2017年5月22日月曜日

午後の薔薇

薔薇の咲くお宅というのは、本当に憧れます。
今月12日から17日まで埼玉で開催されていた「国際バラとガーデニングショウ」も、一度は行ってみたいイベントです。

香りもフォルムも花弁の質感も。
薔薇って、本当にすべてが揃っている花ではないかと思います。
あまりにも整い過ぎて、近寄り難いくらい(笑)。
時々そんな風にも感じますが・・やはり心惹かれるバラの花。


我が家のご近所には素敵な薔薇を咲かせる方が・・。
とてもグラマラスな咲き姿で言葉を失います。
昼下がりに惜しげもなく艶姿を披露してくれるので、いつもここを通るのが楽しみです。

我が家のプランター咲きは、まだまだこれから。
今年も咲いてくれるかな・・。

2017年5月21日日曜日

幸せの閾値〜夢のさくらんぼ収穫〜

今日は朝から窓を全開でした。
雲一つない晴天・・外は微かに初夏の匂い。
家の向かいの山からは、鳥のさえずりが聞こえました。

鳥と言えば・・。
いつもこの時期に、実をつけたばかりのさくらんぼを、体長20センチはありそうな野生の鳥が食べにくるので、裸になってしまう・・まだ若い我が家の"さくらんぼの木"。
正確には、"彼の木"。
この数年間はずっとそんな感じだったので、いよいよ今年は彼も対策を講じました(笑)。
鳥もさくらんぼを楽しみにしているなら、彼も一年に一度のこの時を待っているので、私はどちらの肩も持てなくて、ただ遠巻きに見ていました(笑)。

そうして今日は、夢のさくらんぼ収穫。
早く採りたいのを我慢して、熟させた甲斐があったかも(笑)。
小さな可愛らしいプリプリの、奇跡的なワンショットに・・私も嬉しい。



幸せは人の心が決めるものですけれど、昔からこの人は小さなことを大切にして、本当に心から喜ぶ人。
花が咲いた、実をつけた、綺麗な星だ、ご飯が美味しい、山が海が自然が好きだ。
些細なことに幸せを感じては私に声をかけるので、いつも一緒に生活していると、自然と私にも伝染します(笑)。

写真整理をしていたら、2年前の貴重な一枚が出てきました。
夏の終わり・・急いで高速バスに乗ろうとした時に、可愛らしい花に小さな悦びを見つけて声を掛ける彼に、慌てて携帯を向けた私。
何度見ても可愛らしい花だと思うし、幸せの閾値が低い彼を愛おしく思う(笑)。


さくらんぼを大切そうに収穫する彼の笑顔や、お気に入りのメガネフレームをようやく見つけた娘の笑顔。
洗濯物の香りとか、掃除機の音とか、子どもたちが夢中で話す横顔とか・・日曜ならではの光景を眺め寛げることが、今日の私には幸せに感じたことでした。

明日はどんな気持ちで目覚めよう。
昨日の疲れも、どうにか抜けきった感じです(笑)。

2017年5月20日土曜日

君の名は・・?

五月、快晴、運動会!
初夏を思わせる青空の下で、紅白どちらも頑張りました。
とても足の速いとは言えない末っ子も、昨年同様・・チャンス走でチャンスを掴む(笑)。
どんなに歩みの鈍いカメでも、歩みをやめなければゴールを掴む。
"歩みをやめない"・・いま目の前にあることを、ただひたすら続けていくことが彼女も私にもとても大切だと、今日はそんな感想を持ちました。

「頑張ったね、日焼けしたね、疲れたね。」
ただいま〜!と帰宅して、迎えてもらったこの青紫花。
とにかく名前を誰も知らないままに、毎年変わらず咲いてくれる素敵な花です。
小豆のようなものをたくさんつけて、一輪ぱっ、一輪ぱっ・・花火のように開花させるのです。
調べようにもどうしたら良いものか。
花の外形や色から、考えられるキーワードをパソコンに入れてみたら、見つかりました。
この花の名は、ワイルドヒヤシンスこと、シラー・ペルビアナ!オオツルボ(大蔓穂)!
星がたくさん集まって、それぞれに弾けています(笑)。


