2017年9月24日日曜日

GOOD TIME ~地元公園フェスにて~

いつもの公園が、“GOOD TIME”会場に早変わり。
地元商工会青年部主催のイベントが、母校裏の公園で開催されました。


音楽・グルメ・クラフト・ワークショップ。
大人も子どもも丸1日楽しめちゃう!というキャッチフレーズの通り、秋晴れの空を仰いでの外遊び・・今日は汗ばむ陽気でしたが、とても楽しいひとときでした。


この界隈住まいの、ご年配の知り合いの方もとても喜ばれていました。

私の父も、日課の散歩道・・公園内の様子がとても気になっていたようで(笑)。
いつも静かな場所で、ラップが流れていたらそれはそれは驚くでしょうけれど、その年老いた顔には喜びや好奇心が溢れていました。


色々と見回るだけなのに、とても暑くて・・。
皆で日陰を求めて、余計に動くからまた暑い(笑)。
こんな日は真夏のように・・末っ子のかき氷も捗ります。
この場で頂く外ランチは、公園のどんぐり小道で。
木陰って最高。
私は熱々のガパオライスと、レモンビネガージュースを頂きました。


早々に食べ終わった三女は、空かさずどんぐり拾い。
コロコロっと音がするのは、どんぐり虫がいるから気負つけてね・・と次女。
(本当かな~!?)
小学校の頃、持ち帰ったどんぐりについた虫の大量発生で・・きっと、上二人はトラウマなのです。

まだまだ小さな手に、小さなどんぐり。
小さなことを楽しんで、小さな幸せを感じていました。
Good Time は、そのまま Good Dayです。

来年も、再来年も、フェス開催・・毎年心待ちにしております。



2017年9月22日金曜日

20th Wedding Anniversary ~Rose Bouquet ~

一つのことに20年もの歳月を費やすなんて、生まれて初めてのことです。

いつもならオフの昨日も、祝日のある週は我が家は仕事です。
いつもの朝、いつもの食卓、いつもの会話、いつもの笑顔。
変わらない時間を過ごせることが、何よりも嬉しく感じていました。

ところがお昼休みに、思いがけず彼からのサプライズギフト。
何も準備はしないと言っていたのに・・。
涙腺崩壊の終日でした(笑)。


いつもは自分で家族のために(自分のためでもあります・・)花を買うのに、こう贈られる立場になると、嬉し過ぎて言葉を失います。
動揺して写真がうまく取れないのは・・ご愛嬌。
きっと彼にとっては、私が通う花教室はこれまでも駆け込み寺的な立ち位置なので、今回どんな風に希望を伝えたのかは聞かずにいようかと思います(笑)。
嬉しかったのは花の美しさもさることながら、お店の方がステムをそのまま残してくださったこと。
もちろん早速のブーケづくり。
特別な日はなおさら胸がドキドキしました。
花材を並べていざ始めましょう!・・この瞬間が、やはり一番好きです。


一本、一本が、これまでの思い出。
昨年私は、“来年は自分好みの花材を準備してあしらいたい”と思っていました。
今年は、思いがけないバラの花。
ずっしりとしたステムが組みやすく、感無量の花時間です。


花が空間に溶け込むように、そこにいるだけでいいなと思う。
全くの他人だったのに、不思議なものです。
240月、1043週、7305日、175,320時間・・。
恋人、親友、夫婦、戦友として・・ともに過ごしてきた時間です。
これからも生きている間に、互いの心のうちにどれだけの想い出が作れるのでしょう。


今日からまた一年目。
明らかに20年前とは異なる朝です。
諦めないで生きてみる・・。
これからもそうしてみます。


2017年9月21日木曜日

二つの花束~瀕死の白鳥~

先日、ピアノの発表会を無事終えることができました。
サン・サーンスの白鳥・・。
三女の曲目は、死を悟った白鳥の、切なくも優雅な旋律。

彼女といつもお世話になっている先生へ。
好きな花材を入れてみて、いつもの私の好みとは異なる雰囲気で束ねています。



秋らしくワレモコウを入れてみて。
白のアストロメリアや斑入りのグリーンが、一層華やかにしてくれました。


曲を弾きこなすというのは本当に大変なことです。
子どもがその情景を思い浮かべるのに、バレエ動画を見せたり、私も弾いてみたり(笑)。

でもピアノって、練習しただけ応えてくれる楽器。
それまで、何度も何度も躓きながら弾いていたのに、お盆明け先日の私の不在時に彼女なりにしっかり練習をしてくれていたようで・・。
するとある日を境に、必ずその成果が音となって表れるているから不思議です。
そこまで行くのに励ますのが、私の仕事・・(笑)。

