2017年9月21日木曜日

二つの花束~瀕死の白鳥~

先日、ピアノの発表会を無事終えることができました。
サン・サーンスの白鳥・・。
三女の曲目は、死を悟った白鳥の、切なくも優雅な旋律。

彼女といつもお世話になっている先生へ。
好きな花材を入れてみて、いつもの私の好みとは異なる雰囲気で束ねています。



秋らしくワレモコウを入れてみて。
白のアストロメリアや斑入りのグリーンが、一層華やかにしてくれました。


曲を弾きこなすというのは本当に大変なことです。
子どもがその情景を思い浮かべるのに、バレエ動画を見せたり、私も弾いてみたり(笑)。

でもピアノって、練習しただけ応えてくれる楽器。
それまで、何度も何度も躓きながら弾いていたのに、お盆明け先日の私の不在時に彼女なりにしっかり練習をしてくれていたようで・・。
するとある日を境に、必ずその成果が音となって表れるているから不思議です。
そこまで行くのに励ますのが、私の仕事・・(笑)。

さて、発表会では、一度もミスタッチなく奏でてくれました。
それには、先生も私も、本当にびっくり。
どんな演奏でも私は嬉しかったけれど、一番嬉しいのは、本人が満足していることです。
また小さな山を、一つ越えることが出来ました。


昨日、私の住む地域のPTA研修会を終えたばかり。
講師は、福島県骨髄バンク推進連絡協議会運営委員の 志賀 としえ 様
白血病を患い、骨髄移植を受けられて回復されてから現在に至るまで、命の大切さや当たり前ではない毎日の儚さを、ご自身のまさに生死を賭けた体験から美しい声でお話しくださいました。
さらにこの研修の場では、小学校生活が始まり、わずか三か月で、白血病でこの世を去った7歳の光祐(こうすけ)くんの軌跡を綴ったDVD『いのちのアサガオ』を鑑賞しました。

生きたいと思っても生きられない命がたくさんあること。
苦しみを乗り越えた先は、大きな力に変えられること。
どうしてこうなってしまったんだろう・・と過ぎたことばかりに目を向けるのではなく、どうしたら今を変えていくことができるだろうか・・と未来へ目を向けること。
志賀さんのお話からは、たくさんの気付きがあり、会の終了時には私なりの言葉でお礼の気持ちをお伝えしました。

今日はもう一度私自身が、この曲を弾いてみました。
瀕死の白鳥の、命の儚さ、美しさ、嘆き、悲しみ。
講話を聴いたばかりだからか、旋律がとても切なかったです。
でも、白血病を発病した白鳥は・・回復して美しく今を生きています。

発表会を終えて、今日もちょこちょこ三女はピアノに向かっています。
音楽が心を揺るがすように、毎日が愛おしい・・。
この子の人生のどこかで・・音楽が支えになってくれると信じています。
生きていればこそ、出来ること。
毎日が、毎日が本当に大切です。
毎日を生きられる幸せを噛みしめる。
もちろん、昨日も今日もこれからもずっと・・。



2017年9月19日火曜日

ichi ~オープニングレセプションにて思うこと~

明日、いよいよグランドオープンの日を迎える“ichi”
先週の土曜日は、オープニングレセプションでした。
三女を帯同してのこの日。
扉を開けたら、更に素敵な空間に変身していて驚きです。
“いろどり(いわき市男女共同参画推進団体)”の潜入ルポにもなっているような・・そんな楽しみも覚えます。
先日にも増して、写真の撮り甲斐がありましたので、少しでもこのカフェの素晴らしさが伝われば嬉しいです。
※ichiの詳しい情報は、友人のブログで!⇒


先ず驚いたのは、スタッフさんのお嬢さんが描かれたというイラスト!
絵心があって、見ているだけでワクワクします。
ご自身の好きなことが、さり気なく日常で発揮できるなんて本当に羨ましい(笑)。
(思わず・・フォトの上に私もレタリングしてしまいました。)



