2017年7月29日土曜日

A Dream Is A Wish Your Heart Makes ~ランチとドレスと~

今週のオフは、娘の自由研究のための研究でほぼ一日を費やした感じです。
興味のあることを、どうやって研究につなげようか。
我が家では毎年恒例の、父娘ふれあい学習の一つです(笑)。
面白いのは、いつの間にか大人も研究に没頭してしまうこと。
予測通りの結果にならなくても、何かしらの学びがあってとても楽しいのです。

さて、お昼は三人で、ボンジュールへ。
美味しい時間を過ごしてきました。


三人で出かけると上の姉たちがいない寂しさに、末っ子はつまらないを連発していた時もありました。
私自身も、数年後の次女の巣立ちからのこれからを、幾度となく想像しているので、心の準備はしていても、三女が素直に寂しいと口にすると、やはり切なくなります。

いつかは私たち三人の生活にも慣れるのかな。
買い物をすると姉たちの分も・・とカゴに入れてくる末っ子ちゃん。
気配りと優しさ忘れずに、これからますます頑張ろう!

食後は、ワシントンホテルのブライダルコーナーを眺めてきました。
ドレスがね、とても素敵。
私は先日観てきたばかりのディズニー映画を思い出し、三女はしきりにシンデレラの話をし続けて、しばらく二人でうっとりしていました(笑)。




その中でも、私がどきどきしたドレスは、サーモンピンクの一枚。
元々大好きな色・・というのもあるけれど、なぜ惹かれたのかは不明です(笑)。
一枚だけ別に飾られていたからかな。
柔らかく穏やかで、心に安らぎを感じます。

「お母さんも、着てみたいの?」
おしゃまな彼女との女子トークは、姉様譲りか・・とても楽しいです。
夢はひそかに抱こうか(笑)。
それから、ウォルト・ディズニーが言っていたよ。
「夢見ることができれば、それは実現できる」って。
二人でそんな会話を楽しみました。


もちろん私は、もう一度ドレスを着ることはなくていい(笑)。
でも結婚に限らず、人は何度でも何度でも目標に向かって、進むことができると信じています。
修正もやり直しも利く・・そう思います。

人生って、本当にすごろくのようです。

たくさんの胸の高鳴りを覚えた時間でした。



If you can dream it ,you can do it .
Walt Disney




2017年7月28日金曜日

瑠璃色のボトルアレンジ ~たっちコラムvol.18~

2017.7月号(No.98)のこどもたっちコラムです。


学生時代に初めて買った瑠璃色の花瓶。
薬瓶にも似たこの深い色には、訳もなく惹かれてしかたありません。
でも悲しいことに、私が好むインテリアには合わないのです。


好きなのに調和しない・・そんなジレンマは、生活空間のちょっとしたスペースに部分使いすることで、どうにか解消しようと試みました。

深海や宇宙を連想させる瑠璃色には、ブルー系統のプリザーブドや、シルバーリーフのアーティフィシャルで涼やかさを添えて・・。



「瑠璃(るり)」という言葉の持つ響きも素敵。
紺碧色が美しい宝石「ラピスラズリ」は、瑠璃(青金石という鉱物)が主成分の希少な石。

遠い昔、エジプトでは王朝古墳から見出されたり、ヨーロッパではこの石をすり潰して顔料にしたり。
日本では、正倉院の宝物に「瑠璃坏(るりのつき)」が納められています。

生花のあしらいでも、青色は貴重な花材です。
直観力や集中力を高め、心身を安定させ、冷静な自分へと向かわせる瑠璃色

我が子と向き合い過ぎて心が波風立つ時には、このボトルに目をやって、ひとつ深呼吸・・かな。

2017年7月27日木曜日

Lady's Tresse ~思慕の捩花~

もうすでに盛りは過ぎた捩花(ネジバナ)。
乙女の巻き毛(lady's tresse)こと捩花が、昨年突如、1本だけ蘇鉄の鉢に姿を現しました。

今年の夏も咲くだろうかと心待ちにしていたら、同じ場所に4本も!
とても嬉しくて、この花の育ちをこれからも追いたくなります。
一年のうちでこの時期にしか会えないけれど、子どもたちの登下校の見守りで、道端にこの花を初めて見つけた時の喜びは、特別なものがありました。

花言葉は、思慕。
思い慕う、恋しく思う・・。
一見雑草のような面持ちなのに、らせん状に巻き付くピンク色の花に、心が惹きつけられます。
捩れた姿がそのままの花言葉。

