2017年5月30日火曜日

Oregano & Flower~よりカジュアルに~

車を運転していると、日差しが強くて眩しくて・・車内の温度も上昇するので、仕上がりのアレンジを運ぶのに今時期からとても気を遣います。
それでも昨日はそよ風があって、窓を少し開けたら助手席に乗せた花たちも、気持ちよさそうに揺れていました。

大好きなパニカムとトルコキキョウ、スカビオサにバラ。
フレッシュなオレガノ入りの、香るアレンジが今回のレッスンです。

フォルムはトライアンギュラーを・・ちょっと崩した感じ。
シックな花色だったので、更に私の心はときめきました。


人間もそうですけど、名前ってとても大事。
響きと、色と、ある程度すべてのニュアンスが‥固有の名前から伝わるのだから。
それは、花にも当てはまるので、私は先生に伺うのをいつも楽しみにしています。

先ずは、"カルメンカシス"。
トルコキキョウの花弁の優雅さと色味が、ぴったり合っている素敵な名前です。
見ているとカシス系のドリンクを口にしたくなる・・美しさにほろ酔い気分になります(笑)。

それから、大好きなスカビオサは、"ラオウ ワインアドレ"。
何だかすごい名前です。
スカビオサと言う花は、どうしてこんなにも私はいつも惹かれてしまうのか・・。
一つひとつの花弁の繊細な作りが、ぎゅっと心を鷲掴みにするのです。


一番の貴婦人は、ライラックを思わせる薄紫のバラ・・"オーシャンソング"。
熱のない色が貴婦人の佇まいを感じさせます。
柔らかなオレガノとの組み合わせが、素敵。



立派な実ものは、つやつや桃色のヒペリカムで。
"ココカジノ"と呼ばれるこちらは、発色の良さに驚きです。
この子があるのとないのとでは・・・アレンジの面白みも感じないかな。


一番落ち着く場所で、今朝はアレンジと目配せ(笑)。
大好きな5月が、今年一度きりの5月が・・明日で終わりです。

いつにも増して・・たくさんの出来事が今月はありました。
時には心が追いついていかないことも、これで良いのだと思うことも。

後悔のない毎日を送れますように。
花のいのちを眺めて、今日も誓いを立てています(笑)。




2017年5月29日月曜日

Schone Arbeiten ~素敵なシェーネアルバイテン~

オルネフラワーが一先ず終わったところで、さてさて次はどうしましょう。
そんなためらいも、私の中では無縁でした(笑)。

先日は早速、"シェーネアルバイテン"の世界を覗いてみました。
初めての作品は、とても素敵なブローチです。
ジャケットの胸元に添えたい、知的さと控えめな華やかさがとても素敵。

先生の小道具(ベルベットトレイ)をお借りして、記念に一枚。
個人的にはアンダーで写すと、この手工芸の良さや雰囲気が出るように感じます。
記念すべき一つ目・・"ターコイズアクセサリー"の出来上がりです。


ターコイズは、創造性と表現力を強化する効果があるのだそう。
真ん中にはその色のマルガリータ(雛菊)を入れて、金銀の組紐デザインを合わせてあります。
本当はクスノキの実をひと粒入れるのですけど、手元にないのでクリスタルストーンのみの輝きで・・。

次回もとても楽しみです。
花同様に、手工芸でも私は精神統一。
・・それと共に、おしゃべりにも花が咲いてしまいますが(笑)。

シェーネアルバイテンの魅力を、徐々に綴ることができたら嬉しいです。



2017年5月27日土曜日

グリーンポット ~たっちコラムvol.16~

2017.5月号(No.96)のこどもたっちコラムです。

壊れた食器の使い道・・私は専ら花器として利用しています。
購入値段に関わらず、長年使うと愛着が湧くから、破棄してしまうのは忍びない。

鉢底みたいに穴が空いていれば水はけも良いので、土を入れてミニトマトやハーブを育てるのも楽しいのでしょうが、都合よく壊れないこちらのティーポットは、蓋が割れ、背面に大きなひびが入ってしまいました。

こんな時は水のいらないアーティフィシャルフラワーに助けられます。
レッスンや他のアレンジで用いたものを、一度ほぐして埃を取り除いてから再利用。

爽やかなこの季節にキッチンに飾るのには、"ホワイト&グリーン"がぴったりします。


私が子どもの頃は、母も同じように縁が欠けたガラス容器に、アジアンタムを涼し気に飾ったり、スプラウトを育てながらキッチン窓辺に置いていました。

今、私は花を飾り、娘は果物(レモンやブンタン)の種を、欠けたガラス皿にコットンを敷いて発芽させ、鉢に移し、だいぶ大きな木に成長させています。

草花のある暮らし・・向き合い方は様々ですが、物も思いも再循環しています。

2017年5月26日金曜日

Raindrops on Roses

数日前の、雨に濡れたバラの花が美しかった・・。

今年も咲いてくれて、ほっとする気持ち。
喜ばせてくれて、感謝する気持ち。
心が疲れていたり、仮にとげとげしていたとしても、草花を見ると優しい気持ちになれるから不思議です。
雨のしずくが・・零れ落ちそう。


