2017年12月31日日曜日

今年最後の夕陽に思う

所変われば、感慨深いものです。
今年最後の夕陽が美しかった・・。

色々ありました、2017年。
考えてみたら、2011年以降がらりと生活が変わったように思います。
生活が変わった・・のではなく、正確には私が自分らしく生きられている・・とでもいうのかな(笑)。

実姉にもそんな風に言われました。
私自身は何も変わらないけれど、今がすごくあなたらしいよと。

3.11以降、命とはやはり限りがあるのだと切実に思ったことが一つ。
毎日を精一杯生きたいという想いが、いつもいつも繋がっていて、今日に至る・・それだけなのです。
ただそれだけのことが、とても大きい。
うまく言葉で表現できないけれど、事実そうなのです。

生きていると色々なことが起きます。
ターニングポイントが巡ってきます。
大切な人を亡くす、健康を害する、生活の糧を失う、信じ続けられるかどうか、右か左かの選択・・。
もっともっと、ほかにも色々なこと。

渦中の自分は、ただそのことばかりに心を向けているので、時折記憶も飛んだりしますが。
振り返れば、ひょっとしたらあの時のあの出来事があって、今の自分があるのではないかと後から知る。
だから、嬉しいことや思い通りになることはもちろん、自分の思い描くようにならないことも、無駄はないような気持になるのです。

この8年近くは、そう思い起こせる歳月でした。

今日と明日は違います。
同じなのに、違います。
また日が昇り・・始まります。
意識的に生きること。
それをこれからも大切にしたいと思います。

2017年、関わって下さった全ての皆さま方へ心からのお礼を申し上げます。
いつもありがとうございます。
たくさんの助言と支えを頂き、本当にありがとうございます。

来たる2018年もどうぞよろしくご指導くださいませ。



2017年12月30日土曜日

朝の花〜心を探る時間~

仕事納めの本日。
毎年恒例の午後の大掃除も、スタッフさんのおかげで仕事場がきれいになりました。
年明けも気持ちよく一年をスタート出来そうです。

私はというと、やはり一年間の締めくくり。
いつもの事務仕事、家事、子育て、社会の仕事・・。
書類に目が通すことが多くて、眼鏡と目薬が手放せません(笑)。

一昨日から次女も課外がお休みになったので、早朝のお弁当作りも冬休みに入りました。
だから朝もちょっぴりゆったりと目覚められます。

この数週間は、短くなった花たちから元気をもらって乗り切れた感じです。
朝、キッチンの花を眺めたときに、大体心の調子がわかります。
すうっと心に花が溶け込んで、迷いなく美しいと思える時は私自身も朗らかで。
逆に、どんなに花が好きでもしっくりこないときもあって、そんなとき自分を見つめればやはり余裕を感じられないで過ごしているわけです。

だから敢えて、朝の花を見る。
余裕がないものだから・・花を見る。
すると深呼吸するように、心が落ち着きます。



空き瓶ごとに、テーマをつけて仕分け。
一年を振り返り・・、この先も忘れないようにしようと思うキーワードです。

どんな時も、「敬う」こと。




「前向きに考える」こと。
全てが変わるから。





そして、「自己肯定感を持つ」こと。
だって幸福感が全然違うから。



私の場合はキッチンですが・・。
いつも居る場所に、ぜひ花を。
誰のためでもなく、先ずは自分のために。
マインドケアができて、心が安定します。
よって・・家族も笑顔。

良いこと尽くしの、朝の花です。

2017年12月25日月曜日

17年後のフルムーン

今夜のうちに、クリスマスツリーを片付けて、仕事場のニッチはお正月の飾りに変えました。
この数日間もバタバタバタ~っと。
ひと言では言い表せない慌ただしさだったので、一つひとつ順追ってこなしております(笑)。

飾りを付け替えて、いざ自宅へ帰るとき・・ほんの数十メートルなのですが、夜空を見上げて空気をいっぱい吸い込むのが好きです。
夏には夏の、冬には冬の香りと美味しさがあって、気持ちがスカッとします。
午後10時前。
今夜も目が合ったのは、宵月でした。