自然界の中の、たくさんの土壌の中の・・様々な鉢の中でも、ここにやってきたこと。
ひょっとしたら、花開かなかったかもしれないこと。
様々な天候の一年後に、今年も咲いたこと。
そもそも、花に興味を抱かなければ、私が捩花に気を留めなければ、こんな想いにもならないこと。
たまたま見つけたことや、根を下ろし花を咲かせる確率や、そこに想いを寄せる心情などなど。

何か1つでも欠けていたなら、私は捩花には見向きもせず、この花を思い慕うことなどなかったかもしれないのです。
だからたくさんの人が生きゆく中で、出逢い、一瞬でも想いを共有出来ることは、奇跡に近いなと思います。

偶然がいくつも重なって、めぐり逢えた捩花。
今は、もう枯れてしまって今年はその姿を消しました。
来年も逢えますように。
私が捩花を忘れない以上、いつも心の中にはこの花があります。

咲いてくれて、本当にありがとう。
今年も姿が見れて、とても嬉しかった・・。








2017年7月24日月曜日

My Buddy

昨日は、パソコンのデータお引越し。
これで三代目になります。
二代目は、実に寿命が短かったのです。
何度か修理に出しても、不調続き・・。
外れくじを引いたのか、私と相性が悪かったのが、なんだかすっきりとしない日々でした。
その結果、逝ってしまってとても悲しくなりました。
ところがここずっと彼が、最期を迎えたはずのその二代目を解体中・・。
好きでなければ出来ないことだと思います。
蘇生処置を施しているようで、ここ数週間我が家の一角は、ちょっぴりマニアックな空間と化しています(笑)。

今回の三代目は、A4サイズの2in1タイプを選んでみました。
従来のノート型とタブレット型にもなる賢いこの子。
重さ、なんと800gちょっとしかない手軽さです。
さくさく、さくさく・・タイピングの音も気にならず、大好きな写真編集も楽しい!
こんなに心地良くてよいのかというほど、軽くて早くて、賢い脳をお持ちのようです。
これで、気負わずにバッグの中に入れてお供できます。

科学技術って凄まじく進歩する。。。
まさか自分が小さなパソコンを持って歩くなんて、結婚当初、上の子たちの子育て時代には、とても考えられなかったことです。


カメラは二代目になります。
ファインダーをのぞく動作がやはり大好きで、それ使いのものを。

いつもの花時間とは全く逆の雰囲気ですが。
メタリックなもの、メカニックなものが実はとても大好き。
時計、車、バイクの類。
女性的な小物でも、シルバーやクロムにブラック使いされているものに、ぎゅっと心を掴まれます。


今思えば、建築やデザインなどももっと若かったなら、学んでみたかった。
もちろん無駄を省いたそれら現代的なシャープさとは反対の、装飾的で女性らしい色づかいやデザイン、手触りにも惹かれます。


自分の興味や好奇心は、これからも大切にしたい部分(笑)。
それぞれが素敵すぎて、一緒くたに扱いたくはないから・・。
心地よさを追及したり、好きっていう感覚は、年を重ねていく上で尚のこと忘れずにいたいことです。
何かとサポートしてくれた彼に・・感謝!


2017年7月21日金曜日

Sea Lavender ~乙女の夏ブーケ~

いわゆる、馴染みのスターチスです。
正式な学名は"リモ二ウム"と言うそうですが、いつも切り花で見かけるので、地上で育つ本来の姿が想像できないでいました。
花に魅了されると、その花がどのような環境で育つのかな・・ということにも興味を抱くようになります。
"Sea Lavender"・・。
名前の通り、海岸近くに咲くらしいのですけれど、その姿を私は一度もまだ見たことがありません。
ハマナス、ハマボウフウ、それに雪中花のスイセンまで。
塩気がある場所で育つ花は、意外とあってただ私が知らないだけでした(笑)。

スターチスってとても乙女な雰囲気です。
ラベンダー色とピンク色と、今日は愛らしいミニブーケを飾っています。
実は、夢に向かって学び続ける長女を想って組んだ花束。
別に今日が記念日ではないけれど、長女に限らず子どもたちを想って無性に作りたくなるときがあります。
自分の気持ちを花にぶつけるとでもいうのでしょうか(笑)。


ところで今日は、いつもは連絡など入らない時間に、娘からメールがありました。
何も話していないのに、何も伝えていないのに。
とても不思議なことです。
以心伝心・・とでもいうのかな?
小さい頃から、長女とはそんなことがよくあります。
想いって伝わるのかな。
本当にびっくりです。


