2016年7月12日火曜日

大型絵本 せんたくかあちゃん

今月の読み聞かせ、明日は1年2組の担当です。
我が子のクラスではないので、彼女はちょっぴり残念顔ですが今夜は寝る前に大きな絵本を広げました。
練習も兼ねた家での読み聞かせは、子どもの表情をつぶさに伺いとれるので、毎回欠かせません(笑)。

母親のルーティンワークは、毎日とても多いわけで・・この本の中の“かあちゃん”のように洗濯も楽しくこなせたら良いだろうな(笑)と思います。
何でも洗ってしまう“せんたくかあちゃん”、空から落ちてきたかみさりさんまでも洗ってしまって・・。
一年生の子どもたちには、夢や想像力をた~くさん働かせて色んなことに取り組んで欲しいな!との願いを込めて。

明日の天気は、くもりのち雨の予報。
梅雨時期の蒸し暑さも、せんたくかあちゃんで吹き飛ばしてしまおう(笑)。


それにしても、洗濯物って本当に多くて大変。
我が家の女子は、なにゆえあれだけタオル類を使うのか!?
きっとね、母親になったら家事の大変さが分かると思うので、今はまだ黙っていようかと思います(笑)

2016年7月11日月曜日

Floret Party ~ORNE~

切り花たちにとってもまた、夏の暑さはこたえます。
来月の生花レッスンは1か月間お休みなので、今日は貴重な花時間でした。
ですが急用によりあいにくの不参加。
ちょっぴり残念な気もしますが、趣味の時間は無理なく続けられることが大切なのかな・・という気もします。

花が放つエネルギーという視点では、ワイルドフラワー(自然環境で自生する野生の花たち)がNo.1!
次いで、庭や花壇で戯れる草花(植栽・プランターなど)、切り花、特殊加工花、人工花・・と、私の中では位置づけていますが、メンタルヘルスを考えると、装飾を施さなくてもただそこにあるだけで人を癒してくれる花が大好きです。

今回オルネの小花は、BOXアレンジに忍ばせました。
特殊加工を施したプリザーブドフラワーは水を必要としないので、生花のように朽ちる姿を目の当たりにすることもなく何だか安心(笑)。

そういえば、ファインダーを覗いていたら、ニコライ・バーグマンの“フラワー・ボックス”が脳裏をかすめました。
以前知り合いの方に見せて頂いた生花を敷き詰めたその箱は、ふたを開けるとまさに花の宝石箱。
フラワー・ヒーリングともいうべき、幸せなひとときでした(笑)。


夏休み突入まで、あと10日。
まだ少し手のかかる末っ子との日常が待ち構えているので、私自身の生活リズムが崩れることは必至です(笑)。
だから今のうちに消化したいことを箇条書き。
予定通りに進むかな?
日常に疲れたら、花を眺めて頑張ります(笑)。


2016年7月8日金曜日

Cort of Arms ~ORNE~

今までのオルネフラワーとは、ちょっと趣の異なる今回のオルネ。
課題は、“紋章”。
カーヴィーラインが優しさをも感じさせますが、シンメトリーの姿は威風堂々としています。
“Arms”とは武器を意味するので、元々はお互いの利益をめぐって戦い合うために用いた“盾”が紋章だったらしいのです。
日本と世界の歴史を振り返ってみても、戦いの絶えなかった時期と平和だった時期を繰り返して今日に至りますが・・。
もっと宇宙規模で考えたなら、どの時代も生きている人の一生は、刹那にすぎないのに。
無慈悲で凄惨な新聞記事を読むたびに思うこと。
愛ある日常であれ・・と、懇願せずにはいられません。
課題制作を振り返り備忘録としてこちらに記すと、たった一つの作品から色々なことを考えます。

さて。
日本なら、その家系を意味する家紋があるけれど、我が家の家紋が意味するところは・・?
上の子が幼かった頃、お盆に墓参りへ行くと、決まって家紋の話になるのが今では良い思い出(笑)。


淡いピンクと濃紺のビーズの組み合わせも、思った以上に素敵に感じます。
優しさと凜々しさの両方が見え隠れする今回の紋章は、紺色のジャケットに添えたい気分(笑)。
ブローチ仕立てにしてみましょうか。

2016年7月6日水曜日

初雪草&初雪カズラ

草花の発育が旺盛。
よって、家周りの雑草も伸び放題(笑)。
地中に水分が程よくあると、するりと抜けやすいのでやっぱり雨上がりが最適?
重い腰を上げて、早く雑草処理をしなくては・・と気持ちばかりが急いています。

雑草だろうと何だろうと、外に出て私が気にかけていると決まって母に声を掛けられます。
草花を介しての親子コミュニケーションです。

今時期の彼女のおすすめは、ポインセチアと同じ仲間のユーフォルビア属“初雪草”。
葉の縁はまるで雪が積もったように白くなって、二色カラーが爽やかです。


同じ初雪つながりでも、こちらは白い斑入り“初雪カズラ”。
新芽はピンク色なので、初雪草とは違い三色カラーで賑やかです。
しばらくすると緑色が濃くなってしまうので、時期を見ながら年に数回は刈り込んでいる模様。
暑さにも寒さにも強い、タフな子です(笑)。