2年前のこの日は満月。
クリスマスに満月になるのは、17年後の2034年です。

おばあちゃん”とまで行かないまでも・・その頃には、私も結構年を重ねたあたり(笑)。

2年後には、日本女性の50%以上が50歳以上のシニア世代になり、2025年には団塊の世代が後期高齢者になって、医療・介護で深刻な人手不足。
2032年には18歳人口が100万人を割って(1992年には200万人越えだったのに現在120万人に減少・・)、2040年には道路を走行する自動車の75%が自動運転車になる・・。
その間、人工知能(AI)ロボットの実用化も進んで、人口減少の社会に対応すべく、人はひょっとしたら生涯現役なんてあり得るかも。
そんな未来予測のニュース記事を目の当たりにして、色々なことを考えています。

17年後のフルムーンのクリスマス。
夜空だけ眺めればロマン溢れるけど、徐々に変わる現実社会に私はついていけるかな。
お月さまから見たら、世の中はどんな風に見えるのでしょう。

人口激減なら、それぞれの生産力を上げていかないと・・未来の日本は苦しいだろうなと思います。
どのような分野でも、自分が出来ることの中身勝負。
生きていくためのスキルを子どもたちが上げるために、大人は何をしましょう。
私が感じ得る話を、事あるごとに
子どもたちにも話してあげたい。

今夜はこの辺で・・。

おやすみなさい。

2017年12月24日日曜日

Merry Christmas 2017

今年は仕事場に飾っているツリー写真を一枚。

こちらと自宅と共に出すのは、毎年ちょっぴりひと仕事ですが、これまでのたくさんの想い出がよみがえるひと時でもあって、良いものです。
いつかは子どもたちが巣立っても、ずっと飾り続けたいな・・と思います。

一つひとつツリーに飾りをつける時、心はとても静かです。



私の今年は、漢字一文字でいうのなら・・「任」かな。
任し任され、たくさんの人々とめぐり逢えた一年だったから。

2017年もあと一週間で終わりです。
今年を振り返り、先のことも見つつ・・今を生きる。

今を生きる。
誰もがそれぞれの場所で、懸命に生きているなと感じたイブの夜です。

冬休みも始まりました。
母親業って、年中無休のような感じです。
でも必要としてくれる存在があるから、いつも稼働しています(笑)。
この冬もできる限りのことをして、子どもたちと過ごしたい。

私にとっての今を生きるとは、そういうことかな。



2017年12月23日土曜日

レモンの収穫〜冬至の朝に〜

車のフロントガラスも凍る、冬至の朝。
半年間、ただひたすらじーっと待って。
まだほんのりと緑色が残るレモンの実を、いつもの如く彼がもいでキッチンに持ってきてくれました。

切り落とした部分からなのか、爽やかな香りが微かにします。
一つひとつ丁寧に洗って、水分をよく拭き取って、袋に入れて・・かなり低い室温か冷蔵庫で追熟させます。
まだ味わえないのがもどかしい(笑)。

ぎっと絞って、レモン果汁だけを。
次は、生ハチミツを適度に加えたレモネードを。
熟後の愉しみを想像しただけで、口の中がレモンの香りと酸味を思い出して幸せな気持ちになれます。





そういえばこの頃、赤ワインのブラッドオレンジジュース割り(+炭酸少し)に夢中になっています。
そこに果物でも適度に加えれば“サングリア”なのでしょうけれど、あえて入れずにジュースだけで。

市内の酒屋さんで冷凍販売しているこのジュースを(ネットでも見つけました→)、出かけたときに大人買いして自宅にストックしています。
ワインの風味を消さないように、ジュースも控えめに・・炭酸の量も調節できるので、炭酸苦手な私でも、ゴクゴク頂ける美味しさです。
ここに、レモン果汁を入れたいな・・と(笑)。


体調を整えるのに、睡眠も栄養も、そして冬場の柑橘類も。
蜜柑も柚子もそうですが・・香りと味わいと効能で、元気に冬場を乗り切りたいものです。
そうそう、先日の朝散歩・・。
地元ではありませんが、こんなに立派な木を発見!
私にはとても珍しい光景でした。

