2017年9月8日金曜日

ichi ~カフェメニューの撮影へ~

今日はとても写真が多いです(笑)。
しかも、空腹時に見たら、どれも美味しそうで間違いなく泣けてくる品々・・。

今月20日にいわき市平の大工町にオープンする、駅前サンドイッチカフェ『ichi』
まちのみんなが集えて、託児スペースを併設したモノづくり工房もあるカフェです。※ichiの詳しい情報は、友人のブログで!⇒



ここから、“お互い(each)” が “一歩踏み出し” 成長しあえる場所になれたら・・。
産後子どもを見てもらいながら、仕事や自分の好きなことができたなら・・。
「子育ても自分も諦めたくない」一そう思う女性の願いを、自身も社労士として働き、この秋ママになる友人が、既存の建物をリノベーションする形で実現しました。



元々は、大工さんがたくさん住んでいた大工町。
昼間人通りの少なくなったいわき駅前(大工町を含む中心市街地)で、モノづくり文化によるコミュニティ形成ができるのか・・この3年間の実験プロジェクトで少しずつ地域が活性化し、4年目以降のさらなるステップに繋がれば良いなと、私自身も思います。





そもそも、カフェに訪れた女性が活気づく。
子育て・家庭・仕事・・介護、互いの悩みや現実を共有・共感し、心と体のコリを解しながら社会に向き合っていこうとする小さな一歩が、ここには確かに存在していくのだろうと思います。

さて。
前置きが長くなりましたが、今日はカフェメニューの撮影へと出向きました。
花写真はいくらでも撮りますが、ね。
食べ物・・しかも、こちらに集うお客様にお出しするサンドイッチメニューの撮影となると、訳が違います。
フォトスタイリングも自分で考え準備しての・・私のはじめての一歩(笑)。
素敵な写真が撮れたので、今日は美味しい写真(本当に美味しかった!!!)のお披露目です。
まずは妊娠中や授乳中でも飲める、体も整うメディカルハーブティーから。
Creemaminneでもお馴染みの、メディカルハーブのお店“oluolu”さん。
私が頂いたこちらは、女子力Up(女性ホルモン・お肌の調子を整える)tea。
ハイビスカス入りなので、この鮮やかなルビー色に癒されます。
こんなに美味しいハーブティ―をつくられるなんて。
いつの日かお会いしてみたいです。



美味しさって、見た目の美しさって・・どうやったら引き出せるのでしょう・・⁉
様々な角度で撮りました(笑)。







店長が作ってくれたサンドイッチは、見た目、味、最高です。
まずは、スパニッシュオムレツから。



続いて、エビアボガド。



極めつけ、生ハム。



今見返しても、美味しそう。

続いてのミッション、スイーツ撮りも行いました。
こちら、オレンジソースもまた素晴らしい!



さらに美しいソース掛け。



そして、トロトロふわふわのフレンチトースト。



我が末っ子の育てたミニトマトやら、私のコラムアレンジのグリーンポットやら賛助出演もあって(笑)。
素人撮りを受け入れてくれた友人に感謝です。



おまけはこちら。
我が家にあったフレッシュ・シュガーバインを、ichiへ置いてきました。
だって、ここに残りたいと、この子自身が言っていますから(笑)。
それほどまでに、この場所がよく似合う。



母子ともに無事なご出産を心よりお祈りしています。
夢を形にすること。
それを間近で見せて頂き、彼女やそこで働く皆様からは元気をいただきました。

ichiのオープンキャッチフレーズは、「つどう。つながる。つくりだす。

昨年、いわき市男女共同参画推進団体『いろどり』を立ち上げ、この春市へ登録した私自身が今一番欲しい言葉です。
いろどりの話も、いずれまた。

本日は本当にありがとうございました!

2017年9月4日月曜日

Urban×Chicな秋色アレンジ

前回のフレッシュレッスンはいつだった?
毎年盛夏時期は、教室レッスンはお休みなので、おかげで夏休み中の子どもとはたくさん向き合えるのですけれど、心が寂しい。。。
今日はしばらくぶりの花時間がとても嬉しくて、ドキドキ・・ときめきし通しでした(笑)。

写真を撮っていると、そのものをらしく写したいという願望があります。
例えば柔らかな綿毛はふんわりと、儚い花弁は美しく、粗なものは荒く、硬質なものはコントラストをもって。
今回の柄の長い花瓶の美しさは伝わるかな。
花器だけで40センチは高さがあります。
ガラスの光沢と黒い器部分が、とても洗練された素敵さです。



黒が大好き。
どんな色を合わせても、すっきり決まるなといつも思います。
今日はワレモコウやレックスベゴニアのダークカラーとリンクして更にアレンジが引き締まりました。
この微妙な色は、日本の伝統色でいう黒鳶黒紅あたりかな・・?