さて、発表会では、一度もミスタッチなく奏でてくれました。
それには、先生も私も、本当にびっくり。
どんな演奏でも私は嬉しかったけれど、一番嬉しいのは、本人が満足していることです。
また小さな山を、一つ越えることが出来ました。


昨日、私の住む地域のPTA研修会を終えたばかり。
講師は、福島県骨髄バンク推進連絡協議会運営委員の 志賀 としえ 様
白血病を患い、骨髄移植を受けられて回復されてから現在に至るまで、命の大切さや当たり前ではない毎日の儚さを、ご自身のまさに生死を賭けた体験から美しい声でお話しくださいました。
さらにこの研修の場では、小学校生活が始まり、わずか三か月で、白血病でこの世を去った7歳の光祐(こうすけ)くんの軌跡を綴ったDVD『いのちのアサガオ』を鑑賞しました。

生きたいと思っても生きられない命がたくさんあること。
苦しみを乗り越えた先は、大きな力に変えられること。
どうしてこうなってしまったんだろう・・と過ぎたことばかりに目を向けるのではなく、どうしたら今を変えていくことができるだろうか・・と未来へ目を向けること。
志賀さんのお話からは、たくさんの気付きがあり、会の終了時には私なりの言葉でお礼の気持ちをお伝えしました。

今日はもう一度私自身が、この曲を弾いてみました。
瀕死の白鳥の、命の儚さ、美しさ、嘆き、悲しみ。
講話を聴いたばかりだからか、旋律がとても切なかったです。
でも、白血病を発病した白鳥は・・回復して美しく今を生きています。

発表会を終えて、今日もちょこちょこ三女はピアノに向かっています。
音楽が心を揺るがすように、毎日が愛おしい・・。
この子の人生のどこかで・・音楽が支えになってくれると信じています。
生きていればこそ、出来ること。
毎日が、毎日が本当に大切です。
毎日を生きられる幸せを噛みしめる。
もちろん、昨日も今日もこれからもずっと・・。



2017年9月19日火曜日

ichi ~オープニングレセプションにて思うこと~

明日、いよいよグランドオープンの日を迎える“ichi”
先週の土曜日は、オープニングレセプションでした。
三女を帯同してのこの日。
扉を開けたら、更に素敵な空間に変身していて驚きです。
“いろどり(いわき市男女共同参画推進団体)”の潜入ルポにもなっているような・・そんな楽しみも覚えます。
先日にも増して、写真の撮り甲斐がありましたので、少しでもこのカフェの素晴らしさが伝われば嬉しいです。
※ichiの詳しい情報は、友人のブログで!⇒


先ず驚いたのは、スタッフさんのお嬢さんが描かれたというイラスト!
絵心があって、見ているだけでワクワクします。
ご自身の好きなことが、さり気なく日常で発揮できるなんて本当に羨ましい(笑)。
(思わず・・フォトの上に私もレタリングしてしまいました。)



高速ネット社会の今、“海外のおしゃれカフェ”と検索すると、そこには居心地のよさそうな空間と、センスあるインテリアを閲覧することができます。
淹れたてのコーヒーの香りや、ひょっとして自分好みのBGMが流れていたら・・そこでリラックスした極上の自分時間を過ごすことは、たくさんの閃きが浮かび、英気を養えるはずです。
子どもが居たら・・そんな素敵な時間を、あなたは諦めますか?
私自身、三人の娘たちを育てる中で、初めての子育てはたくさんのことを諦めていました。

子どもを預け、友人とお茶をする・・束の間の癒しに後ろめたさを感じている女性も少なからずいらっしゃると思います。
そんな方にこそ、託児サービス(有料)を利用しながら、寛いで頂きたい場所です。




こちらはものづくり工房のあるカフェなので、その空間もスタッフさんのセンスで命が吹き込まれています。
UVプリンターが設置されていて、そちらを利用して(有料)我が子の描く絵をお皿などに転写することができるそう。
秘密基地のごとく、こもりたい気分にさせてくれるブースです。



お品書きを頂いて、こちらのカフェメニューを皆で試食しました。
うん!やっぱり美味しい!
見た目ハード系のパン生地なのに、米粉使用のためとっても食べやすいのです。
どれもこれも優しい味で、甲乙つけがたく・・。
私はエビアボカドの隠し味に改めて驚かされました。
ぜひご自身の舌でお楽しみあれ。


オーナーの力作、ichiができるまでのムービーを皆で鑑賞しました。
リノベーションで一つずつ時間と手間をかけ完成したこと。
彼女の涙からは、たくさんの人の手に感謝する気持ちと、ご自身のこれからに思う胸の内が溢れ出ているようで・・思わず私も貰い泣き。