彼女は、初雪カズラの蔓状の特性を生かして、アイアンスタンドに鉢を入れて垂らして楽しんでいます。
でも強い植物ならば、地面にそのまま這わせてもイケるはず(笑)。
私はグランドカバーにしたくて、密かにこの子を狙っています。

そのためにも、雑草むしり・・頑張らないと(泣)。


2016年7月5日火曜日

Ribbon ~ORNE~

リボンモチーフは、ハートモチーフに並ぶガーリーなアイテム。
こういった可愛らしいオルネには、どんなフラワーアレンジが似合うだろうかと頭を悩ませます(笑)。

合わせたビーズは、8月の誕生石を思わせる美しい黄緑色の“ペリドットカラー”。
春に制作した蝶々と同じビーズを用いています。
爽やかな甘いリボンが完成しました(笑)


“夜のエメラルド”の異名を持つ「Peridot」って、鉱物(有色)で言うところの「カンラン石」。
高校理科の地学辺りで、さらりと学ぶのかな・・。
大人になってから、改めて長女の教科書を見せてもらうと楽しい(笑)。
尚且つ日本は火山列島なので、経験を積んで視野が広がった今なら、教科書の中身や参考書を見せてもらうと、日常の更に奥深くが分かってためになります。

オルネフラワー→ペリドットカラー→高校地学・・・。
趣味から広がる境界なき好奇心に、娘たちがほくそ笑むのが分かります。
いつものお母さんが始まったねって。
私の行動は、子どもたちにとっては想定内ってことかな(笑)?
私にとっては、その作り方も好奇心だらけのオルネフラワー。
随時、更新していきます(笑)。

2016年7月4日月曜日

交差 ~Dainty Flowers~

先週の月曜に引き続き、今週も。
Wing秋号のための、2週連続の取材となりました。
先週は前日の娘の高熱騒ぎで、あいにく私は行けませんでしたが、今日はいざ出陣(笑)。
ですが、彼女の早めの下校に合わせて、あっという間の退陣。。。(泣)
他の編集委員さんや職員さんに後ろ髪ひかれながら、(やる気とは裏腹に、なかなか状況は整わないなぁ・・)と帰宅しました。
社会の見聞を広げたくて仕事の片手間に始めた編集も、覗いてみると世界は広がり、実際に足を運んで情報を得ることの大切さを痛感するこの頃です。

さて、午前中の花時間では、柔らかな生花に触れて心を充電してきました。
今日のアレンジは、NFD(日本フラワーデザイナー協会)らしいな・・と思うのです。
華やかさではなく、繊細さが前面に出ているところ。
植物の生長の姿・形と動きを把握して、交差の表現を理解するの目的です。


線の美しい花は、ラインフラワーとしてその流れを活かします。
今回はピンクのレースフラワーがまさにそれ。
パラレル(平行)を意識して、ベアグラスを入れていきます。
他の花材は、デルフィ二ウム、ヒペリカム、アイビー、モス。
そして今日の注目は、グリーンカラーが爽やかなスプレー咲きのバラ“エクレール”。
とても持ちが良いらしく、他の花が傷んでもしばらくは“エクレール”だけ移し替えて楽しめそうです。

交差を学んで思ったこと。
これまで花雑誌やWEB上で見る、私が繊細で美しいと感じていたフラワーアレンジの数々は、植物本来の動きがありました。
草花が生い茂って、風に揺れて、葉を落として枝だけになっても。
そこにはいつも自然的な交差があって、その繊細さに心奪われています。
自然界のありのままの草花の姿が、何にも勝る教材かな・・と思ったりします。







2016年7月2日土曜日

Ring ~ORNE~

このところ連続投稿の中級オルネフラワーも、終盤に差し掛かってきました。
今回課題の“Ring”を作るための、私の頭の中の閃きは“モロッカンスタイル”。
以前プリザーブドフラワーのコサージュでも、強くイメージした海外ドラマ“SEX AND THE CITY”がやはり脳内をうろうろ(笑)。
6年前の夏封切りされた劇場版は、バカンス先がアブダビ設定のオール“モロッコ”ロケだったそうで、当時は異国情緒溢れるビビットな色彩とデザインは、何をとっても新鮮でした。

今回のオルネフラワーは、ちょっぴりそのエッセンスを取り入れて。
コールド・パープル・イエローで、オリエンタルなリングの完成です。


自分の惹かれるテイストって何だろうか?と思います。
プリザーブドやアーティフィシャルで作るときも、オルネフラワーで課題作品を仕上げるときも。
用いる色と同じくらいに、やはりテーマが大切に思えてきます。
そこから、マインドマップの如く、自分の心地よいが広がって、最初に輪郭がぼんやり見えてくる感じです(笑)。
色や素材が最初で、テーマが後についてくるときもありますが、どちらにしてもまとまりの良さがあれば、たとえ自分のおきまりの好みから外れていても素敵だな・・と思うのです。

映画、本、音楽、ファッション、インテリア、歴史、香り、出会う人、普段の風景、その他諸々。
インスピレーションを形にするは、難しくて・・でも嬉しくて、くせになる愉しさです。