2016年11月12日土曜日

Spring Charm

冬の始まりを思わせたここ数日とは打って変わって、小春日和の日中でした。
小学校のおまつり準備のために、末っ子と朝早く家を出て・・係の方々と担当の“玉こんにゃく”作りのお手伝い。
割り箸に4個ほど玉こんにゃくをさして、割いたするめと一緒にたれの中でことこと煮込んで・・とても美味しく仕上がりました(笑)。

午後の一番ぽかぽかの中を帰宅すると・・“オキザリス”がお出迎え。
朝出かけるときは、まだくるくるっと花弁は閉じていたのに、可愛らしく開いていました。
曇っていたり日陰になると閉じてしまう性質があるので、こんな風に暖かな日差しの中笑っているオキザリスを見ると、こちらまで笑顔になります。
どこにでも自生するカタバミの仲間・・名は“スプリング・チャーム”って(笑)、愛らしいです。


私の街は、只今雲一つない夕空です。
穏やかで暖かで、まさに“Spring Charm”のような子どもたちの笑顔がいっぱの今日のおまつりでした。
明日は、いわき市男女共同参画センター主催“日の事業”です。
冬ごもり前の秋は、行事がいっぱいです(笑)


2016年11月9日水曜日

竹生島宝厳寺~琵琶湖に浮かぶ聖地~

学生時代の仲間たちとのシニア同窓旅行。
今回、父の向かった先は滋賀県でした。

東北に住んでいると、少なくとも私にとっては関東から西のその先は未知であり冒険であり(笑)。
この先年を重ねて子育てもひと段落したら、日本国内至る所へ訪れて、旅先の風景や歴史を心に留めたり、その土地ならではの食の楽しみも味わいたい!という夢があります。
滋賀県と言えば、すぐに思い浮かぶのは琵琶湖、比叡山延暦寺、彦根城、信楽焼・・。
父にとって気心知れた友達との近江滞在は、きっと観光スポットを訪れた喜び以上の楽しい思い出ができたのではないかなと思います(笑)。

それから、三人それぞれに御守りを貰いました。
出先でも孫を思う父の気持ちがありがたいです。


琵琶湖に浮かぶ聖地「竹生島宝厳寺(ちくぶしまほうごんじ)」は日本三弁才天の一つ。
西国三十三ヵ所観音霊場の第三十番札所だそうで・・宝厳寺の唐門は豊臣秀吉の大阪城唯一の遺構と伝わり、国宝に指定されているとのこと。
竹生島宝厳寺ホームページからバーチャル拝観が出来ます。

行ったことも見たこともない竹生島。
水の神様が棲まう、まさにパワースポットなのでしょう。
御守りって、色んな邪気を祓ってくれそうな神聖な感じがします。



2016年11月7日月曜日

ネリネの花束~Strauss~

生花レッスンが終わるといつもすぐに帰宅して、花をキッチンの定位置に飾ります。

「寒くなってきたのに、頑張っている感じだね。」
昼食時に帰宅した彼がアレンジに目をとめて、最初に放った言葉でした(笑)。
ピンク系統の花たちだけに留まらず、生花の放つ“気”は見るものにいつも元気をくれます。

今日のレッスンは小さな花束でした。
スパイラルでうまく花たちをまとめられれば、花器に容れなくても花束だけで自立するはず。
恐るおそる手を放したら、どうにか・・立ちました(笑)。


王道的な今日の主役は、スプレーカップ咲きのバラ・・“ウィステリアージュ”かな。
花弁はウェーブがかっているので、開いたらきっと華やさ満開。
ライラックピンクの色味は、ユーカリのシルバーリーフと相性抜群だそう。
近くで見ると、幾重にも巻かれた花弁の美しさにときめきを覚えます。


本当の主役は、こちらのネリネ。
ヒガンバナの仲間ですが、ちょっぴり開花時期が遅れて今が旬の花。
一本のステム先に何個か花をつけて、長持ちするそうです。
お日さまの下では、きらきら輝いて見えるから“ダイヤモンドリリー”との別名もあるそうで、小ぶりで可愛らしく華やかさも感じます。

ネリネの花言葉は、“また会う日を楽しみに・・”。
そんな意味を確認したら、しばらく会っていない人の顔を思い浮かべました(笑)。

花って、どうしてこんなにも美しく咲くのでしょう。
憧れを抱いて想いを寄せる・・。
花時間は、いつも私をそんな気持ちでいっぱいにさせます。



2016年11月5日土曜日

唯一無二の弽(かけ)

弓道を始めて2か月ちょっと経った次女と、初めての弓道具を買いに地元の弓具店へ行きました。
民家の一室にはずらりと弓が並べられていて、とても美しい!
竹の優れた特性を生かしながら作られた弓も、時代の流れと共に安価で大量生産できるグラスファイバー素材の弓が出ているとのこと。
自然素材の竹の弓は、温度や湿度の影響を受けやすいから、きっと手入れも大変なのかな。
必要なもの、大切なこと、私には全くわからないのですけれど・・これから色々とお世話になります。
(以下、数枚の写真は店主の許可を得ています。)