彼女に言わせると、私の娘への励ましは半端ではないそうですが・・。
彼女を励ますつもりが、実はいつも私が励まされています。
もちろんこんなことを口に出しては言わないけれど、電話やメールが終わった後、じわじわと湧いてくるのです。
小さなころからよく泣いて、騒いで、ちょっぴり手のかかる時もありましたっけ。
でも、大切なのは今とこれから。
子育ての辛さなど、産みの苦しみを忘れるように・・いつの間にか風化していきます。

どんなときも愛を持って、いつも夢を抱いて。
自分が納得する人生を歩んで欲しい。
そう言うと、いつもそのままの言葉が返ってきます(笑)。

私も、愛のある大人でいたいと思う。
喜びと想いを共有できる時間でした。

アレンジね、ひと花だけトルコキキョウが飛び出していました(笑)。
色を抑えた一枚にしたら、何だかとても素敵です。
自前のフォトカードコレクションの仲間入り。

長女を想って束ねた夏ブーケ。
今夜は待っている彼女に、写真を贈ってみます。




2017年7月19日水曜日

Peacock Green ~癒しの孔雀絵~

色んなことを考えた今日は、私の頭の中も疲労気味(笑)。
そんな中で、入浴前に末っ子の描いた絵を見たら、とても心が柔らかくなりました。

小さな手で描く子どもの絵は、私にとって癒しの絵。
孔雀の羽の・・"
Peacock Green"が心を捉えて離しません。
とても気になる、鮮やかで味わいのある青緑のきれいな色です。

彼女、夢中になって描いていました。
好きだなと私が言うと、もっと喜んでもらおうと描こうとする。
人に喜んで貰いたいから続ける子どもの姿は、言葉でも態度でも素直に表現するので、見ていてとても分かりやすいです。
認められたい、愛されたい。
純粋な子どもの心理が見え隠れして、とても愛おしくなりました。


私自身、外を向く気持ちがハード面なら、家族と向き合う部分はソフト面。

デリケートで優しく、とても大切な時間です。
英気を養える彼女の絵に、今夜はとても幸せな気持ちになりました。

見ているつもり・・にならなくて良かった(笑)。
今日この時を、気付けて良かったです。

明日は一学期終業日。
いよいよ夏休みに突入します。

2017年7月18日火曜日

Incense ~ラデュレ インセンス~

何だか今日は、気分が重い・・。
朝から雨空のせいか、連休明けのためか、なかなか体と気持ちがついていかないのです。

末っ子も今朝は、家でもっとのんびりしたいなぁ~と言って、登校しました(笑)。
確かに・・この二日間は、ゆるりと過ごしたので、その気持ちがよくわかります。
大人も子どもも、連休明けの憂いさは同じです。


でも、なぜかこんな時にやりたいことの閃きもあるから不思議です。
無理に動かずにありのまま・・自然体で過ごそうと決めて、朝からお香をたきました。
たくといっても、棒状のインセンス。
フランス土産のラデュレフレグランスです。

この香り、火を点さずとも置いておくだけで、ため息の出る良い香り。
私は黄色小花の、ジャスミンやライラックの小箱。
姉は桜のような甘い香りのする、桃色小箱。
半分ずつ分け合って、どちらの香りも楽しめるようにしました。
お香立てもラデュレらしくて素敵です。
いつ見ても、洗練されたパッケージの配色や、デザインのセンスの良さにうっとりします。




気持ちのコントロールですが、私は相変わらず苦手な部分。
私をよく知っている友人は、情感豊かな・・と言うけれど、結局感情の起伏がちょっぴり激しいと、本当に疲れます(笑)。
なるべく、振れ幅少ない波に抑えたい。。。


それでも、今朝は仕事場のスタッフさんの笑顔に癒されました。

気持ちがのる時ものらない時も、私は勝手に周りの振る舞いを、優しさだと思って受け止めます。
そう思って、相手に気持ちを返すと、とても不思議な効果が生まれます。
例えば辛い気持ちを受け取っても(もちろんその時は私も辛いけれど)・・もっと深い愛情で返すと、優しい波動に変わる気がします。


連休前に彼女たちと、納涼会を終えたばかり。
夏と、冬と、毎年恒例の食事会も何回目でしょう。
長女が幼い頃から、皆で一緒の時間を過ごしています。
酸いも甘いも噛み分けた仲間・・。
戦友とでも言うのかな。
彼女たちがいるから、これまでの学びがあるから、今の私がいます。
だから心の中に浮かぶのは、"いつもありがとう"の言葉です。
感謝は、彼女たちを支えることで変えていきたいのです。


お香からメンタルな話に広がりました(笑)。
ラデュレのインセンス小箱は、手のひらサイズです。
今夜も寝る前に箱をそっと開けて、目を閉じて広がる香りを楽しみに、心穏やかに眠りにつきたい。