早く寝ないと。
・・・睡眠大事(笑)。

おやすみなさい。









2017年12月19日火曜日

転入女性交流のつどい ~Wing取材参加~

昨日は、Wingの取材でラトブ6階で開かれた、“転入女性交流のつどい”へ。
私自身は2度目になる取材参加でした。

いわき転入女性の会」主催のこちらのつどいは、全国各地から縁があっていわき市へ転入された様々な世代の女性たちが、年に2回の交流会を行っているとのことです。

今年の10月は、“フラ女将とフラダンス体験&ランチ”。
そしてこの12月は、“クリスマス交流会”。

会場内には託児サービスもり、また各テーブルに置かれたミニフラワーアレンジメントやクリスマスの飾りを眺めながら、温かなお茶とケーキを美味しくいただいて、ご参加の皆さま方はとても有意義な時間を過ごせているようでした。

会の半ばでは、ゲーム“フルーツバスケット”が行われました。

そして、そのまま各自持参してこられたプレゼント交換の時間も。

楽しそうだな~・・なんて、思いながら、私は写真撮影(笑)。
途中、あるテーブルに混ざって、色々と話も聴かせていただきました。


「いわきは風の強さには驚いたけれど、夏は過ごしやすく気候に恵まれ、市内面積は広いのに人の繋がりも強く、素敵なところ。」

「車でアクティブに動くようになった、美味しいお店を探しています・・。」
「子育て情報や病院受診の方法や案内など、もっと情報を得る手段はないものか・・」。

色々とお話を伺う中で、いわき市の現状や課題も、私自身が再確認することが出来ました。


さて・・私はというと、学生時代過ごした仙台から、結婚を機に故郷へUターン。
逆に私の姉は、関西への転出組。
両方の環境を考えると、どちらも一長一短ありますが、能動的に動けるフットワークがあるのなら、どの地でも女性同士のネットワークは築けるのかもしれないなと感じます。

与えられた地で、暮らしを楽しめるかどうかは自分次第。
ご縁があっていわき市へお越しくださった皆さまへ。
この先ここに留まられても、また再び転出されても、それからまた戻られても・・。
どうかいわきを満喫できますように。
姉の顔も暮らしも浮かび、そう願わずにはいられない和やかなひと時でした。

今回も参加させてくださり、ありがとうございました!



2017年12月16日土曜日

はじまりの Bouquet 〜いわき市PTA連絡協議会“母親委員会”との別れ〜

一昨日の夜は、県連Pいわき大会の慰労会も兼ねて、いわき市連P母親委員会の執行部の方々に送別会を開いて頂きました。
振り返ればあっという間の8年間でした。
たくさんの方々と出会えてとても学びの多い場に身を投じれたことは、私にとってはかけがえのない歳月となりました。
モチベーションの高いお母さん方との繋がりで、必然的にスキルアップの機会にも恵まれ、自己表現の場を数多く与えてもらえたことも、人との出会いが宝であるのと同じくらいに、貴重な経験であり私自身の中に蓄積されていった部分です。
・・同じいわき市にいるので、またどこかで心の交流が持てたならありがたいです。

そして、会も終盤・・サプライズで大きな花束を頂きました。
私が花好きなことを知ってくれていたので、ステムを長く残して包んでくれたお心遣いにも感謝です。
帰宅後、鏡の前に花を取り敢えず置きました。
ぽっかりと心に穴が空いたような、一つの節目を迎えたような、不思議な気持ちに包まれて眠りにつきました。



水に漬けたまま、翌朝解くと・・素晴らしい花がいっぱいお目見え。
こんなにたっぷりとした紫陽花は見たことがありません。
オレンジ色とピンク色の、バラも素敵。
早速ブーケ作りに没頭しました。








これだけの花材を普段揃えられることはまずないので、束ねられること自体私はとても嬉しい。
ありがとうの気持ちをたくさん頂きましたが、それ以上にこれまでのことを思い起こすと、私も本当に、本当に・・ありがとうなのです。
この花たち一輪一輪は、みんな一人ひとりが輝いている象徴に思えます。




