2017年2月22日水曜日

RosePetalCake ~たっちコラムvol.13~

2017.2月号(No.93)のこどもたっちコラムです。


洋服、コスメ、インテリア、花束など。
どのような色合わせを好みますか?
花雑誌を眺めると、鮮やかな色づかいに憧れ、素朴な自然色の重なりに癒され、パステル同士の甘さに心奪われ・・。
あれこれ惹かれてしまう女心は、つくづく欲張りだなと思います(笑)。
心が安定する色は人それぞれ異なるので、本屋さんで手にした色彩心理効果の手引き書を片手に、花材をあれこれ考えるのがこの頃の楽しみの一つです。
私が惹かれる安定色の一つに、ピンクとグリーンの配色があります。
両方の色味を味わえるワイヤー入りリボンが今回の主役です。



淡いカラーのローズペタル(花びら)を貼り付けて、ケーキ仕立てのアレンジを作りました。
今月のバレンタインから雛祭りまでは、スイーツもチョコレートから桜餅へと変化する甘いひと月。
朽ちにくく可憐なプリザーブドペタルのケーキは、どちらのイベントにも飾り通せるような雰囲気です。
今年もささやかながら、黒一点の夫も巻き込んで、娘たちと春の女子祭り。
リアルなスイーツの誘惑には、いつもながら勝てないのですけれど、ね(笑)。


2017年2月20日月曜日

土曜学習活動~くらし随筆(3) いわき民報~

子どもの興味・・というのは、一体どこにあるの?
私たち大人の中には、子どもの頃の些細な出来事がきっかけで、探求心が芽を出し、更に根を張りぐんぐん伸び・・後に花開かせた人が数の中にはいるかもしれない。
子どもたちにはもっと刺激を与えたいと思うし、学校や家庭以外の、地域やそれ以外の人とのふれあいの中で、世界が広がれば良いな・・とも思います。
親と子だけの暮らしの中では、我が家もどうしても視野が狭まってしまう・・。

そんなこんなで、今夜は土曜学習活動について。
子どもにいろいろな選択肢を持たせたいと思う親心があれば、やはり母親である私自身も彼女の目線で物事を見れるように、見聞を広めたいと思うのです。





2017年2月17日金曜日

静と動~春花饗宴~

今週のアレンジは、まさに春花の宴。
生花だからこそ・・菜の花、アイリス、桃たちの、こんなにはっきりした色同士でも、喧嘩せずに調和が図れるのかなと思います。

テーマは、「静と動」。
意外な程に、若い麦の穂が合うのは新たな発見でした(笑)。



 どれも主張があって、一つひとつを眺めると花の美しさにうっとりします。
ギリシャ神話では虹の女神(イリス)を意味する"アイリス"。
アヤメ科の花は一見区別がつきにくいものですが、それぞれに微妙な違いがあるので観ていて新鮮です。
俗にいう赤みがかった紫の「菖蒲色」とは異なる、青み紫。
発色の良い深い紫色が本当にきれいなのです。



お次は菜の花とスイートピー。
菜の花の香りは、ちょっと苦手ですが・・土手一面に広がる菜の花畑(というのかな)は春の風物詩。
菜の花色が眩しくて、足取りも軽くなりますもの(笑)
春の黄色は、心を躍らせます。


コデマリ(小手毬)に似た我が家のユキヤナギ(雪柳)は、この頃小さな若葉が見え始めました。
丸いこの小花を見ると、こちらを植えれば良かったかなと浮気心が芽生えます(笑)。
自然な弓状の流れで「動」を出す。
枝にはたくさんの小花がいっぱいです。


それから、待ちに待った桃の花。
とってもデリケートな花なので、あくまでも優しく優しく扱います。
梅→桃→桜‥と開花していきますが、どうやらお花屋さんでは真っ先に桜がお目見えし、梅、桃と見守りながら最後まで桜が居続けるとのこと。

春の三花。
あなたはどちらがお好みでしょうか^^

甲乙など付けられない私は、梅、桃、桜・・すべてに恋をしています(笑)。



2017年2月16日木曜日

Summer Melody...?

昨日のジム、今日の美容室・・外を出歩いて感じましたが、香りがちょっと違います。
まだ寒いですけれども少し空気が緩んで、心なしかお日さまの匂いが春めいていました。

気候には人の心も動かされるのか・・思いがけないできごともありまして(笑)、ますます春が恋しくなります。

ジム内の通路には、季節によって飾られる花があり、私はいつもそこを眺めるのが密かな楽しみ。
決して華やかなものではありませんが、トレーニング前と後に花を見ると、ホッと落ち着くのです。
こちら、ずーっとスプレーマムかなぁと疑っていましたが、何だか葉の形が幾分違うよう。
マーガレットの一つにもオペラ咲き(八重)があって、私の知っている昔ながらのマーガレットのイメージが覆されました。
きっと名前は“Summer Melody”・・(別名だったら、ごめんなさい)。
知らない花を見て調べる楽しみに、どっぷりつかっております(笑)。


