このタイプは受け皿をガラス製のコンポートにして、華やかな花材を置いていけば、エレガントな仕上がりになりそうな気がします。
昨日レッスンのフレッシュ花材はヒムロスギだけ。
あとはノイバラの実やコットン、ストローバインなど・・ドライを用いてアレンジしました。
容れ物には、ブロカントな雰囲気たっぷりのブリキ缶を。
“美しいガラクタ”が語源だという“ブロカント”には、物を愛して大切に長く使っていく、ヨーロッパ文化のこだわりや温かさを感じます。
今回は下地のオアシスには水を含ませていません。
ヒムロスギもいずれは枯れて、葉が茶色に変化していきますが、オールドライになったその時は、このアレンジも一層味わい深くなるのかな・・なんて思います。
一人暮らしを始めた学生時代。
“AfternoonTea”で縁の柄が素敵なプレートを購入しました。
生まれて初めて自分用に買ったものなので思い出深く、結婚しても子どもが生まれても、とても大切に使っていました。
そして、今朝のキッチンで気付いてしまった(笑)。
プレートの縁が欠けていることを(泣)。
少しがっかりしましたが20年以上も私と共にあるので、多少欠けていようが、もうそのプレートのある景色が当たり前。
処分する気持ちには到底なれません(笑)。
花だけじゃなくて、物にも思い出がいっぱいです。
今夜は、初めてプレートを手にした時の気持ちが蘇りました(笑)。