出来るよね、いけるよね・・。

明日は大切なアポイントが入っている日です。
お香を一本、目覚めにたこう(笑)。

・・自分を信じて頑張ります。

2017年7月17日月曜日

心に響く音色 ~Saxophone Ensemble~


先日の"night out"は、1959年オープンの・・地元の老舗ライブハウス「THE QWEEN」へ。
お世話になっている方の、サックスアンサンブル演奏会へと伺いました。
生バンドの演奏がずっと聴きたかったので、お声を掛けて頂いてから、ずっとこの日を心待ちにしていました。



かれこれ2時間ほど、心に響く音色を堪能。
"Moon River"や"Moonlight Serenade"、"君の瞳に恋してる"や"煙が目にしみる"・・。

大好きな曲がもっと他にもたくさん続いて、胸がきゅんと鳴り通し(笑)。

ソプラノ、アルト、テナーサックス。
一枚リードの歌口から奏でられるメロディーは、まるで人が歌を口ずさんでいるような抑揚と温かさがありました。



お贈りしたマイセレクトの花たち。
メインのバラには、ロマンティック・エンジェルと呼ばれる・・名前を聞いただけでも振り返りたくなるような、優雅で美しい大輪を入れてみました。

本格的なジャズの生演奏、スウィング、モダン、スローバラード、フュージョン。
ピアノにベース、トランペットの・・本物の音色を無性に聴きたくなってしまった(笑)。
ブログもBGMは、こちらを聴いてみたり、あちらを聴いてみたりのJazzクルーズしながら。

・・。
あら・・もうこんな時間(笑)。
おやすみなさい。
素敵な夢を・・。


2017年7月15日土曜日

My Style Gift ~ポンポンタッセルの贈り物~

夏場は生花のプチアレンジは、贈る方も贈られる方も萎れることが気がかりで・・ちょっと心配です。
そこで手土産には、人生初の手作りタッセルにしてみました。
春に帰省していた姉より、Filamyの体験レッスンをいくつか受けさせてもらっていたので、いよいよ実践の場がやって来たというわけ(笑)。

ラッピングには、大好きなティファニーブルーのリボンを。
中を開けると、これまた大好きなラデュレカラーのポンポンタッセルがお目見えします。
3色混和した刺繍糸は、どんどん形を丸く整えていくと、ベロアの手触りに変わっていくので不思議です。
刺繍糸を選んで、色の組み合わせを考えるのも楽しいです。
大好きな薄ピンクのパールビーズで、アクセントを付けました。
私もペンケースに同じものを付けています。



木玉に丁寧に糸を巻いて、ストラップ部分もメインの2色で組んでいく・・素人の私にとっては、手のかかるタッセルではあります。
でもね、これが楽しい。
何度か失敗もしましたが、嬉しい。
仕上がりを手にして、受け取ってくださる方を想い、箱にそっと入れること。
小さいけれど、温もりがたくさん詰まっています。
とても繊細で、愛らしくて・・自分スタイルの贈り物が完成です。
無作為に箱を選んで頂きましたが、不思議なもので・・その方のイメージ通りの色が手に渡りました。
こういったプチギフトって、いいな。
でもまだ慣れていないので、きっと粗だらけかも(笑)。
フラワーアレンジ同様に、手に馴染むまで糸と戯れることが大切?・・とぼんやり思います。
自分の嗜好が反映されるハンドメイドだからこそ、色んなものを見て触れて、感性を磨きたいものです。







2017年7月14日金曜日

Ladies Day Out ~甘く香る時間~

今日もこの暑さ。
汗をかくたびに体中の水分が抜けていきそうです。

昨日のオフはまた、濃厚な一日でした。
day out に、night out・・。
室内での大人座談会(day in)も、一歩外に出かけようと思うと私にとってはday outになってしまう(笑)。

彼の仕事がお休みなので、趣味のテニスから帰宅した彼にお願いするのも、何となく私は気が引けましたが、特に夜は末っ子を見てもらえたことがとてもありがたいです。

さてと。
素敵な写真がたくさん撮れて見返すのに時間は取られますが、またそれが楽しみ。
手に触れたもの、心で感じたこと・・残したい記憶を少しずつ、スキマ時間を利用して整理しているところです。

そんな昨日の・・今日はお茶会の話。
前回伺ったcocolarimarl(ココラリマール)さんの元へ、再びお誘いを受けて遊びに行ってきました。
彼女より、素敵な女性お二人をご紹介いただきました。
私は花好きですからとても憧れてしまう・・夢のような庭づくりをされている nami*さん。
とても素敵なインテリア雑貨や、アクセサリーを製作される作家 LilyChicのakko.さん。

楽しい時間は、いつも瞬く間に過ぎてしまいます。
女性って、凄い。
初対面なのに、たくさんの話と笑いと・・。
それから美味しいものも、いつの間にかぺろりと頂いてしまう(笑)。

私が持参したスイーツは、地元の美味しいタルト屋さん"CONNEXION"の生タルトにチョコレート♡。
大好きな"ゼリーの家"や"Cream house アトリエnobuya"のスイーツも並んで・・目が♡。

あまりにも写真の撮り甲斐がありましたので、コラージュで!