高速ネット社会の今、“海外のおしゃれカフェ”と検索すると、そこには居心地のよさそうな空間と、センスあるインテリアを閲覧することができます。
淹れたてのコーヒーの香りや、ひょっとして自分好みのBGMが流れていたら・・そこでリラックスした極上の自分時間を過ごすことは、たくさんの閃きが浮かび、英気を養えるはずです。
子どもが居たら・・そんな素敵な時間を、あなたは諦めますか?
私自身、三人の娘たちを育てる中で、初めての子育てはたくさんのことを諦めていました。

子どもを預け、友人とお茶をする・・束の間の癒しに後ろめたさを感じている女性も少なからずいらっしゃると思います。
そんな方にこそ、託児サービス(有料)を利用しながら、寛いで頂きたい場所です。




こちらはものづくり工房のあるカフェなので、その空間もスタッフさんのセンスで命が吹き込まれています。
UVプリンターが設置されていて、そちらを利用して(有料)我が子の描く絵をお皿などに転写することができるそう。
秘密基地のごとく、こもりたい気分にさせてくれるブースです。



お品書きを頂いて、こちらのカフェメニューを皆で試食しました。
うん!やっぱり美味しい!
見た目ハード系のパン生地なのに、米粉使用のためとっても食べやすいのです。
どれもこれも優しい味で、甲乙つけがたく・・。
私はエビアボカドの隠し味に改めて驚かされました。
ぜひご自身の舌でお楽しみあれ。


オーナーの力作、ichiができるまでのムービーを皆で鑑賞しました。
リノベーションで一つずつ時間と手間をかけ完成したこと。
彼女の涙からは、たくさんの人の手に感謝する気持ちと、ご自身のこれからに思う胸の内が溢れ出ているようで・・思わず私も貰い泣き。


子どもと向き合うとき、女性は自分を責めたり無力さに嘆いたり、幼な子と向き合う限られた時間の中では、社会との隔たりを感じたり・・たくさんの想いを抱きます。
でも・・また日が明けて、もう少し子どもと向き合ってみようかなと思えるのは、その寝顔に癒され、その子の純真無垢な瞳と笑顔に、未来への夢や希望を自分自身も抱くからです。
人それぞれの感じ方に違いはあるのでしょうけれど、少なくとも私はそうでした。
誰もがもっともっと、幸せでいい。
私は信じています。
きっとあなたが幸せなら、間違いなく子どもは幸せです。
他者に関心を抱く以上に、自分自身にも愛を。
さて、自分の幸せを、どんな形で追及しましょう・・?


予定外で、思いがけず・・オーナーの彼女より“いろどり”の代表あいさつを言い渡されました。
HP作成もこれから、本当に生まれたばかりのひよこ状態で、ただただ恐縮するばかりです。
女性活躍推進、男女共同参画・・などという漢字ばかりの言葉が表に出たとき、企業や組織だけの女性のキャリア形成を後押しする背景だけが、ともすると一人歩きをし、私をはじめとした人の心の中には違和感を覚えることもあるのかもしれません。
人の数だけ生き方も様々です。
大切なのは、その人にとっての生きやすさ・・。
“自分らしさ”を発揮できる当たり前の世の中には、他者の能力を認める心の広さや、お互い様だという精神がとても大切のように思います。
それに加えて、柔軟に物事を受け入れられる女性には、もちろん男性にも、活躍の場が世の中にはたくさんあることを念頭において。
自分らしさが発揮できる生き方を選択するのは、自分しだい・・ともとれます。
他者とのコミュニケーションはうまくとれているだろうか。
独りよがりにはならない、物見は出来ているだろうか。
男女問わずあらゆる生き方を知ることが、“いろどり”や私自身の学びでもあります。

さて、大工町に賑わいが少しずつ戻ってきますように。
そこを訪れた人がつながり、人生に彩りをもたらしますように。
ありふれた物ではない、心の豊かさを・・。
互いを尊ぶ時間が生まれ、少しづつ世の中に伝播しますように。

オープンおめでとう!