もうご年配になられるお店のご夫婦。
長い間弓具を作られている中で、地元の神社への奉納の話や、「昔は福島県の“夏休みの友”に仕事をしている様子を載せていただいたこともあるのよ」とのエピソードも伺いました。
娘さんもお越しになって、弓道を志す娘に色々と指南していただきました。


今回の目的は、彼女にぴったりの弽(かけ)を購入すること。
弓を引く際に手に身につける鹿の皮から作られる道具で、弓道具の中では一番に重要な道具だそうです。
使えば使うほど、自分の手の形になっていく唯一無二の弽(かけ)。
“かけがえの無い”大切なものだから、この語源はこの“弽(かけ)からきている・・と言う説もあるのだと伺いました。
匠の手でフィッティングしてもらっている間は、見ているこちらもドキドキ・・。
弓道の一連の所作から、心と体を鍛えて欲しいな・・と思います。




2016年11月3日木曜日

Bacchus ~Autumn Wreath~

今日は陽射しがまろやかだこと。
11月に入って、ますます秋が色濃くなりました。

祝日前夜はちょっとだけ夜遅くなってしまっても良いかな・・と思ってしまいます。
昨夜は秋のリースを作りました。
秋と言えば・・私は“Bacchus(バッカス)”。
バッカスはローマ神話のお酒と豊穣の神を意味するわけですが、バッカスをどうしても思い浮かべるのは子どもの頃に習っていたバレエ組曲『四季』(グラズノフ作曲)の第四場“秋”・・バッカナール(バッカスを称する酒宴の踊り)の、豊かで悦びと祈りに満ち溢れているこの組曲が、大人になった今も強烈に脳裏に焼ついているから。
冬から始まり、春、夏、フィナーレの秋。
それぞれの季節を妖精演じる生徒が舞うのですが、私は春の妖精でバラの踊り、姉は秋のバッカスの巫女を演じました。
葉を落とす冬に向かう前の、収穫の秋に相応しい“Bacchus”がイメージ作りを助けてくれました(笑)。


日中は卒園した幼稚園のバザーへ、末っ子と二人で伺いました。
三姉妹年が離れていると、せっかくの祝日も行動がバラバラでちょっぴり寂しくなります。
くるっと回るリースのように毎年秋は巡ってきますが、子どもの成長は一つとして同じ年がないので、今年は今年しか知ることのない秋を忘れないように懸命に記憶に留めているところです。

13分近く続く、第四場“秋”。
クライマックスを久しぶりに聴いて胸が熱くなりました。
植物と同じくらいに、音楽もまた生活を豊かにしてくれるものです。





2016年10月28日金曜日

初めての学習発表会

「必ず今夜作るからね。」
・・そう言って、彼女を眠らせてから作りはじめて、先ほど完成(笑)。

明日は末っ子の初めての学習発表会です。
姫さま役を頂いた娘の頭に飾るリボンは、シュシュでいいと思っていたのは私だけ。
突如作ってと言い出したのが昨夜だったので、とりあえずのリボン作りをしてみました。
先日作ったジュエリーリーフを真ん中に入れたら、女子好みの仕上がりに(笑)。

登校時から髪に結んでいくので・・帽子が被れないことは必至ですけど。
目覚めたら、喜んでくれるかな。


今日は久しぶりの雨降りで、肌寒い一日でした。
寒かろうが、明日が初めての発表会だろうが、彼女はあまり動揺はしていない様子です。
一番のドキドキは、母である私(笑)。
ビデオの充電は?寒さ対策は?(体育館はとても冷えるのです)
上の娘たちに一つひとつ確認されて、今度はタジタジ・・。
年の離れた妹の演技を楽しみにしている姉たちのためにも、録画のミスは許されません(笑)。
末っ子の“初めて”と“成長”を明日は見届けに行ってきます。

2016年10月26日水曜日

Sweet dreams ☆

ホッと安堵のため息をつく今夜・・。
今日は、私の担当方部のPTAの研修が一先ず無事終わりました。

講演会を開催する学校へのあいさつから始まった夏前。
限られた予算の中で、講師を選んでいただくことも心苦しかったですが、一緒に運営した下さった校長先生はじめ諸先生方、役員のお母さんたちには今回もたくさん助けていただきました。

いつも勉強になるな・・と思うのは、下準備段階でのレジュメを作ること。
これまで残してきたデータがあればこそ、今年もまた次年度もより良いものになっていくのではないかと思っています。
もちろん反省点も多々ありますけれど(笑)。

今日のことをまとめるという作業は、共同参画のレポート作りと一緒です。
でも、大切なことを分かりやすく限られた文字数で書く作業って、思った以上に大変です。
国語が苦手だった私の、ここ一番の乗り切りどころ(笑)。
コラムの〆切も間近ですし、別フィールドでの文書作りもこれから。。。
今夜は憂いになる前に、寝ます(笑)。

体も心も寝ることでリセットして、清々しい明日を迎えたい。
私の毎日はすごろくのような日々ですが、その日を乗り切ることが大切に思えます。
振り出しに戻るような感覚に陥るときでさえ、必ずもう一度ゴールへ向かうと信じて。

・・おやすみなさい☆