今、思い返してもお腹がいっぱいです(笑)。



帰宅後、封を開けてみてその心地よい甘い香りのよさに驚きました。
akko.さんお手製の、ボタニカルアロマワックスバー!
大好きなライスフラワーも、可愛らしくちょこんと入っておりました。
ありがとう!大切にします^^♡


シャビーシックな雰囲気が本当に素敵。
そのまま彼女の素敵な物腰とマッチしてることに、お会いしてみて納得しました。

そういえば・・今から12~3年前。
いわきではクラフトの作品展示や販売が始まったばかりのころ、仲の良い友人の作品を求めに出かけたことがありました。
その友人は引っ越してしまってもういないけれど・・。
既製品に引けを取らない本格的なハンドメイドの作品販売がとても新鮮で、斬新で、ワクワクする気持ちを抑えられなかったのを思い出します。
このところ様々なところでクラフト展が開催されているのを知って、嬉しくまた懐かしく思っているところです。
自分スタイル、他者のスタイル・・。
どの方の素敵さも共有し合えるそういった場は、私はとても大好きです。

色々な価値観の女性と幸運にも会えることで、私は学べます。
そして自分自身をもう一度確認することが出来ます。
cocolarimarlさんのお声かけにも感謝しています。

夜のこと、私が贈ったティファニーブルーのリボンギフトのこと。
さて、明日はどちらから綴りましょう(笑)。
そうでした・・先日の研修会で出会えた先生からの、言葉の贈り物もありました。

感性を刺激する日々は、本当にかけがえのない時間です。




2017年7月13日木曜日

Filamy Tassel & Home Dacoration ~Craft & Flower Ⅲ( 草土出版 ) への掲載~

今月は二冊目の本のご紹介。
"FilamyTassel & Home Decoration "として、ハンドメイドタッセルやランプシェードなど、インテリア装飾を手掛ける姉たち(Filamyは二人で活動を行っています・・Blogはこちら→、姉のBlogはこちら→)。

この度、Filamyの作品が表紙となった『Craft & Flower Ⅲ』が草土出版より発売されました。

お洋服やアクセサリーで
おしゃれを楽しむように。
毎日を過ごすお部屋の中も、
季節やシーンに合わせて
タッセルをあしらったり、
インテリアアイテムをプラスするだけで
お部屋は驚くほど素敵に生まれ変わります。
ハンドメイドで作り上げる作品は
満足感と幸せを与えてくれるでしょう。
製作過程も楽しみながら
装飾的で実用的な
タッセル・インテリアアイテムを通して
生活に彩りを添える
お手伝いができればと思っております。
~Flamy Tassel & Home Dacoration のホームページより~


FilamyStyleの素敵なタッセルと、ホームデコレーションアイテムが多数掲載されております。
私自身、この『Craft & Flower』第1集・2集の愛読者でした(笑)。
花やクラフトを愛する人だけでなく、誰が読んでも心豊かになる一冊です。


全国の書店、ネットでもご購入いただけます。
ぜひ、お手に取ってご覧くださいませ。



この秋、大阪と東京にて出版記念作品展を、また、掲載作品の1dayレッスンを各所で開催する予定です。(Blogで随時Upされます。)


※いわきでの出張レッスンも可能です。

お問い合わせは、こちらBlogのメールフォーム(ウェブバージョン)よりお願い致します。



2017年7月11日火曜日

Cross & Parallel の美しさ ~大好きな瑠璃玉薊~

後部座席に乗せた昨日のアレンジ。
熱射地獄の車に乗せるのが、可哀想なくらいです(笑)。

涼やか・大好き・美しいの三拍子そろった交差アレンジが、今回のレッスン内容。
先ずは、パウンドケーキを連想させる花器から・・手作りしました。
我が家はアイランドキッチンですが、こんなに横長のアレンジは食卓との境目に。
どちらかと言うと背が低めで、幅のあるアレンジを置くのにはちょうど良い場所です。