パンパスグラスをコアにしているので、全長1メートルを超えるあしらいになります。
全体を映すと・・こちらもゴージャス(笑)。
カーネーション(ファリダ)やケイトウが、秋色アジサイにとても合います。
グリーンで用いたマンサクや、ピンク色の小花が可愛いワックスフラワー。
ラインフラワーのリンドウも・・面で魅せるフラワーアレンジは、どんな花材を合わせてもうまく収まるのが凄いなといつも思うのです。



ところで、ローズマリー状の葉を持つワックスフラワーですが・・。
どんな香りがするかしら?と葉をちぎってみたら、レモングラスのようなすっきりとした芳香♡。
きっと、私はこの類の香りが好きなのだと・・今年二度咲きしたレモンの香りを思い出しました。

フラワーアレンジレッスンは、普段別なところに気が向いている私にとっては、自分のリラックスのための極上セルフセラピー(笑)。
花たちを眺めていると、どの花も美しく、本当に心地よく・・。
心を上向きにさせてくれるのです。
ちょっぴり秋色の花たちで、アーバンシックなアレンジ完成。



2017年9月3日日曜日

魔法の美術館

本日までいわき市立美術館で催されている、“魔法の美術館~光と遊ぶ超体感型ミュージアム~”。
最終日の前日・・昨日はようやく行くことができました。

美術館エントランスを見ただけで、わくわく(笑)。


人の動きに合わせて、光や影、映像や音が変化する作品や空間は、不思議なアートの世界。
子どもも大人も楽しめる15作品はどれも魅力的で、昨年の春、スパリゾートで体験したチームラボ アイランドを思い出しました。

こうやって写真をコラージュすると、幻想的。
二次元なので立体感や音が届けられないのが残念です。


私自身が特に気に入ったのは、風と光と影が織りなす音のない世界。
ガチョウの羽根で出来たシャンデリアやモビールが、展示室の風を受けて、それぞれのスピードで回転し、木漏れ日のように揺れる陰影を作り出すというもの。
目には見えない風の動きは、私の中で想像する・・。
もちろん会場の雑踏はありますが、この動きを見ているとここだけ静寂が漂っている感じがして、ひと通り見終えた後も、この場に戻ってきてしまいました(笑)。



こちらのコーナーには、純白の種らしき羽根がくるりくるりと回転し続ける、“Secret Garden”と呼ばれる作品が・・。
こういうものが、私はとても好き。



光に包まれた白い鳥の羽の花が舞い続けます。
「鳥が植物になったら
どんな進化をするのだろうか?」
というテーマのもと、
羽根や卵の殻を使い
「秘密の庭」として
不思議な世界を表現しています。
作家:小松宏誠
~「Secret Garden」の説明より~

この方のホームページを覗いてみたら、やはり私好みの作品ばかり。
ふわりくるりと舞う羽根が、心を軽くしてくれます。

たくさんの想像と夢を運んでくれた、魔法の美術館でした。




2017年9月1日金曜日

白桃のシャルロット

今日から9月。
異常なほどに涼しいです。
きっとまた、気温は上がってくるのでしょうけれどね。

午前中のジム帰り・・スーパーのフルーツコーナーには、大好きなブドウが見事に並んでいました。
桃の季節もそろそろ終わりかな。

夏休み中の洋菓子レッスンは無理でしたが、先日休み明けにようやく念願のシャルロットケーキを作ることができました。
季節の果物を使った贅沢なケーキ。
「今日はケーキの日ね!」と朝食時に家族に伝えると、皆とても心待ちにしてくれます。
作り甲斐というのは、こういうことを言うのかな・・と、心がほんわか温かくなります。

先生の導きのもと、丁寧に作業を進めていきます。
ビスキュイ生地の絞り出しも、ちょっと緊張しながら慎重に・・(笑)。

きれいに焼きあがって、またまた感動。
セルクルへの詰め方のコツも教わり、ムースと桃を小さくカットして中に入れ込んで。
最後は桃の果肉でカメリアのように花びらを形作りました。


家族の口に収まるより早く、作り手の私が一先ずティータイム。
先生も一緒に作ってくださるので、教室ではそちらのデモを試食させていただきました。

美味しい。。。
私はボキャブラリーが少ないので、もっと他にふさわしい言葉が浮かびません(笑)。
実に、美味♡

さっぱりした甘さのシャルロットケーキは、添えて頂いたバニラアイクリームとの相性が抜群で、レッスン後は早速アイスを買って帰宅しました(笑)。

今回もとても有意義な時間を過ごせました・・先生に感謝!

ブログもすっかり夏休みを満喫してしまった感じです。
その日の記録として残したいことは山ほどあるのに、私の中身が追い付かない。
気長に・・。
生き急ぐ必要はどこにもないなと、この頃思って生きています。
着実に、淡々と。



2017年8月28日月曜日

ドライボタニカルディフューザー~たっちコラムvol.19~

2017.8月号(No.99)のこどもたっちコラムです。

夏の疲れを、自分好みの心地よい香りで癒しませんか?
いつもは雑貨屋さんで購入したり、贈り物で頂いたりするリードディフューザーを、この夏は自分で作ってみました。

ドライになりやすい水分少なめの花材は、アレンジに用いたものを乾燥させて。
リード(スティック部分)には、こちらも乾燥させたスチールグラスを切りそろえて用いました。

