2016年4月3日日曜日

Odette~Ribbon Corsage~

裁縫箱を開いたら、やはり作りたくなりました(笑)。

頭の中は、目先の仕事+行事と趣味領域を行ったり来たり。
「入学準備⇔レカン⇔オルネ⇔フレッシュ⇔プリザーブド⇔コラム」な具合です(笑)。
ここへ、リボン、ビーズ、クロモスにカードやら・・資材をプラス。
習ったことに私的エッセンスを加えて、何か形にしたいな・・といつも思います。

オルネフラワーのカリキュラム作品の中にも、春らしく桜の花がありました。
手持ちのリボンと組み合わせて、コサージュ作りにトライ。
クラシカルなロゼシャンパンカラーのリボンイメージは、『白鳥の湖』の“オデット”です。
悪魔“ロットバルト”に呪いをかけられて白鳥の姿になったオデットは、
夜の間だけ人間の姿に戻ることが出来ます。
白鳥を射ようと湖畔へ足を運んだ王子“ジークフリート”が、
美しいオデットに魅せられて・・
チャイコフスキーの名曲で知られる、かの有名なバレエ作品です。



桜のモチーフが、コサージュとして生きているのを見ると嬉しくなります。
一つ作り終えても、更にもっと何か作りたくて、気持ちは不完全燃焼のまま。

他にやらなくてはいけないことは沢山あるのだけれど。
脳が心地好いと思う方へ、私をいざないます(笑)
白鳥の湖のストーリーが頭の中をグルグル。
テーマを決めて作ればこそ、出来上がりの喜びもひとしおです。


2016年4月1日金曜日

花・花~一文字レター~

ここいわきでも。
標本木のソメイヨシノが、昨日花開いたそう。
いよいよ春本番かな。

花が一つひとつ咲きだすと、決まって「世界に一つだけの花」が頭に浮かびます。
今から13年も前の歌だそうですが、真髄をとらえている歌詞は鮮やかさを失わない気がします。

さて、母の描く3月~4月のカレンダーの一文字は、「花・花」。
全くもって、こちらもその通り(笑)。
あちらこちらと花顔を見せる春景色が、心を躍らせます。

入学式には、桜満開となるかしら?



昨日は、地元ハワイアンズで催されている『チームラボアイランド~学ぶ未来の遊園地~』へ出かけてきました。
昨年メディアでチームラボが頻繁に紹介されているのを見て、「絶対行きたいよ~!」と言っていた娘の願いがようやく叶って良かったです(笑)。

“共同で創造する「共創」の体験を学ぶ”プロジェクトの趣旨に、私も共感。
最も驚くべきは、このチームラボとは、プログラマ・エンジニア、数学者、建築家、CGアニメーター、Webデザイナー、グラフィックデザイナー、絵師、編集者など・・スペシャリストから構成されている“ウルトラテクノロジスト集団”であること。
一人ひとりの技術と感性をまとめ上げて、子どもたちにこういった機会を作ってくれることは、本当に素晴らしいことだなと思いました。
親子ともに楽しめた有意義なひとときです。


世界に一つだけの花
一人一人違う種を持つ
その花を咲かせることだけに
一生懸命になればいい
人も、自然も、「花・花」。
太陽へ顔を向ける花をいっぱい集めたら、「共創」して世の中が良い方向へ発展していけそうな気がします。

2016年3月30日水曜日

押し花カード

上の子たちも連れて行けばよかったな・・と思います。
なぜなら、あまり負担にならない手軽な楽しさだったから(笑)。
私のオルネフラワーのレッスン横で、末娘は押し花カードを作りました。
一枚で終了するのかと思いきや、同じように参加していた小学生のお姉さんを見て、「私ももう一枚作りたい!」(笑)。
仕上がりはナチュラル&ちょっぴりボタニカルな感じです。

ワンピースに入れた紫小花の「忘れな草」。
中世ドイツの伝説で思い起こされる可憐な花です。

騎士ルドルフと恋人のベルタ。
ドナウ川の岸辺・・手に届きにくそうな場所に咲いていた青紫色の小花を、彼女のために採ってあげようと思い手を伸ばすも、ルドルフは誤って川に落ちて没する悲しい話。
(僕を忘れないで)
伝説がそのまま植物名になるなんて、胸が切なくなるけれど素敵です。
その花にまつわる諸々を知ると、強く記憶に残ります。

そんな感傷的な花言葉とはかけ離れた、春いっぱいのカードです。
“花柄ワンピース”と“可愛いワンちゃん”、二作品が完成しました。



下地の紙や何色の押し花を使うか、考えて貼り付けるのがとても楽しそう。
こういうものを作ると、ひと言添えて誰かに贈りたくなります。

大きな作品も素敵ですが、プチクラフトも良いものです。
ポッと心が温かくなる・・折を見て私も作りたいなと思います。 

2016年3月29日火曜日

補色の効果

昨日同伴した末娘も、小さなアレンジを作りました。
「何色で作りたい?」
先生に質問されて、彼女はしばらく考えていました。
そしてひらめいた色は、「黄色と青色」。
私が想像していなかった補色の組み合わせでした。

スイートピー、バラ、カーネーション、マーガレット。
きれいな青色はデルフィニウムで、その名も“マリンブルー”。
ぴったりな名前に二人で顔を合わせてにっこりしました(笑)。

大胆にハサミを入れて完成したのがこちら。
私のラウンドブーケより、素敵に感じてしまうのは気のせいかな?