上の子たちの時には、私ももう少し回復力があったような・・。
びっくりっ子を育て上げるのに、これからの課題は私の体力維持だと、イベントがある度に思い知らされます(笑)。

ワイルドヒヤシンスのように、パッと開花させるエネルギーが欲しい。
明日が日曜日で、本当に良かった(笑)。
来週へ向けて・・ちょっぴり休息してみます。

2017年5月19日金曜日

Tokyo Story ③ ~夜の浅草~

あの日は真っ直ぐ浅草へ・・。
地下鉄を降りたら、もの凄い人の数。

とても体が疲れていたはずなのに、美味しい夕食をいただいたらその疲れもどこへやら・・結果、復活してしまいました(笑)。

そのまま、夜の浅草をぶらりと散歩です。
歌舞伎の隈取お面に、出迎えられた私たち(笑)。


私にとって初めての浅草が、この日の夜。
昼間の浅草寺は翌朝知ることになるけれど、夜はとにかく風情があって心地よかったのです。
たくさんの写真を撮りましたが、ここに載せるには限界があるので数枚ほど・・。


仲見世の浅草絵巻が見事でした。
店が閉まってシャッターが降りてからお目見えるのは、アートの世界・・夜ならではの、楽しみかも(笑)。
季節の風物詩、伝統芸能を描いた作品が400mほど続いていて、見応えがありました。



それからこんなに大きな提灯を見上げながら、本堂を参拝。


夜空に浮かぶ本堂。
迫力があって、威厳があって、暫し言葉を失います。

浅草寺は1400年近い歴史をもつ観音霊場だそう。
長い歳月の中では、大震災によって倒壊したり火災によって炎上したり・・。
それでも歴代の将軍たちが、この寺を庇護し武運を祈願し続けたのだから、霊験あらたかで由緒深き寺である・そのような話を、地元の方から伺いました。

夜空とのコントラストが素晴らしかった・・。
この一枚の写真から、浅草寺の雰囲気が伝わるかしら。


ついに、昨夜から三社祭が始まっているのかな。
初夏を思わせる今日の陽気では、明日・明後日と祭りのボルテージも最高潮になりそうな気がします。

神社所持の三基の神輿を、翌朝運よく見ることが出来ました。
子どもたちと、目の前に広がるその煌びやかさにびっくり。


そうそう、それから浅草ならではの粋な人力車を発見!
あまりにも雰囲気があり過ぎたので、ちょっぴり写真遊びで更にレトロに(笑)。
乗り心地はどんな感じなのかな・・。


東京日記はこれでおしまい。
都心と地方と‥双方の良さを、心の中で色々と感じた時間でした。

これからを担う子どもたちは、きっとその環境に適応して生きていくでしょうから、どこで暮らそうとも、私はいつも見守るだけです。
重要なのは、自分が求める大切なものを見失わないように生きること、なのかなぁ・・。
"自分の人生は、主体的に生きる"。
大人になっても、それこそ私自身も、最期まで心に据え置いて生きていきたいことです。


夕方近く・・ビルの谷間にそびえ立つ"スカイツリー"が、近未来的で印象深かったです。
末っ子が、行ってみたいと指をさす(笑)。

次回ね、足を運びましょう。



2017年5月18日木曜日

Walnut Ornament 

木の実って可愛い。
チップとデールも胡桃に埋もれていたっけ(笑)
先日のオルネ作品と共に、胡桃のオーナメントを作りました。
(先生のブログでもご紹介いただきました。)

胡桃と言えば、祖母を思い出します。
リハビリの一環として、麻痺した左の手と動く右手・・両方の手のひらに2個ずつの胡桃を握らせて、カリカリ・クルクル交互に指先を動かす練習をしていました。
子どもというのは、大人とはまた違った視野と視点を持ちますから・・その時分、私はその胡桃をよく観察していました。
手の中に馴染む温もりとあの堅さ。
そんな思い出のある胡桃を使ったオーナメントを2つほど・。
大好きな色味のリボンを持ち手にして、完成です!


