日中は汗ばむほどの都内でしたが、雨が降らなくて本当に良かった~!
上野動物園から始まった初日・・午後は、楽しみにしていた"シャセリオー展"(国立西洋美術館にて5/28まで開催中)へ。
しばらくぶりに絵画を堪能。
前半の動物園と人混みで、かなりの脳疲労を起こしていたので、音声ガイダンスに助けられての鑑賞となりました。
1819年にカリブ海の島で生まれた"テオドール・シャセリオー"。
自分の容姿にコンプレックスを抱いていたと言いますが、幼い頃から絵の才能を発揮した彼は、父親の影響で旅に強いあこがれを持ち、異国の人々や風景を描きました。
フランスで活躍したロマン派の画家である彼は、37歳という若さで他界します。
私は、彼の描く女性画にうっとり。
恋愛関係にあったという女優"アリス・オジー" (「泉のほとりで眠るニンフ」)も官能的で素敵でしたが、私はやはりメインビジュアルのこちら「ガバリュス譲の肖像」。
モデルとなった"マリー・テレーズ・ガバリュス"が纏う淡いドレスとケープ、ソファーに寄りかかる姿が優しくて穏やかな気持ちになりました。
手にはスミレの花束、水仙の花の髪飾り・・甘い春の香りまで届きそう。
花と女性って・・やっぱり素敵な組み合わせ(笑)。
子どもたち・・特に下の子なんて疲れているでしょうに、とても良く頑張って歩きました。
夕方になると、外吹く風も涼しく感じて、もうひと踏ん張り行けるかな~!?
ロダンの前庭彫刻を見て、元気を出させる。
・・私が一番に、元気を貰いましたけど・・(笑)。
さてさて、国立科学博物館ですが、こちらも絵画鑑賞とは異なる濃密な内容でとても楽しむことが出来ました。
命の始まりから、今に至るまで歴史と科学の進歩。
一日中、この場所で過ごしたい私は、天井の美しさにしばし見惚れて気が遠のきました(笑)。
規則的な装飾、デコラティブな装飾が好きなのは、その光と影が美しいから。
このモノクロのワンショット・・葉書きに加工したいくらいお気に入りです。
旅の記録と写真の整理は続きます。
手の空いた時に気ままに・・ね。
ブログで思い出を綴るのも楽しいものです。
家族と過ごす時間もいつかは子どもたちが巣立ち、元の二人に戻りますから。
いつか過去を懐かしく振り返る時、楽しかった思い出が私を支えていたと分かる気がして・・忘れないように残しておきたい。
新緑の季節、素敵な三日間でした。
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