2016年6月6日月曜日

Darling ~Strauss~ 

記念日に、ささやかなお祝いに、花束を頂いたときはとても嬉しいもの。
小さな子どもが手にしたら、大人が持つより愛らしさも倍増するけれど、その分いたわりながら持つことはしなそうな気がします(笑)。

シュトラウス(花束)レッスン時には、貰う側がどんな状況下であっても解れずきれいな状態であるように、子どもが手にしたことも想像しながらラッピングまで練習します。
赤ちゃんをおくるみで包むように、仕上がった花束を優しくホールド。


このままの姿も絵になるけれど、可哀想なのですぐ水に浸けてあげました。
水を吸い上げて嬉しそうなおすまし顔も、記念に一枚。
本日のメインカラーは、シャンパンを思わせる大人上品なサーモンピンクの色味。
眺めていると日常を忘れてしまいます(笑)。



花材は、カスミソウのような可憐な小花ミスティーブルー(スターチス系)。
グリーンは、ブプレリウムで。
コットンカップと呼ばれるスプレーバラに、スプレーカーネーション。
そして主役のバラは、その名も“ダーリン(=最愛の人)”。
周りはほんのり頬を染めたようなピンク色。
遠目には、クリーム色に見えるのに、中を覗くとメインのシャンパンカラーがお目見えします。
透明感に溢れていて、ふんわり甘い香りです。
鼻を近付け過ぎて、花弁にキスをしてしまいました(笑)。

時間とともに、“ダーリン”が開いてきました。
優しくも華やかな雰囲気です。

愛しい人へ。もしくは愛しい人から。
柔らかでロマンチックなこんなバラを一輪でも贈ったり頂いたら、もうそれだけで胸がキュンとなる美しさです。
ダーリン”恐るべし、花の力(笑)。





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