2017年1月16日月曜日

First Class (Tulip) ~植生的~

本当の春は来ないかなぁ・・。
寒波襲来で、ますますそんな気持ちが強まります。

昨日、出先でまたまた見かけた消防イベント。
体感してみたいという末っ子の願いで皆で参加してきましたが、とにかく寒くて・・屋外には長い間はいられず、十数分で退散してきました。
消防・救急隊員の方々には、本当に頭の下がる思いです。
いつどこで起こるとも知れない事故や災害に、常に備えて待機しているのですから、たとえ使命があるとは言え、体も心もなかなか休まらないだろうな。
火事も事故も自然災害も・・気を付けなければ!と強く思いました。

そんな外の寒さとは正反対の花たち。
本日主役は、“ファーストクラス”という名の、ほんのり桃色のチューリップでした。
花言葉が、“理想の恋人”って・・、素敵過ぎます(笑)。


今日の学びは、以前に練習したことのある「植生的」。
一つの生長点から、アンシンメトリーにぐんぐん放射状に伸び放つ姿を形作ることが目標です。可愛らしい実ものは、“ビバーナムティナス(黒)”と“ウィローベリー(緑)”。
後者の葉先が長いウィローベリーが、ユーカリの仲間だと知ってちょっと驚きました。
実が重いと、支点定まらずゆらゆら頭を揺らすのですけれど、それがまた可愛い。
少し実を落としたり、他の花材にもたれ掛けさせたり・・と、ほんの少し手間がかかります(笑)。

それにしても、チューリップって感度の高い花です。
挿している間から花開いて、スイートピーの香り同様に心を和ませてくれました。

今日も花にときめいて(笑)。
少しでも長く生きて欲しいな・・と思います。



2017年1月13日金曜日

Aroma Soap

自分で考えて生きるようにしていますが、人に導かれ生かされているな~と思うこの数日です(笑)。
生きていると選択の連続で、その判断に迷うことが多々あります。
何となく行けるかも・・気持ちが良いかも・・という直感的な判断で、わくわくする方を選ぶのですけれど、失敗することも。
それもまた生きる糧にしたいものです。

呟きはさておき。
先日お会いしたaromaまさんより頂いた、すてきな香りのハンドメイドソープ。
虹色のメルヘンな色合いをしばらく眺めていたくて飾っていましたら、これちょうだい♪と末っ子に奪われました(笑)
何か袋に入れてちょうだい♪と。
彼女の意思を尊重すべく、オーガンジーの袋に入れてあげ、渡しました。
何をするのかと思っていたら、まあ、なんと。
学校用のハンカチを入れる容れ物の隙間にしっかりと入れてありました(笑)。
ハンカチに香りが移るのを期待している模様です。

私が子どもの頃、紙せっけん(今もあるのかな?)を持っていたお友だちがいて、おすそ分けしてもらって似たようなことをしていました。
すてきな香りって、大人も子どもも大好き。


もうしばらく彼女が楽しんだ後は、早速使ってみます。
夢のある色合いの、まるでケーキのようなアロマソープ。
グレープフルーツ、ローズゼラニウム、パチュリ、ゼラニウム・・の、すきっとした香りです。
精油、エッセンシャルオイルの類って大好きです。
メンタルヘルスケアに役立ちそう。

学生時代、お気に入りのアウトドアショップで焚かれていた香りに惹かれて、生まれて初めて買ったのは柑橘系のメリッサでした。
エキゾチック系やらグリーン系やら、フローラル系やら・・店内には沢山の精油が並んでいましたっけ。
手軽に出来るセルフケアとして、いま一度見直そうか。
そんな気持ちを蘇らせてくれたaromaまさんに、感謝^^!

