2016年6月25日土曜日

オープンセミナーにて思うこと~男女共同参画週間inいわき~

今日は受付のお手伝いもあったので、少し早めに家を出ました。
保健センター入り口の、「ヤマボウシ」がお出迎え。
原稿や書類をパソコンで打ち込むのに、いつも手元ばかりを見ているので、頭上に目をやるのは何だか久しぶりです(笑)。
フレッシュなグリーンが元気をくれます。


今日のセミナー記事は、今秋発行の“Wing”に掲載予定なのでこちらでの報告は見送ります(笑)。
頂いたレジュメと、持参したボイスレコーダー、それからメモしたノートを頼りに文字に起こします。

ブログとは違って、自分の主観は入れずに、見たこと聞いたことを的確に文章にする・・。
パソコンを開いて、“さあ書き始めるぞ!”というときの心境は、手の込んだ料理を忠実に再現すべく“レシピ通りに進めなくちゃ!”という気持ちに似ているかも。

男女共同参画って、漢字ばかりをずらりと並べるととても固い感じがしますが、私なりの解釈は人としてのその人らしい生き方をお互いに認め合って、人生を謳歌すること。
老若男女問わず、全てのライフステージの基底はここにあると思います。

自分に出来ることをコツコツ続けよう!と再確認した本日のオープンセミナーでした。





2016年6月24日金曜日

小さな恋人

仕事人生の幕引きから、早7年近くが過ぎました。
学生時代は、詩吟や居合道に夢中だった父。
震災後はその仲間との交流が始まり、年に数回は若かりし頃を思い出しての温泉旅行が楽しみのようです。

近頃届いた小包は、山形住まいの父の友人からの贈り物です。
今が旬のさくらんぼが箱いっぱいに入っていました。

世帯は違えど、我が家と実家はお隣さん同士なので、いただきものがあると時折喜びを共有しています。
さくらんぼの箱の中に入っていた紙には、イラストの端に“小さな恋人”と書かれていました。
ぷっくりと丸くて可愛い姿に、ぴったりのネーミング!


他県に住む方々とは、地理的にも離れているから滅多に会えないらしいですが、付かず離れずの昔仲間とのお付き合いを見ていて、微笑ましいやら羨ましいやら。
私も、遠く離れている友人たちを思い出して、年老いた未来に希望を託しました(笑)。

温かなお心遣いに感謝しつつ、ひと粒パクリ。
果肉がプリッとして、口いっぱいに甘みと酸味が広がります。

2016年6月23日木曜日

幸せのウエディングトルソー~たっちコラムvol.5~

2016.6月号(No.85)のこどもたっちコラムです。


小道具を使ってアレンジする・・。
頭の中に浮かんだプチギフト計画は、手元に届いた一通の封書から始まりました。
子育て真っ只中の今、友人はウエディングドレスを身に纏い挙式。
その後は幸せを分かち合う食事会へ仲間をいざなうセレモニーへの招待状でした。
夫婦として信頼関係が培われてからの結婚式は、お互いや子どもたちを思いやるだけではなくて、過去とこれからも描くだろう愛の軌跡を確かめ合うひとときのように感じました。

トルソーに用いたプリザーブドフラワーの色名は、インド洋の宝石・・海の浅瀬を連想させる“モルディブブルー”と、ちょっぴりオレンジ色を含んだ“ブライダルピンク”です。
どちらも控えめなペールトーンなので、甘く溶け合い柔らかな雰囲気に仕上がりました。


高温多湿を嫌うプリザーブドフラワー。
湿度の多い日本で長く楽しむためには、夫婦同様気遣いも必要です。
花弁が透きと通ったり割れていたら、お疲れ気味のサイン。
そんな時は、袋や保管ケースの中に乾燥材や除湿剤と一緒にアレンジをしばらく入れておくと元気になります。

2016年6月22日水曜日

食べ頃~Blackberry~

愛しのブラックベリーが徐々に実り始めて、食べ頃になりました。
一気に熟してくれたらよいのに、そうはならないので毎朝ちょっとずつ収穫です。

実を潰すと、真っ赤な汁が出てきます。
口に含むとベリー特有の甘酸っぱい味わいと芳香。
ブドウのミニチュア版のような姿が、愛らしい!


