始めて数か月たつ"Instagram"も、今日は"恋人たちの出会いの花"でもある"スズラン(muguet)"の写真が目につきます。
フランスで「ミュゲの日」の今日は、大切な人たちの幸せを願う日・・。
私も硝子のミュゲを見て、パートナーシップの大切さを感じているところです。
さて、春は花盛りで、写真のアップが追いつきません(笑)。
それはとても嬉しいことで、贅沢なことで、生きていて良かったな・・と思う細やかな悦び。
これまで使っていたカメラの最期を迎えてひどく私は悲しんでいましたから、サンタさんが新しいカメラをプレゼントしてくれたことは、年明け早々最大の悦びでした(笑)。
スマートフォンとデジタル一眼レフとの交互使いの毎日ですけど、決定的に違うのは、今回もファインダー付のカメラを選んで覗いて撮ること。
この"覗く"というアクションが、顕微鏡を覗いているようでワクワクするのです。
ミクロの世界までは到底到達しない、花を愛でる観察方法(笑)。
その子らしく撮りたくて、日々の写真撮影を楽しんでいます。
このイベリス・・その名も英名"Candy tuft"!
砂糖菓子のような小花特有の可愛らしさがたまりません。
陽の光が好きでくるっと顔をねじらせてみるので、当然まっすぐ伸びない。
花言葉"甘い誘惑"に負けそうな、小悪魔的な可憐さに惹かれます。
それから春を告げる花・・雪柳も既に写真のピークを過ぎて、新緑の季節に相応しい若葉一色になりつつあります。
手に取ると小指の腹の乗るくらいの、直径一センチにも満たない花形。
こんなに小さいのに、完璧なフォルムなのです。
先日の強風に煽られて散ってしまっても、こうやって写真に残した枯れない花図鑑を眺められるので嬉しい限り。
花と我が子が重なります。
花の成長は子の成長と共に・・私の悦びです。