このナチュラル感が、先生セレクトらしくて素敵。
今日もレッスンへ行ってきましたが、楽しかった~!の一言です。
充電完了したのでオフ日の午後でも、ある意味頑張れそう(笑)。

教えて頂きながら作りたいものが山ほどあるので・・その気持ちを鎮めるのがいつも大変です。
ちょっとずつ心が満たされていくから幸せなのかな。

本日の作品は、またまた私の感性を刺激しました(笑)。
そのお話は、また後日・・。


2017年5月17日水曜日

娘からのミニブーケ~母の日にて~

男性が花を束ねる姿を見ると、胸がきゅんとなります(笑)。
昨日、有名な男性フローリストがインスタグラムで、花束作りをライブ配信。
サクサクと迷いなく組み上げていく姿を、うっとりと見ていました。
花を愛でる男性の心理が、とても知りたい気分です。
それにしても、彼のいる空間で流れるBGMや、枝同士が擦れる音までが、手の中に納まるスマートフォンから伝わってくるのだから、驚きです。
花の香りまで届けば・・まぁ、それは無理だけれど(笑)。

さて、先日の母の日。
次女よりミニブーケを受け取りました。
出かけた帰りに、花屋さんで選んでくれたという花たち。
一昨日はレッスンがお休みだったので、このブーケのおかげで寂しくないです・・マイキッチン(笑)。

カーネーションは全くはいっていないくても、私はご機嫌(笑)。
なぜって、大好きなスモークグラスとスカビオサ、何よりこの彩りがとても好みでしたから。
紫色と緑色って、本当に素敵なのです。
とてもお洒落な色合わせ。
このアレンジを作ってくださったお店の方に、心からの感謝です!

よく見ると、初めて目にする花材がありました。
彼女に聞いてみたら、"ステルンクーゲル(星の球)"というスカビオサの花実らしいのです。
花が咲いて、できた種が飛んで、その後に残ったこの形。
カサカサと音がした、このドライ感がたまりません(笑)。
そう言えば、先日のイースターアレンジでも変わり種"変な奴"と出会ったばかりですが、こういった形をアレンジに入れると、全体に遊び心が溢れていて見ていてワクワクします。



やはり、花はいい♡
アレンジを再び習い始めてからというもの、心がとても安定し潤い続けています。

あと数年しか共に生活できない次女の思いやり。
お母さんは、お花が一番欲しいでしょ!って(笑)。
嬉し過ぎるし泣けてくる・・。

ありがとう。
仮にブーケの贈り物がなかったとしても・・愛しています。


2017年5月15日月曜日

とげのないバラ~白木香薔薇~

モッコウバラの中でも、香りのあると言われる白モッコウ。
私の鼻センサーが麻痺しているのか、なかなかその香りが分からない(笑)。
この花って、とげのないバラなので優しいイメージが強いし、太陽の光があまり似合わない気がします。
ここ2〜3日の肌寒さと曇り空に、咲く姿も楽そう。
数年前にいただいて、挿し木にした枝から発芽・・年々茂ってきました。
そろそろ植え替えかな。


とげのないバラは、素の自分をそのまま生きているような姿です。
この花の弱さとか、不安とか、丸ごと受け入れてくれる誰かを探しているような、決して媚びない美しさ。

何も怖がらなくていいのかな。
自分の得意・不得意を見極めて、人に助けを求められる人。
そんな人に快く手を差し伸べられる人。
ありのままの自分で生きられる環境、そんな人間関係が大切に思えます。

花を見る時間は、私にとっては自分の内面を見つめる時間。
・・瞑想に似た、穏やかで静かな時間です。