完全に真っ黒にならないと、甘みがないどころかとても酸っぱいので、食べ頃を見極めるのは楽しみでもあり歯痒さもあり。
一緒に収穫する末っ子は、もういい?もういい?とじれったさを隠せません(笑)。

昨年は十分な量になったらジャムを作ったけれど、やはり一番おいしいと思うのは冷蔵庫で冷やして一粒ずつ頂くこと。
この時期限定のささやかな楽しみです。


2016年6月21日火曜日

瑠璃色の花束~Baby's breath & Delpininum~

昨日レッスンの花材は、Delphninum(デルフィニウム)とかすみ草の2種類のみ。
デルフィニウム(マリンブルー)は瑠璃色とラベンダー色で涼しげです。

Delphninumの語源は、ラテン語でイルカを意味するDelphinus(デルフィーヌス)。
花の蕾がイルカに似ていることから名前がついたとのこと。
繊細な花弁なので水が抜けやすいけれど、再びつけるとたちまち元気になります。
深い海・・瑠璃色の優しい雰囲気を醸し出している花です。
同じ種類のマリンブルーには、ピンクや水色もあるそうです。
グラジオラスや金魚草のような穂状花序(すいじょうかじょ:長い花軸に柄のない花を穂状に付ける配列をした花)が、デルフィニュウムの本来の咲き方。
アレンジで使用しているのは、スプレー咲きなのでふんわりとしたボリューム感があります。




かすみ草は一昔前の流行のイメージがありますが、昨今のブライダルでは人気の花材だとか。
香りという香りはしませんが、あえて言うなら芳しくはないアンモニア系の匂い。
だから好みがわかれるのかな。

私は、ふんわりした優しさが大好きです。
英名は、“Baby's breath”。
赤ちゃんの微かな寝息が聞こえそうなほど、可愛らしくて繊細な小花です。

瑠璃色の優しい花束完成!
透け感と寒色のおかげで、涼しげな気持ちになれます。




2016年6月20日月曜日

What's this? ~GrassPenStand~

昨年の父の日プレゼントは、マスコットキーホルダー“ひつじのショーン”(笑)。
長女が仕切っての贈り物は、年男だった彼への、“ありがとう&頑張ってね”祈願でした。

そして今年は、次女が仕切り番。
生き物、植物が大好きな彼女のセレクトは、こちら。
?何だろう?
観葉植物?育てる系?


実はこれがペンスタンドだと知って、皆でびっくり。
夫の無機質なデスク周りに、小さな癒しがやってきました。
試しにペンを立ててみたら、思った以上の安定感です。
仕事の合間に目をやると、にっこりしたくなります。

私には持ち合わせていない、子どもたち独自のセンスが大好き。
ありがとう。




2016年6月19日日曜日

Father's Day Strauss

実は、身内にモノを贈る時が、実益も兼ねた一番の練習だったりします。
義父は数年前に他界したので、実父がたった一人の父となりました。
老いてくると、欲しいものはなくなってくると言います。
きっと私にもこれから言えることなのでしょうけれど、必要なのは時間と健康。
生き方も暮らしも、どんどんシンプルになる父へ、今日は自作の花束を贈りました。


店先では、茄子紺のトルコキキョウとパステルグリーンのカーネーションが、私の目を惹きました。
小さなどんぐりのような可愛らしいライトグリーンの実は、ヒペリカム。
どんどん熟していけば、真っ赤になるのかな?
触るとツルツル固くて、暑い夏でも耐えられそうな強さを感じる実です。

お部屋に飾ってね・・と言うと、
「まだ、仏さまにはなりませんよ(笑)」との返事が。

小さな花束は、祖父母の眠る仏壇へそのまま飾られました。
そういうところが、とても父らしいと思うのです。

ヒペリカムの花言葉:悲しみは続かない

人一倍私を心配する父へ。
幼いころからの素の私は変わらないけれど、今はどうにか母になりました。
子を思う親の気持ちが分かるこの頃です。
だから、娘を思う父の気持ちはそのまま受け止めようかと思います(笑)
いつまでも生きてください、出来れば元気で。
穏やかにこれからも過ごせますように。