2016年12月7日水曜日

Cappuccino Art

年の瀬に、今月は編集会議が3回も (笑)。
書いたものがある程度形になり、見通しが効くまでは頑張りたいものです。
予定が立て込んでいた今日は、ちょっとだけ早めに会議を失礼して、約束の場所へ向かいました。

友人が企画してくれた“はじめましての会”(私が勝手に命名しました・・笑)。
連絡の取れるたっちコラムのメンバーで会って、色々お話しましょう!というもの。
相手方の顔も分からないので、私はドキドキでした。
お会いできたお二人(AssortClothさん、aroamaまさん)は、子育ての先輩でもあるので、どんな育児書よりも身近で、身に染みるお話を聞かせてもらうことができました。

cafeSHUCROOMのランチ、デザートまでいただいて、美味しくて幸せなひとときを過ごせました。
今回楽しみにしていた一つが、カプチーノ。
もこもこの泡で描く・・ラテアートを一目見たかったのです(笑)。

先ずは雪だるま。
・・可愛すぎます♡


続いて私に運ばれてきたのは、女の子。
しばらく眺めていたくなるほどです。
ふわふわな泡の中へ、おそるおそるティースプーンを入れたのでした(笑)。


初めてお会いしたのに共通点もあって、和やかな時間でした。
また機会があればぜひご一緒したいです。
それから企画してくれたまるたまさん。
彼女のフットワークの軽さや、思いを具現化する行動力にはいつも感動します。

そして・・今日の午後も乗り切れたのは、Cappuccino Artのおかげです。
人をほっこりとした気持ちにさせてくれるお仕事・・素敵です。

2016年12月5日月曜日

Nordic Strauss

師走に入り、もう5日が過ぎました。
毎日の予定を確認しながら、時計とにらめっこする日々が続いています(笑)。
友人が、“忙しい”という字は、“心を亡くす”と書く・・と言っていたことを思い出しました。
“慌ただしい”は、“心が荒れる”・・。
いつもより急ぎ足の今時期ですが、心を荒らしたり亡くすことは避けたいですね(笑)。

さて週の始めは、花時間。
花教室で草花に触れて一週間を始められることに、悦びを感じています。
先週に引き続いてクリスマスカラーですが、今日はちょっぴり北欧風な感じがします。
アカヅルを巻いたリースに、黄色のサンゴミズキを挿して円錐状に。
これがベースとなって、花材をスパイラルに入れていくというもの。
木の枝や、姫リンゴの赤と手毬草の緑色、それからコットンのもこもこ感が、私の思うところの北欧風(笑)。
紫色のカラーが程よく挿し色になっているようです。


今日の主役は、可愛らしいクリスマスブッシュ。
オーストラリア原産のこちらは、クリスマス時期(現地では11月~1月の夏)に開花するらしいので、この名前がつけられているとか。
日本であれば、5~6月に出回るそうです。
真っ赤な部分は花ではなく、花が落ちた後の肥厚した萼の部分。
本来の花は星型白色の小さな花弁をつけるみたい。

「クリスマスブッシュっていうけれど、24~25日までは持たないのよ。今だけの真っ赤な姿!」
そんなことを先生が仰っていました。

生花は儚くて・・。
だからいい。
今だけの美しさを家族とシェアして、記憶に留めています(笑)。


2016年11月28日月曜日

Candle Wreath ~巻かれたもの~

今日は、クリスマスを意識したシーズナリーレッスンでした。
ツリー型かリース型かを選んで、皆さんそれぞれに作品を仕上げていきました。
私は迷わず後者を(笑)。
籠の上にリースを形作って、中にはキャンドルを置きます。
蔓や柔らかな枝、茎の長い素材をクルクルっと巻いた作品は、どことなく愛らしいです。
しっかりとしたアカヅルの上には、匂いが癖のあるシッサス(エレンダニカ)を。
自然素材だけを用いて作るリースは、仕上がりを見ていると素朴な感じがして肩の力がすうっと抜けます。
ナチュラルなキャンドルリースの出来上がり。


フレッシュグリーンは、雪冠杉。
雪が被さったように見えるので、この名だとか。
先の方だけ淡い緑色です。
スギの香りを楽しみながら作れたので、清々しい気持ちになれてとても癒されました(笑)。

シキミアの赤とスギの緑。
自然のクリスマスカラーは、優しい色です。

クリスマスの飾りが部屋のどこかにあると、外の用事が重なってもすぐに家に帰りたくなります。
温かな飲み物を手で包みながら、ほっこり気分。
心和める・・束の間の安らぎを得られます。






2016年11月26日土曜日

20年目のChristmas Wreath ~たっちコラムvol.10~

2016.11月号(No.90)のこどもたっちコラムです。



花をあしらう喜びに初めて出会った頃、私の通う教室では毎月季節のアレンジを作りました。
11月はクリスマスリース。
当時は先生が用意して下さったアケビの蔓を、太い部分からしならせて自分好みの大きさに巻き付けました。
すでに水分の抜けた固い蔓は、ぬるま湯につけて柔らかくしてから使います。

結婚当初は、永遠の愛や命を象徴する“リース”を一度は作ってみたいと願っていたので、気持ちの膨らみが直径50センチもの大きさになりました。
年に一度の出番も、今年で20年目。
シナモンスティック、鈴付きエンジェル、ポインセチアの造花など、埃を拭っては取れてしまう飾りをグルーで付け直しての“リペア・リース”です。


