2016年11月14日月曜日

Supermoon と 絵本「宇宙」

月を見て、何かがいつもと違うな・・と思った昨夜(笑)。
東に浮かび始めたお月さまが、異常に大きく見えました。
今夜の満月は68年ぶりの“エクストラ・スーパームーン”ですって。
昼間は雲も出ていましたが、日も差し込んで今夜はイケるかな~!と期待しましたけれど、残念ながら私の住む場所は再び曇り空。
でも・・いつも月が顔を出し始める山の向こう側が何やら明るい!
見えるかしら、どうかしら(笑)。
地球に超接近した満月の神秘的な姿を、どうしても見たいのです(笑)。
次回は18年後の11月だそうで・・世の中も私自身もどうなっていることやら。

画像は「PhotoMaterial」さんよりお借りしています(→

1961年に公開になった映画『ティファニーで朝食を(Breakfast at Tiffany's)』の挿入歌「Moon River」は主役のオードリー・ヘップバーン自ら歌ったことで有名ですが、アコースティックギター片手に、囁くような彼女の素敵で愛らしい歌声が心に響きます。
月を見上げて静かに夜を過ごしたいとき、決まって思い浮かぶ歌がこの曲です。


今夜のおやすみ絵本は、夜空を見上げるつながり(笑)!
気が遠くなるような宇宙の広がりを知る、絵本『宇宙』です。
末っ子の大好きな『カラスのパンやさん』を代表とする“おはなしシリーズ”や、“だるまちゃん”シリーズでお馴染みの加古 里子(かこ さとし)さんの絵本なので、喜んでくれるかな。
ノミの大きさから始まって、地球を出て宇宙へ旅するお話は、大人も楽しめる科学絵本。

きっと、無限に広がる展開に彼女はうとうと・・してしまうでしょうから今夜だけでは完結しませんが。
ベッドに横になり寝る前のあたたか絵本タイムは、私にも心地よく・・明日も生き抜く力を与えてくれます。
月のことを考えると、ドキドキ・・ソワソワ。
自然、科学、環境、宇宙、、、その類がやっぱり好きなのです。




2016年11月13日日曜日

平成28年度「男女共同参画の日」事業~つるの サンカク~

秋晴れの穏やかな天候に恵まれた今日。
日の事業開催に先立って、いわき応援大使に就任されたつるの剛士氏への委嘱状交付式が行われました。
いわき市ではこれまでも、市にゆかりのある45人と一団体をいわき応援大使に任命してきました。今春催されたいわきサンシャイン博のメインゲストだったつるの氏の妻が、いわき市出身であり何度もこの地を訪れていていること、上のお子さん3人もいわき生まれであること・・。
第二の故郷と仰るつるの氏の、明るく元気で優しいお人柄溢れる交付式となりました。

後半では川柳やフォトコンテストの表彰式も滞りなくとり行われて、いよいよ“つるの サンカク”トークショーが始まりました。
NPO法人 OYAKODOふくしま代表理事 横田 智之氏、いわきのパパ代表 猪狩 僚氏、そして中央につるの剛士氏。
登壇した3人の子育て真っ只中メンズトークに、私も夢中で聞き入りました(笑)。


さてさて、これからのお仕事は本日トークショーの文字起こし。
持参したボイスレコーダー頼りに、一番お届けしたいトーク内容を忠実に文字化すべく編集委員の皆で頑張ります(笑)。

今年いわき市は、市制施行50周年の記念すべき年。
ふるさといわきが、これからも末広がりの街になることを祈りながら次号Wing発行へ向けて始動です。

つるの氏、横田氏、猪狩氏。
本日は育児、仕事、それからパートナーとの素敵な関係を築き上げるヒントを教えていただきありがとうございました。
益々ご縁が深まったいわき市へ、是非ともまたお越しくださいませ。
これからも皆様のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

2016年11月12日土曜日

Spring Charm

冬の始まりを思わせたここ数日とは打って変わって、小春日和の日中でした。
小学校のおまつり準備のために、末っ子と朝早く家を出て・・係の方々と担当の“玉こんにゃく”作りのお手伝い。
割り箸に4個ほど玉こんにゃくをさして、割いたするめと一緒にたれの中でことこと煮込んで・・とても美味しく仕上がりました(笑)。

午後の一番ぽかぽかの中を帰宅すると・・“オキザリス”がお出迎え。
朝出かけるときは、まだくるくるっと花弁は閉じていたのに、可愛らしく開いていました。
曇っていたり日陰になると閉じてしまう性質があるので、こんな風に暖かな日差しの中笑っているオキザリスを見ると、こちらまで笑顔になります。
どこにでも自生するカタバミの仲間・・名は“スプリング・チャーム”って(笑)、愛らしいです。


私の街は、只今雲一つない夕空です。
穏やかで暖かで、まさに“Spring Charm”のような子どもたちの笑顔がいっぱの今日のおまつりでした。
明日は、いわき市男女共同参画センター主催“日の事業”です。
冬ごもり前の秋は、行事がいっぱいです(笑)


2016年11月9日水曜日

竹生島宝厳寺~琵琶湖に浮かぶ聖地~

学生時代の仲間たちとのシニア同窓旅行。
今回、父の向かった先は滋賀県でした。

東北に住んでいると、少なくとも私にとっては関東から西のその先は未知であり冒険であり(笑)。
この先年を重ねて子育てもひと段落したら、日本国内至る所へ訪れて、旅先の風景や歴史を心に留めたり、その土地ならではの食の楽しみも味わいたい!という夢があります。
滋賀県と言えば、すぐに思い浮かぶのは琵琶湖、比叡山延暦寺、彦根城、信楽焼・・。
父にとって気心知れた友達との近江滞在は、きっと観光スポットを訪れた喜び以上の楽しい思い出ができたのではないかなと思います(笑)。

