今年度はいわき市内12カ所で実施することになった「土曜学習推進モデル事業」。
土曜日に月一回程度、学校ではできない様々な体験ができるとあって、我が家の末っ子が“今日は何だろうな~?”と毎回楽しみに参加しています。
私も彼女の入学前から2年目になるこの事業を心待ちにしていたので、毎回ボランティアとして参加しています。
全10回開催のうち既に3回終了し、昨日は4回目の土曜学習でした。
気になる内容は、「南極について学ぼう!」。
講師にミサワホームの南極先生(井熊氏)をお招きして、南極クラスが始まりました。
南極地域観測隊で活躍時の現地でのエピソード、オーロラ、ペンギン、クリオネ、昭和基地のそばで見つかるルビーやサファイヤの話・・等々。
大陸の広さは日本のほぼ37倍、氷の厚さは一番分厚いところで富士山がすっぽり埋まってしまう4,776m!
地球の生い立ちを解明するたくさんのヒントが眠っている南極大陸を知ることは、地球の未来を読み解くことだそう。
そしてはるか1,4000km離れた地球の南のはてから、子どもたちにまさかのお届け物が・・!(笑)。
国立極地研究所の協力を得て、南極の氷をコップにひとかけらいただきました。
その場で氷が解ける音を聞いて、それから水を少量入れてからも聞き比べてみて。
2万年前の空気が、降ってきた雪と一緒に閉じ込められて、長い時間かけて作られた氷です。
大昔の空気であっても、もちろん無臭でしたが、パチパチと静かにはじける音に、大人の私も感動しました。
時代も国境も超えた、地球の謎解きものに、きっと私はめっぽう弱い(笑)。
この地にどっぷり住んで居ながら、貴重な体験をさせて頂き心から感謝いたします。
南極クラスが始まる前、3年生までの子どもたちは“えがおバス”に乗って仙台から来てくださった“クラウン(ピエロ)のはずちゃん”と楽しいひとときを過ごしました。
ジャグリングに手品にお皿回し、子どもも先生も保護者も参加しての体験型アトラクションで心も体もリラックス状態に。
私自身何も考えず終始笑っていたのは久しぶりでした。
土曜学習もあと6回です。
地元公民館や地域の人たち、支援団体・企業の皆さま方のご協力あってのこの事業。
様々な人の手に感謝するとともに、何より一番い嬉しいのは子どもの驚きや笑顔が見られることです。
経験や年齢問わず、大人も子どもも互いに得るものが大きい土曜のこの時間は、とても貴重で大切なことだなと感じています。
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