また遊びに伺います。


2017年9月18日月曜日

BLUE MUG Market !

連日の予定消化に、日記が追いつきません(笑)。
先週も頑張ったなぁ~、と自分に今日はご褒美です。
以前から気になって仕方なかった“Blue mug COFFEE”へ。
今日はMarket開催日でした。


素敵な作家さんたちが集った今日。
私や彼、同伴の三女もキョロキョロ。
今年はやはり紫色が気になる私は、“Eeny,meeny,miny,moe*”さんのアメジストのピアスを自分用に・・。
この頃、今までにも増して・・揺れるものが非常に気になります(笑)


一目惚れのハロウィーンクッキーを三女は手にしてご機嫌です。
今月誕生日を迎えた次女にもお土産に可愛らしい、アイシングクッキーを選びました。
私自身、個人的に憧れの“Lanthanum”さんに会えて・・内心興奮しておりました(笑)。
もう芸術品!しばらく眺めていたいな・・と思っていたのに、娘たちはパクリ。

記録フォトは宝物です。
繊細でおしゃれで、ぐっと心を鷲掴みにされ通しです。


そういえば・・。
新潟で購入した彼のお猪口にひびが入ってしまい、ずっと新しいのを探していました。
今月は20年の結婚記念日。
二人で共に惹かれたこの鮮やかな“kusano utsuwa studio”さんのお猪口は、やはり一目惚れの即買いでした。
早速寝る前に一口・・。
この色を見るたびに、ドキドキして一生の宝物なりそうです。


今回伺えなかったお店は、また次回のお楽しみに。
美味しいコーヒーと空間に癒されました。
葡萄とカレーが売り切れだったのは、ちょっぴり残念ですが(笑)。
そして・・私はこちらで開催のYOGAも気になります。
ウィークエンドの自分時間が、明日も頑張れる糧になっているこの頃です。

2017年9月15日金曜日

第23回福島県PTA連合会郡市P母親代表者懇談会

昨年の本宮市から場所が変わって、今年の研修は音楽都市“郡山”にふさわしく、音楽・文化交流館「ミューカルがくと館」にて開催されました。




Jアラートが鳴る不穏な朝から始まって、怯える子どもを学校へ送り出してからの出発は、私も心が落ち着かず・・。
それでも今日を乗り切れたのは、これまでの子育てを後押ししてくれる講話を聴けたからです。
講師には、認定NPO法人 アジア教育友好協会NPO法人シーエスアールスクエア(内閣府HPより☆) 理事長 宍戸 仙助 先生(元伊達市富野小校長) をお招きして、「東南アジアの子どもたちの瞳の輝きに学ぶ」と題してご講話頂きました。

36年にわたる公立学校での教員生活と、19年間の管理職・道徳教育を中心とした実践を通して、子どもたちの心の教育に携わっていらした先生。
ご退職後、東南アジア(ベトナム・ラオス)の山岳地帯の教育環境に恵まれない子供たちへの支援・交流活動に身を投じ、現地のNGOとの連携により、毎年20校ほどの学校建築を進めているとのことです。
本日の講演内容は、5・6年生対象の模擬授業形式でした。
驚きあり、涙あり、感動あり・・瞬く間に前半の一時間半が過ぎていきました。
ラオスの歴史や、そこで今を生きる子どもたちの暮らしと現実問題、貧しく恵まれない学校環境で懸命に学ぶ子どもたちの様子が、ハートフルな宍戸先生の語り口で見事に展開されていきます。

瞳を輝かせて学ぶ・・現地の子どもたち。
70年間も戦争のなかった日本で生きる私に、生きることとは、夢を持つこととは、学ぶこととは・・それぞれの本当の意味を無言で問いかけているようです。