2017年1月9日月曜日

羽二重餅

すっかり正月の気分が抜けたところで、明日から学校が始まる末っ子の宿題と持ち物の準備を今日は見届けました。
初めて経験する書道も、よく頑張りました。
途中・・泣き出すかな?とも思いましたが、毎日一時間ほど練習をして描くこと数日。
どうにか仕上げ用までたどり着き、本人以上に親の私がほっと安心しています(笑)

子どもたちと過ごした冬休みは、何だか体が重いです(笑)。
毎日軽めの雑炊とお新香で、しばらくは過ごしたい。。。
そうは言っても、手元に美味しそうなものがあるとつい口にしたくなります。
今日は夕食後の甘味として、“羽二重餅”をいただきました。

本来、正月といえば“花びら餅”。
初釜の茶事では馴染みの、求肥や丸い白餅に甘く煮た牛蒡と味噌餡をのせ、半月型に仕上げた菓子です。
柔らかな白餅からうっすらと透ける紅色がとても美しく、純白の雪、早春の梅の花や枝ぶりを彷彿とさせます。
歴史は平安時代までさかのぼるという・・とても雅やかな菓子です。
年によっては、そんな季節限定の菓子を届けてくれる叔母が、先日石川県と福井県へ出かけてきました。
そして今回彼女からの土産の一つが、“羽二重餅”。
日本を代表する絹織物の“羽二重”の軽く柔らかな様を表現した、なんとも上品な菓子です。
よもぎの香りがほのかに口の中に広がります。


絹織物といえば、地元福島県では川俣シルクフェアリー・フェザー”が、世界一薄い絹織物として有名です。
人の手がないと生きられない蚕。
家畜化された蚕は、野生では生きられないと言います。
小さな繭から繊細な生糸ができて、素敵な絹織物になるまで・・それが中国で始まり“シルクロード”の確立で、東西の交易が盛んになって日本に伝えられていく歴史にも、とても興味深いものがあります。

高速ネット社会の昨今、自宅にいて取り寄せられないものは無いのではないか・・と思うほど、国内外問わず欲しいものがいつでも手に入る便利な世の中になりました。
でも、旅の土産話を聞きながら、その土地の菓子を味わうのも良いものです。

今夜も冷えます。
北陸の寒さは如何ばかりか・・。
太平洋側に住む我が家でも、今週辺りいよいよ冬将軍の到来かな。
心して生活しなくては。

2017年1月3日火曜日

元旦初詣

正月三が日も今日で終わってしまいました。
明日、我が家は仕事始めです。
気合を入れて・・今年も職場のサポート役に徹します(笑)。

毎年のんびり目覚める元旦も、今年は家族の意見が一致したところで朝早く初詣へ行きました。
早朝といっても、すでに朝日は随分と昇り始めていましたけど(笑)。
いつも二日に出かけていたのに・・今年は皆の行動が早くて、急かされる立場になりました。


年明けの神社は、心が洗われます。
毎年お参りするのに、その時々の自分の体調や心の在り方で、手を合わせるときの雑念が違ってくる・・。
逆に言えば、参拝した時の気持ちで今の自分が見えてくる感じです。

今年も色んなことが穏やかに過ぎますようjに。
ピンチがやってきても、乗り越えられる知恵が浮かびますように。
やはり・・何よりも先に、皆が健康でいられますように。

頑張りましょう、2017年。


2017年1月1日日曜日

ありがとうの花

新しい年が始まりました。
先ほど頭上で、年明けの花火が鳴り響きました。

今年は酉年。
鶏って、頭を空間に固定する能力に長けていると言います。
猫もまたそうだと聞いたことがあります。
コアがしっかりしていて、どんなに体が動いても軸がぶれない。
スポーツをする人であれば、こういったことは基本で大切なことなのかもしれないです。
運動をする・しないにかかわらず、一本筋の通った内面を持っている人に憧れを抱きます。
なかなか・・そういう憧れとはほど遠いところにおりますが、小さな理想を掲げて、今日からまた始まるわけです(笑)。

