2017年9月10日日曜日

愛と星占い 〜車中にて想う〜

早朝より私用で都内へ。
定期テストやらピアノの発表会やら、下の娘たちそれぞれに大事な行事を目前に控えているのに、こんな時家を空けるいうのは、ちょっぴり不安です。
でも私の場合は家で仕事が出来る分、必然的に子どもと向き合える時間も多くなるので、お互いのために、子どもの力を信じながら、たまには距離を置くのは良いかと感じる時もあります。

昨日は、我が子以外の子の心に触れる、想定外の出来事がありました。

例えば私の子育てでいうならば、子どもから求められるだけ・・出来ているかどうかは別として、その子の心のコップが溢れるまで(恩師の言葉をそのままお借りして)、愛と安心感を与えたいと思うけれど。

仮に親の心にもケアが必要ならば、それはやはり難しいこと?
親の心の安定は、何で満たすことができるのか?
時間的ゆとりがあれば、愛を与えられるのか?
子どもは親の愛を、どの程度感じて愛されていると思うのか?
経済的豊かさがあれば、必ず心は愛で満たせるものなのか?

すべてに疑いを持つこと、多角的に観ようと私は努力しようとするけれど・・ひょっとしたら私の考えが間違っているのかもしれない・・でも・・。
・・・移動中、私の頭の中は自問自答を繰り返していました。

加えて震災後の歳月を振り返って、宿命、運命、いま立っているこの時を。
この一冊に答えが書いてあるわけではないけれど、朝出かける際に何気に目をやった本棚から取り出して、参考までに確かめたくなりました。



全てに迷いながら、毎日は選択の連続です。
正誤のない自分の判断に、私も戸惑うことが多々あります。
子育てに正しい答えがあるのならば、誰しも自信を失くしたり、自分の心の声が見えなくなったり、泣いたり後悔したりはしないはず。
ただはっきりと分かるのは、子どもの表情や仕草さ、言葉の端々から、愛の枯渇具合が見えてくることがあるのです。

我が子のことって、どうしても客観的なものの見方ができずに、分からなくなります。
実際私もそうだから・・。
それでも。
子どものシグナルだけは、察知できる自分でいたい。
今だ!というタイミングで、愛を充足させられる自分でありたいと思うのです。

その子の人生と私の人生。
短時間に交わした中で垣間見られた心の寂しさ、そしてその子の横顔を、忘れることはできません。
細々と続ける絵本の読み聞かせは、そういった子どもにこそ届けたい贈りものです。

0 件のコメント:

コメントを投稿