さて、後半はトークタイム。
テーマは「夢や希望を育む大切さ~語り合おう 子育てについて~」です。
「いじめ問題の解決の糸口」や「人に役立つ人間になるための夢と希望を育む大切さ」について各グループごとに話し合いました。

バーチャルの世界ではなく、人間どうしの生きた世界で、心で痛みを感じ泣き笑い喜び、そしてまた生きていく・・。
人や生き物の死に向き合うことで、人の最も人間的な前頭前野(心の中心)の共感脳部分が発達していくかもしれない。

他者への深い関心は、子どもの夢や希望を育む後押しとなるはず。
他グループの発表を伺いながら、たくさんの気づきがあったひと時でした。

なぜ学ぶの・・?

子育てをする上でいつも信じてやまない私の心の声は、現地(ラオスNGO代表:ブアラぺ・チュンタボンさん)の言葉を借りて確信となり、これからも支えとなりそうです。

“The most important thing is being valuable to others than studying.”
(最も大切なことは、勉強することよりも人の役に立つ人間になること)
身につけた能力を、子どもたちも私も人のために!

会場には、東日本大震災後、福島と現地を行き来した復興のこいのぼりが掲げられていました。
言葉は通じなくても、人と人との交わりで得られる記憶は、生涯心の宝物として輝くはずです。



ここだけでお伝えきれない先生の生の声は、ぜひラジオ福島で!
私も楽しみにしております。



さて。
今年(平成29年)10月15日の福島県PTA研究大会・・場所は、ここいわきにて開催されます。(詳しくはこちらPDFより⇒
私の担当は、第二分科会(研修活動)Aでの提言です。
昨夕はアリオスにて、打ち合わせがありました。
この8年間の研修での実践報告を、パワーポイントを使って初プレゼン(笑)。
担当先生のご協力を得て大筋もできましたので、これからキャプチャーづくりをします。


はぁ~。
どうか無事・・滞りなくできますように☆

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。



2017年9月12日火曜日

ひつじ雲

車を運転しながら、後部座席では末っ子がはしゃぎながら言いました。
「ママ、すごい雲だよ!」

自宅について空を仰いだら、ひつじ雲。
秋なんだな・・と思って、スマホでワンショット。

この雲、見応え十分、本当にすごい。
午後5時15分。

まだ明るさ残る空が、深い青色に変わっていきます。



日中は湿度が高くて、蒸し暑かった・・。

早朝の雨が上がって、嬉しかった。

大事な用事がうっかり抜けて、申し訳なかった・・。

姉に会えて、ほっとした。

子どもの笑顔とハグに、癒された。

心のすれ違いに、泣きたかった・・。

友人のお父様が他界されて、悲しかった・・。

いつも通りの仕事ができて、良かった。

スタッフの元気な姿が、幸せだった。

想いが消せずに、切なかった・・。

好きな香りに、助けられた。

いつもの曲に、勇気づけられた。

毎日いろいろ。

街ゆく人はどんな想いで、一日を過ごすのだろうか・・。


午後5時50分。

知らないうちに、空は表情を変えていました。





お父様のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。

あなたもこの空を見ていたら、嬉しいです。

今週の後半は、会議続き。

自分に出来ることを頑張ろうかと思います。

香る花束〜補色の美しさ〜

いつもの丸いガラス花器に収まる、可愛らしい花束レッスン。
何と言っても今日の魅力は、主役の黄色いバラ“トゥールーズロートレック”の香りかな。
パヒュームのようなすっきりとしたこの香りは、私の記憶にあってリラクゼーション効果抜群でした。
まるでラナンキュラスと見間違えてしまいそうなほどの、たっぷりとした花弁の数。
手の中で花束を組みながら、時折鼻を近づけて・・うっとり。
とても美しく優しい色です。



