何気ない普段の景色が、春色に溢れています。
車の行き来がなくなると、向かいの山から鳥のさえずりが聞こえてきます。
ほんの一か月前は、何となくたどたどしかった鳴き声の鶯も、今日は立派な「ホーホケキョ」(笑)。
春満開です。
外顔で歩いていると、よく「~ちゃん」と声を掛けられます。
私を子どもの頃からよく知っているご近所の方たちばかりなので、私自身も歩いていた通学路を進んでいくととても懐かしい気持ちになります。
大人になるとよくわかること。
こうやって地域の人に守られて、どうにか無事大人になれたんだなって。
冬の間は暮れ易かったのに、今ではずいぶん日が長くなってきました。
何だかほっとします。
変わらずに忙しい日常だけれど、心地良い陽気のおかげで穏やかな気持ちになれます。
プチ花壇も花盛り(笑)。
まだ春にならない冬の終わりに、芽を早々と出してしまった球根たちです。
母が「お布団かけてあげて」と面白いことを言いました。
土=布団だそうで、顔を出し始めたチューリップが早く咲き始めないように、重みをかけて寝かせておく独自の工夫だとか。
効果的かどうかは、果たして疑問・・(笑)。
冬の間、地中であたためていた活力が一気に溢れだした感じで咲いています。
チューリップって繊細さに欠けるフォルムであまり好きになれなかったけれど、今春その思いが変わりました。
可愛くて、温かさを持った花。
懐かしさと笑顔をもたらす花。
“two lips”・・ちょっぴり恥じらいも感じる花(笑)。
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