学校から帰ってきた末っ子が、すぐさま反応してくれました。
彼女は私と"大好き"が同じです。

とげとげのルリタマアザミが好みですって(笑)。


このルリタマアザミ。
昨年は、和モダンなアレンジで登場しましたが、本当に素敵なのです。
このままドライにして秋のアレンジに用いようかな・・と考えてみたり。
ずっと手元に置いておきたくなるような愛らしさで、横を通るたびにツンツン触れて構いたくなります(笑)。




そしてカーネーションは、"ミルクティー"。
グリーンがちょっぴり混ざり込んで、絶妙な色味を楽しませてくれます。
このミルクティーだけを用いた丸い花束・・作りたいな♡


それから、爽やかなペールグリーンのバラも入れてみて。
その名も"ライム"。
香りはどうだろうと思って鼻を近づかせてみたら・・当たり前ですけど、ライムの香りは全くせずに、淡くさわやかな心地よいバラの香りが微かにしました。

バラは、やはり華を添えてくれる花。
理由なしに・・美しい(笑)。


土を弄る、花に触れる、森林浴をする、果物野菜を育てる、花装飾に凝る、彩りやアロマを楽しむ・・。
人が自然や植物から得られる、たくさんの癒し効果。
自分に合った方法で取り入れたいなと思います。


いつもそうですが、大好きな花時間は・・花と私の大切ないのちの時間。
最期まで大事に愛でていきます。



2017年7月7日金曜日

大きくなったら ~星に願う七夕~

大きくなったら・・。
こんなことをしたい、あんな風になりたい。
漠然とでも子どもが自分の将来を考えて、夢を一生懸命に話す姿が大好きです。

大きくなったら、結婚するでしょう~、子どもが生まれるでしょう~、お家も建てるでしょう~、猫も飼うでしょう~、それからね、旅行もするでしょう~・・・と。
まぁ、それはそれはとてもたくさんの夢を語ってくれて、聞いている私も幸せな気持ちになります。

大きくなったら・・。
私はもう大人になってしまい、色んな現実を知り出しているので、悠長なことばかりも言ってられず、膨らみかけた彼女の夢をつい窄ませるような話題も振ってしまうのです。
いつもその度に反省をしているのですけれど。

大きくなったら・・。
今は、パティシエールに私はなりたい。
だって、自分でお料理できるんだもん。

素敵だよね、人の心を満たす仕事には大きな夢や喜びがあります。
そのためにはたくさんの努力をしなくてはいけないの。
砂糖や牛乳の分量、温度を間違えたら大変だから、今勉強するの。
感性を磨くの。
そしてそのお菓子はどんな風に工夫を凝らし、どんな思いで愛をこめて作り上げたのか、食べてくれる人に理解してもらえるように、言葉で分かりやすく説明し、ときには文章で表現したりもするの。
だから本を読んで言葉を知るし、作文もするの。

大きくなったら・・。
どんな大人になっているのかな。
午後は雲一つない夏空でした。
今日は七夕。
陽が沈んだら、夜空でも観察しますか。
みんなの夢が叶うといいな。


年の離れた上の子たちとのはっきりとした違いは、私の心の中に"あそび"があること。
ゆとり・・と表現するには少し異なるのですけれど、心の糸がピンと張り詰めてはいないのです。
いつだったか、上の姉様たちに、こんなことを言われました。
「選択の幅を、妹にはもっと持たせてあげた方がよい。私たちはこれで良いけれど、彼女にはもっと夢を、もっと自由を、もっと厳しさを。」

それは、母親目線の助言にも思えて、私はすぐさま全てを吸収してこの頃に至ります。
初めて、二回目、そして最後の子育て・・。
その時々で悔いる気持ちも喜びもあって、たくさんの思いを経験させてもらえる娘たちとの出会いには、本当に感謝しています。


大きくなったら。
私が今感じている思いを、彼女たちにも是非味わって欲しい。
絵に描いたようには生きられない人生。
山あり谷ありの毎日。
理想を求めつつも、現実は満更でもないと思えること。

誰かのために、精一杯生きてみようと感じられること。
足るを知りつつ、たくさんの価値観が世の中には存在すること。
後悔したら、次に活かして欲しいこと。
失敗もたくさんして欲しいこと。
人の心の痛みを、自分のことのように分かること。