学校の帰り道に、恋占いをしたマーガレットの思い出。
すき、きらい、すき、きらい・・・・すき♡
わざと“すき♡”で終わるように、花びらの数を逆算して一枚ずつ摘み取っていくなんて・・・文字を透かし見て、おみくじを引くようなもの(笑)。
今また、娘とその時が来たなら、今度は本気で占おうか‥と思います(笑)。

可憐で清楚な花です。
ピンクのマーガレット、花言葉は「真実の愛」だそう。
幸せ色の“Summer Melody”に、ときめきます。

2017年2月14日火曜日

Flower Valentineに憧れて・・

贈ったり贈られたりするから、プレゼントって嬉しいのかな。
言葉にできない気持ちを、花に託して心を表現すること・・。
世界標準のバレンタインデーは、男性から女性に花を贈るらしいのです。
そんなフラワーバレンタインに憧れて、ちょっとときめくフレッシュアレンジ。
我が家はまだまだ程遠いところにおりますが、そんな世の中の流れも今夜は彼に話してみましょう(笑)。

感謝しているとか、愛しているとか、全てがその花たちにぎゅっと詰まっていて・・まぁ、男女が置かれている状況にもよるでしょうけれど、花を贈る習慣は本当に素敵です。
花を手にして笑顔にならない人を、私はまだ知らないです。
花の色や香り、柔らかさ強さの前では、やはり人は心が無防備になるような気がします(笑)。
それに互いを思い遣って選んでいるときのその気持ちを考えると、たまらなく感動します。
贈り物・・で、いつも思い出すのは、アメリカの小説家“オー・ヘンリー”の『賢者の贈り物』。
男女が互いに大切なものを売りお金にし、相手にこれだと思う“櫛と時計鎖”を買い求めた先に辿り着く結末が、とても切なく確かな愛に満ち溢れた・・言葉では表現できない気持ちになるのです。

さて、スタッフさんたちからは、今年もお心遣いを頂きました。
私が出来ることはきっとまだまだあるはずで、いつも何かしらの気づきを貰えることに感謝しています。
女性の生き甲斐としての仕事場になり続けられるように、私もサポート頑張ります。







2017年2月13日月曜日

曲げわっぱ物語~くらし随筆(2) いわき民報~

本日は、我が家の昼食事情。
お弁当を作り出してもう何年になったでしょう。
冷やごはんなど食えるか!などとは決して言わない彼に感謝なのですが(笑)。
毎回入れる玄米や雑穀米も、天然材の調湿効果でふっくり香ばしく頂けます。
秋田杉のほのかな香りも魅力的。
使用後の汚れもさらりと落ちるのです。
日本の伝統技術・・曲げわっぱを使うようになってからは、今まで以上にランチタイムが楽しみになりました。
趣のある箱には私も五味五色を心がけて、目と舌で楽しめるようにおかずを詰めるように努力しています(笑)。
一つの箱に、和・洋・中・・なんて、テーマを決めて詰めるのもまた楽しい。
日本の「Bento」は、海外から見たらとても繊細で素敵な食文化。
今日は何が入っているのかな・・と聞いてくれる夫や子どもたちに、少しでも応えたいと思う気持ちが、早起きして頑張れる私の原動力なのです。
お値段こそ張りますが、お財布事情が許すのであれば心惹かれる方はぜひ‥お薦めです!



2017年2月8日水曜日

長女への想い

高校を卒業するまでのあと数週間、長女と過ごす時間がとても貴重です。
何だか、毎日夕食を作ってくれるのでありがたい。
お風呂掃除も、洗濯ものを畳むのも喜んでしてくれるのがありがたい。
次女、三女が帰宅すれば、母親の私は彼女にしたら「レンタル中」になるので、二人きりの時間は私自身も大切にしたいと思っています。

読み聞かせまでの時間・・。
今日は一緒に散歩。
土手の日本水仙が美しかった・・。


一時間近くはウォーキングしたでしょうか。
よし、ここを通って帰ろうか・・なんて寄り道。
そこは学校裏にある公園のどんぐり小径。
たくさん走って、凧揚げして、お父さんと鬼ごっこして・・。
いつの間にか思い出話に花が咲き、突如娘が覚えてる?と言い出しました。
「桜は、葉よりも先に花が咲く・・その理由を教えてくれたのはお母さんだよ。」

幼かった頃、満開の桜を見上げて話したことを、この子は覚えているんだ。
そう思ったら、私、泣けてきた。
見上げたら、まだまだ蕾は固くて開こうとしない。
でも、ちゃんと春は近づいているねって、また涙。
草花って、私はやっぱり好きなのです。


開店一番。
まだ誰も来ていないあの店で、今日は母娘ランチデート。
三人三様・・それぞれに娘を生んだとき、この子がいればもう私は何も要らない‥という気持ちを思い出して、また涙。
カフェの片隅にあった、誕生日大全なんていう分厚い占い本を眺めながら、食後は温かなカプチーノを頂きました。
生きていく道は自分で切り開く。
口に出して言ったことはないけれど、いつもあなたにはそう教えてもらっています。
どの子も、そこにいてくれるだけで、母は幸せです。
生まれてきてくれて、ありがとう!