それから、三人それぞれに御守りを貰いました。
出先でも孫を思う父の気持ちがありがたいです。


琵琶湖に浮かぶ聖地「竹生島宝厳寺(ちくぶしまほうごんじ)」は日本三弁才天の一つ。
西国三十三ヵ所観音霊場の第三十番札所だそうで・・宝厳寺の唐門は豊臣秀吉の大阪城唯一の遺構と伝わり、国宝に指定されているとのこと。
竹生島宝厳寺ホームページからバーチャル拝観が出来ます。

行ったことも見たこともない竹生島。
水の神様が棲まう、まさにパワースポットなのでしょう。
御守りって、色んな邪気を祓ってくれそうな神聖な感じがします。



2016年11月7日月曜日

ネリネの花束~Strauss~

生花レッスンが終わるといつもすぐに帰宅して、花をキッチンの定位置に飾ります。

「寒くなってきたのに、頑張っている感じだね。」
昼食時に帰宅した彼がアレンジに目をとめて、最初に放った言葉でした(笑)。
ピンク系統の花たちだけに留まらず、生花の放つ“気”は見るものにいつも元気をくれます。

今日のレッスンは小さな花束でした。
スパイラルでうまく花たちをまとめられれば、花器に容れなくても花束だけで自立するはず。
恐るおそる手を放したら、どうにか・・立ちました(笑)。


王道的な今日の主役は、スプレーカップ咲きのバラ・・“ウィステリアージュ”かな。
花弁はウェーブがかっているので、開いたらきっと華やさ満開。
ライラックピンクの色味は、ユーカリのシルバーリーフと相性抜群だそう。
近くで見ると、幾重にも巻かれた花弁の美しさにときめきを覚えます。


本当の主役は、こちらのネリネ。
ヒガンバナの仲間ですが、ちょっぴり開花時期が遅れて今が旬の花。
一本のステム先に何個か花をつけて、長持ちするそうです。
お日さまの下では、きらきら輝いて見えるから“ダイヤモンドリリー”との別名もあるそうで、小ぶりで可愛らしく華やかさも感じます。

ネリネの花言葉は、“また会う日を楽しみに・・”。
そんな意味を確認したら、しばらく会っていない人の顔を思い浮かべました(笑)。

花って、どうしてこんなにも美しく咲くのでしょう。
憧れを抱いて想いを寄せる・・。
花時間は、いつも私をそんな気持ちでいっぱいにさせます。



2016年11月5日土曜日

唯一無二の弽(かけ)

弓道を始めて2か月ちょっと経った次女と、初めての弓道具を買いに地元の弓具店へ行きました。
民家の一室にはずらりと弓が並べられていて、とても美しい!
竹の優れた特性を生かしながら作られた弓も、時代の流れと共に安価で大量生産できるグラスファイバー素材の弓が出ているとのこと。
自然素材の竹の弓は、温度や湿度の影響を受けやすいから、きっと手入れも大変なのかな。
必要なもの、大切なこと、私には全くわからないのですけれど・・これから色々とお世話になります。
(以下、数枚の写真は店主の許可を得ています。)


もうご年配になられるお店のご夫婦。
長い間弓具を作られている中で、地元の神社への奉納の話や、「昔は福島県の“夏休みの友”に仕事をしている様子を載せていただいたこともあるのよ」とのエピソードも伺いました。
娘さんもお越しになって、弓道を志す娘に色々と指南していただきました。


今回の目的は、彼女にぴったりの弽(かけ)を購入すること。
弓を引く際に手に身につける鹿の皮から作られる道具で、弓道具の中では一番に重要な道具だそうです。
使えば使うほど、自分の手の形になっていく唯一無二の弽(かけ)。
“かけがえの無い”大切なものだから、この語源はこの“弽(かけ)からきている・・と言う説もあるのだと伺いました。
匠の手でフィッティングしてもらっている間は、見ているこちらもドキドキ・・。
弓道の一連の所作から、心と体を鍛えて欲しいな・・と思います。




2016年11月3日木曜日

Bacchus ~Autumn Wreath~

今日は陽射しがまろやかだこと。
11月に入って、ますます秋が色濃くなりました。

祝日前夜はちょっとだけ夜遅くなってしまっても良いかな・・と思ってしまいます。
昨夜は秋のリースを作りました。
秋と言えば・・私は“Bacchus(バッカス)”。
バッカスはローマ神話のお酒と豊穣の神を意味するわけですが、バッカスをどうしても思い浮かべるのは子どもの頃に習っていたバレエ組曲『四季』(グラズノフ作曲)の第四場“秋”・・バッカナール(バッカスを称する酒宴の踊り)の、豊かで悦びと祈りに満ち溢れているこの組曲が、大人になった今も強烈に脳裏に焼ついているから。
冬から始まり、春、夏、フィナーレの秋。
それぞれの季節を妖精演じる生徒が舞うのですが、私は春の妖精でバラの踊り、姉は秋のバッカスの巫女を演じました。
葉を落とす冬に向かう前の、収穫の秋に相応しい“Bacchus”がイメージ作りを助けてくれました(笑)。


日中は卒園した幼稚園のバザーへ、末っ子と二人で伺いました。
三姉妹年が離れていると、せっかくの祝日も行動がバラバラでちょっぴり寂しくなります。
くるっと回るリースのように毎年秋は巡ってきますが、子どもの成長は一つとして同じ年がないので、今年は今年しか知ることのない秋を忘れないように懸命に記憶に留めているところです。

13分近く続く、第四場“秋”。
クライマックスを久しぶりに聴いて胸が熱くなりました。
植物と同じくらいに、音楽もまた生活を豊かにしてくれるものです。