子どもと向き合うとき、女性は自分を責めたり無力さに嘆いたり、幼な子と向き合う限られた時間の中では、社会との隔たりを感じたり・・たくさんの想いを抱きます。
でも・・また日が明けて、もう少し子どもと向き合ってみようかなと思えるのは、その寝顔に癒され、その子の純真無垢な瞳と笑顔に、未来への夢や希望を自分自身も抱くからです。
人それぞれの感じ方に違いはあるのでしょうけれど、少なくとも私はそうでした。
誰もがもっともっと、幸せでいい。
私は信じています。
きっとあなたが幸せなら、間違いなく子どもは幸せです。
他者に関心を抱く以上に、自分自身にも愛を。
さて、自分の幸せを、どんな形で追及しましょう・・?


予定外で、思いがけず・・オーナーの彼女より“いろどり”の代表あいさつを言い渡されました。
HP作成もこれから、本当に生まれたばかりのひよこ状態で、ただただ恐縮するばかりです。
女性活躍推進、男女共同参画・・などという漢字ばかりの言葉が表に出たとき、企業や組織だけの女性のキャリア形成を後押しする背景だけが、ともすると一人歩きをし、私をはじめとした人の心の中には違和感を覚えることもあるのかもしれません。
人の数だけ生き方も様々です。
大切なのは、その人にとっての生きやすさ・・。
“自分らしさ”を発揮できる当たり前の世の中には、他者の能力を認める心の広さや、お互い様だという精神がとても大切のように思います。
それに加えて、柔軟に物事を受け入れられる女性には、もちろん男性にも、活躍の場が世の中にはたくさんあることを念頭において。
自分らしさが発揮できる生き方を選択するのは、自分しだい・・ともとれます。
他者とのコミュニケーションはうまくとれているだろうか。
独りよがりにはならない、物見は出来ているだろうか。
男女問わずあらゆる生き方を知ることが、“いろどり”や私自身の学びでもあります。

さて、大工町に賑わいが少しずつ戻ってきますように。
そこを訪れた人がつながり、人生に彩りをもたらしますように。
ありふれた物ではない、心の豊かさを・・。
互いを尊ぶ時間が生まれ、少しづつ世の中に伝播しますように。

オープンおめでとう!

また遊びに伺います。


2017年9月18日月曜日

BLUE MUG Market !

連日の予定消化に、日記が追いつきません(笑)。
先週も頑張ったなぁ~、と自分に今日はご褒美です。
以前から気になって仕方なかった“Blue mug COFFEE”へ。
今日はMarket開催日でした。


素敵な作家さんたちが集った今日。
私や彼、同伴の三女もキョロキョロ。
今年はやはり紫色が気になる私は、“Eeny,meeny,miny,moe*”さんのアメジストのピアスを自分用に・・。
この頃、今までにも増して・・揺れるものが非常に気になります(笑)


一目惚れのハロウィーンクッキーを三女は手にしてご機嫌です。
今月誕生日を迎えた次女にもお土産に可愛らしい、アイシングクッキーを選びました。
私自身、個人的に憧れの“Lanthanum”さんに会えて・・内心興奮しておりました(笑)。
もう芸術品!しばらく眺めていたいな・・と思っていたのに、娘たちはパクリ。

記録フォトは宝物です。
繊細でおしゃれで、ぐっと心を鷲掴みにされ通しです。


そういえば・・。
新潟で購入した彼のお猪口にひびが入ってしまい、ずっと新しいのを探していました。
今月は20年の結婚記念日。
二人で共に惹かれたこの鮮やかな“kusano utsuwa studio”さんのお猪口は、やはり一目惚れの即買いでした。
早速寝る前に一口・・。
この色を見るたびに、ドキドキして一生の宝物なりそうです。


今回伺えなかったお店は、また次回のお楽しみに。
美味しいコーヒーと空間に癒されました。
葡萄とカレーが売り切れだったのは、ちょっぴり残念ですが(笑)。
そして・・私はこちらで開催のYOGAも気になります。
ウィークエンドの自分時間が、明日も頑張れる糧になっているこの頃です。

2017年9月15日金曜日

第23回福島県PTA連合会郡市P母親代表者懇談会

昨年の本宮市から場所が変わって、今年の研修は音楽都市“郡山”にふさわしく、音楽・文化交流館「ミューカルがくと館」にて開催されました。




Jアラートが鳴る不穏な朝から始まって、怯える子どもを学校へ送り出してからの出発は、私も心が落ち着かず・・。
それでも今日を乗り切れたのは、これまでの子育てを後押ししてくれる講話を聴けたからです。
講師には、認定NPO法人 アジア教育友好協会NPO法人シーエスアールスクエア(内閣府HPより☆) 理事長 宍戸 仙助 先生(元伊達市富野小校長) をお招きして、「東南アジアの子どもたちの瞳の輝きに学ぶ」と題してご講話頂きました。