以前バラの開花の様子を、動画で見たことがあります。
中心から次々と開く様子は、万華鏡を覗いているよう。

生きているんだな・・と思う。
朝起きてまたひとつ蕾が開いていると、そう感じます。

明日は、今年度最初の土曜学習。
和太鼓の魅力を、娘と堪能してきます。





2017年5月25日木曜日

Precious Time

この数日・・朝活が心地よい(笑)。
今朝も、娘のお弁当と朝食準備前に、2つの仕事を片付けました。
その勢いで、日中の用事も3つ済ませ・・ようやくほっと一息つける時間です(笑)。

今日ははじめての場所と人尽くし。
手土産を持って、先ずはとても素敵な空間にお邪魔してきました。


花繋がりでお誘いを受けた、今日のお茶会。
プリザーブドフラワーのレッスンをされている"CoCo La'Rimarl(ココラリマール)"さんのアトリエへ・・。
とても素敵な空間でした。


友人と、更にご縁をいただいた"L'atelier am"さんともたくさんお話をし
て、あっという間に私は帰宅の時間。
お願いしていた爽やか色のピアスを受け取って、とても嬉しくなりました。
これから着るブルー系のワンピースに合わせたかったから・・。
早く夏が来ないかな・・待ち遠しいです(笑)。


朝一番で、手土産のフラワーアレンジを作り・・その後は読み聞かせの顔合わせ。
夜に会った友人の分もこしらえて(Wing編集で2年間一緒だった彼女のプロジェクト、私は応援しています)、とにかく今日は一日中、バタバタとしていました。

フラワープチギフトの詳しい話は・・来月のコラムかな。
編集と発行は、一か月のタイムラグがあります。
アレンジは枯れない花写真に収めましたので、あとは想いが熱いうちに文章を・・。

今日動ける体だったのは、全ては花パワーから(笑)。

・・あ、目が閉じそう・・。
思考回路も誤作動起こす前に、もう寝ましょう。
おやすみなさい。
・・明日も早起きできるかな・・




2017年5月24日水曜日

あなたを忘れない~紫蘭群衆の美~

今時期、どこを歩いていても会うことの出来る・・"紫蘭(シラン)"。
群衆で咲く美しさを、たっぷり堪能できる花のように感じます。
日本が原産だというこの蘭は、地植えしたら放っておいても翌年もきちんと咲いてくれる感じ。
花育て・・不精な私にとっては、とてもありがたい花かも(笑)。

鑑賞していたら、アリさんが佇んでおりました。
花は香りもそうだけれど、蜜も甘いのでしょうからね。
昆虫を誘き寄せて、花粉や種を運ばせて子孫を残す・・草花のDNAレベルの知恵。
すましているのにしたたかな植物の世界なのです(笑)。

それにしても、蘭という花は生き伸びていくのに、不思議な環境適応能力を持っていると聞いたことがあります。
どんな能力なのでしょう。
その辺りが、とっても気になる(笑)。


紫蘭の花言葉が、またきゅんときます。
"あなたを忘れない"、"変わらぬ愛"・・。

そう言った忘れられない人、誰にでも一人はいるでしょうから(笑)。
そうでなくても、男女問わず自分の生き方や考え方に影響を及ぼす人との出会いは、まさに運命的。
これまでの軌跡が、やはり今の自分を作っているのだと・・心底思う今日でした。
自分自身、心ゆくまで漠然とでも、悩みためらうことを私はいつも歓迎しています。
でも、本題はそこから。
自分がどの道を選択するか、それで方向性が変わってくるから・・本当に考えるべきはそこからなのだとこの頃思うのです。

2017年5月23日火曜日

花の香り~Lemon~

今朝はいつもよりもだいぶ早く起きて、仕事(笑)。
・・朝だと体が戦闘モードに入るのか、私の場合夜よりも捗ります。
朝活が終わって外に出たら、今日もいい香りが漂ってきました。
豊潤なバラの香りも好きですが、今まで出会った花の中で、私は一番にこのレモンの花の香りが好きかも(笑)。
昨年よりも、今年は更に元気度がアップしている感じです。
今年は、よりたくさんの花蕾をつけ開花させ、ここずっと甘く濃厚な香りを漂わせています。
レモンの実はあんなに酸っぱいのに、そこからは想像できないほど芳しい花の香りなのです。
例えて言うなら、ジャスミン?ネロリ?
このまま香りのシャワーを全身に浴びたいほどの、好みの香り(笑)。
あえて目を閉じて・・すべての神経が、この香りに集中・・。
ただただ、うっとりするばかりです。


昨年は、2個実りました。
一つは早生のレモンを彼が収穫して、絞って味見。
そしてもう一つは、どうしても採ることが出来ずに未だに枝に実らせたままです(笑)。
中身は一体どうなっていることやら・・。

このレモンはもう、この木の守り神となって、今年の成長を見守っている感じ。
今年はどれだけ実を結ぶのかな・・。