何かを手放すとき、得も言われない喪失感に苛まれるときもあります。
執着心が己の成長を遮ることだけは、なるべく避けたい。
それから、何かを手にしたとき。

仮に気持ちがついて行かず、行動が先になったとしても、頭ではなく体を動かすことで気持ちが後からついてくることも、実際多いものです。
そうやって物事を一つひとつ乗り越えることも、素晴らしいことだと思います。

次に進むかどうかは、当たり前のことですが自分が納得して決断することがやはり大切だと感じます。
主体的に生きること・・自分の生き方に責任を持てば、より人生が楽しくなると思うのです。

いつも人生は選択の連続ですから(笑)。
そして、今回、私も選択して・・これからが始まります。
母親委員会の終わりが、始まりです。




これまでの歳月・・大変お世話になりました。
先生はじめ、皆さんのご活躍をいつも心からお祈りしています。

長い間、本当にありがとうございました。



大型紙芝居 じごくのそうべえ 〜みまや土曜たいけん隊〜

いつもの読み聞かせも、今日は少し趣きを変えて、大型紙芝居となりました。
久しぶりに全学年集った本日の土曜学習は、レクリエーションがメインでしたが、特別に図書ボランティアのお母さん方も、参加する機会を頂きました。

既にこんなに素敵な演題目を作ってくださっていて、驚きました。
とてもありがたく、嬉しいことです。



さて、私たちは10日ほど前に有志で集まり練習開始。
その後2回ほど練習するチャンスもありましたが、体調不良と、家の仕事も忙しかっために、実は私個人は今日が2度目の通しとなりました。
でも皆で力を合わせて、無事にそれぞれの役をこなせたので一安心です。
いつもお世話になっている読み聞かせのお母さん方と一緒に活動させてもらえて、年内最後の素敵な思い出となりました。

そして、何より嬉しかったのは、我が子も含め子どもたちがとても楽しんでくれたこと。
読み手の私たちも役になり切り楽しんでいましたから、何かしらハートが伝わったのかな‥と思います。
最後まで聴いてくれて本当にありがとう!


さて、最後の校長先生のお話は心に響きました。
日本一の賞を頂いて、私たちがしなくてはいけないことは・・つなげる努力。
大人は大人の、子どもは子どもの、今とこれからを、更に次世代に繋げていく努力をしていかなくてはならないというものです。
私たちが地域をより良いものにしていくための、ミッションとも言うべきか‥それはそれはとても大切な役目を、一人ひとりが担っているのだということだと思います。

今月クリスマスには、私自身は土曜学習活動の運営委員会へ。
そして、年明け一月末には、文化センターにて行われる本年度の“学校・家庭・地域パートナーシップ推進事業事例研究発表会”へと行ってきます。
読み聞かせのお母さん方にも、後程声をかけてみましょう。

来年も読み聞かせ活動は続きます。
真剣に聴いてくれる子どもたちもとても可愛いですが、どのような場面でも、いきいきと活動する大人の姿もまた、とても魅力的。
誰もが輝ける未来へ・・。

今日は貴重な経験をさせて頂きまして、本当にありがとうございました。





2017年12月14日木曜日

Birthday Red Flowers 〜クリスマスブッシュでお祝い〜

無事にひとつ歳を重ねました。
昨日の午後は、花たちが自宅に・・。
真っ赤な花材だけを考えてくれた彼に感謝しています。
いつも公私ともにお世話になっている、花カフェ“ア・ヌー”さんが届けてくださいました。
12月は特別に、赤を欲します
後はバレンタイン時期に(笑)。
さぁて、どうあしらいましょう。
・・嬉しい悩みに、わくわくします。



先ず最初に目を引いたのが、ボルドー色の大人シックな花・・カラー。
見ているだけでうっとりします。




そして、可愛らしい実ものもつぼみも欠かせなくて、アレンジする私の気持ちを上げてくれます。




どの写真も好きですが、今回一番気に入ったのが、真っ赤な花たちを集めたこの一枚。
少し暗めに写したので、ハッとする赤の魅力をいつもよりも強く感じます。
意外だったのが、ガーベラの妖艶さ。
少女的な愛らしさでは、チューリップに並ぶ花かと思っていましたが、赤だけを集めるとこの花にはドキリとさせられました。
まるで、大人になりかけた少女が、真っ赤なルージュをひいたような、新鮮な美しさなのです。