蔓状の植物・・例えば我が家ならプランター育てのアサガオ、ブラックベリー、ブドウなど。
まだ水分がある秋口に必要な分をカットしてリース状に形成しておくのも一案。

飾りには子どもたちが集めておいた宝物、捨てられずにとっておいたギフトリボンもアイロンを当てて再利用します。
クリスマスまでのひと月を、親子で指折り数えて待つリース作りになりそうです。


2016年11月25日金曜日

冬の赤~Pincushion Strauss~

このところ、冬の始まりを感じます。
数日前の地震と、初雪には驚きました。
誰もが東日本大震災を思い出して、私も鬱屈した気持ちになりました。
でも。今朝の見送りでは、子どもたちが水たまりに張った薄氷を割るのにとても嬉しそうで・・、彼らにまた元気をいただいた次第です(笑)。

さてハロウィンが終わると、アメリカでは感謝祭(Thanksgiving day・・今年だと昨日)。
イギリスからアメリカに渡った清教徒(ピルグリムPilglim)たちの初めての収穫を記念する日だそうです。
そして、一か月後にはクリスマス・・と。
イベント続きで、家の中も街も賑わい盛り上がるのだろうかと・・想像が膨らんでワクワクします。

我が家では一昨日の祝日に、仕事場と自宅にそれぞれクリスマスツリーを出しました。
いよいよ気持ちも日常も、暮れの慌ただしさが顔を出し始めました。

私は年に二回、無性に“赤い色”が恋しくなる時期があります。
クリスマスとバレンタインデーのイベントの季節がそうです。
普段はそうでもないのに、外の寒さ?はたまた人恋しさ?がそうさせるのか、心に灯がともるこの色を欲するのです(笑)。


縫い針を挿したような花は、“ピンクッション”。
他にはケイトウとヒペリカムが赤繋がりです。

ここ立て続けに、生花レッスンは教室がお休みでした。
花ロスに陥らないほどの忙しさだったので、どうにか心はもちましたけれど(笑)。
さすがに今週末は、キッチンも花がなくて寂しいので・・飾りました。

「自分で花材を選び、自分の手で組んでみるのが、花習いの醍醐味でもあるよね」と。
以前先生が仰った言葉ですが、いつも私の心の中にこだましています。

自分で小さなシュトラウスを組んで飾る・・。
早朝の寒々しいキッチンに、夕時皆が帰ってくるキッチンに、冬の灯りがともりました(笑)。

“ピンクッション”の花言葉は、“どこでも成功を!”
花に恋するわけは、この花言葉を知ることにもあります(笑)。



2016年11月16日水曜日

Dammann Fréres~Caddy Arrangement~

紅茶缶ってとても好き。
そこに佇んでいるだけなのに、どうしてこんなに素敵なのでしょう。
頂いた紅茶、自分で購入した紅茶・・茶葉もすっかりなくなると、ちょっとお洒落な菓子缶同様に大切に戸棚にしまってしまいます。

先日誕生日を迎えた一番上の子のお祝いの際に、茶葉も残り僅かな紅茶を淹れました。
銘柄はダマン・フレール(No17)の“7PARFUMS”。
ベルガモット、レモン、ハスの花、ピタンガ、イチジク、バラの花びら、オレンジピール・・7つの香りを閉じ込めた美味しい紅茶でした。

空っぽの缶の残り香も甘酸っぱく、“サヨナラ17歳”の想いを込めて紅茶缶アレンジを贈りました。
真ん中にはオルネフラワーを添えて。
早速、部屋の片隅に置いてくれたようです(笑)。


中に入れたオルネフラワーは四つ葉模様(Quatrefoil・・クアトレフォイル)。
この4っていう数字。
あまり好まれていないようですけれど。
3、5、8(これは偶数)の黄金比をもつ花弁数とは別に、例えばハナミズキのようなあのフォルム・・私は安定感があって好きです(笑)。


きちんと製造された花器も好きですが、身近な何かに入れるのも好き。
ジャムやワインの空き瓶、ガラスピッチャー、ティーポット。
紅茶缶なら、ペン立てにもしています(笑)。
よく母が割れてしまった陶器やガラスの容れ物に、観葉植物やハーブを飾っていました。

使い終えた後のお気に入りの行く末を、日常に見届けられれば私も幸せ(笑)。
素敵な紅茶缶に出会い、そこにアレンジを入れてみる・・そんな楽しみをひとつ見つけました。

2016年11月15日火曜日

絵本 どんぐり ころころ

明日の読み聞かせは、2年2組の担当です。
来月は仕事と重なったので残念ながら参加できず・・私は今年最後の活動になります。

イベント先取りで師走向けの本でも良かったのかもしれませんが、低学年向けに今年どうしても読みたい本があります(笑)。
自然きらきらシリーズ『どんぐり ころころ』(偕成社)です。


となりのトトロにも出てきたでしょ(笑)。
トトロからもらった笹の葉包みの木の実は、庭に蒔いたらトトロの念力で大木になっては束ねられ翌朝には消えてしまったけれど・・現実に木の実は芽を出していました。

本当に芽を出すのです(笑)。
公園で拾ったどんぐりを秋に土の中に埋めたらね。
末っ子は興奮、私は感動。
当たり前の自然の姿ですが、可愛らしいコロコロどんぐりから芽を出し、今尚、成長中。


末っ子管理の鉢植えの広葉樹林は、そろそろ広く根を張り出した雰囲気で苦しそう。
いよいよどこかに植え替えかな(笑)
子どもたちは、今年はどんな秋を見つけたのでしょう。
明日は読み聞かせと一緒に、我が家のどんぐりの成長話も写真を携えながらしてみます(笑)