明日は心待ちにしていた「読み聞かせ」の時間。
前回に引き続き、6年2組へ。
私自身の母校なので、「懐かしい」のひと言では表せないほど毎回感慨深いのです。
同級生のお子さんもいて、月日の流れを感じます。
卒業まで一か月ほど。
入学した頃は、我が家の三女ほど幼かったのに、
背丈もぐんと伸びて、とても大人びた姿になりました。
明日は、とてもたいせつなことを伝えたいと思います。
1949年にアメリカで出版されて以来、読み継がれてきた本。
マーガレット・ワイズ・ブラウンさんの絵本って、静かな優しさを感じます。
「おやすみなさい おつきさま」や「ぼく にげちゃうよ」が家の書棚にあります。
娘が眠る間際によく聞かせてあげました。
一番最後のページに、本木雅弘さんのご自筆があり、訳された内田也哉子さんとのコラボに、素敵なご夫婦の姿が浮かんできます。
あなたにとって たいせつなのは
あなたがあなたであること
思春期でも、その後働き出しても、結婚してもしなくても、子どもを持っても持たなくても。
いつも、「自分はどうしたいのか・・」を一番に考えて欲しいな。
今夜の我が家のおやすみブックです。
高校生の長女にも、中学生の次女にも、年長の三女にも。そして夫や私にも。
とても、とても、たいせつなことだと思うから。
いつものフレッシュフラワーレッスンは、NFD(日本フラワーデザイナー協会)のカリキュラムです。
アメリカ式から、時代と他国式の流れを受けて現在のヨーロピアンデザインに。
・・と言っても、私にはまだまだ未知の世界です。
フラワーデザインを構成理論で学ぶので、美しく活けられている花の裏事情が分かります。
今日のお題は、~hochstecken~。
自然素材を高く挿し、視点と重点を高い位置に表現する構成を知ること。
学生時代の基礎教養の外国語はドイツ語でした。
でも・・・・・。
並べられた文字をそのまま読むと言っても、日常的に使わなければ?です。
元々は、編み上げるという意味なのかな?
季節の花材を取り入れて、「動」と「静」を表現します。
もちろん、8:5:3の黄金比も頭に入れて・・。
先ずは、花桃でラインどり。以降、パラレル(平行)を意識します。
デルフィ二ウムにどことなく雰囲気が似ているラインフラワーは、チドリソウ。
上へ上へ伸びゆく「静」なので、軽めの色(白)を挿します。
紫の挿し色は、リューココリーネ。
グリーンは、マルバルスカス。葉の裏側に小さな小さな花芽をつけた姿がとても不思議。
それから春らしく、チューリップ(黄)も。
「動」として最後に、コデマリを揺らしました。
植物はそれぞれに主張が異なります。キャラクターの持ち味を生かして、限られた時間の中で命を再現する。自然を愛でる心が育まれる気がします。
そうそう。
今日一番惹かれた花は、美味しい香りを放つ「リューココリーネ」です。
静かに鼻先を近づけると、桜餅のようなバニラのような淡い匂いがします。
薄紙のように繊細だけれど、ひと際存在感がありました。
別名:グローリー・オブ・ザ・サン
花言葉:温かい心、信じる心、慎重な恋、貴婦人
本当に素敵な花です。
今日はバレンタインデー。
普段はそうでもないのに、この時期限定でハートのモチーフに目がとまります。
同じ甘いものを贈るにしても、今年はプリザーブドフラワーの甘さを・・。
青みピンクのオーガンジーリボンに心惹かれて、置き型アレンジを作りました。
PinkのHeartを形作るときのドキドキ感、伝わるかな?
フレームはずっしり重いのに、仕上がった雰囲気がふんわり軽くなったので、
時期が過ぎても早春アレンジとしてしばらく飾ります。
今年は、第7回いわきサンシャインマラソンと重なりました。
知り合いの方が結構参加する話を聞いて、走らない私までもちょっぴり緊張してしまいます。
長女がボランティア活動で朝早く家を出たけれど、
きっと刺激をいっぱい受けて帰ってくるでしょう(笑)。
午後になって少し日が差し込んできました。
一緒にチョコレートを頂きながら子どもが遊ぶ横で、束の間の趣味の時間・・始めます。
私が社員だったら、オフィシャルもプライベートも素敵に時間を充実させている上司の元で働きたいと思います。
昨夜のイクボス養成講座へは、夫が参加してきました。
仕事場でも家庭でも女性に囲まれている彼。
黒一点のボスが目指すべきものは、「短時間集中型労働」です。
試行錯誤しながらも、日々歩んでいます。
仕事に明け暮れた先の崩壊寸前の家庭を前に、目が覚めた安藤氏。
スペシャリストの話を聴いて、夫は心で何かを感じ取ってきた様子です。
部下をマネージメントする。
子育ても、この先介護も待っているかもしれない一人ひとりの人生の一部を、仕事場で共有するのだから、ボスとしての責任があります。
頂いてきた資料を早速コピーして、朝礼で皆さんに配りました。
スタッフへ何かを伝えたい・・きっと、そんな思いの表れです。
様子をそばでじっと見ていて感じました。
彼もそう、私もそう。
自分で心で感じて動かないと、生まれないと思います。
さりげなく「こんな講座があるよ!」と伝えただけだったけれど、
帰宅後の第一声は、「行ってみて良かった!」。
今朝はスタッフの皆さんより頂きました。
いつもありがとう!