色合い(色相)をリング状に配置した“色相環”の知識は彼女にはないけれど・・。お絵かきをしていると、虹色のグラデーションが心地好いという感覚を無意識に得ているよう。
※色相環とは:ニュートンが発見した光のスペクトル(太陽光線をプリズムで分光して得られた、色のグラデーション・・光の波長順に並べたもの)を環状にしたもの。

環にしたとき、反対側の色が補色(反対色)になるわけだけれど、この時お互いの色を引き立て合う調和関係が成り立つそう。
時折、私が惹かれる色の組み合わせは、この相乗効果だと知ってようやく腑に落ちました。

彼女がこの色を選んだのは、「何となくそんな気分だったから」。
計算尽くではない素敵な直感です(笑)。

それにしても、デルフィニュウムの花は透き通っていて、いつ見ても心惹かれます。
先生曰く、青い花はとても貴重だそうです。
清々しさとすぐに窄んでしまいそうな儚さに魅力を感じます。


2016年3月28日月曜日

Bridal Bouquet~Round Style~

今日の生花は、ブライダルブーケの基本レッスンでした。
スタイルはふんわり丸いラウンド。
ブーケホルダーは、傾きのあるタイプを用いました。

高さ、直径、ラインの取り方などブーケの基礎を習いましたが、教えていただいたことはシンプルなのに実際に挿していくと難しく感じます。
先生が作られたブーケは、小粋な大人女子ブーケ。
一方、私が完成させたものは、田舎風でこぼこブーケ(笑)。
本当の挙式で使うものは、もっと花材を入れるとのことでした。

ポイントは、やはりライン取りと花の顔向きかな。
オアシスが透けちゃう仕上がり具合に、反省点はいっぱいです。



花材の小花は、“マトリカリア”。
カモミールにそっくりな、と~っても可愛らしい花です。

美しい花嫁が携えるのなら、マトリカリアのキャラクターをもっと前面に出すべく、顔をどれも放射状に真っ直ぐに向けないといけないのだと・・先生のアレンジを拝見して気が付きました(笑)。

私が仕上げたでこぼこアレンジ。
これはこれで、透け感があって好きなのですけどね(笑)。

今日もまた何かと学びの多かった花時間です。

2016年3月27日日曜日

春を呼ぶ色

先月作ったミモザリース
壁にかけるより、棚の上にそのまま置いた方がしっくりしています。
リースの真ん中にうさぎを入れたら、ちょっぴり“イースター風アレンジ”に見えなくもない(笑)。

春を呼ぶ色、イエロー。
神経を象徴して、良い方へ思考と判断を導く色。
知性を刺激する色。
太陽から受け取るような、喜びや希望を与えてくれる色。

こうやってパソコンに言葉を打ち込むだけでも、気持ちが明るくなって体調も整えられそう(笑)。



人は外から得られる情報の80%~90%を、視覚に頼っているそうです。
物事の印象を決めるのに、シルエット以外で色の影響力はとても大きいのだと思います。

新しい出会いが始まる春。
人に自分を印象付けるのに、身に纏う洋服もまた、色の効力を使わない手はないかも(笑)
どんな自分でありたいでしょうか?

2016年3月26日土曜日

小さなお気に入り~Mini Pot~

春・夏・冬休み。
小さな子どもがいる数週間は、違う意味で忙しいです(笑)。
家事と仕事以外に、彼女との時間をどう過ごそうか。
幼いのに花粉症持ちなので、外を出歩くのも躊躇われます。

卒園から一週間・・。
昨日は二人でディズニー映画『アーロと少年』を観てきました。
3Dコンピュータアニメーションの技術って、素晴らしいです。
草木、水、太陽・・自然の光景がとてもみずみずしくて息をのむ美しさでした。
大きいけれど言葉を持つ“弱虫の恐竜アーロ”と、小さいけれどいまだ言葉を持たない“勇敢な少年スポット”の奇跡と友情を描くアドベンチャー・ファンタジー。
地球が隕石の衝突を逃れ、恐竜が絶滅せず進化したら・・。“もしも”の世界が舞台の映画です。

物語も佳境に入って何気にとなりを見たら、娘が大きな涙。
スクリーンに映し出される物語は、毎晩の読み聞かせとは異なる感動があったようです。
小さくてもちゃんと心が受け止めていることに、むしろ私は感動(笑)

映画以外で、彼女の心を動かすのはこんなミニアレンジでもあります。
昨年のお休み中に、小さな手を動かして教室で作りました。


娘の背丈の位置に飾っておきますが、いつもうさぎさんと目配せしてにっこり。
作って持ち帰った日から、ずっと彼女のお気に入りです。

この春休みも、私の趣味時間に連れて行こうかと思います。
その時心で感じることは何なのか、聞いてみようかな。