花瓶は・・黒が似合うかな?
仕上がりはこんな感じです。

時間が経ては、花は枯れてなくなります。
2017年の誕生日も、一生に一度のこと。
きっと花写真を後から眺めれば、今日の想い出も懐かしく蘇る日がくるのでしょうから、忘れずに一枚。





この師走の最中に、母は私を産んでくれました。
そして私も、末っ子を同じように、年の瀬に出産。
外気温は下がっていく一方なのに、新しい命を授かった退院後の日々は、とても心が温かく、家族が増えた喜びと皆の成長が楽しみでなりませんでした。

母親になって分かる、これまでの母の気持ち。
妹が出来た姉の気持ちも、娘たちを見ていたらよくわかります。

朝はその姉からも心に留めておきたい言葉を贈ってもらって、とても勇気づけられました。

私は、冬が大好きです。
誕生日をきっかけに、色々と心の整理が出来るこの時期が大好きです。



少しだけ残ったクリスマスブッシュも、天使に抱かせてこちらも記念写真(笑)。

来年の誕生日も、花のとなりで年を重ねられますように。



2017年12月12日火曜日

小さな冬世界〜15年前の贈り物〜

昨日はあんなに暖かな日差しだったのに、今日は一気に冬将軍が到来してきたような寒さです。
日中は水石山の山頂に雪雲が流れてきて、薄っすら粉砂糖を散らしたような景色となりました。
一年の疲れもこの時期あらわになるのか、先週は体調を崩して、私は数日間ダウン。
もちろん予定も全てキャンセルせざるを得ませんでした。
でも、ある程度高い熱を出すと、諦めもつくというものです。
結局は私一人では生きられなくて、誰かに助けを求めたり、その逆もあったりと・・素直に甘えられる大人になってきたかなと思います(笑)。
予定が駄目になっても、温かい言葉をかけて下さった周りの方々にも感謝です。

調子が少しずつ戻った昨日、キュリオケースを覗き込んで、これまでの想い出に浸っていました。
一つ二つと飾り始めた頃はテーマを決めていたのに、子どもたちも自分の宝物をここに飾っておこうというので、いつの間にか棚の中は雑多な感じです。
家族の写真や、頂いた置物、子どもの工作品、プリザーブドフラワーの飾りなど。
それはそれで、家庭の温もりを感じる場所ですが、私の嗜好とは異なるので何となくすっきりしません。
今はまだ病み上がりなので、まぁ、焦らず片付けするとします(笑)。


さて、その飾り物の中でも、とても懐かしく胸の熱くなった想い出が蘇ってきたものがあります。
15年ほど前に、私よりも一回り以上年の離れた女性に頂いた、たまごの飾りです。
エッグアートという、素敵な装飾品がありますが、彼女はその趣味にこれから没頭してみるの!と言って、試行錯誤しながら作り始めた可愛らしい冬飾りを、当時、私の誕生日間際に贈ってくれました。



よく見ると、女の子の隣には愛犬が、紳士と男の子は手を繋いでいます。
おそらくシリコンをほどよく盛って雪にして、もみの木や人物の小さなフィギュアをそっとのせたのでしょうか。
決して煌びやかなものではないのに、冬のこの季節、このたまごの中の小さな世界に私は癒され、何とも言えない温かな気持ちになるのです。




当時私は、20代の最後を迎えた辺り。
子育てをしながら、自分の時間を楽しめる彼女の心情が何となくは分かるものの、私自身は外で働いている女性たちがキラキラと見えて仕方なく、憧れを抱いていました。
でも今思うと、無い物ねだりな感じです。
彼女は、「今、この時」を楽しむこと教えてくれていたと思います。
子育て時期ならその時期なりの、また、子どもが少しずつ手が離れていったならその時期ならではの、時間の使い方があったのではないかと思うのです。

とても素敵な女性でした。
彼女に会いたい。
元気かな?