部下がいるから頑張れる。
上司がいるから頑張れる。
お互いが理想の職場へ行きつくために、
今日も、明日も、頑張ります。
先へ一歩。
勇気付けて下さった安藤氏へ、心からの感謝を申し上げます。
本当にありがとうございました!
◆NPO法人 ファザーリング・ジャパン
ホームページはこちら→★
本や雑誌などで花の世界を覗いてみると、その奥深さに吸い込まれそうになります。
線や面で表現したり、装飾しても何も飾らない部分の「空気感」を楽しんだり。
作品のテーマや物語が、花そのものだけでなく器やちょっとした小道具を用いて表現されていて、見ていて楽しくなります。
でも、やっぱり最終的には、私は花を見る(笑)
その世界観を作る花材の色は?質感は?季節感は?
きりがないほど奥深い世界です。
習い始めたときに初めて知った「グルーピング」という言葉。
花の種類で分けたり、色で分けたり。
色を散らす方法もあるけれど、まとめて色を置くと心持ち洗練されることを知りました。
テーマが先か、使う花色が先か、ちょっと頭を使います。
想像力を膨らますって、とても大切なことだと気付きました。
花に触れるから、花のことだけを知ればいい。
そんな風に思っていたことが恥ずかしい。
絵画や詩や、それこそ特別なことでなくても、日々の至る所にヒントが隠されていそうな気がします。
生きているのだから五感を使って吸収したい。
心の変化は、こんなところにも表れました。
昨日は午前中のうちに、教室で作ってきました。
このクレッセントアレンジは、どことなくその弧を描くシルエットが弓(Bow)に見えます。
前方がぐっと長めに垂れて、後方は短めのアンシンメトリーデザイン。
先生の助言を忠実に再現すべく、いつもより慎重に・・慎重に・・。
差し出された実ものと、バラの彩りが甘酸っぱいベリーを連想させるので、
私が勝手に命名しました。
クレッセントの変形アレンジ、「Berry's Bow」。
カシスの微かな苦みを、グレーでちょっぴり表現して・・。
ベリー類が全部バラ科・・と思っていたら、出どころは異なるみたい。
初めて知ったものもあります。(以下、果物ナビ参照)
・バラ科キイチゴ属:ラズベリー、ブラックベリー
・ツツジ科スノキ属:クランベリー、ブルーベリー
・スグリ科スグリ属:カシス、グーズベリー
・スイカズラ科スイカズラ属:ハスカップ
・・・私は美味しければそれで良し(笑)
スーパーマーケットでは真冬にイチゴ(バラ科オランダイチゴ属)が手に入るので、近ごろ季節感がなくなってしまったけれど。
子どもの頃、庭の片隅に小さなイチゴが可愛らしく生っていました。
確か帽子を被って陽射しが少し暑く感じていたので、イチゴの季節は、初夏(5月頃)かな。
ベリー色のアレンジを見ていたら、その季節が恋しくなりました。
風が強めの午後。
冬から春にかけて吹くいわき特有の空っ風に煽られないように、
逸る心を抑えながら、足早に会場へ向かいました。
元TBS初の女性アナウンサー、吉川美代子氏の「リーダーシップは声と言葉の力」のお話。
終始大きく頷きながら伺いました。
講演中、私は自分の置かれている日常を吉川さんのお話に照らし合わせました。
(夫に、子どもたちに、仕事場のスタッフの皆さんに、私の心は言葉で伝わっているかな?)
(いつも仲良くお付き合いしてくれる友達へは?お世話になっている先生方へは?)
自分の伝えたいことが、意図したとおり相手に伝わるとは限りません。
世界で一つの私の声で、相手に心を伝える言葉の力はとても大きいです。
コミュニケーションは、言葉と言葉のキャッチボールのようなもの。
自分が一番伝えたいことを、相手の心(ミット)に理解できるような言葉(ボール)で投げかけてあげる。
とても大切なことなのだと再確認しました。
それから、言葉と切り離せない声は、第二の人格であり、世界にたった一つの自分の宝であること。
その人の人生経験こそが、その人格(声)を作り上げるお話も私の心に落ちました。
メディアで知る吉川さんのイメージと今日重なったのは、凛とする立ち姿です。
講演終了後、控室でお会いした優しい笑みは、フューシャ色の胡蝶蘭のような美しさと強さを感じました。
本日はありがとうございました。また、異なる演題でお話を伺いたいです。
早速今夜は、お風呂上りのリラックスした状態で、自分の素の声(ゼロの声)を確認してみます!
次回・・といっても、明後日はイクボス養成講座!
NPO法人 ファザーリング・ジャパン 代表理事 安藤哲也氏
「上司が変わればいわきの子育て・介護が変わる!」です。