36年にわたる公立学校での教員生活と、19年間の管理職・道徳教育を中心とした実践を通して、子どもたちの心の教育に携わっていらした先生。
ご退職後、東南アジア(ベトナム・ラオス)の山岳地帯の教育環境に恵まれない子供たちへの支援・交流活動に身を投じ、現地のNGOとの連携により、毎年20校ほどの学校建築を進めているとのことです。
本日の講演内容は、5・6年生対象の模擬授業形式でした。
驚きあり、涙あり、感動あり・・瞬く間に前半の一時間半が過ぎていきました。
ラオスの歴史や、そこで今を生きる子どもたちの暮らしと現実問題、貧しく恵まれない学校環境で懸命に学ぶ子どもたちの様子が、ハートフルな宍戸先生の語り口で見事に展開されていきます。

瞳を輝かせて学ぶ・・現地の子どもたち。
70年間も戦争のなかった日本で生きる私に、生きることとは、夢を持つこととは、学ぶこととは・・それぞれの本当の意味を無言で問いかけているようです。



さて、後半はトークタイム。
テーマは「夢や希望を育む大切さ~語り合おう 子育てについて~」です。
「いじめ問題の解決の糸口」や「人に役立つ人間になるための夢と希望を育む大切さ」について各グループごとに話し合いました。

バーチャルの世界ではなく、人間どうしの生きた世界で、心で痛みを感じ泣き笑い喜び、そしてまた生きていく・・。
人や生き物の死に向き合うことで、人の最も人間的な前頭前野(心の中心)の共感脳部分が発達していくかもしれない。

他者への深い関心は、子どもの夢や希望を育む後押しとなるはず。
他グループの発表を伺いながら、たくさんの気づきがあったひと時でした。

なぜ学ぶの・・?

子育てをする上でいつも信じてやまない私の心の声は、現地(ラオスNGO代表:ブアラぺ・チュンタボンさん)の言葉を借りて確信となり、これからも支えとなりそうです。

“The most important thing is being valuable to others than studying.”
(最も大切なことは、勉強することよりも人の役に立つ人間になること)
身につけた能力を、子どもたちも私も人のために!

会場には、東日本大震災後、福島と現地を行き来した復興のこいのぼりが掲げられていました。
言葉は通じなくても、人と人との交わりで得られる記憶は、生涯心の宝物として輝くはずです。



ここだけでお伝えきれない先生の生の声は、ぜひラジオ福島で!
私も楽しみにしております。



さて。
今年(平成29年)10月15日の福島県PTA研究大会・・場所は、ここいわきにて開催されます。(詳しくはこちらPDFより⇒
私の担当は、第二分科会(研修活動)Aでの提言です。
昨夕はアリオスにて、打ち合わせがありました。
この8年間の研修での実践報告を、パワーポイントを使って初プレゼン(笑)。
担当先生のご協力を得て大筋もできましたので、これからキャプチャーづくりをします。


はぁ~。
どうか無事・・滞りなくできますように☆

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。



2017年9月12日火曜日

ひつじ雲

車を運転しながら、後部座席では末っ子がはしゃぎながら言いました。
「ママ、すごい雲だよ!」

自宅について空を仰いだら、ひつじ雲。
秋なんだな・・と思って、スマホでワンショット。

この雲、見応え十分、本当にすごい。
午後5時15分。

まだ明るさ残る空が、深い青色に変わっていきます。



日中は湿度が高くて、蒸し暑かった・・。

早朝の雨が上がって、嬉しかった。

大事な用事がうっかり抜けて、申し訳なかった・・。

姉に会えて、ほっとした。

子どもの笑顔とハグに、癒された。

心のすれ違いに、泣きたかった・・。

友人のお父様が他界されて、悲しかった・・。

いつも通りの仕事ができて、良かった。

スタッフの元気な姿が、幸せだった。

想いが消せずに、切なかった・・。

好きな香りに、助けられた。

いつもの曲に、勇気づけられた。

毎日いろいろ。

街ゆく人はどんな想いで、一日を過ごすのだろうか・・。


午後5時50分。

知らないうちに、空は表情を変えていました。





お父様のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。

あなたもこの空を見ていたら、嬉しいです。

今週の後半は、会議続き。

自分に出来ることを頑張ろうかと思います。