でもね、最後は自分がどうしたいのか、胸に手を当ててよく考えて生きてみること。
私や彼の人生でもなく、自分の人生を歩んでいるわけだから。


5年後、10年後、20年後のあなたたちに私は会いたいです。

この手作りペンダントは、末っ子が幼稚園時代に制作してきたもの。
キッチンの吊戸棚取っ手に引っ掛けて、水場の守り神にしています。

どんな時も、子どもたちの夢を応援してあげたい。
七夕に‥そんなことを思い、幸せを願っています。



2017年7月6日木曜日

ソルボンヌ☆夏のあしらい

春とはまた一味違う、夏の花。
それを言葉で表現するのは難しいのですが、この暑さに負けじと咲く姿は、色もそう、形もそう・・美しくて本当に逞しいです。

今週はこんなアレンジにしています。
月曜のレッスンは行けなかったため、"Flower Bar"で調達を。
この頃、花時間マルシェとかデリフラワー、花デリとか‥花き業界からそんな言葉を聞くことが多くなり、とても嬉しい気持ちになります。
一本でも花を飾ると笑顔になる、癒される、また頑張ってみようかな・・なんて勇気付けられる。
メンタル的な効果がとても大きいので、ほんの少しでも花を買って、家や職場に飾る人が増えればいいなぁ・・と思っています。


近頃はやはり、季節的にユリの花
ピンクのソルボンヌが主役です。
ユリは独特な芳香なので、苦手な人もいるのかな。

個性的な花の形なので、どう使おうか・・ちょっぴり緊張します。
仕上げたアレンジを、鏡の前でおすましさせて、枯れない花写真撮り(笑)。




このソルボンヌ、ひらひらとした花弁の中はそばかす模様が愛らしいです。
見応えのあるものといったら、大輪のカザブランカの右に出るものはないでしょうけれど、十分過ぎるほどの華やかさです。
ユリってやはり素敵な花、深く納得(笑)。



花にとっては、これからが厳しい季節です。
早く傷むのが分かるので、花材を選ぶ時は暑さに少しでも強そうなものに・・自然と手が伸びます。
そんなわけで、デンファレもいけるかな?
同じ洋蘭の仲間でも、種類によっては華やかさや個性がだいぶ異なるよう。
女王カトレアとは対照的な可愛らしさです。
馴染みの濃い紫と、運よく淡い紫も見つけました。
花弁のしっかりした手触りが、ソルボンヌに似ている気がします。




そして安定感のある、スプレーマム。
いろんな咲き方、色がある上、持ちも良いので本当に重宝するし、とっても気軽。
マムには失礼な気もしますが・・肩肘張らない身近な花です。

いつもは可憐なもの、優しさの溢れる色や花弁に目が留まりますが・・。
気候から選んでアレンジすると、冒険やちょっとした気づきもあるものです。
花って何を挿しても素敵です。

購入する花の組み合わせに、外してはいないだろうか・・なんて不安も頭をよぎりますが、アレンジするとどうにかうまい具合に花同士が調和してくれるから、結果、喜びと安堵感だけが残ります(笑)。
それは、自然の花だけが持つ力で、また自然色の不思議さだと思うのです。

残りのマムは、もちろんプチアレンジで。


さて・・今朝のニュース、九州の雨被害がとても深刻です。
どうか、これ以上酷くなりませんように・・。
お祈りしています。
これ以上、被害が拡大しませんように・・。






2017年7月5日水曜日

梅の実

梅雨時期の、貴重な晴れ間。
気温がぐんぐん上がると、"水の中はいつにも増して気持ちいいだろうな"と必ず考えます(笑)。
体育と言ったら、私は夏の水泳学習が大好きでした。
6年時の研究授業の体育では、唯一逆上がりができなかったけれど(笑)。
今では笑い話になりますが、当時は本当に真剣に悩むほど。
放課後の校庭で、出来るようになるまで猛特訓した記憶があります。
雲梯や登り棒、鉄棒は大嫌いだったのに、球技や長距離・・それから泳ぐことは大好きでした。
そういう幼い頃の思い出は夏が来る度に、いくつになっても思い出されて懐かしい気持ちになります。
本日の末っ子・・今年に入って初めてのプール授業があると思いきや・・盆踊りの練習だったようです。
台風一過、じりじりと夏の日差を感じる午後。
見守り隊も兼ねて、日傘片手に子どもたちと今日の出来事を話しながら、和やかに下校してきました。

さて、台風に用心していた彼は、初めて実った果実を予め収穫していました。
早春に、たくさんの花を咲かせた南高梅
梅雨前はこんな感じでした。


丸々としていて、でもちょっぴり小さ目。
初めて実をつけた割には、よく育ってくれたと思います。

数えるほどの実ですが、やはり嬉しい。
いつの間にか彼の気持ちも分かるようになって、実をつける樹木の育ちを見届けるのが楽しみです(笑)。
収穫後ボールに入れたら、ほんのこれだけ。
小さなガラス瓶に、梅をリカー漬けしてほんの少しの梅酒を作ってみます。
二人で数回飲んだら終わってしまうかな(笑)。



