、今朝は仕事場に搬入しました(笑)。
花器は、20年前結婚祝いとして友人から頂いたコンランショップのデカンタ。
これがまた、キャスケードを入れるのに程よい大きさで助かりました。
花から心が離れない毎日。
私の心はずっと・・あなたのものです。
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