実際はとてもためになる研修の多い、母親委員会。
小学校でのひとり役員からスタートし、私はかれこれ7年目の在籍になります(笑)。
今朝は8時ごろ家を出て、本宮へと車を走らせました。
向かうは福島県農業総合センターです。
初めての施設訪問と、ちょっと泣き出しそうな空にお出迎えされて不安で胸がドキドキ。
でも、足を一歩踏み入れたら建物の素晴らしさと出会った人の温かさに、とても癒されました。
ご講話頂いたのは、福島大学うつくしま未来支援センター特任准教授 大瀬健嗣氏による、「放射線の基礎と食品中の放射能」。
続いて、消費者庁消費者安全課 政策調査員 野田健氏による「食品中の放射性物質の評価と管理の現状」について情報提供がありました。
昼食後のグループ別懇談会では、「放射線による食品リスクについて」語り合い、様々な価値観を共有しました。
ご一緒した同テーブルのお母さん方との出会いに感謝!
浜通り(私)・中通り・会津地方のコラボトークは、とても実のあるものでした。
安心(主観)と安全(客観)は異なること。
人の数だけ、安心だと思える基準にも違いがあって当たり前なのかも。
確かな情報を知り得ることと、自分なりの物差しを持ち合わせることが大切かなと思いました。
震災から5年。
これまでもあれからも、ここで暮らしているのです。
敷地内の植栽が早くも真っ赤だったので、目を惹きました。
昨年我が家でも、このハート形の葉が欲しくて、まだ小さい株立ちの“カツラ”を植えました。
こちらは一本立ちのカツラ?それとも、マルバノキ?
♡の葉、やっぱり可愛い!
子どもたちのお弁当を毎日早起きして作り、朝ひと通り家事を済ませて、こういった場へ向かおうとする自分の原動力って何だろう・・と、家路に向かう車中でフッと考えました。
子どもが好きなこと、子どもを通してみる学校が好きなこと、向上し合える出会いが好きなこと。
自分で直接足を運んで、自分の目で見ることが好きなのかも。
確かな情報、ずっと気になる問題の突破口は、見ようと思わないと見えないものだし、そうやって直接目で見て、触れて、確認するしか方法はないような気がしています。
センター出入り口には、あまり目立たないアベリア(エドワード・ゴーチャー)の花が可憐に咲いていました。
ずっと見てみたいと思っていた、小さな花に出会えたことも今日は幸せでした。