ずうっと、ずっと、大切に飾らせて頂きます。





2017年12月5日火曜日

ブプレリウムの自然香 ~ただいまの癒し~

ただいま。
今日は一日中走っていました。

場所も人も変わり、朝からずっと先ほどまで、話し続けていました。
こうなるともう、心身共にフロー状態(笑)。
寝る前は、アロマオイルでマッサージでもしようかな・・の気分です。

ただいま・・と言ったのは、可愛らしい花がちょこんと待っていたからです。
先日の花束での、使えなかった枝をいつも通り容器に挿して。
元々はちみつが入っていたこちらの角ガラスが、とても新鮮でグリーンとオレンジの二人にお似合い。

ブプレリウムとアトリアが、今日も私に元気を授けてくれました。
因みに、このブプレリウム・・このままで香りは全く感じませんが、葉を落とす時、微かにすっきりとした匂いを楽しめます。
いつかどこかで出会った香り・・。
セリ科の植物なのに、ミツバほど強くなく、おしゃれなカフェで焚かれているような自然香・・とでも言うべきか。

優しい。
大好き。




そして花言葉は・・「はじめてのKiss」。
ブプレの愛らしさが伝わるかしら。


さて、これから会議の資料チェックです。
8年在籍していたいわき市連P母親委員会を退くことになり、明日持参する引継ぎ資料をまとめています。
最後の会議・・。
たくさんの想いと感謝とで、今はまだこの気持ちが言葉になりません。
また別な日記で、心の内は綴ろうか。
もしも泣いてしまったら、どうしよう。
気持ちはもちろん・・整理することは山積みです。


今の足元を見て・・自分の真心を一つひとつにのせていきたいと思います。
小さな花のそばで考える、明日のこと、この先のこと。

香りの癒しが欲しくて、ブプレの葉を一枚いただきました。

2017年12月3日日曜日

それぞれの時間

今日も朝一番の電車に乗って、長女の元へ。
学び続ける彼女に会うのが、とても楽しみ。
この先も母親として・・それ以上に、女性同士としての付き合いもまた、続いていきます。

(どんな話が展開されるかな。)
(どんな笑顔がみられるだろう。)
(子どもたちはそれぞれに年が違っても、やはりシグナルを察知できる母親でありたい。)
(いつも心に寄り添える自分でありたい。)


電車の中は、ひとりの時間です。
『ためない時間』をざっと読んで、今日出来ることを全うしようと誓いながら向かいました。


私が彼女の年頃にも、やはり色々なことを考えていました。
生涯の友にも出逢い、恩師、異性、自分の未来・・。
躊躇うことはその都度あって、たくさん笑い、たくさん涙を流しました。
頭で考える以上に、行動が先走っていたかも。

日々の経験は、その後の財産になるだろうと思います。
でも・・終わりがない(笑)。
大人になったらなったで、形の異なる「今」が待っています。
私も、やはり彼女と同じように毎日手探りで、わからないことだらけ。
それまでの経験と、知りたい、歩みたいと思う心の声を頼りに、昔と変わらずに過ごしています。
だから、似たもの同士の私たちは、今日も対談です。
でもね・・如何せん、時間が足りなかった・・。

これ、いつものことなのですが、もうちょっと話したかったな。


さて、帰り道。
東京駅構内の本屋さんで、真っ先に視界に飛び込んできたのが、ゆかりさんの本でした。
彼女の語り、表現が、なかなか好きです。
またひとり・・家路につく下りの車中も、自分の内面に向き合う時間となりました。




そして・・辺りは真っ暗。
もうすぐ冬至ですが、17時の外の様子は早朝と同じぐらいです。
勿来の海に、美しいお月さまが浮かんでいました。
でも動く電車の中から、スマホでとるのは至難の業(笑)。

今夜は、満月になるみたいです。
今日、この時を忘れないように、写真に収めて・・。

人生は、一度きり。
自分の納得する日々を送りたいものです。