今年の父の日にも花材として用いたハイブリットチースが、今回のアレンジにも入っていますが、こちらが入ると一気に上品な愛らしさが増す気がしています。



今日のトルコキキョウは、“ボヤージュグリーン”。
大きめのフリンジ系のこちらは、花の巻き具合と爽やかなライムグリーンがとてもきれいです。

相変わらず花束は難しい。
ふんわりと優しく・・花を傷つけないように螺旋状に組みました。
ところで今日の色合い。
小さなスプレーローズ“レモンベイブ”が、更に黄味を強調させているのに、青紫のデルフィニウムとの相性がとても良いのです。

すべて調和がとれていて、補色の美しさとはこういうことかな・・と考えます。
花から学ぶことは、本当に多い。
見た目の美しさだけではないし、それぞれの個性だけでもないし、花材の多さだけでもない・・各々の馴染み具合。
人との交わりとも同じかな・・なんて思ったりして、とても集中できる心地よい花時間でした。



いつものように、短すぎて使えなかった花材をミニアレンジに。
やはりいつもの場所に飾ると落ち着いて、穏やかな気持ちになります。
小さいのに、華やかさには欠けるのに、とても素朴な愛らしさです。



虫の音とともに、深夜の外は雨音が響いています。
今日も日中はちょっぴり暑さが戻りました。
それでも秋を感じられるこの頃。

目覚めのキッチンで、今日の花束を愛でるのが楽しみです(笑)。
もう寝なくちゃ・・。
おやすみなさい。





2017年9月10日日曜日

愛と星占い 〜車中にて想う〜

早朝より私用で都内へ。
定期テストやらピアノの発表会やら、下の娘たちそれぞれに大事な行事を目前に控えているのに、こんな時家を空けるいうのは、ちょっぴり不安です。
でも私の場合は家で仕事が出来る分、必然的に子どもと向き合える時間も多くなるので、お互いのために、子どもの力を信じながら、たまには距離を置くのは良いかと感じる時もあります。

昨日は、我が子以外の子の心に触れる、想定外の出来事がありました。

例えば私の子育てでいうならば、子どもから求められるだけ・・出来ているかどうかは別として、その子の心のコップが溢れるまで(恩師の言葉をそのままお借りして)、愛と安心感を与えたいと思うけれど。

仮に親の心にもケアが必要ならば、それはやはり難しいこと?
親の心の安定は、何で満たすことができるのか?
時間的ゆとりがあれば、愛を与えられるのか?
子どもは親の愛を、どの程度感じて愛されていると思うのか?
経済的豊かさがあれば、必ず心は愛で満たせるものなのか?

すべてに疑いを持つこと、多角的に観ようと私は努力しようとするけれど・・ひょっとしたら私の考えが間違っているのかもしれない・・でも・・。
・・・移動中、私の頭の中は自問自答を繰り返していました。

加えて震災後の歳月を振り返って、宿命、運命、いま立っているこの時を。
この一冊に答えが書いてあるわけではないけれど、朝出かける際に何気に目をやった本棚から取り出して、参考までに確かめたくなりました。



全てに迷いながら、毎日は選択の連続です。
正誤のない自分の判断に、私も戸惑うことが多々あります。
子育てに正しい答えがあるのならば、誰しも自信を失くしたり、自分の心の声が見えなくなったり、泣いたり後悔したりはしないはず。
ただはっきりと分かるのは、子どもの表情や仕草さ、言葉の端々から、愛の枯渇具合が見えてくることがあるのです。

我が子のことって、どうしても客観的なものの見方ができずに、分からなくなります。
実際私もそうだから・・。
それでも。
子どものシグナルだけは、察知できる自分でいたい。
今だ!というタイミングで、愛を充足させられる自分でありたいと思うのです。

その子の人生と私の人生。
短時間に交わした中で垣間見られた心の寂しさ、そしてその子の横顔を、忘れることはできません。
細々と続ける絵本の読み聞かせは、そういった子どもにこそ届けたい贈りものです。