さて、昨日の大晦日は、予定外の仕事もありました。
一年の締めくくりを仕事で終えるのも悪くはないものです。
そしてお礼にいただいた“ありがとうの花”は、お正月向けのアレンジ。
とても嬉しくて、早速飾りました。


ひと回り年の離れた彼女は、年齢を感じさせない素敵な人。
言いたいことをさらりと言うのに、話を聞くときも受けるときもとてもスマートなのです。
彼女も素敵なら、やっぱり旦那さんも素敵。
迷いが生じた時に、身内以上に的確なアドバイスをくれた方でもありました。

痛みを知る人は、痛みを分かち合うことのできる人・・。
表面だけの美しさだけではない内なる強さや優しさを、いただいたアレンジに重ね観ています。

私にとっても、“ありがとう”の花で・・今年が始まりました。


2016年12月28日水曜日

雪 ~一文字レター~

早朝、車を運転中に。
昼前に、美容室の窓辺から。
今日は二度ほど空から雪が舞うのを見ました。

今期は二度目かな。
気候温暖ないわきで雪を見るのは珍しいです。
それでも何十センチか積もる年があって、今年も取りあえずタイヤを履き替えました。

冬は好きだけれど、雪の上を滑ることは苦手です。
スキーは全くダメなので、滑ることが大好きな彼について行けば私は専ら傍観者(笑)。
水の中なら思いのまま泳げるので、出来れば近場に温泉プールのあるスキー場がありがたい。
年末年始、仕事休み、家族旅行・・そして雪。
頭の中ではそんなことを考えます(笑)。


母の描く一文字レター、11月~12月のカレンダーは、“雪”。
墨で描く文字の上には、金・銀双方の雪が舞って楽しそう。
作品を作る彼女の気持ちも、きっと踊っているのでしょう。
”には、静かな美しさを感じます。

来年のカレンダーはどんな一文字なのかな。
いつも楽しみにしていることを告げたら、本人はとても喜んでいました。


2016年12月27日火曜日

真冬の“ひまわり” ~ゴッホとゴーギャン展~

10/8から12/18まで、2か月半近く東京都美術館で開催されていた「ゴッホとゴーギャン展」。
タイムリーに日記に載せられなかったことが悔やまれますが、今月初め母たちは美術鑑賞へと出かけました。

19世紀末に活躍した、ポスト印象派画家“フィンセント・ファン・ゴッホ(1953-1890)”と“ポール・ゴーギャン(1848-1903)”の二人に焦点を当てた、日本初の展覧会だったそうです。

オランダ出身のゴッホに、片や幼少期を南米ペルーで過ごしたゴーギャン。
生い立ちの異なる彼らが1888年に南仏で約2か月の共同生活を送りました。
絵画の表現方法も違う二人は、どんな風に互いに影響を与え合ったのか。


「ゴーギャンと私は、体中の熱が消えるほど感情を高ぶらせて、話し込んだものだ。」
~ゴッホの手紙(1889年9月)より抜粋~



東京美術館では、次回1/21からはヴェネツィア・ルネサンス美術の魅力を堪能できる「ティツィアーノとヴェネツィア派展」。
“ミケランジェロが嫉妬した、その色彩”・・って、何?
案内のキャッチフレーズがすごく気になります(笑)。

ゴッホ、ゴーギャンを楽しみたければ、モネ、ルノワール、ドガを代表する印象派から、20世紀のドイツ絵画・フランス絵画まで、ヨーロッパの名画に会える上野の森美術館の「デトロイト美術館展」へ。
こちらは、1/20まで開催されているそうです。

それにしても、真冬に“ひまわり”かぁ。
ゴッホの力強いタッチとゴーギャンの色彩を見ると・・心が熱くなって、丸めていた背中も心なしかシャキッとする感じです(笑)。
母たちの美術館散策、次回はどこへ行くのでしょう。
実際私は足を運んでいるわけではないのに、なぜかワクワク、心待ちにしてしまいます。