葦や籐の素材のほうが、ぐんぐんと吸い上げて香りも広がりやすいのかもしれませんが、瑠璃玉アザミの茎部分にスティックの役目を兼ねさせたので、どれだけ香るかを実験中(笑)。

ドラッグストアで購入できる揮発性の高い無水エタノールと、手持ちのブレンドエッセンシャルオイルとを、約10:1位の割合で混和させました。


ペーパーフラワーや、ソイフラワー(東南アジアの水辺に育つ“ソラの木”を、薄く向いて花上に形成したもの)にも、液が染み渡り、香りが徐々に広がるのを期待しています。
オイルの中には、カサカサに乾燥させたスターチスをちょっぴり入れて。

見て触れて、香りも楽しめるフレグランスインテリアの完成です。

2017年8月27日日曜日

Road Trip ① ~那須娯楽~

日常から離れると、心が解き放たれて充電できます。
自宅にいる限り、オフ日でも仕事の会話はいつも続くので、脳内スイッチを切り替える意味でも、家族旅行はとても意味がありそう。
今回の息抜きは、良く訪れる那須から始まりました。

そう言えば、昨年も三人旅
長女と次女が居ないのは寂しくもあるけれど、この旅行で末っ子と父親の距離が一層縮まりました(笑)。
睡蓮の池を見た後は、三女が楽しみにしていたハイランドパークへ。

涼しくて屋外遊びには快適。
私も久しぶりにバイキングに乗ってみました・・。
昔よりちょっぴり平気でも、終わった後の不快感は変わらず(笑)。
それに大人になると、三半規管が弱まるのかな。
くるくる回転系も乗るのを躊躇います。



この日の楽しみはもう一つありました。
予約していた亀工房へ・・。


家族で出かけた記念に、これまでも大堀相馬焼(震災後の今:)や、会津慶山焼を上の子たちと体験しましたが、末っ子とは初めて。
陶芸体験がやめられないのは、学生時代に会津本郷の酔月窯を訪れたことがきっかけでした。
手びねりやろくろで、粘土の冷たさや柔らかさに触れると、心が落ち着きます。
手がどんなに粘土だらけになっても、長年かけて出来た自然の堆積物だから、水で洗い流すだけでさらりと落ちてしまうのも私として魅力を感じるところです。

工房の先生が優しく楽しく教えてくださったおかげで、子どもも夢中になりました。

焼きあがって自宅に届くのは三か月後だそう。
その頃に、旬の味ご飯をお茶碗によそっていただくのが楽しみです。



この日は、作り手の愛情を隈なく堪能できる夕食を頂きました。
給仕の仲居さんとの話も楽しく・・人をもてなす側の仕事から、色々と学ぶことも多かったように思います。


さて、翌朝は日光を通って、次の目的地へ向かいます。
早朝の美味しい空気を、この地ではお馴染みの、道路に出没するお猿さんも喜んでる?
車の中から、おはよう(笑)。


途中車を降りてはみたけれど、雨雲がいっぱいで男体山を確認することは出来ず・・。


代わりにこの山の噴火で二万年前に出来た、日本百景の一つ“中善寺湖”に立ち寄って一枚。
この二十年間で三度目のこの場所訪問・・。
何度来ても、この辺りの雰囲気にはのまれそうになるほど、静寂で厳かな空気感です。

華厳の滝や竜頭の滝、戦場ヶ原も時間があったなら降りて歩きたかったな・・。

二日目からは初めて尽くし・・次なる目的地へ。
運転したことはない道を通るのは、ドキドキもしハラハラもし・・。
無事にたどり着くことを私はただただ願っておりました(笑)。



2017年8月25日金曜日

その先の強さ

今日心を惹かれるのは、二つの強さ。
一つ目の白妙向日葵については、昨年もちょうど今頃に綴っていました
暑さの中ぐんぐん成長を続けて、秋にかけて長く咲く品種です。
勢いの良いものは、私の背の高さぐらいにはなっているかな・・。
秋の気配すら感じる夏の終わりに、“私たちはこれからだ”と言わんばかりに、疲れも感じさせず咲く姿には、勇気づけられます。

自分の影も後ろも絶対に振り向かない。
太陽しか見ずに育ち続けて花を咲かせ、自然に朽ちてくるのです。

光のある方へ、ただ感じる方へ。
疲れや不安を感じているときって、こういう先を見据えた花の強さが羨ましい(笑)。


それから、二つ目は今日の夕空。

すっかり太陽が見えなくなるまで、山の向こうに隠れても、雲の隙間にまっすぐ光線を伸ばしてきます。
思わず美しくてスマホでパチリ。

電線が邪魔しておりますが、我が家からはここしか夕日が望めません(笑)。

夏の夕空にもまた、その先の強さを感じます。

一年中空をながめていると、その異なる表情にハッと息をのむことがあります。
美しさに、悲しさに、強さに、静かさに。

春とも秋とも冬とも違う、夏の夕空・・。
もうちょっとだけ踏ん張ってみようかって、思わせてくれます。
もうちょっとだけ・・ね。