友人と、先生と、子どもたちと、仲間と。
心が通じ合うというのは、とても嬉しいことです。
この数か月、私は命に向き合うことが何故か多かった・・。
身内ではなく、他者の最期に。
そして最期を迎えなくても、闘病しているとか、看病しているとか。
17年間の母のダブルケアとも姿は重なり、また再び生きることを考えさせられる時間です。
さて、今日は待ちに待った高学年読み聞かせの日。
私の担当は5年2組でした。
朝一番で、先日の模擬授業を母校で開催してもらえるのだと、講師の宍戸先生、また校長先生から伺ったばかりでしたので、双方のご厚意に喜びで胸がいっぱいでした。
私がどうしても子供たちに伝えたかった命の授業。
そして、国際理解教育。
理解を示した下さった先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、黒板には子どもたちが可愛らしいイラスト入りで、“・・よろしくお願いします”と、素敵なメッセージを書いて待っていてくれました。
(写真を撮るのを忘れて‥残念。)
今日私が読みたかったのは、映画化もされた実話、絵本『はなちゃんのみそ汁』です。
家の本棚から取り出して、読むたびに何度も涙を泣がしては、またたくさんのことを考えさせてくれる絵本。
我が家も皆大好きな一冊を、入学した時よりもとても大きく成長した子どもたちに読んであげました。
お母さんが生きた証に、はなちゃんに教えてあげた美味しいお味噌汁。
この世を去っても、ずっとはなちゃんの中にはママがいて、かけがえのないあったかい愛を感じ取られる一冊です。
子どもたち・・真剣な眼差し。
一人ひとり・・どんな気持ちでこのお話を聞いてくれたかな。
来月8日には、地元スーパー主催の映画上映会と講演会が、アリオスにて開催されるそうです。
昨年の第14回いわき市PTA研究大会では、竹下和男氏の講話を伺ったばかりでした。
「“弁当の日”は生きる日」・・このはなちゃんの実話から、子どもたちに生きる力を身につけさせることの大切さを、沢山受け取ることのできる素晴らしい内容でした。
本日夜の公民館では、一週間前の方部研修会の反省会を開きました。
参加してくれたお母さんたちとの和やかな対話の時間・・。
私はトーキングタイムで出た意見を集約して臨みましたが、そこで展開した母親としての子を想う気持ちや、命の尊さ、子どもたちが学ぶことの意味を改めて皆で確認し合えた時間となりました。
私は、母親として子どもに何を残せるでしょう。
そしてまた、次世代に命をつないでいくのなら、子どもたちは何を残すのでしょう。
子と一緒に育つ親として、台所で過ごす時間の大切さを痛感しているところです。
今日は、すべてにありがとう。
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