2017年7月3日月曜日

Lady Noire ~「オルネコレクション」掲載作品~

憧れ尽くしのこの頃。
教室に通い始めた時に、先生と写真の話になって・・真っ先に私は話題に出したフォトグラファー山本正樹氏Lily Chicのこと。
私にとっては、もう、それは憧れの域を超えていて、山本先生のブログを読むだけでいつもドキドキしてしまいます(笑)。

今回、オルネフラワーの撮影が山本先生だと伺い、二つ返事で作品制作に挑みました。
オルネフラワー協会が10周年を記念して出版した『Orne Collection(オルネコレクション)』。
掲載されている作品は、どれも本当に素晴らしくてため息ものです。

さて、私の作品名は"Lady Noire(レディ ノワール)"。
ベロアのフロッキーがとても大好きで、一目惚れして購入したドイツ製のワイヤーリボンからヒントを得ました。
リース台にもベロアのリボンを巻いて。
それぞれ異なるオルネモチーフ(Lady)の美しさを引き出す最高の黒(Noire)は、オーガンジーやベロアの異なる質感で表現しています。
山本先生のスタジオに送り出す前に、私も愛しいリースの記念フォトを一枚(笑)。

言葉に出来ないくらい、思い出に残るオルネリースとなりました。



華やかさや、慎ましやかさ、いろんな要素を考えると、この作品も憧れのグレース・ケリーにたどり着きます。
彼女の美しさに垣間見れる父親へのコンプレックスや、夫や子どもたち・・そしてモナコという国へ愛を貫き通したこと・・。
ひたむきな努力を続けた王妃の、強さや優しさ、光と影がこの"Lady Noire"の真髄です。

大学生の頃、彼女のポストカードをアパートの洗面台に飾っていました。
20年以上も経ったので、元々のセピア色がさらにセピア色(笑)。
イーゼルのとなりにフォトカードを置いてみたら、グレース・ケリーに捧ぐ哀悼のリースのよう。
いつまでも色褪せない彼女の美しさ。
こちらもまた・・永遠の憧れです。



書籍『オルネコレクション』(誠文堂新光社)は、一般書店よりお求めになれます。
とても美しく素敵なオルネフラワー。
人の手が創り出す、金属装飾の世界を一度ご覧になってみてはいかがでしょう。
花同様に・・美しいものを見ていると、心がとても解れて笑みがこぼれます。



2017年7月2日日曜日

17年目の夏椿~植物の生命力~

今日も蒸し暑かった。。。
昨夜は、珍しくなかなか寝付けずにいました。
もっともっと暑くなるこれからに、何だか身構えてしまう自分がいます(笑)。

先月から咲き始めた17年目の夏椿が、今年も咲いてくれました。
朝開いて、たった一日で地面に落ちてしまう・・とても儚い花です。
花弁の質感が、まるで蝋細工のようにも思える、しっとり張りのある手触り。
私にとっては、特別な思い入れのある大好きな樹木です。

いつだったか、この木の細枝が折れてしまいました。
手当もせずにそのままでいたら、骨折した形のままで、今なお逞しく育ち続けています。
数年前、専門の方に枝を整えて頂いたときに、"この姿、なかなかなれるものじゃないから、剪定せずにこのままでおこう"と言われました。
枯れずに自力でついた枝だから、あるがままで生かしておく・・とても感動した記憶があります。


そう言えば、数か月前の強風で、我が家のミモザがまた倒れました。
実はこれで二回目・・。
元々根の浅いミモザなので、見る見る褐色に枯れ枝となってしまって、適した処置だったかどうかは果たして疑問ですが、とにかく私は枝を大まかに落としました。
・・・でも。
木を根こそぎ倒すことが未だに出来ません。
この梅雨の時期、どの木々も雨を喜んで受け入れているのに、そのミモザだけは茶色くなったままそのままの姿でいます。
見るたびに私は胸が張り裂けそうになるけど、まだその木が生きているのではないか・・と、どうしても思えて最期を受け入れられずにいます。

もしも、本当に駄目ならば、きっとそれもその木の生命力。
"花や木は、何度も育てることを失敗して覚えていくもの・・"
耳にタコができるほど、母に言われている言葉です(笑)。
私は受け入れて、忘れずに生きていくのだなって思います。
可哀想だけれど、受け入れて。

発売になったばかりの花雑誌でも読んで、気を紛らわそうかな。